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競走部

2019.05.25

第98回関東学生対校選手権 5月23〜26日 神奈川・相模原ギオンスタジアム

小山が400メートル初優勝!男子も着実に得点を重ねる/関カレ1、2日目

 第98回関東学生対校選手権(関カレ)が神奈川・相模原ギオンスタジアムを会場として開催されている。早大からは女子400メートルに小山佳奈(スポ3=神奈川・橘)が初優勝を果たしたほか、男子400メートルの伊東利来也(スポ3=千葉・成田)と漁野理子(政経3=和歌山・新宮)が昨年に続き表彰台に登った。長距離ブロックにおいても男子1万メートルに出場した太田智樹(スポ4=静岡・浜松日体)が日本人3番の6位と駅伝主将の意地を見せた。各種目で得点を着実に獲得している早大は前半二日間を終了して男子トラックが15点で7位、女子総合が31点で6位につけている。400メートルで一挙に17点を荒稼ぎし、後半戦にも得意種目を多く残す女子は総合5位に確実に近づいている。一方男子トラックはライバルの東海大が40点で1位と早大を大きくリード。得点差は大きいが、3日目、4日目には800メートルや4×400メートルリレーが控えている。各選手が力を存分に発揮し、トラック優勝をつかみ取れるか。後半の二日間の巻き返しに期待がかかる。

(記事 岡部稜)

★ルーキー三浦が8位入賞!(男子100メートル)

ゴール後、スクリーンを見つめる三浦

 男子100メートルには今年に入って自己記録の更新や、追い風参考記録ながらも快走を見せた、好調の伺える3人が出場。しかし、南山義輝(スポ3=福岡・小倉東)と佐野陽(スポ2=埼玉・立教新座)は力を十分に発揮することができず、予選落ちに終わる。その一方で意地を見せたのが三浦励央奈(スポ1=神奈川・法政二)だ。予選を強い追い風を受けて10秒45(+2.3)の3着に入り、タイムで拾われるかたちで突破。翌日の準決勝では東洋大の宮本大輔らとの一戦に。スタートから宮本が抜け出すレース展開となった中で、激しい3着争いを繰り広げる。接戦をものにした三浦は終盤でわずかに抜け出して3着に食い込み、早大勢として4年ぶりの決勝進出を決めた。迎えた決勝こそ各大学の並み居る実力者に圧倒され8位に沈み、ゴール後には悔しい表情を浮かべていたが、トラック優勝を狙うチームにとって意味のある1点をもたらした。

 3日目以降には自身の得意とする200メートルにエントリーしている三浦。長所とする後半の伸びを最大限に発揮できれば、100メートルに続いて決勝の舞台に足を踏み入れることも十分に可能性がある。さらなる上のステージへの進出、そして記録更新に貪欲なルーキーの活躍は、短短ブロックの大きな刺激となるはずだ。

(記事 岡部稜、写真 斉藤俊幸)

★伊東が2年連続で表彰台に。小久保も初入賞を果たす(男子400メートル)

ホームストレートを懸命な表情で走る伊東

 男子400メートルは昨年に続き伊東利来也(スポ3=千葉・成田)、小久保友裕(スポ3=愛知・桜丘)、村木渉真(スポ3=愛知・千種)の3年生トリオが出場。3人とも予選を着順で通過すると、決勝進出を狙った準決勝では、伊東が余裕の表情を見せ2組1着で決勝へ。1組4着の小久保もタイムで拾われ決勝に進出した。

 先日行われた世界リレー大会日本代表の、東海大の北谷直輝や駿河台大の若林康太らの実力者も順当に駒を進め、決勝は激戦に。早大の2人は準決勝までとはうって変わり、前半から積極的なレースを展開する。しかし、2人の得意とする後半はやや伸びを欠き、トップ争いを繰り広げていた伊東は3位、上位進出を伺っていた小久保は7位でゴールした。

