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アーチェリー部

2019.05.14

関東学生リーグ戦 5月12日 東京・帝京大レンジ

2連覇こそ逃すも、王座に向けて収穫も見つかる

 昨年、絶対王者だった日体大に勝利し悲願のリーグ戦初優勝を果たした早大。今年も優勝決定戦は同じ顔触れとなった。序盤からリードを奪われ、追う展開となった早大。前半終了時点では32点差と逆転も可能な位置につけたが、その後突き放され、2440-2527で敗戦。2連覇を目指したがかなわず、悔しさが残る結果となった。

 リーグ戦5戦を全勝で迎え、優勝決定戦に駒を進めた早大。すでに全日本学生王座決定戦(王座)への進出を決めている状況だが、きょうは前後半ともに、王座と同じ70メートルでの試合。「王座制覇」を掲げる中で、勝利しておきたいところだ。前半、中村美優(スポ2=北海道・旭川北)がいきなり55点の高得点を出し、チームに勢いをもたらすかと思われたが、日体大にも中心に矢を集める安定的なショットを放たれ、早大は第1エンドから追う展開となった。後半、矢原七海(スポ1=福岡・柏陵)横塚葵(文構2=埼玉・栄東)らが前半を上回る点数を出したが、日体大の勢いは止められず、リーグ戦の戦いを終えることとなった。

主将としてチームを引っ張る助川

 試合後、遠藤宏之監督(平4政経卒=東京・早大学院)は「連覇を狙っていた中で、差が結構開いて敗戦というのは本当に残念」と振り返った。敗因としては、70メートルの練習量にあったと話し、「明らかに、見ている上ではそこの違い」だとした。これまでとは違う距離での戦い。「ゴールデンウィークとか、みんなで集中して70メートルの練習を行ってきた」(助川茜女子主将=政経4=岩手・花巻北)早大だったが、その実力を十分発揮することはかなわなかった。ただ、「この差というのは伸びしろがあると思ってますから、そこをしっかり準備していきたい」(遠藤監督)とも語り、すでに次なる戦いを見据えていた。

後半得点をあげた横塚と矢原

 助川はきょうの試合の成果として、雰囲気に飲まれることなく暗くなることもなく、射つこと」ができた点をあげた。強豪がそろう王座では劣勢の展開になる可能性もあるなか、チームの雰囲気を保ってプレーできることは大きな武器になるはずだ。ついに来月に控えた大舞台。昨年は優勝への期待がありながら、2回戦敗退と悔しい結果に終わっている。王座までは残り1か月。きょうまでに見つかった課題を修正し、今年こそ悲願達成をしたい。

(記事 岡秀樹、写真 栗林真子、白石智奈美)

結果

●早大2440-2527日体大

コメント

遠藤宏之監督(平4政経卒=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って、いかがでしたか

やはり連覇を狙っていた中で、差が結構開いて敗戦っていうのは本当に残念です。それから見ていて思ったのが、きょうの試合ですが、70メートルという距離です。普段のここまでの4月の50メートル30メートルという射程での勝負と大きく違ってきて。やっぱり相手の日本体育大学の方が、70メートルの練習量は明らかに、見ている上ではそこの違いかな。逆に我々は、そこを来月の王座に向けて、王座は70メートルですから、裏を返せばきょうのこの差というのは伸びしろがあると思っていますから、そこをしっかり準備していきたいと思っています。

――強豪が揃う王座の中で、きょうの試合から活かしてほしいところはありますか

やっぱり、とりわけ短い時間でリズム良く打つというのがポイントになってきます。プレッシャーに打ち勝つには、考えてゆっくりではなくて、ある程度動作の中で染み込んだプレッシャーに負けない射ち方というのは、早いリズムで一定して射っていく。そこのところをきょうの中で、やっぱり出来た瞬間ってあったと思うんですよ。そういった部分を、じゃあ来月に通用する射ち方ってこれじゃないかっていうのを、良い形で出来たっていうのを、来月への準備として練習して、逆に言うとそこが足りなかったっていうのであれば修正課題になるものですので、その意味ではきょうの勝ち負けとは違う部分で、70メートルの試合で出来たこと出来なかったことっていうのは、この1ヶ月でトレーニングの課題になると思います。

――最後に、この最後の1ヶ月に、練習で選手に期待することは何ですか

王座を取るっていうのは、この代の1年前に定めた最大の目標ですので、いよいよそこにチャレンジする舞台にやっと立てた。ある意味ここでスタートラインですから、ここでこの1年準備してきたものを、自分たちが納得出来るように発揮する。そのことへの1年の思いを込めて、この1ヶ月間の活動に注いでいってほしいなと、そう思います。

助川茜女子主将(政経4=岩手・花巻北)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

去年優勝しているっていうことがあって、2連覇狙える位置にいるっていうことでも連覇を目指していたんですけれども、日体さんがかなり高い点数を射たれていたので、実力不足だったかなという感じです。

――王座と同じ70メートルの試合でしたが、チームとして意識して取り組まれてきたことはありますか

今までのリーグ戦は距離の違う、ショートハーフと呼ばれる距離での試合だったので、早く70メートルっていう距離をまず慣らそうっていうことで、ゴールデンウィークとか、みんなで集中して70メートルの練習を行ってきました。

――強豪がそろう王座で、きょうの試合かは生かしていきたいことはありますか

負けてしまいはしたんですけれど、その中でも1人1人がしっかりと自分のペースでっていうか、雰囲気に飲まれることなく暗くなることもなく、射つことが出来たっていうのは、チームとして1つの成果かなと思っています。

横塚葵(文構2=埼玉・栄東)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

自分的に今まで練習してきた部分を集中して、射つことが出来た、素直に良かったんですけど、それでもやはり前半部分とかは外しが多くなってしまったので、結果的には少し悔いが残る結果となってしまいました。

――王座と同じ70メートルでの試合でしたが、何か意識されていた点はありますか

ショートハーフから70メートルに距離が変わるということで、フォームを一から見直して、70メートルに合ったフォームで射つことを意識しました。射角が変わると自分は肩が上がりやすいので、そのあたりを注意して射ちました。

――リーグ戦での収穫と課題について教えてください

リーグ戦第1戦から第3戦は、自分で変に気負ってしまう部分とかがあって、緊張とかしてしまって上手く射てなかったんですけど、リーグ戦後半4戦5戦になって、思い切って自分のやりたいことをやるということに焦点を当てて、射てたということが今日の優勝決定戦まで繋がったと思います。

――王座に向けての意気込みをお願いします

とりあえず学内、早稲田の中での上4人に入れることを第一の目標にして、その先に王座を制覇するという目標を見据えて頑張っていきたいと思います