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ソフトボール部

2019.06.24

全日本総合選手権関東予選 6月22日 栃木・美原運動公園

破竹の快進撃! 14年ぶりの全国進出を決める 

関東予選
花王コスメ小田原
早大 ×
○山内-澤
◇(二塁打)なし ◇(三塁打)なし ◇(本塁打)なし
関東予選
日立大みかクラブ    
早大 1×    
(5回コールド)
○山内-澤
◇(二塁打)中畑 ◇(三塁打)杉本 ◇(本塁打)石井

 全日本総合選手権東京都予選(全総予選)で悲願の優勝旗を掲げた早大男子ソフトボール部。6年ぶりの出場となった関東予選でも破竹の快進撃を繰り広げ、14年ぶりの全国進出を決めた。エース山内壮起(スポ3=千葉・成田国際)は2試合連続で完封と、圧巻の投球を披露。また打線は東京都大学連盟春季リーグ戦(春季リーグ戦)から大きく並び替えて臨んだが、両試合とも効果的に得点を積み重ねることができていた。

先制に向けて、好機を拡大する安打を放った高橋

 まず初戦、早大は花王コスメ小田原との一戦に臨んだ。トーナメント表を見た時、「強いチームが逆の山にいって、こちらの山で強いのが花王コスメ小田原」(丹野太郎主将、スポ4=兵庫・滝川)。初戦、全力で勝利を挙げることが、全国進出には一番の近道であると感じたのだ。先制攻撃を目指した早大は、春季リーグ戦でクリーンアップを打っていた選手を上位打線に並べるなど打線を入れ替えた。しかし初回は三者凡退、狙いは外れてしまった。だが2回に先頭の澤優輝(人2=東京・国学院久我山)が四球で出塁すると、続く5番・高橋尚希(スポ3=宮城・泉館山)もフルカウントから粘る。9球目を中前へ運ぶと、その間に一塁走者が三進して好機が広がった。

 「二、三塁の方が安打1本で2点入る」(高橋)。金子太副将(教4=埼玉・川越)へ投じられた2球目、高橋は二盗を仕掛けた。すると相手捕手からの二塁への送球が逸れ、三塁走者が生還。早大は先制に成功した。4回と6回の攻撃では、どちらの回も先頭の杉本亮太(教3=神奈川・柏陽)がセーフティーバントで出塁。4回は梶谷陽介(法3=神奈川・柏陽)、6回は代打の中畑友博(スポ3=愛知・清林館)が2死の場面から適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。先発の山内は突然カウントを悪くして四球を出す場面こそあったが、危なげない投球で相手打線を3安打に封じ込み、初戦を4―0で制した。

喜ぶチームメイトに囲まれる中畑<中央>

 続いて行われた日立大みかクラブとの一戦は、勝ったチームが全日本総合選手権への進出が決まる大事な一戦となった。初戦で先制点を演出した高橋が5番から2番に上がるなど、打順の並びは少し入れ替わった中での試合。すると3番から5番に打順が下がった石井智尋(スポ3=千葉敬愛)が、初回に先制の中前打。さらに3回に外角甘めに入った球をコンパクトに振り抜いて、追加点となる2点本塁打を放つなど、流れに乗った攻撃が披露されていた。あと一点入ればコールド勝ちとなる5回、初戦に続いて代打で中畑が出場する。すると初球、ストライクゾーンに来た球を迷わず振り切ると打球は右中間を転々と転がった。打った瞬間に勝利(試合が終了)したことを確信し、勢いよくベンチから飛び出した選手たち。仲間に迎えられた中畑の顔には、こぼれんばかりの笑みが浮かんでいた。

表彰状を受け取る丹野主将

 関東予選という舞台で、2戦合計で無失点、11得点と結果は良かった。しかし「二打席目に入るまで、1番から3番までが6打数0出塁」(丹野)と、ふがいない面があったのも事実である。次の東日本大学選手権までは一ヶ月以上も練習を重ねていくことができる。『大学生の枠組みでは全部優勝する』という目標を達成するために最大の障壁となるのは、おそらく日体大だ。エースの小山玲央(日体大3年)は、先日まで行われていた世界選手権で、日本代表史上初の決勝進出に大きく貢献した。エース山内の投球は当然これからも大事となってくるが、打撃面の向上、変革がより一層求められることは確かだろう。チーム内で繰り広げられるレベルの高い競争を乗り越えた先に、さらなる強さを兼ね備えた最強のチームが誕生するはずだ。