 それぞれ悔しい順位となったが、決勝の舞台に早大勢が複数人進んだのは第93回大会以来5大会ぶり。さらに、準決勝で惜しくも敗退した村木も、決勝進出まであと0.07秒と力をつけ、男子ロングスプリント界における早大勢の存在感は大きくなりつつある。男子4×400メートルリレーの王座奪還へ向けた陣容は整った。

(記事 斉藤俊幸、写真 宅森咲子)

★半澤が復活の6位入賞!(男子1500メートル)

ラストスパートで競り合う半澤

 資格記録9位で長距離エースの中谷雄飛(スポ2=長野・佐久長聖)、さらに昨年5位で中距離種目を主戦場とする飯島陸斗(スポ4=茨城・緑岡)がまさかの予選敗退で幕を開けた男子1500メートル。その中で半澤黎斗(スポ2=福島・学法石川)はセカンドベストとなる3分45秒93の好タイムをマークし、全体3位で決勝進出を決めた。

 決勝は多くの実力者がけん制し合う超スローペースの展開にも「スローペースになるイメージはしていた」と集団の中で備えた。集団は800メートルを2分22秒で通過すると、ペースが一気に上がった。半澤もこれに反応し上位進出の狙える10位前後で残り1周を迎える。スピードをさらに上げ、次々と前の選手を抜いていった。中距離選手顔負けのスピードでラスト1周を約55秒で走り切り、6位入賞を果たした。

 高校3年時の総体1500メートルを高校歴代2位のタイムで優勝し、大きな期待を背負い入学。しかしルーキーイヤーの昨年の関カレでは予選敗退、駅伝シーズンでも振るわず、本人も納得のいかないシーズンとなった。自分らしいレースができずに苦しんでいた中での6位入賞に、「やっと自分らしい走りを取り戻しつつある」と今大会をきっかけに飛躍を予感させる。昨季から質の高い練習を積めているというだけに、今季は早大が誇るスピードスターの活躍に目が離せない。

(記事 斉藤俊幸、写真 宅森咲子)

★あっぱれ太田智!駅伝主将にふさわしい走りを見せる (男子1万メートル)

6位に入賞し、駅伝主将の意地を見せた太田智

 男子1万メートルには太田智樹駅伝主将(スポ4)、太田直希(スポ2)、鈴木創士(スポ1)の『静岡・浜松日体高トリオ』が出走。太田直と鈴木はレース開始から後方でのレースを余儀なくされ、上位争いに食い込むことはできず。そのためこの種目での対校得点獲得は、前方でレースを展開していた太田智に託された。その太田智は集団が分かれ始めた3000メートル以降からも留学生ランナーの率いる先頭集団に位置。6000メートル以降のペースアップにも対応し、他の日本人選手たちが次々と脱落していく中でも安定した走りを見せた。その後ラスト1周に荻久保寛也(城西大)のスパートに屈したが、それでも日本人3番手の6位でゴール。この種目4年連続の出場にして初の入賞を果たし、チームに貴重な3点をもたらした。最終日には5000メートルにも出走する太田智。この勢いをそのままに、駅伝主将にふさわしい攻めのレースを見せてほしい。

(記事 池田有輝、写真 斉藤俊幸)

★4継は今年も予選落ちに終わる(男子4×100メートルリレー)

髙内から佐野へのバトンパス

 早大の4×100メートルリレー(4継)が苦しい時期を迎えている。東京六大学対校大会で優勝したメンバーのうち、南山義輝(スポ3=福岡・小倉東)と110メートル障害をメインとする勝田築(スポ2=島根・開星)を入れ替え、勝田、三浦励央奈(スポ1=神奈川・法政二)、髙内真壮(スポ4=栃木・作新学院)、佐野陽(スポ2=埼玉・立教新座)のオーダーで関カレに臨んだが、結果は40秒26で2組6着に終わった。3走で大きく抜け出した東洋大に続く5チームが競る中でアンカーの佐野が走り出したものの、東海大や法大に差をつけられ、決勝進出はならなかった。

