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柔道部

2019.06.26

第28回全日本学生優勝大会 6月22日 日本武道館

準決勝で東女体大に屈し、4連覇ならず

 先月の東京学生優勝大会(東京学生)で3連覇を果たし、全日本学生優勝大会(全日本学生)に向けて弾みをつけた女子部。今年の全日本学生で勝てば3人制4連覇がかかる重要な試合となった。準々決勝戦までは順調に勝ち上がった早大だったが、準決勝の東女体大戦では苦戦を強いられる。3人が終えた時点で1勝1敗。岡田蛍(スポ3=愛知・大成)が代表戦を戦ったが、あと一歩及ばず準決勝敗退となった。

 1回戦の城西国際大戦ではルーキー尾﨑美玲(スポ1=愛知・大成)の活躍もあり、快勝。女子部の即戦力ルーキーとして実力を見せた。その後別府大にも勝利し、迎えた名城大戦。先陣の佐藤美裕主将(スポ4=千葉・八千代)が本調子ではないながらも、攻めていく。相手が指導3となり、佐藤は反則勝ちを収めた。続く岡田も相手を投げ技から相手を押さえ込み、一本を獲得。準決勝に駒を進めた。

ルーキーの尾﨑が存在感を示した

 準決勝の相手は東女体大だ。「相手のポイントゲッターをしっかりと抑えて後ろで決めようと思っていた」(佐藤)。先陣を切って向かっていった岡田は、実力者である岩永ふくみ(3年)に対して果敢に攻めていった。4分間で勝負はつかず、中堅の尾﨑へ。しかし、相手に合わせ技を決められ、1敗を喫する。後がなくなった早大だったが、大将の藤原七海(文構3=福岡・修猷館)が開始3分経過頃に相手の隙をつき、背負い投げを決めた。1勝1敗に持ち込み、勝負は岡田に託す。緊迫した雰囲気で行われた代表戦は一進一退の攻撃が続く。またも4分間で決着はつかず、ゴールデンスコア(GS)に持ち込んだ。延長の末、最後は岩永の巴投げで一本。早大は準決勝敗退となった。

あと一歩のところで優勝を逃した

 1年間の集大成として出場した全日本学生は、あともう一歩のところで優勝を逃してしまった。「自分の弱さや甘さが出てしまった」と試合後に岡田は語る。しかし、佐藤は「それぞれがしっかりと自分の力を発揮して次につながる試合をしていた」と主将としてチームを振り返った。今回の負けをばねにして、さらに強くなっていきたい。

(記事 瀧上恵利、写真 栗林真子)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果

▽1回戦 対城西国際大 3−0

▽2回戦 対別府大 2−0

▽準々決勝 対名城大 2−1

▽準決勝 対東女体大 1−1代

コメント

佐藤美裕主将(スポ4=千葉・八千代)

――全日本学生優勝大会はどのような目標で臨みましたか

目の前の試合に全力を尽くして勝っていこうと思って臨みました。勝ち方にこだわるよりも粘り強く自分の柔道をやることを目標にしていました。

――東京都学生優勝大会から今大会まではどのような練習をしてきましたか

実践を想定した練習をしてきました。相手に技を受けた後にかけ返すことを意識した練習が多かったです。

――準決勝までは順調に勝ち上がってきましたが、振り返っていかがですか

ひとりひとりがしっかり役目を果たして勝てた試合だと思います。

――準決勝はどのような作戦で臨まれましたか

相手のポイントゲッターをしっかりと抑えて後ろで決めようという作戦でした。

――主将としてはどのようにチームの状況を見ていましたか

全員が力を惜しまず全力で戦っていたと思います。最後も負けてしまいましたが、しっかりと自分の力を発揮して次につながる試合をしていたと思います。

――今後の意気込みをお願いします

全学(全日本学生優勝大会)で負けてしまった分、後輩たちには次につなげて頑張ってほしいと思います。ここでくじけられたら困るので、個人戦に向けてチームを切り替えさせるというのが大切だと思います。自分自身も個人戦に向けてこの試合をばねにして頑張っていきたいです。

岡田蛍(スポ3=愛知・大成)

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしょうか

東京学生優勝大会(東京学生)の時から大変な山がいっぱいあって、それを後輩や先輩と乗り越えてきたので今大会はいい流れできていると思っていたんですけど、準決勝の試合で同期の藤原(七海、文構3=福岡・修猷館)が一本取り返して引き分けにもってきてくれたのに自分が代表戦で責任をもって取り切ることができなくて。自分の甘さもそうですし、今まで先輩に頼っていたところが大きかったなという反省があります。

――けがから復帰されての今回の試合ということですが、ご自身の調子の方はどうでしたか

東京学生から試合に出たいという気持ちはあったんですけど、全日本のことを考えて出ないという選択をしていました。全日本にまず出られるということがうれしくて、3年生という責任や不安はありながらも調子自体は良かったんですけど、自分の甘さや弱さが出てしまったなと思います。

――東女体大戦の代表戦にどのような気持ちで臨まれましたか

同期の藤原がつなげてくれたというのが一番大きかったです。何が何でも勝ちたかったし、本戦では下がり気味で強気ではなかったのですが、勝つしかなかったので、そういう気持ちを出しに行きました。

――相手の選手と戦ってみていかがでしたかg

何回か試合したことがあったし、相手の選手は有名な選手だったので強いことはわかっていたのですが、自分がやることをやって気持ちを出せば勝てるかなと思っていました。それでも勝てなかったのは実力不足でもあるし、気持ちが足りていない部分もあったのかなと思います。

――今回の試合を通して見えてきた課題や収穫などはありますか

負けてしまって、個人の課題も大きいんですけど、全体を通して技術よりも気持ちや向かうべき目標とかが足りていなかったところもありました。今までの先輩たちが大きい存在で、そこにおんぶに抱っこの状態になっていたので、もっと上のレベルの選手とバチバチやるとか、そういうところが必要なんじゃないかと思います。今回負けてしまって本当に悔しいんですけど、自分たちにはこれからがあるので今回の負けも次につなげていけると考えれば、決して悪いものではなかったのではないかなと思います。