(記事 大島悠希 写真 大島悠希、望月清香)

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コメント

丹野太郎主将(スポ4=兵庫・滝川)

――今大会どのような意気込みで臨まれましたか

関東予選に勝って、全日本総合選手権(全総)に出場するというのは、早稲田の歴史の中でも数える程で、その機会をいただけたので優勝を狙って。初戦をまず勝てば、流れに乗って連勝できると思ったので、花王コスメ小田原でまず一勝できればと全力で臨みました。

――初戦勝てればという話ですが、トーナメント表を見た時にどのようなことを思いましたか

埼玉県庁クラブ、四街道クラブ、高崎市役所などの強いチームが逆の山にいって、こちらの山で強いのが花王コスメ小田原で。自分達の体力が万端な状態で上がれると思っていたので、正直な所はラッキーだと思って臨みました。

――打順が東京都大学連盟春季リーグ戦(春季リーグ戦)と変わっていていましたが、そこの意図についてお願いします

春季リーグ戦が終わった時点でスタメンを含めてリセットするという話を全体でしていて、その中で考えることがあって、この前までクリーンアップを打っていた打者を上位打線にあげるとどうなるのか、先手必勝で得点が取れればという中で打順を変更しました。

――打順変更して良かった部分はありますか

むしろ悪かった点の方が多いので、1試合目に関しては二打席目に入るまで、1番から3番までが6打数0出塁というところで、結果はふがいなかったです。そこも含めて、上位打線もクリーンアップも競争ですし、一人一人リセットして。次の東日本大学選手権(東日本)に向けて時間があるので、打順とスタメン共に、これから先組み直していこうかなと思います。

――今大会のレベルはどのように感じられましたか

社会人と大学生を一概に比べられる訳ではなくて雰囲気も違うので。その中で自分達の攻撃をやって倒そうというのを目標に、(常に)今大会中5回くらい言って、臨みました。

――最後にこれから続く大会への意気込みをお願いします

次の東日本、全日本大学選手権(インカレ)、今回獲得できた全総。3大会とも自分達らしくソフトボールをして、東日本やインカレと、大学生の枠組みではまず全部優勝をして、全総では実業団相手に自分達がどこまでできるのか。あわよくば優勝というのを狙って、そこまでできるチーム力を潜在能力的には持っていると思うので。これから先は負けたくないので、とりあえず勝つことを目指してどの大会もやっていきたいです。

杉本亮太(教3=神奈川・柏陽)

――今日の試合はどのような意気込みで臨まれましたか

いつもとは違う社会人相手ということで、大学生よりも守備力が落ちる相手ということで、自分が得意にする小技を積極的にやっていきたいという意気込みで試合に臨みました。

――1試合目に、投手前へ2つほど足を生かして小技を決められましたが

シンプルにストライクが来たのを一球で決められたので、それを2本ともセーフになったので結果的に良かったと思います。

――石井智尋選手(スポ3=千葉敬愛)が本塁打を放った直後の打席で三塁打を放たれましたが

その前の打席でバントを決めていたので、野手が(バントを)警戒すると思っていたので、強く振ることを意識して打った結果、三塁打になりました。

――これからの大会への意気込みをお願いします

これからの大会は本当に重要になってくると思うので、個人としてもチームとしても結果を出せるように頑張ります。

中畑友博(スポ3=愛知・清林館)

――1試合目ではダメ押しの4点目を決めましたが、打席を振り返っていかがですか

代打だったので、(球が)甘く入ったら思いっきりスイングしようと思っていました。追い込まれちゃったのですけど、来た球を思いっきりスイングしたら(打球が)抜けていきました。

――2試合目についてですが、5回の打席で前の打者が2者連続で凡退となってしまいました。どのような気持ちで打席に立ちましたか

その回に代打で出るというのはキャプテンから言われていたので、チャンスになったら自分が決めてやるくらいの気持ちでいつも打席に立っているので、1試合目同様思い切って(ストライク)ゾーンに来たボールを振り切ったら良い結果になって良かったです。