 これで2016(平28)年以降、3年連続で早大は予選で姿を消したことになる。ここ数年で関カレの4継のレベルは一気に上がり、今年は着順に漏れたタイム上位2チームの2番目も39秒66と、40秒台でも決勝に進出できた以前とは状況が大きく異なっている。この高速化に対応するには、バトンパスの精度はもちろんのこと、まずは個々のレベルアップが不可欠だろう。早大がお家芸としているリレー種目。現在は厳しい戦いを強いられているが、その復活に期待したい。

(記事、写真 岡部稜)

★ファール2回が響き入賞ならず(男子走幅跳)

トップ8に残れないことが決まり、チームメイトに向けて手を合わせる中村健

 昨年は初出場ながら5位に入賞した中村健士(スポ4=東京・調布北)。今年は表彰台を目標としていたが、わずか5センチの差で9位に。あまりにも悔しい結果となった。

 1本目はファールとなってしまった中村健。4本目以降のためにまずは記録を残したい2本目だったが、ここでまたもファールとしてしまう。順大の泉谷駿介(2年)らが8メートル超えの好記録を出していくなか、焦りが募った。「絶対にファールしてはいけないというのと、びびって助走を抑えすぎるのもよくないという気持ちで臨みました」。運命の3回目、中村は8位に食い込む7メートル63(+1.9)を記録。後ろの選手たちの結果を待つことになる。すると、2回目を終えて9位につけていた順大の小林大起(2年)が3回目の試技で中村健の記録を上回り、中村健はこの時点で入賞圏外となった。8位の選手との差は5センチ。さらにそれは追い風4.0メートルでの参考記録である。それに対し、中村の跳躍時には追い風が1.9メートルにとどまる。運も味方しなかった。

 結果について中村は「今の調子と、風のことを考えると妥当なのかなと思う」と答える。けがの影響で練習があまりできておらず、助走を上手く合わせられなかったことが今回の敗因として挙げられる。「次こそは自己ベストを絶対に取りたい」。次戦に向け、前向きな表情で語った。

(記事 今山和々子、写真 宅森咲子)

★小山が初優勝!(女子400メートル)

ゴール後、抱き合ってお互いを讃える三人

 女子400メートルでは昨年も決勝へ進んだ小山佳奈(スポ3=神奈川・橘)、村上夏美(スポ2=千葉・成田)の2人に続いて、竹内まり(教4=愛媛・松山西中等)も準決勝敗退となった昨年のリベンジを果たし、出場の3人全員が決勝進出を決めた。

 決勝は53秒台の自己記録を持つ中大の岩田優奈と小山の2人が抜け出し一騎打ちに。し烈な選手権争いを制したのはラスト100メートルで先行した小山だった。準決勝でマークした自己記録をさらに0.19秒上回る54秒57をマーク。さらに、表彰台にはあとわずかに届かなかったが村上と竹内もそれぞれ4位、5位と続き、ゴール後には3人が抱き合い健闘を称え合うシーンも見られた。3人で合計17点を獲得し、総合得点に大きく貢献。また、3日目以降に行われる小山、村上の400メートル障害、竹内の800メートル、さらには優勝を狙う4×400メートルリレーに向け、それぞれが弾みをつける結果となった。

(記事 斉藤俊幸、写真 町田華子)

★溝口が4位。4年連続で入賞を果たす(女子1万メートル競歩)

ゴールする溝口

 女子1万メートル競歩に、溝口友己歩(スポ4=長野東)が出場した。1年時に優勝を果たしその名を轟かせたが、2、3年時はあと一歩のところで優勝を逃していた溝口。今年こそは王座奪還を――。そんな期待を背負って迎えた、最後の関カレだった。

