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合気道部

2019.05.03

第27回関東学生新人大会 5月2日 埼玉・入間市武道館

成長が見られた新人戦 団体戦で優勝をかざる

 2年生にとって初めての公式戦である、関東学生新人大会が埼玉・入間市武道館で行われた。早稲田からは5人が出場。男子乱取個人戦では、4人中3人が一回戦敗退という悔しい結果に。一方で、男子演武ではトップ3を独占、混合団体戦では優勝するなど大会を通して成長がみられる結果となった。

 最初に行われたのは、乱取個人戦。男子乱取個人戦には、4選手が出場した。内藤滉太(教2=東京・早稲田)が二回戦に進出したが、1-5で敗退。「試合慣れしていなかったということが一番の原因」と山浦良弘主将(文3=千葉・専大松戸)が語るように体さばきや場外で指導を重ね、全員が序盤で涙をのんだ。一方で女子は意地を見せる。吉野舞(文構2=埼玉・早大本庄)がスピード感のある積極的な突きで順調にポイントを獲得。危なげなく決勝まで駒を進める。迎えた決勝では、短刀側の前半戦から相手に攻め込まれ3点のリードを許す苦しい展開に。徒手側の後半戦でも突有を4回決められ1-8で優勝を逃した。

女子乱取準決勝で攻め込む吉野(右)

 続く演武には3組が出場。今大会では、乱取の型を17本披露する演武を行った。乱取での悔しさを晴らすように、白石勇亮(スポ2=東京・清瀬)・諏訪駿之介(先理2=埼玉・県浦和)組が優勝、吉野・白石組、金子佳央(教2=東京都市大付)・内藤組がそれぞれ2位、3位になるという素晴らしい結果を残す。また、混合団体戦では初戦、二回戦ともに圧倒的な力を見せつけ決勝へと進出。混合団体決勝の前に行われた女子乱取個人決勝において吉野が負傷し欠場になってしまう。2-2で迎えた決勝最終試合を託されたのは金子。「何としても勝たなくてはいけないというプレッシャーはありました」と語ったが、その緊張を感じさせないような試合運びであった。短刀側の前半戦から果敢に攻め続けリードを保ったまま徒手側に。後半戦も巧みなさばきで相手の突きをかわし、見事優勝を勝ち取った。

男子演武で優勝を飾った白石・諏訪組

 緊張と勝利への気持ちが混ざって白熱した試合が多く見られた新人戦。会場の盛り上がりもさながら、早稲田の応援にも熱が入っていた。自らの試合が無いときは上級生を含め部員全員で声を出して応援し、試合後も笑顔で言葉を交わすなどチーム内での雰囲気の良さが感じられる。指導が多いことなど課題が見られた部分もあったが、試合を通して成長していく姿に目が離せない。

(記事 久保茉里奈、写真 松下瑞季)

結果

▽女子乱取個人戦
吉野 2位

▽男子演武
白石・諏訪組 優勝
吉野・白石組 2位
金子・内藤組 3位

▽混合団体戦
早大 優勝

コメント

山浦良弘主将(文3=千葉・専大松戸)

――後輩の試合を見ていかがでしたか

大会の試合の中で成長していく姿を見ることができたので、今後が楽しみだなと思いました。

――特にどのような点が成長したと感じましたか

個人名を挙げると金子の短刀で点が取れるようになったので、実力が上がっているなと感じました。

――男子乱取では4人中3人が初戦敗退してしまいました

試合慣れしていなかったということが一番の原因なのかなという風に考えています。その後の団体戦では結果を残してくれたので早稲田だけで練習しているときと他大と試合するときでは違うということを2年生も肌に感じたと思うので今後頑張ってくれたらなと思います。

――男子演武に関しては上位を独占しましたが

いつも通りの感じを出せていて結構緊張感のある演武ができていたので練習の成果が出たのかなと思いました。

――団体戦ではけが人が出て不戦敗となってしまうアクシデントがありながらも優勝できました。その勝因は何かありましたか

会場が結構盛り上がっていたり団体戦はみんないい形で勝っててチームの雰囲気も良くなっていたので、残念ながらけが人が出てしまったのですがそこは切り替えて試合に臨めていたかなと思います。

――今後のチームとしての課題は

(乱取)個人戦で負けてしまったので、全てにおいて優勝、うまくいけば上位3人を独占するような圧倒的な結果を見せることです。

金子佳央(教2=東京都市大付)

――ご自身初の公式戦となりましたが、どのようなお気持ちでこの試合に臨みましたか

先輩たちの歴代の記録があるので、そこに自分が出るということで、すごく緊張していました。

――今大会の目標などはあったのでしょうか

自分は新人戦優勝する気持ちでいたのですが、最初の個人戦で負けてしまったので悔しかったです。

――では、その乱取個人の試合を振り返っていかがでしたか

最初だったので、肩に力が入って視野も狭くなっていました。今後は最初から十分に力が発揮できるよう、練習していきたいと思います。

――演武についてはいかがでしたか

自分でもったいなかったなと悔いがある部分はなかったです。これは通過点だと思うので、先輩方にご指導頂きながら頑張っていきたいと思います。

――混合団体戦ではご自身の勝利で優勝を決められましたが、振り返ってみていかがですか

女子の吉野が怪我で出られなくなったので、これは何としても勝たなくてはいけないというプレッシャーはありました。でも、それが糧になったと思います。

――最後に、今後の目標を教えてください

今後は自分のやりたい合気道を目指してやっていきたいです。