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体操部

2019.08.26

第73回全日本学生選手権 8月21〜23日 維新大晃アリーナ

種目別には3人が出場 経験糧に次のステージへ

 全日本学生選手権(インカレ)の最終日。前日までの結果により種目ごとに上位12人が種目別決勝に進出。早大からは南亜蘭副将(スポ4=大阪・太成学院大)、山本泰己(スポ1=愛知・名城大付)、内山由綺(スポ3=東京・帝京)の3人が出場した。

 南は得意種目のつり輪と跳馬で順当に決勝に進出。照準を合わせて臨んでいた前日の団体戦の疲れが残り、心体共に万全の状態では望めなかった。しかしそれでもつり輪では大きなミスをすることなく前日から点数を伸ばし、13.900で5位。跳馬でも着地で1本目にラインアウト、2本目も大きく前へ1歩出てしまったが最低限まとめて14.250と4位に入った。本人も「意外と良かった」と振り返った通り、種目別のスペシャリストがしのぎを削る中でもまずまずの好成績を残して最後のインカレを終えた。

つり輪の演技をする南

 また男子1部には初めてのインカレに臨んだ山本もつり輪で決勝に進出。倒立姿勢でのブレなどは見られたが、落ち着いて技の1つ1つを決め切った。当初はチーム内でのインカレ出場者争いに勝てず、大会自体への出場予定もなかった山本。しかしメンバーの離脱に伴いまわってきたチャンスをしっかりものにし、結果を残した。

 女子2部の種目別決勝には内山が全ての種目に出場。2日前の個人総合から好調をキープし今大会を落下など大過失なく終えた。特に圧巻だったのが段違い平行棒。女子の最終種目、最終演者として場内の注目を一身に受けてスタートした内山は移動技の連続や離れ技も含めて全く危なげなく運んでいく。最後の着地もしっかりと止めて会場からは大きな歓声が上がった。今年度はずっと不調が続きミスが続いていた中、迎えた今大会。個人総合では女子1部優勝者の得点をも上回る高い得点で2部を制し、種目別選手権決勝でも優勝した段違い平行棒以外の3種目で2位に入った。「自分の存在をアピールできたし東京五輪に向けて80点くらいの結果が得られた」と手応えは十分。内山にとっては良い大会になったようだ。

内山は段違い平行棒で会心の演技を披露

(記事、写真 青柳香穂)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果
つり輪
選手名 結果(順位)
南亜蘭(スポ4) 13.900(5位)
山本泰己(スポ1) 13.300(11位)


跳馬
選手名 結果(順位)
南亜蘭(スポ4) 14.250(4位)


平均台
選手名 結果(順位)
内山由綺(スポ3) 12.933(2位)


ゆか
選手名 結果(順位)
内山由綺(スポ3) 12.700(2位)


跳馬
選手名 結果(順位)
内山由綺(スポ3) 14.100(2位)
段違い平行棒
選手名 結果(順位)
内山由綺(スポ3) 14..400(1位)


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コメント

南亜蘭副将(スポ4=大阪・太成学院大)

――きょうの試合振り返っていかがですか

きのうの疲れがすごくて、アップもちゃんとしてなくて、アドレナリンとか何も出なかったんですけど、やることだけちゃんとやろうと思ってやったらまあ意外と良かったのです。

――インカレが終わりましたがどういう大会になりましたか

試合としては成績だけ見るとあまり良くなかったんですけどメンバーのみんなが最後まで諦めずに頑張ってくれた姿を見れたし自分としてもしっかり引っ張ることができたので良かったなと思います。

内山由綺(スポ3=東京・帝京)

――演技を終えてどういう気持ちですか

段違い平行棒は自分の中でも非常に満足のいく内容でした。本当はもう1つ新しい技を入れる予定だったんですけど、他の技ができたからいいやと思って早く降りたら結構まとまったので、自分としては大満足ですね。

――他の種目はいかがでしたか

平均台とゆかは全然良くなかったですね。平均台は技の難度がとれなくて、おとといとれなかったのが1つだけとれたので修正はできたのかなと。ゆかは優勝を狙ったわけではなくて、おとといとれなかった途中のターンを確実に取りにいこうと思ってやったんですけど、ちょっととれなくて残念でした。

――今大会かなりいい演技が揃いましたがどういう大会になりましたか

前の東日本インカレとか全日本個人総合、種目別とあまり良くない演技が続いていてこのまま終わっちゃうのかなときっとみんなに思われていたんですけど、自分の存在をアピールできたし東京五輪に向けて80点くらいの結果が得られたかなと思います。