 溝口は序盤から前方に位置取った。集団は落ち着いたペースで進んでいたが、2000メートルを過ぎると、北小路咲枝(立大)がペースアップ。縦長になった集団の中で、溝口は2位につけた。しかし、2800メートルで林奈海(順大)に2番手を譲ってしまう。後ろにぴったりと付いたが、4000メートルを過ぎたところからどんどんとその差は開いていった。5000メートル付近では、さらに後ろから来た選手に捕らえられ4位に。後半は、「とにかく前の選手を拾っていくことだけを考えて歩いていました」と、周回遅れになった選手を着実に抜かしていったが、前との差は詰まることはなく、4位でのフィニッシュとなった。

 試合後、「1年生の時に優勝している分、今の自分と比べてしまって情けない」と言葉を詰まらせた溝口。『16年度女王』の肩書きを背負い戦い続けてきたプレッシャーは計り知れない。3年時からはけがに苦しみ、思うように自分の歩きができない状態だったという。しかし、その中でも結果を残し続けてきた。「競歩がチームに貢献できる機会は1年に2回しかないから」と、けがを押して出場した昨年の関カレでは2位。今年も、万全ではない状態の中で4位に入賞し、大きな対校得点を持ち帰った。次に見据える大会は、9月に行われる日本学生対校選手権(全カレ)。チーム思いの溝口にとって最後の対校戦になる全カレでは、万全の準備で挑めることを願うばかりだ。

(記事 宅森咲子、写真 今山和々子)

★ダブル入賞を達成!漁野は二年連続の表彰台(女子走幅跳)

二年連続の3位入賞を果たした漁野

 早大の誇る6メートルジャンパーたちが躍動した。女子走幅跳には漁野理子(政経3=和歌山・新宮)と吉田梨緒(スポ1=北海道・立命館慶祥)の二人が出場。漁野が3位、吉田が6位に入り、早大として二年連続でダブル入賞を果たした。

 「ほっとした気持ちもありつつ、でも悔しい気持ちが勝っています」。競技終了後、漁野はこのように語った。予選で追い風参考記録ながら早大記録に並ぶ6メートル10(+4.5)をマークして臨んだ決勝。「1回目でもう少し記録が欲しかった」と漁野は振り返ったが、6メートル05(+3.3)を記録してトップで競技を進める。1回目には同記録で高良彩花(筑波大)と竹内真弥(日女体大)の二人と並ぶ接戦に。少しでも並ぶ二人に差をつけたかった漁野だったが、手応えのある跳躍でのファールもあって記録を伸ばすことができない。4回目には高良に、5回目には竹内に上を行かれ、3位で試技を終えた。

 上級生として結果を残し、優勝を目標に臨んだ今年の関カレ。しかし、試合前まで漁野の中では不安な気持ちもあった。というのも、自己ベストで優勝を飾った4月の東京六大学対校大会の後、足首のけがに見舞われ、試合を欠場せざるを得ない状況が続いていたのだ。その中で昨年と同じ3位入賞は立派と言えるが、それでも漁野は「結果を残す立場として成長が見られない」と自身を厳しく振り返った。

 一方のルーキー吉田は勝負強さを発揮する一戦となった。決勝では2回目までの記録が5メートル74(+2.6)と、トップ8に進出できない窮地を迎えていたが、「集中して自分の跳躍ができた」(吉田)と5メートル91(+2.2)をマークして7位に押し上げ、6回目までのチャンスをつかむ。4回目には追い風を背に5メートル97(+3.6)へとさらに記録を伸ばし、6位入賞を決めた。高良に次ぐ1年生で2番目と健闘したが、「もう少し行けたんじゃないかな」と物足りなさも感じたようだ。

 うれしさ半分、悔しさ半分――。複雑な思いが交錯した試合となった。とはいえ、この種目だけで対校得点を9点獲得し、女子総合5位に向けて追い風となったに違いない。関カレ初日のダブル入賞を助走として、漁野、吉田、そしてチーム全体がさらなる大ジャンプを見せてくれるはずだ。

(記事 岡部稜、写真 斉藤俊幸)

