野球部
2019.08.13
夏季オープン戦 8月13日 安部球場
柴田の好投、6回に打線爆発で勝利/創価大戦
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |||||
創価大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | |||||
早 大 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | x | 7 | |||||
(早)○柴田、上條、藤井寛、森田―小藤 ◇(二塁打)加藤、小藤、福本、鈴木萌 (本塁打)檜村ソロ(2回) |
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3勝3敗で迎えた創価大との夏季オープン戦。前日・横浜商大戦での勝利で勢いをつかみ始めたのか、ベンチからの声もよく聞こえる試合となる。また本塁打で先制し中盤に一挙5得点を奪うなど、打線が輝く一戦ともなった。
先制したのは早大。2回、カウント3―1から相手投手は外角で勝負しようとしたが、甘く中に入ってきたところを見逃さず檜村篤史副将(スポ4=千葉・木更津総合)が左越えソロ本塁打を放つ。一方の投手陣も先発の柴田迅(社3=東京・早大学院)が6回を無失点に抑える。序盤は変化球中心、徐々に直球の割合も増やしつつの快投。救援した2投手は制球を乱す場面もあったが、2失点で乗り切った。
6回無失点の柴田。日本通運戦に続き先発として結果を残した
3~5回にかけては両チームとも無得点だったが6回。早大打線が光った。連続四球で走者をためると、加藤雅樹主将(社4=東京・早実)の右越え適時二塁打で追加点を挙げる。さらに続く檜村が打席に立ち初球を捉えると、これも中前へと抜ける適時打となりまた加点。その後も小藤翼副将(スポ4=東京・日大三)の適時二塁打、吉澤一翔(スポ3=大阪桐蔭)の中前適時打、蛭間拓哉(スポ1=埼玉・浦和学院)の左犠飛と続く怒とうの攻撃を見せる。打線がつながり流れを一気に奪った。さらには7回。途中出場の福本翔(社2=東京・早実)が2球目を捉え、左越え二塁打を放つ。すると、続く金子銀佑(教3=東京・早実)の右前打により、福本は三塁まで進む。そして次の福岡の犠飛で福本がかえり、さらに追加点を得た。
6回に中前適時打を放つ吉澤
柴田が6回までを無失点に抑える好投を披露し、その直後に理想的な攻撃を仕掛け見事勝利を収めた早大。主軸に限ることなく、控えの選手など多くの選手に安打が記録された。2試合連続でつながりを見せた稲穂打線。東京六大学秋季リーグ戦へ向けた調整として、良い流れをつかんだといえるだろう。
(記事 佐藤桃子、写真 望月優樹、宅森咲子)
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