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ゴルフ部

2019.05.13

関東女子大学春季Bブロック対抗戦 5月7・8日 栃木・セブンハンドレッドクラブ

新旧の融合でBブロック制覇! 2年ぶりのAブロック返り咲きを果たす

 雲1つない快晴の中、早大女子ゴルフ部は歓喜の瞬間を迎えようとしていた。関東女子学生Bブロック対抗戦で初日を首位・法大と1打差の2位で折り返し、迎えた2日目。深谷琴乃(教3=東京・早実)とルーキーの稲垣那奈子(スポ1=東京・共立女第二)がともに1アンダーをマークするなどして法大をまくり、悲願のBブロック制覇を達成。2年ぶりとなるAブロック昇格を決めた。

MVPの深谷がチームをAブロック昇格へと導いた

 去年の秋季対抗戦は専修大に届かず惜しくも2位で終わり、「絶対勝つという強い思いで挑んだ」と語るのは深谷だ。序盤からショットの調子が上がらず「耐えるゴルフ」が続いたものの、スコアを何とかパーの72にまとめ初日を終える。そして、「アンダーを出そう」と強い気持ちで臨んだ2日目。1番ホールでティー、セカンドともに素晴らしいショットをみせてバーディーを奪うことに成功する。その後再びショットが不調に陥ってしまうが、決して大崩れすることはなかった。最終的に1アンダーで2日目を終え、トータルでチームトップのスコアをマーク。リーグ戦の最優秀選手に選ばれる大活躍を見せた。

稲垣は鮮やかなデビュー戦を飾った

 高校時代に全国大会で優勝し、今年度唯一のスポーツ推薦入学者である稲垣もデビュー戦ながら堂々たる内容を披露。「初めての団体戦で何もわからない状態でプレーした」状況にも関わらず初日からスコア75と安定した結果を残すと、2日目に本領発揮。先輩からの後押しを受け、「いい成績を残すことに集中できた」と深谷に並ぶ1アンダーを記録。「本当に頼もしいルーキー」と主将の清水日奈(スポ4=栃木・宇都宮文星女)も目を細める活躍で、チーム躍進の大きな原動力となった。また、清水、柏木瑠美(スポ2=兵庫・滝川二)の両者も苦しみながらトータルスコアを70台で回り切り、栄冠獲得に貢献した。

さらなる飛躍への足掛かりとすることができるか

 初日に2位としてからの鮮やかな逆転優勝だ。「追いかける立場で、精神的に楽に戦えた」と主将の清水日奈(スポ4=栃木・宇都宮文星女子)が語るようにチーム全体が一つになり、思い切って戦い抜いた。稲垣ら新入生が「新しい風」(深谷)を吹かせ、上級生がしっかりと結果を残すというまさに『新旧の融合』によりつかみ取った大きな1勝。だが、ここから女子部の真価が問われる戦いが待ち受けている。Aブロックの大学は個々人の実力が高いだけでなく、部員数の少ない早大と比べると選手の数も多いため、「1人の一打がチームの一打になる」(深谷)というようにショットの重みもさらに増してくる。そんな中でチームとしてのみならず個々人としてもどのようなアプローチを見せてくれるのか。個人戦も含め今後の戦いから目を離さずにはいられないだろう。

 

(記事、写真 篠田雄大、島形桜)

※掲載が遅くなり申し訳ありません

結果

▽総合順位

順位 大学名 1日目 2日目 総合成績
優勝 早稲田大学 223 219 442
2位 法政大学 222 225 447
3位 山梨学院大学 228 225 453
4位 駒澤大学 223 243 466
5位 学習院大学 243 240 483
6位 慶應義塾大学 242 245 487
※各大学出場4人中上位3人のスコアを採用

▽個人成績

選手名 学部・学年 1日目 2日目 総合成績 総合スコア
稲垣那奈子 スポ1 75 71 146 +2
柏木瑠美 スポ2 76 77 153 +9
深谷琴乃 教3 72 71 143 -1
清水日奈 スポ4 78 78 156 +12
小掛稀友 文構1 記録なし 記録なし 記録なし 記録なし
※1ラウンド・パー72打
コメント

清水日奈主将(スポ4=栃木・宇都宮文星女)

――このたびは優勝おめでとうございます

 ありがとうございます!