結果

▼男子

▽100メートル

予選(23日)

佐野陽(スポ2=埼玉・立教新座)  10秒58(+1.6)(2組5着)

三浦励央奈(スポ1=神奈川・法政二)10秒45(+2.3)(3組3着)準決勝進出

南山義輝(スポ3=福岡・小倉東)  10秒78(-1.2)(5組4着)

準決勝(24日)

三浦 10秒66(-0.8)(1組3着)決勝進出

決勝(24日)

三浦 10秒42(+4.3)(8位)

▽400メートル

予選(23日)

村木渉真 (スポ3=愛知・千種)47秒73(2組2着)準決勝進出

小久保友裕(スポ3=愛知・桜丘)47秒42(4組1着)準決勝進出

伊東利来也(スポ3=千葉・成田)47秒62(5組1着)準決勝進出

準決勝(24日)

小久保 46秒92(1組4着)決勝進出

村木  47秒61(1組5着)

伊東  47秒07(2組1着)決勝進出

決勝(24日)

伊東  46秒82(3位)

小久保 47秒64(7位)

▽1500メートル

予選(23日)

半澤黎斗(スポ2=福島・学法石川)3分45秒93(1組3着)決勝進出

飯島陸斗(スポ4=茨城・緑岡)  3分52秒86(2組5着)

中谷雄飛(スポ2=長野・佐久長聖)3分51秒84(3組5着)

決勝(24日)

半澤 3分59秒28(6位)

▽1万メートル決勝(23日)

太田智樹(スポ4=静岡・浜松日体)29分01秒06(6位)

鈴木創士(スポ1=静岡・浜松日体)30分06秒93(24位)

太田直希(スポ2=静岡・浜松日体)30分44秒56(38位)

▽110メートル障害

予選(23日)

金井直(スポ4=神奈川・橘)  14秒44(+2.7)(1組6着)

森戸信陽(スポ2=千葉・市船橋)13秒96(+4.0)(3組2着)準決勝進出

勝田築(スポ2=島根・開星)  14秒10(+1.8)(4組3着)自己新記録、準決勝進出

準決勝(24日)

勝田 15秒05(+0.6)(1組8着)

森戸 14秒13(+0.6)(2組5着)

▽4×100メートルリレー

予選(23日)

早大(勝田―三浦―髙内―佐野)40秒26(2組6着)

▽走幅跳決勝(24日)

中村健士(スポ4=東京・調布北)7メートル63(+1.9)(9位)

▽砲丸投決勝(24日)

雨宮巧(社4=山梨・巨摩)14メートル64(14位)

▼女子

▽400メートル

予選(23日)

村上夏美(スポ2=千葉・成田)  55秒78(1組1着)決勝進出

小山佳奈(スポ3=神奈川・橘)  54秒76(2組2着)自己新記録、決勝進出

竹内まり(教4=愛媛・松山西中等)55秒89(3組2着)決勝進出

決勝(24日)

小山 54秒57(1位)自己新記録

村上 55秒41(4位)

竹内 55秒60(5位)

▽100メートル障害

予選(23日)

関本萌香(スポ2=秋田・大館鳳鳴)13秒85(+4.0)(3組4着)

▽1万メートル競歩決勝(24日)

溝口友己歩(スポ4=長野東)49分31秒73(4位)

▽走高跳決勝(24日)

山田実来(人1=神奈川・桐光学園)1メートル60(17位)

▽走幅跳(23日)

予選

漁野理子(政経3=和歌山・新宮)   6メートル10(+4.5)(1組1等)決勝進出

吉田梨緒(スポ1=北海道・立命館慶祥)5メートル87(+1.1)(2組5等)決勝進出

決勝

漁野 6メートル05(+3.3)(3位)

吉田 5メートル97(+3.6)(6位)

対校得点

▼男子1部総合(24日終了時点)

1位  東海大 54点

2位  順大  48点

3位  日大  45点

11位 早大  15点

▼男子1部トラック競技(24日終了時点)

