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ハンドボール部

2019.08.30

関東学生秋季リーグ 8月31日~9月28日 国士館大学多摩体育館ほか

関東学生秋季リーグ男子展望

 夏の暑さがひと段落し、秋の気配が訪れるなか関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)が、あす8月31日からいよいよ始まる。関東学生春季リーグ(春季リーグ)では9位という悔しさが残る結果に終わってしまった早大であったが、秋季リーグに向けて着々と練習を積み重ねていた。春季リーグから大きく成長したワセダセブンの熱い戦いが期待される。

 春季リーグでは25年ぶりに入れ替え戦に持ち込んでしまった早大。目標として掲げていた速攻がうまく機能せず、シュートミスやパスミスが目立っていた。この結果を踏まえ、早大はオフェンス、ディフェンス共にレベルアップを図っている。キレのあるまっすぐなシュートを放つ主将の清原秀介(商4=東京・早実)、コート上で多彩なプレーを見せる前田理玖(スポ3=福井・高志)らサイドプレーヤーの活躍には注目だ。攻撃のメインでもある速攻にいかに繋げられるのかが勝利に関わってくるだろう。また、宮國義志(社4=沖縄・浦添)、阿南遼星(スポ3=大阪・大体大浪商)、山本慶(スポ3=長野・屋代)、青沼健太(社2=千葉・昭和学院)らフローター陣の活躍からも目が離せない。力強いシュートを放つ宮國や山本はオフェンス陣の支えになり、阿南の堅実なプレーで早大の得点に貢献するだろう。青沼の放つディフェンスを打ち破るミドルシュートや冷静な状況判断力はチームにとって無くてはならない存在だ。ポストプレーヤーの中村祐貴(スポ3=北海道・札幌西)は、春季リーグやほかの試合でもそのフィジカルを生かし相手ディフェンスを抑えて着実に点を刻んでいた。秋季リーグでもその実力がしっかりと発揮されることだろう。山田和直(スポ1=群馬・富岡)も春季リーグをはじめ定期戦や東日本学生選手権大会(東日本インカレ)で活躍していた。1年生ながらも他のオフェンス陣に負けない力強さと、伸びしろがあるため得点に絡んでくるプレーヤーとも言える。また、主将である清原が秋季リーグにおいて活躍が期待されるメンバーにあげていたのは髙橋幸太(法4=東京・早大学院)だ。けがのため出場機会が少なくなっていたが、復帰し臨んだ東日本インカレでは果敢に攻め込みゴールを揺らしていた。今大会でも早大の勝利に貢献する選手となってくるだろう。

シュートを決める清原

 早大の強みの1つにあげられるのはディフェンスの粘り強さだ。春季リーグではオフェンスがうまく機能できない場面でも、しっかりとしたディフェンスで相手の攻撃を着実に潰し幾度もピンチを防いでいた。秋季リーグでも岡本隼(商3=滋賀・彦根東)、原遼太(スポ3=岡山・総社)、福田友貴(スポ2=神奈川・法政二)など、ディフェンス陣が持ち前の運動量を生かし、攻撃を止め切って起点を作ることが強豪ぞろいの1部リーグにおいては重要になるだろう。守護神であるゴールキーパーの羽諸大雅副将(スポ4=千葉・市川)は安定したキーピングで速攻の要ともなる、チームにとって頼もしく、必要不可欠なプレーヤーだ。同じゴールキーパーである中村匠(スポ2=千葉・市川)もキープレーヤーになってくる。清原主将は夏を通して成長した選手に中村匠の名を挙げている。「キーピングでチームの雰囲気や流れを持ってきてくれる選手だ」(清原)と述べるように、春季リーグでは試合の流れを変えるため交代で出場し、一度ボールを跳ね返すと次々とボールを防ぎ始めていた。秋でも大いに活躍が期待される選手である。オフェンス陣のみならず、ディフェンス陣やゴールキーパー陣の安定した守備とセットディフェンスも早大の勝利のカギとなるはずだ。

秋季リーグでの活躍が期待される中村匠

 「失うものは何もないという気持ちでまずはチャレンジャー意識をもっていきたい」と清原主将は意気込んでいる。今までの試合で見えてきた自分たちの強みと課題に向き合い、成長したワセダセブンはどんな試合を繰り広げるのだろうか。春季リーグでの雪辱を果たし、今大会で上位に食い込むことで次に控える全日本学生選手権大会につなげたい。

(記事、写真 栗林真子)

コメント

清原秀介主将 (商4=東京・早実)

――秋季リーグ開幕前となりましたが、練習の雰囲気はいかがでしょうか

春は入れ替え戦になって、東日本インカレでインカレ(出場)を決めてきたので、チームの雰囲気としてはいいと思います。

――夏の間、重点的に強化したところはありますか

速攻のつなぎです。春季リーグでは速攻のつなぎができていないことが課題でした。自分たちはセットが得意じゃない分、セットディフェンスを強みとしてやっているので、じゃあどうすれば攻めれるようになるかと言ったら速攻をいかにつないで自分たちのペースにもっていくかと考えたので、速攻のつなぎを重点的にやりました。

――春季リーグから東日本インカレを通して成長した選手はいますか

中村匠ですね。彼はキーピングでチームの雰囲気や流れを持ってきてくれる選手だと思いますし、秋でも期待しています。

――定期戦や東日本インカレでは、春季リーグでの出場機会の少なかった選手が多く出場していましたが、その中でも秋季リーグで活躍が期待できる選手はいますか

髙橋幸太ですかね。春季リーグの途中でけがをしてしまいましたけど、彼はやってくれるんじゃないかと思います。最後のリーグ戦ですし、上級生の意地を見せてほしいです。

――最後に秋季リーグへの意気込みをお願いします

春季リーグでは9位で入れ替え戦で、早関定期戦では負けて早慶明定期戦では2位というかたちでしたが、自分たちは何も今は持ってないので、失うものは何もないという気持ちでまずはチャレンジャー意識をもっていきたいと思います。自分たちがやれることはあると思うし、僕にとっては最後のリーグ戦なので今のチームのみんなで絶対いい結果を残して終わりたいかなと思ってます。