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庭球部

2019.05.07

関東学生トーナメント/本戦最終日 5月7日 早大東伏見テニスコート

スーパールーキーに完敗。清水は悔しさのにじむ2位入賞

 1週間にわたり激闘が繰り広げられた関東学生トーナメントもついに最終日を迎えた。各種目の決勝が行われたこの日、早大からは唯一の勝ち残りとなっていた清水映里(スポ3=埼玉・山村学園)が出場。女子シングルス決勝はITF世界ジュニアランキング最高7位という実績を持ち、今大会も1年生ながら破竹の勢いで勝ち進んできたスーパールーキーの佐藤南帆(慶大)を、一昨年前の全日本学生選手権(インカレ)、昨年の全日本学生室内選手権で優勝を果たしている学生女王・清水が迎え撃つ構図となった。

 ファーストセット序盤から壮絶なストローク戦が繰り広げられた決勝は第1、第2ゲームを互いにブレークして幕を開けた。第4ゲームには佐藤が華麗なボレーを決めブレークするが、続くゲームには清水がベースラインギリギリを突くロブショットや強烈なリターンエースでラブゲームでブレークバックに成功。しかし、直後の第6ゲームにはサーブをダブルフォルトするなど清水のミスが目立ち、佐藤に3つ目のブレーク許すと、その後のゲームを手堅くキープされ、ワンブレークアップでこのゲームを献上。佐藤に先行を許すかたちとなった。

ファーストセットは激しいストローク戦が繰り広げられた

 巻き返しを図りたい清水。しかし、「セカンドセットになった時に質の高いプレーを続けられる能力がまだ私にはなかった。佐藤さんの方が常に波もなくいいプレーを続けられていた」(清水)とセカンドセットに入るとポイントすら思うように奪えない時間が続く。その予兆はラブゲームキープを許したファーストセット最終ゲームから感じられていた。強烈かつ正確なショットを左右に散らす佐藤に対し、防戦一方となった清水は自身のミスも重なり第1ゲームから4ゲームを連続で奪われ、大きく突き放される。第5ゲームでサービスキープに成功し、一矢報いた清水だが、反撃もここまで。その後のゲームも連続で落とし、ストレートで完敗を喫した。

清水はセカンドセットを為すすべなく落とし、完敗を喫した

 「ショットの精度と質が今まで戦ってきた選手よりも何枚も上手でずっと主導権を握られてしまった」と試合を振り返った清水。2位という結果についても「優勝を目指していたので全然満足はしていない」(清水)と悔しさをにじませた。両者は4日後に控える早慶対抗試合でも顔を合わせることが予想される。学生女王として、そして早大のエースとして負けられない好敵手として佐藤は今後も清水の前に立ちはだかるだろう。「トップを目指すとなればショットの精度の質とそれを続けられる能力を上げてもっとレベルアップしていかないといけない。この負けを生かして頑張っていきたい」(清水)。ここまで学生トップをひた走ってきた清水の真価が問われる時がやってきた。

(記事、写真 林大貴)

2位に入賞した清水

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結果

女子シングルス
▽決勝
●清水映里 [3-6、1-6] 佐藤南帆(慶大)


コメント

清水映里(スポ3=埼玉・山村学園)

――今日の試合を振り返って

初めての対戦だったんですけど、ショットの精度と質っていうのは今まで戦ってきた選手よりも何枚も上手で、私自身攻めたくても攻め切れなかったり、守り抜きたいところでも決められてしまったり、自分のペースに持っていけることが少なくて、やりづらかったという印象です。一度もリードを奪えなかったので、ずっと主導権を握られてしまいました。

――ファーストセット序盤は互角に戦えていた印象がありましたが、振り返っていかがでしょうか

私が風下の時の相手のサービスゲームを結構プレークできて、風下の時の方がやりやすい印象があったんですけど、大事なところで相手の方が一枚上手でした。しっかりコートの中でプレーしてきたので、向こうの方が上手でしたね。

――セカンドセットでは突き放される展開となりました

ファーストセットはラリーの中でしのげていたり打ち合えていた部分が、セカンドセットになった時に質の高いプレーを続けられる能力がまだ私にはなかったのが一番の原因で、佐藤さんの方が常に波もなくいいプレーを続けられていたのが突き放されてしまった要因だと思います。

――2位という結果に終わりましたが、今大会全体の出来としてはいかがでしょうか

優勝を目指していたので全然満足はしていないです。この大会に出たことで自分の課題が明確に分かりましたし、やってきた練習の成果が出た部分もあったので、切り替えるというよりはこの負けを生かして頑張っていきたいと思います。

――佐藤選手とは今後も対戦があると思います。勝利には何が必要だと思いますか

トップを目指すとなればショットの精度の質とそれを続けられる能力を上げてもっとレベルアップしていかないといけないのと、試合の中でしか得られない経験もあるので、実践を増やしていきたいです。プレッシャーのかかったポイントとか、大事な場面でどういうプレーができるかっていうのも経験を積むことで身につくと思うので、もっとチャレンジしていきたいです。

――来週には早慶対抗試合も控えていますが、今後に向けて一言お願いします

今日も応援に来てくれた先輩やサポートをしてくれた後輩たちに感謝して、練習してくれる男子にも感謝して(笑)。人間力も高めて、謙虚に忠実に頑張りたいと思います!