1位 東海大 40点

2位 東洋大 29点

3位 順大  26点

7位 早大  15点

▼女子1部総合(24日終了時点)

1位 筑波大 76点

2位 日体大 62.5点

3位 中大  33点

6位 早大  31点

男子コメント

中村健士(スポ4=東京・調布北)

――試合を終えた気持ちをお願いします

やっちゃったなあ…という感じです。残念な気持ちが一番あります。

――最近の調子はいかがでしたか

けがをしていて練習を積めていたわけではないのですが、しっかりきょうに合わせて調整はしてきて、体の調子もよかったので、練習が積めていなかったわりにはよかったと思います。

――2回目のファールの後はチームメートとどのような話をされましたか

少ししかファールしていないから大丈夫、次飛べばいけるよ、という話をされました。

――3本目はどのような気持ちで臨みましたか

緊張しすぎて覚えてないです。2回ファールをしてしまって、精神的に追い込まれていました。やばいやばいという気持ちで…。とりあえず絶対にファールはしてはいけないというのと、ビビって助走を抑えすぎるのもよくないというその二つの気持ちで臨みました。

――ご自身の結果を見てどう思われましたか

今の調子と、風のことを考えると妥当なのかなと思います。

――次戦に向けてお願いします

きょうは1本目からファールしてしまって、2本目もずるずるといってしまった感じがありました。助走が合わなかったのがきょうの悪かったところかなと思います。助走練習を最近ずっとできていなかったので…そこを2週間以内にしっかりとやって、次こそ自己ベストは絶対に取りたいと思います。

半澤黎斗(スポ2=福島・学法石川)

――6位入賞という結果に対してどのような気持ちですか

去年、関カレ(関東学生対校選手権)で悔しい思いをしたのと、4年生の齋藤さん(雅英、スポ4=東京・早実)が出場できなかったのでその齋藤さんの分もという気持ち、あと予選で落ちてしまった中谷(雄飛、スポ2=長野・佐久長聖)や飯島(陸斗、スポ4=茨城・緑岡)さんの分もという色々な思いを持って臨みました。1つでも上の順位を目指す想いで走ったので、6位でとりあえず得点を取ることができたので少しホッとしている部分もあります。また、ラストで刺されてしまったのはやはり自分の詰めの甘さというか弱いところでもありますし、課題かなと感じています。

――決勝レースの展開は予想していましたか

風が強いということもあって、すごくハイペースになるか、逆にスローペースになるかのどちらかだと思っていたのでイメージはしていましたが、スローペースは自分の苦手な展開なので少し嫌でしたが位置的にはいいポジションをとれたと思います。

――どのようにレースを展開しようと思っていましたか

スローの展開になってからは、誰がいつ仕掛けるのかをしっかりと見極めたレースをしなければいけないということを考えるようにしました。仕掛けられたらいつでも対応できるような位置取りをしていました。

――今大会を迎えるにあたって調子や状態はいかがでしたか

練習も良い形で積めていて、トラックレースでは大学に入ってから初めて自信を持って臨めた試合だったので、そういった部分では本当は表彰台に登れれば一番良かったのですが、得点を取れたことは良かったと思います。

――この結果はご自身にとっても大きかったのではないでしょうか

そうですね、こういった大きな大会でひとつ入賞という結果を残せたことは自信になりましたし、やっと自分らしい走りが戻ってきた感覚があったので、これからは全日本(全日本大学駅伝対校選手権)の予選会が大きな大会になりますが、そこでも自分の良さを出してチームに貢献できたらいいと思います。昨シーズンは個人としてもそうなのですがやはり駅伝でチームに迷惑をかけてしまったので、それを返すためにもトラックシーズンからしっかり調子を上げていくつもりでやっています。

――中距離的な練習が多かったのでしょうか

今年は、けがもあって距離を踏めなかったので、スピード重視の練習を多めに取り入れていました。飯島さんや齋藤さんと同じ練習をできていたというのは自信になっていました。