――5回コールド勝ちの懸かった場面でしたが、プレッシャーなどはありませんでしたか

全くなかったです。楽しんで思いっきりスイングして、駄目だったらいいやくらいの気持ちでやりました。

――きょうのご自身の打撃全体を振り返っていかがですか

全日本総合選手権東京都予選(全総予選)はスタメンで出ていたんですけど、最近調子を落としてしまってスタメンから外されてしまったので、チャンスがあれば思い切って打とうと、ずっと思っていました。思い切ってスイングした結果が良い結果になったのだと思います。これからスタメンで出れるようにもっと練習して頑張りたいと思います。きょうのバッティングは良かったと自分の中で思っています。

――最後に、今後に向けての意気込みをお願いします

関東予選に出たのも初めてですし、全総に出れるというのもまだ実感はないんですけど、久しぶりだしすごいことだと思うので、インカレで優勝して全総でも暴れられるように頑張って練習したいと思います。

山内壮起(スポ3=千葉・成田国際)

――きょうの試合、どのような意気込みで臨まれましたか

なかなか経験できる舞台ではないので、勝てるように頑張りました。

――きょうは2試合連続の完封となりましたが、投球内容を振り返ってもらっていいですか

特に1試合目はカウントを悪くしたり、無駄な四球があったので、そこは反省です。2試合目はそこを修正できたので良かったと思います。

――1試合目で一番ピンチだったのはどの場面ですか

特にこれという場面はなかったですが、自分が突然出してしまった四球が、自分的には一番キーポイントになったかなと思います。

――きょうの投球の良かった部分はどこですか

ドロップが良かったと澤優輝(人2=東京・国学院久我山)からも言ってもらえたので、しっかりとドロップを生かせることができたと思います。

――今後の大会に向けての意気込みをお願いします

かなり良いかたちできているので、自分がしっかりと投げて勝てていけるように、これからも練習していきます。

石井智尋(スポ3=千葉敬愛)

――まず、いつもと違う打順で臨まれましたがその部分についてお願いします

初回に点を取って主導権を得るという面も含めて、上位打線に固めたと思うのですがが。初回の攻撃は3人で終わってしまって、ふがいない気持ちはあります。

――2試合目本塁打を打った打席ですが、3回に走者がいる状態で回ってきましだが、どのような心境で打席には入りましたか

2対0と全然安心できない状況でしたが、澤が四球で歩いて。一試合目は全然打てなくて、その分打ちたいなと思ってましたが、打つことができて良かったです。

――打った球を振り返ってもらってもいいですか

ちょうど雨が強くなった時で、厳しいコースに球はきていなかったです。フルスイングはしていないですが、バットを振ったらうまく芯に当たりました。

――最後に今後の大会への意気込みをお願いします

今季は公式戦では全然打てていないので、これから東日本や全総に向けて、挽回をしていきたいと思います。

高橋尚希(スポ3=宮城・泉館山)

――1試合目では中前に安打を放ちましたが、打席を振り返っていかがですか

ランナーが一塁にいたので最低限送ろうと思ったんですけど、追い込まれてしまって。そこから粘って最終的にセンター前ヒットを打てたのが良かったと思います。

――その後、盗塁を企図されましたがどのような気持ちでしたか

二、三塁の方が安打1本で2点入るので、そっちの方が攻撃しやすいというか点が入りやすいので、盗塁でチャンスを作ろうと思いました。

――2試合目では打順が5番かは2番に上がりましたが、どのような思いで臨みましたか

次がクリーンアップなので、クリーンアップにつなぐという意味でバントとかをして、そういった小技でつなげられればなと思いました。

――きょうのご自身の打撃全体を振り返っていかがですか

出塁率としては5割を残せたんですけど三振があったので。三振をなくして四球なり安打なりが出せるようにして、出塁率7割が目標なのでそれに向けてしっかりやっていきたいなと思いました。

――最後に、今後に向けての意気込みをお願いします

東日本で優勝して、インカレも優勝して全総に臨めればいいかなと思います。