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合気道部

2019.07.02

第51回関東学生競技大会 6月30日 早大柔道場

演武で強さをみせるも、悔しい結果に

 3年生以上にとっては今季初の大会、関東学生競技大会が早大柔道場で行われた。女子乱取個人戦では、伊藤千瑛(社3=大阪・清風南海)が優勝、男子演武では出場した2組が1、2位を独占するなど練習の成果を発揮する。一方で、男子乱取個人戦では4人中3人が一回戦で敗退。男子乱取団体戦でもあと一歩のところで優勝を逃し、悔しい結果となった。

 男子乱取個人戦では、唯一柏﨑翼(基理3=茨城・清真学園)が三回戦まで進んだものの、短刀側の後半戦で相手に一本を決められ逆転負けを喫した。一方女子は、伊藤、吉野舞(文構2=埼玉・早大本庄)の2名が出場。吉野はケガの影響もあり二回戦で姿を消したが、伊藤は粘り強さをみせ決勝まで駒を進める。迎えた決勝では、河上玲子(明大)と対戦。「ケガをして練習にほとんど出られていなかった」(伊藤)と述べていたが、それを感じさせない動きで前半を3-2とリードして折り返す。後半も相手から指導を奪い4-3の接戦を制して見事優勝を収めた。

女子乱取個人戦で優勝を飾った伊藤(右)

 乱取団体戦は今大会男子のみがエントリー。初戦を3-2で突破し決勝に進出する。決勝の対戦相手は、乱取個人戦で苦戦を強いられた帝京大。1番手の阿部直樹(基理3=東京・日比谷)が後半に6回もの指導を重ね1-3で敗北するが、続く迫本和也(基理4=東京・早大学院)が技有を決めるなど力をみせつけ勝利した。しかし、3番手、4番手が連敗し1-3に。大将の山浦良弘(文4=千葉・専大松戸)が意地をみせ勝利するも、結果として準優勝に終わった。一方男子演武には、重松宏希(先理4=東京・早大学院)・迫本組、山浦・柏﨑組が出場。二組共に予選を突破し、決勝へ。「普段練習していることを見せつければ、他大には負けないという自信はありました」(迫本)という言葉通り、両組共に規定演武でも自由演武でも息の合った演武を披露し重松・迫本組は優勝、山浦・柏﨑組が準優勝と結果を残した。

息の合った演武をみせた重松・迫本組

 「少し勝負にこだわるということが欠けていたのでは」と山浦が語るように、特に乱取で勝ちきれない場面がみられ今大会。個人として結果を残した選手はいたものの、チームとしての課題が浮き彫りになった。夏に稽古を重ね、次の全日本学生競技大会、早慶定期戦での更なる飛躍を期待したい。

(記事 久保茉里奈、写真 松下瑞季)

結果

▽女子乱取個人戦

伊藤 優勝

▽男子演武

重松・迫本組 優勝 山浦・柏﨑組 2位

▽男子乱取団体戦

早大 準優勝

コメント

山浦良弘主将(文4=千葉・専大松戸)

――今大会を振り返っていかがでしたか

チームの弱さが出たかなと考えています。勝負を超えた理想を追求していたのですが、もう少し勝負にこだわる必要があると思います。

――乱取個人では指導を重ね初戦敗退してしまいました

アップであったり試合に入るときの最初の心構えというところから改善しなければならないなと感じています。

――演武では準優勝を収められましたが

実力は出せたので、あとはもっと磨き上げていくことが必要かなと思っています。

――乱取団体戦では準優勝でしたが、それも先ほど述べられた勝負へのこだわりが足りなかったことが原因であると考えていますか

まだこれから考えなくてはならないことなのですが、少し勝負にこだわるということが欠けていたのではと現時点では考えています。

――最後にこれからの目標を教えてください

全国大会、早慶定期戦とあるのでまずはそこで勝つことです。

迫本和也(創理4=東京・早大学院)

――今大会を振り返っていかがでしたか

全体としては自分たちの目標にそぐわない結果になってしまったと思っています。自分の個人としての考え方としては、自分のやりたいことはある程度できたのかなと考えています。ただあくまで個人の話であって団体戦とかも全体で盛り上げなければいけないので次は個人だけではなく団体にどう貢献できるかを考えていきたいです。

――乱取団体戦では初戦も決勝もご自身は力をみせつけ勝ったような印象でしたが

最上級生で必ず勝ち星を挙げなくてはならない立場であるのでその点はチームに貢献できたかなと思っています。ただ例えばコールド勝ちなどで圧勝していれば、団体戦なので雰囲気も良くなったのではないかとか失点しなかったわけではないという意味でいろいろ欠点も見つかったので今回の結果を踏まえ受け入れつつ、自分の欠点をつぶしていき全国に臨みたいです。

――演武競技では優勝しました

演武は乱取と違って練習したことをやるだけなのでちゃんと普段練習していることを見せつければ、他大には負けないという自信はありました。決勝でそれを見せつけられたと思います。

伊藤千瑛(社3=大阪・清風南海)

――優勝おめでとうございます。今のお気持ちを教えてください

勝てると思っていなくて、自分自身、ケガをして練習にほとんど出られていなかったので、本当に信じられない気持ちです。

――ケガはどこを痛めていたのでしょうか

1年前の新人戦の後からずっと左肩を痛めていて、10月くらいは一切稽古に出られていなかったです。

――いまのケガの状態はいかがですか

今も(練習は)できないことが多いです。受け身とかはできないので、だからこそ投げられたくないなという思いが強かったです。

――今大会に出場するにあたって、目標はありましたか

ケガをしないことです。今回は人数の関係で団体戦が組めなかったのですが、全国大会では女子団体を組んで出場したいので、そこに向けてケガをするのは絶対にダメだなと思っていました。あとは短刀をしっかりさばくことと、負けないことを目標にしていました。

――今大会前の身体の状態はいかがでしたか

肩以外は体調も良くて、1週間前から気分を高めて集中することができていたので、よかったかなと思います。

――今大会ご自身で試合を振り返っていかがですか

負けない合気道ではあったかもしれないですが、短刀を取られたり、投げられたり、技ありも2回決められてしまいました。まだ短刀もささらないし、そこから先が繋がらないのは課題だと思います。

――一番の収穫は何だったのでしょうか

少し自分に自信を持てました。(ケガで)休んでいた分、自分は3年生なんですが白帯で、周りから遅れていたところに、少し自分に自信が持てるようになったかと思います。

――今後の目標があれば教えてください

今後の目標は、全国大会に女子団体として出場して、ケガなく、勝って終えたいです。個人戦ももちろん目標なのですが、やはり早稲田の名前を背負って勝ちたいなという気持ちがあります。