――次の試合は全日本予選会ということになるのでしょうか

まだ個人的には出場メンバーに入れるかわからない状況ですが、長距離ブロック的にもすごく良い雰囲気できているのでメンバー争いも、し烈になってきているので、その中で自分も持ち味をしっかり出していきたいと思っています。

――トラックシーズンは続きますがその中で何か目標は考えていますか

この大会でひとつ自分の中で切り替えることができたので、これからは5000メートル、1万メートルと自己ベストを出せるように流れに乗っていきたいと思います。予選会に関しては自分の結果よりもチームが予選を通るかどうかだと思うのでそういう意味でチームに貢献できる走りがしたいです。

女子コメント

溝口友己歩(スポ4=長野東)

――最近の調子はいかがでしたか

昨年けがをしてから、この1年間は思うように自分の歩きができないままずるずると来てしまっていました。4月の頭にも貧血になってしまって、そこが自分の中で駄目だったなと思います。なかなかうまく噛み合っていない状態で迎えた関カレ(関東学生対校選手権)でした。

――きょうは今季初レースになりました

そうですね。前回の日本選手権も、いろいろ噛み合っていない状態だったので欠場してという感じでした。今回は少し状態が良くなり始めたぐらいの段階でした。

――考えていたレースプランはありましたか

スピード練習の質もそんなに上げられていなかったので、最初突っ込んでしまうときつくなってしまうなと思いました。なので最初は落ち着いて入って、後半の4000メートルをしっかり粘りたいと思っていました。

――具体的な目標はありましたか

優勝を目指していたのですが、今の自分の実力は全然そこに及んでいなかったなと思います。

――実際のレースは振り返っていかがでしょうか

最初、先頭がそんなに速く入らなかったので落ち着いて入ることはできたのですが、やっぱりまだまだ練習不足で、後半思ったよりも落ちてしまいました。

――後半、先頭との差が開き一人旅になりました。その時に考えていたことはありましたか

とにかく前の選手を拾っていくことだけを考えて歩いていました。

――きょうの結果はどのように捉えていらっしゃいますか

最後の関カレで、下級生に負けてしまうという自分が情けないんですけど、これが今の現状なので、しっかり受け止めて次につなげていきたいと思っています。

――次の試合は決まっていますか

次は2週間後の個人選手権(日本学生個人選手権)に出るのですが、大きい大会は全カレ(日本学生対校選手権)までありません。2週間ではそんなに状態は変わらないと思うので個人選手権は練習の一環として出て、全カレはしっかり合わせられるようにしたいと思います。

漁野理子(政経3=和歌山・新宮)

――3位入賞を果たしたいまのお気持ちは

ほっとした気持ちはありつつ、それよりも悔しいなという気持ちの方が勝っています。

――悔しいというのは

六大学(東京六大学対校大会)が終わってから足首をけがしてしまって、うまく練習を積めなくて大会にすら出られないという状況が続きました。きょうは自分の力を出し切れればいいかなと思ったんですけど、実際に試合をやってみて、優勝を目指していた部分もあったのかなと思うとただただ悔しいです。

――予選で跳んでみて、感触はいかがでしたか

予選は、(試合前は)どうなんだろうと思ったんですけど、二本で通過できて、調子自体は悪くないなと思っていたので、決勝も頑張ろうと思って臨みました。

――優勝を目指して、という気持ちはいつくらいに湧いたのでしょうか

試合前ももちろん上級生として優勝を狙っていかなければいかない立場なので、その気持ちはあったんですけど実際不安もあって、やってみないとわからないなと。跳躍練習もほとんどやっていない状況で臨んだ大会だったので、不安もありつつという感じで臨んで。跳んでみていつも通りの跳躍ができるなと思って、「いつも通り、いつも通り」を心掛けて、競技中はもう優勝しか狙っていなかったです。