――リーグ戦の2日間を振り返ってみていかがですか

 自分が主将となってから春のリーグ戦で優勝し、信夫杯(信夫杯争奪全日本ゴルフ対抗戦)に出ることを目標にしていてそれに向かって4月から新入生も入って一生懸命にやった結果がこのような結果となりよかったと思っています。

――リーグ戦でのご自身のプレーを全体的に振り返ってください

  

2日とも不調で選手のみんなには迷惑をかけてしまったんですけど、選手や後輩たちが自分の存在が大きかったと言ってくれ、スコアが伸び悩んだ中でもみんなが元気づけてくれてうれしかったです。ショットとかの内容はとても良くて、パッティングが決まらなかっただけなので、その精度を上げることができれば、秋もAブロックでいい成績を残せると思っています。

――二日間を通して印象的だったホールはありますか

やはり2日目の最終ホールですかね。あとは9番ホールが非常に難しくて、合宿などでの練習でもパーをとれるイメージがなかった中で今日はパーをとることができたので、それも印象深いです。

――初日と2日目とで何かプレー面、精神面含めて違った点はありましたか

初日のスタートダッシュを大切にしていたのですが、それを午前中は良い感じで切ることができました。午後少し崩れてしまってトップと1打差の2位で初日を終えたんですけど、逆に2日目に追いかける立場でいることができたのが精神的に楽になりました。

――今日は1年生の稲垣選手のデビュー戦となりましたが、稲垣さんのプレーに関してはいかがですか

本当に期待のルーキーです。高校時代の実力そのままにデビュー戦でも実力を発揮してくれたのでこれからの4年間が楽しみです。

――今後の抱負を教えてください

とりあえず、目標にしていた春季リーグ優勝は達成することができたので、次は信夫杯に出ることを大きな目標にしたいですね。自分は1年生の時に出場したのですが、あの光景を後輩たちにも味わわせてあげたいですね。リーグ戦で4位以上に入れば信夫杯に出場できるのですが、なんとか秋季リーグをAブロック3位以上で終えられるように頑張りたいです。

深谷琴乃(教3=東京・早実)

――今大会にはどのような思いで臨みましたか

昨年の秋(秋季リーグ戦)も勝てるという思いで臨んだんですけど、届かなくて専修大学に負けてしまって結局2位という結果でした。その悔しさが結構あったので、絶対勝つという思いで挑みました。

――2日間のプレーを振り返ってみてどうですか

2日間ともトータルアンダーで回ろうという思いはあって、初日もそうだったんですけどちょっと今ショットの調子が良くなくて、結構耐えるゴルフになってしまって、2日目はその中でもアンダーを出そうと思っていたので、初日より2日目の方が思いは強くて、結果1打ですけど初日よりいいスコアを出すことができて良かったです。

――2日目の前半は2アンダーで回られていました

出だしがたまたまティーショットもセカンドも良くて、バーディが取れて、今日はショットがいいのかなと思ったんですけど、回っていくうちにまた悪くなってきてしまったので、耐えるゴルフをしようと思いました。

――今大会でMVPを獲得されましたが、お気持ちは

去年の秋はMVPに1打か2打足りなくて、結局チームも2位になってしまいました。監督が優勝するにはチームにMVPが必要だという話をされていて、本当にそうだなと思いました。

――上級生となって気持ちの変化はありましたか

スポーツ推薦で稲垣(那奈子、スポ1=東京・共立女子二)が入ってきてくれてすごく心強いですし、今各学年2人なんですけど、今年は3人入ってきてくれたので、それは部に新しい風を吹かせてくれたと思います。私は3年生になって後輩が増えて、責任感が増しました。

