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体操部

2019.09.02

第71回全日本学生選手権 8月25〜27日 北九州市立総合体育館

3種目で決勝進出。最後に自分の力を出し切る

 全日本学生選手権、最終日となる3日目。種目別予選も兼ねて前日までに行われた、個人総合での各種目の上位8人が決勝に進んだ。早大から唯一出場している河崎羽珠愛(スポ4=千葉・植草学園大付)はボール、クラブ、リボンに登場した。

 大会期間を通じて「身体の状態は日に日に良くなってきていた」という河崎。その様子は最初の種目のボールからもよく伺えた。2日前は動きに焦りや慌ただしさといったものが感じられ、途中で手具の落下もあったこの種目。きょうは休みなく詰め込まれた1つ1つの技を落ち着いて決め切った。上体も良く動いており最初から最後まで流れるような演技だった一方、中盤曲調が変わり激しさを増す点も含め、河崎が意識している「強さと柔らかさを強調する」という点も感じられた。

ボールの演技でバランスをとる河崎

 2種目は前日にも大きなミスのない好演技を披露したクラブ。「魔女のパーティー」をテーマに掲げ少しおどろおどろしさのある曲調から始まるこの曲で、細かく音を拾い舞っていく。前日には少し危うさがあったリスクもきょうは余裕を持って決めた。わずかにフェッテ・ターンのみ少し反ってしまい最後の2回転を咄嗟に1回転にする場面があったが、それ以外は更に質を上げたような印象の出来となった。

余裕のある手具操作を見せた河崎

 最後の種目のリボンは、前の種目を踊り終えてからわずか10分ほどで演技をスタート。序盤にあるフェッテ・ターンは再び軸少しブレているような印象も受けたが最後まで勢いを失わず回り切る。そのまま綺麗な曲調を奏でるようなステップに入っていくが、徐々に観客の視線を引き込んでいたタイミングで、円を描くように動いていたリボンが想定外に落ちてきてしまい、持っている手にまきつくような形になってしまった。その後は落ち着いて持ち直し、続くアラベスクのパンシェやフロントでのバランスは上手くとった。しかし中盤以降疲れがでてきてしまったか、リスクで回転しながらキャッチするはずが身体にまきついてしまうミスも。しかし、ミスがでると焦ってしまい更にミスを重ねてしまう場面があった前日とは違い、きょうは落ち着いて対処している様子が見られた。

 大会を通してだんだんとコンディションが良くなり、緊張も薄くなってきたことで、演技の質が格段に上がっていくような印象を受けた今大会。ボールとクラブは種目別予選(個人総合)から1点以上も点数を伸ばし、比較的大きなミスのあったリボンでもわずかながら点数を重ねた。「この4年間を通してインカレではたくさんのことを学べたのでいい思い出になりました。」と最後のインカレを振り返った河崎。非常に大きな声援を受けて演技ができるこの大会で得たことを、これからも力に変えていってほしいところだ。

(記事、写真 青柳香穂)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果
ボール
選手名 結果(順位)
河崎羽珠愛(スポ4) 17.900(4位)


クラブ
選手名 結果(順位)
河崎羽珠愛(スポ4) 17.150(4位)


リボン
選手名 結果(順位)
河崎羽珠愛(スポ4) 14.450(6位)


コメント

河崎羽珠愛(スポ4=千葉・植草学園大付)

――個人総合全体を振り返っていかがでしたか

練習では上手くいっていたところにミスがでてしまったので、また練習して調整していきたいなと思います。

――緊張などはしましたか

割と緊張していて、2日目の方がのびのびできたかなと思います。

――個人総合ではどの種目が1番良かったですか

クラブですかね。ボールも1回落としてしまったので、きっちりやれたのはクラブかなと思います。

――きょうのコンディションはいかがでしたか

身体の状態は日に日に良くなってきていて、最後のインカレということもあったので楽しんで最後まで踊ることができました。

――種目別決勝は全体を振り返っていかがでしたか

結果としてはまだまだ課題の残る部分が多いんですけど、自分としては今できることは最大限出せたと思うので、また次の試合に向けて頑張っていきたいと思います。

――最後のインカレが終わりましたがどのような大会になりましたか

波乱万丈な感じでしたが、この4年間を通してインカレではたくさんのことを学べたのでいい思い出になりました。