――決勝では1回目から6メートル05を残しましたが

もうちょっといきたかったですね。決して跳べてよかったというよりかはもうちょい欲しかったと思いました。

――そこから記録を伸ばすことができませんでした

自分の中で良い跳躍がありつつも、それがファールしてしまったりとか、まだ再現性も低くて、試行錯誤しながら1本1本跳んでいた状況だったので、やはりいつも自分が思っている跳躍ができるように練習していくしかないなと思いました。

――5回目に高良彩花選手(筑波大)にリードされたときは

このままの記録だと、絶対に高良ちゃんは跳ぶなというのはわかっていたことなので、そこまで他の人の記録に左右されるというよりかは自分の記録を伸ばせなかったことが悔しいです。

――昨年は3位で今年も3位でしたが、違いはありましたか

去年は挑戦者というか、全然入賞なんかしないと思われていた存在から3位に入って、自分的にも3位に入れるとは思っていなかったのでうれしい気持ちはありました。今回はやはり3年生なので絶対にきっちり結果を残す立場として、自分としても成長が見られなかったという部分があって、うれしいけれど悔しいです。

――きょうの動きに関してはいかがでしたか

きょうは跳んでいなかったのでバネが溜まりに溜まっていたので、調子も良くて、ピーキングをうまく合わせられたかなと思います。

――きょうの試合を受けてこれからの試合にどう向かっていきたいですか

もう駄目だったとは言えない時期に入ってきているので、1試合1試合で結果を残していく、こういう大会でしっかりと結果を残していくことが重要だと思います。自己ベストを更新しつつ、次の対校戦の全カレ(日本学生対校選手権)ではもっと良い順位、良い記録を狙ってがんばります。

吉田梨緒(スポ1=北海道・立命館慶祥)

――本日の調子はいかがでしたか

今シーズンの中で一番仕上がっていたのではないかなと思います。

――予選、決勝とありましたが、まず予選を振り返っていかがですか

予選は3本跳んでしまって、1本目でしっかり集中して合わせることができなかったというのが反省点としてあります。その中でも(5メートル)80センチ台を跳べたのは大きかったですが、悔しさの残る結果となりました。

――予選と決勝の間に修正した部分などはありますか

ビデオを何回も見て、自分の感覚と実際の動きにずれがないかを確認して修正しました。

――決勝は土壇場の3回目で好記録を出し、4回目以降に進出されました。振り返っていかがですか

1本目で決められなかったのが大きな反省点で、今後の課題になると思います。でも3本目でしっかり集中して自分の跳躍ができたということは自信につながりました。

――4回目以降はどのような気持ちで跳躍をされましたか

土壇場でエイトに残ることができたので、「ここからは冷静に自分の跳躍をしていこう」と気持ちを切り替えて、あとは自分との戦いだと思って頑張りました。

――結果についてはいかがですか

3本目でエイトに残れた嬉しさ半面、トータルとして見るともったいないというか、もう少しいけたんじゃないかという悔しさもあります。うれしさ半面悔しさ半面という感じです。

――調子が良かったとのことですが、助走や踏み切りの感覚なども合っていたのでしょうか

いま助走スピードが上がってきて、それに対応する踏み切りの感覚とかがまだ完成していません。ここからまた調子を上げていって、次の試合に向けて調整していきたいと思います。

――きょうは風が強めでしたが、そのあたりはいかがでしたか

地元の北海道でも追い風6メートル以上で跳んだこともあったので、追い風はけっこう得意です。この風に乗っていこう!という感じで頑張りました。

――初めての関東インカレはいかがでしたか

高校の大会とは雰囲気が違って、その雰囲気がすごく好きで楽しめたので、来年の関カレはもっと余裕を持って楽しめるような試合を自分でプログラミングしたいです。

――今後の目標を教えてください

まずはあと1カ月後くらいに日本選手権があるので、そこでしっかり自分の跳躍をまとめて、自己ベストを狙っていきたいと思います。