――Aブロックで戦うこととなりますが、意気込みをお願いします

Aブロックのチームはすごく強いですし、Aに上がると人数がぎりぎりなので、やっぱり1人の1打がチームの1打になってくると思います。今から秋の戦い(秋季リーグ戦)は始まっているくらいの、本当にそれくらいの勢いでちゃんと準備して、できれば全国大会に行きたいですし、みんながいいスコアを出せばいけると思うので、そこを目指して行きたいです。

――個人的な目標はありますか

これから個人戦がいろいろ始まってくるので、まずはショットの調子を戻して、いい成績を残せるように頑張りたいです。

柏木瑠美(スポ2=兵庫・滝川二)

――今大会はどのような目標を持って臨まれましたか

清水さんが1度信夫杯(信夫杯争奪日本大学対抗戦)に行かれてて、その景色を後輩に見せてあげたいとおっしゃっていたので、それに出場するためにまずはBブロック優勝というのを目標としていました。あとはメダリストも目標にして頑張っていました。

――2日間を振り返ってみてどうでしたか

1日目はショットの調子が良くなくて、パターで耐えるというゴルフでした。応援で同期が付いてくれたんですけど、その念とかが伝わって、パターが入ってくれたのかなと思います。2日目はまとまっていたんですけど、最後の最後でOBをしてしまって、そこが少し悔いに残っているので、秋のリーグ戦では絶対に、私がチームを引っ張ったと言えるようにしたいです。

――印象に残っているホールは

16番ホールがすごく難しくて印象に残っています。

――学年が上がって気持ちに変化などはありましたか

1年生の時はまだリーグ戦がどういうものなのかよくわからなかったんですけど、この1年早稲田大学で過ごして、リーグ戦の重みを感じることができて、1年生の時とはまた違った気持ちで挑むことができました。

――1年生の稲垣菜々子選手についてはどうですか

後輩なんですけど、すごく尊敬しています(笑)すごく上手くて、私も負けないように頑張りたいです。

――今年の目標をお願いします

Aブロックでまた上位に入って、次は信夫杯に出られるように頑張ります。

稲垣那奈子(スポ1=東京・共立女第二)

――リーグ戦の2日間を振り返ってみていかがですか

大学に入って初めての団体戦で、かなり緊張してしまい、初日はあまりスコアが出なかったので、一時はどうなってしまうのかなとさえ思いました。2日目は先輩方がしっかりとスコアを出してくださるとわかっていたので、自分は思い切ってプレーしようという風に切り替えることができたのが良かったと思います。

――初日と2日目で何か変化等はありましたか

初日は何もわからない状態でプレーしたので先輩方に対して回る側ではあったのですがどうサポートしたらよいのかが分からず、いろいろ考えながらプレーしていました。でも、1日終えてみて、先輩方から自分たちのことはいいから自分のプレーに集中してと言ってもらえて、とにかくいい結果を出すことに集中できたのが2日目だったかなと思います。

――今リーグ戦が早大生としてのデビュー戦でしたが、それに関してはいかがですか

入学してから1か月という短い期間での初戦だったので正直やだなーという感じだったのですが、団体戦で勝つとやってきてよかったと思えるので、これからもそういう思いでやっていきたいなと思います。

――早大に進学された決め手は何でしたか

元来大学に入ったらスポーツ科学を学びたいと思っていて、来てほしいとお話をいただいた大学の中からそのような分野を学ぶことができる大学ということで早大を選びました。

――今後の目標を教えてください

個人としては日本学生選手権と日本アマチュア選手権でしっかりと上位に入りたいと思っています。ですがその前に関東女子選手権があるので、まずはそこで好成績を残し、それらの大会に進めるようにしたいと思います。団体戦では秋季リーグでも結果を残せるように頑張ります!