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米式蹴球部

2019.04.30

第67回早慶アメリカンフットボール対校戦 4月29日 東京・駒沢陸上競技場

『平成最後の早慶戦』は早稲田に軍配!春の早慶戦5連覇を遂げる

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 17 10 37
慶大 UNICORNS 13

 

 早大自慢のホットラインがエンジン全開で走り出したーー


 今年で67回目を迎えた早慶対校戦。時代をまたぎ続く戦いはこれまでに数々の名勝負が繰り広げられてきた。まさに伝統と呼ぶにふさわしい一戦が、今年も駒沢陸上競技場にて開催された。試合は終始早大ペース。前半、QB柴崎哲平(政経4=東京・早大学院)からWRブレナン翼(国教4=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)へのホットラインでのパスが決まり幸先よく先制に成功する。その後慶大にTDこそ許したもの、2つのTDとK/P髙坂將太(創理3=東京・国立)の44ヤードFGで大きくリードを広げ、24-7で前半を折り返す。後半は慶大のトリックプレーに翻弄(ほんろう)される場面もあったが、昨関東学生秋季リーグ戦(リーグ戦)王者としての威厳を見せつけ37-13の快勝。『平成最後の早慶戦』は早大に軍配が上がった

今シーズンを占う、伝統の一戦に臨んだ

 試合はいきなり動いた。WR小貫哲(教3=東京・戸山)へのパスとRB広川耕大(社3=東京・早実)のランを織り交ぜ敵陣へと侵攻。テンポの良いオフェンスでエンドゾーン目前まで迫ると、最後は柴崎からブレナンへのパスを決めTD。ファーストシリーズで先制点を奪うと、会場のボルテージも急上昇。試合開始早々、早大のビッグプレーメーカーが今年も大活躍の予感を漂わせる。一方のディフェンスも慶大の立て続けの反則に加え、DB高橋弘汰(法3=東京・早大学院)のロスタックルなども飛び出し得点のチャンスを与えない。そのまま試合は動かず第1クオーター(Q)を終えると、第2Q最初のシリーズは両チームともにパントで攻守交替。お互いオフェンスが攻めあぐねる展開が続く。そんな中迎えた早大のオフェンスシリーズでミスが起こる。慶大DL陣のアグレッシブなラッシュにOL陣がこらえきれず。柴崎がDL並木琢朗主将(慶大)の強烈なQBサックを受け、たまらずファンブルロスト。自陣27ヤードの地点で攻撃権を奪われる。一度変わったモメンタム(流れ)を奪い返すことはできずQB西澤巧馬(慶大)から工藤眞輝(慶大)へのパスを通され同点に。焦ってミスを続けてもおかしくない展開であったが、昨年の関東王者は冷静だった。RB吉澤祥(スポ2=東京・成蹊)の力強い2つのランで敵陣まで進むと、ブレナンがダブルカバーをものともせずロングパスをキャッチ。一気にゴール前まで進む。最後はパスプロテクション中央にできた穴へQBスクランブルで果敢に突破、そのままエンドゾーンへと駆け抜けTD。柴崎らしからぬプレーにスタンドが沸いた。勢いづいた早大は髙坂の44ヤードFGとこの日2つ目となるブレナンへのTDパスで慶大を突き放し、24-7で試合を折り返す。

この日2つ目のTDをあげ笑顔のブレナン(写真左)

 後半に入ると、早大はQBを宅和真人(政経3=東京・早大学院)にチェンジ。前半以上にプレッシャーをかけてくる慶大ディフェンスに対し、なかなか得点を奪えず試合は均衡状態に。それを打ち破ったのはDB藤崎利応(社3=東京・早実)のインターセプトだった。慶大WRのパスコースを先読みし、敵陣25ヤード付近でボールをキャッチ。得点圏内からの攻撃権を獲得。続くオフェンスシリーズはランで攻めるもDB田中瑛(慶大)のロスタックルに阻まれTDまでは届かず。FGで着実に追加点を加える。その後は慶大にトリックプレーでの一発TDを奪われる場面もあったもの、この試合何度か好キャッチを見せていたWR伊藤裕也(国教4=埼玉・早大本庄)のTDが飛び出すなど得点を加え、最終スコアは37-13。後半オフェンスはやや失速したが快勝を収め、早大としては早慶対校戦初となる5連勝を遂げた。

池田主将を中心にディフェンス陣も奮闘

 今年のBIG BEARSもオフェンスが強力だ。柴崎、ブレナンのホットラインは健在。4年生の伊藤が好キャッチを見せれば、OLは後半メンバーを大幅に変えた中で昨年まで控えに回っていた選手たちが躍動を見せた。懸念されていたRBも広川、吉澤の台頭で競争が激化、デプス(選手層)に厚みが生まれ始めた。一方のディフェンスは昨年の主力が多く抜けたDLもDL箕輪京介(社4=東京・早大学院)、DL古田泰一(法4=東京・早大学院)の早大学院コンビを中心に多くの選手が出場し、慶大にプレッシャーをかけ続けた。試合経験のあるメンバーが多く残ったLBとセカンダリーのポジションは安定したプレーを展開。2つのTDこそ許したが、良いフィールドポジションでのターンオーバーを奪うなど、要所をしっかりと抑えるディフェンスで慶大オフェンスを防いだ。TOP8の強豪・慶大に対し危なげのない勝利をあげ、新体制として上々の船出となった春の大一番。下級生の成長が著しいポジションも多く、チーム全体として昨年以上の競争の激しさが増した印象。悲願の『学生日本一』へ向け、BIG BEARSは確かな一歩を踏み出した。

柴崎が宣言通りのMVP獲得

(記事 涌井統矢、写真 林大貴、鈴木隆太郎)

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【連載】『第67回早慶戦直前特集』(4/26)
『日本一』への船出、勝利で飾れるか/早慶対校戦展望(4/28)



得点経過
TEAM PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
早大 PASS #1柴崎→#6ブレナン #96髙坂 7-0
慶大 PASS #1西澤→#21工藤 #22山本 7―7
早大 RUN #1柴崎 #96髙坂 14-7
早大 FG #96髙坂 17-7
早大 PASS #1柴崎→#6ブレナン #96髙坂 24-7
早大 FG #96髙坂 27-7
慶大 PASS #21工藤→#2佐藤凱/td>

#22 NG 27―13
早大 PASS #1柴崎→#19伊藤 #96髙坂 34-13
早大 FG #96髙坂 37-13
コメント


高岡勝監督(平4人卒=静岡聖光学院)

――新体制一発目のゲームでしたが、チームの出来はいかがでしたか

慶応さんの精度の高いスペシャルプレーなどで、モメンタムを持っていかれそうな事がありましたが、集中力を切らさず、いいタイミングでのターンオーバーなど、学生が頑張りました。


――早慶対校戦では、早大史上初の5連勝となりましたが、その記録に関してはどのように捉えられていますか

監督として、『初』は始めてなので、うれしいです。(笑)


――懸念されていたRBユニットでは、TDにこそ届かなかったものの新たなスターターが勢いのある走りを見せました。その点はいかがですか

広川は、昨年も3番目のランナーでしたので、もう少し頑張ってもらわないとなりません。吉澤は、FBを始めてから1年も経っていないのに急成長していますので、秋シーズンに向けて楽しみです。
RB陣は、他にも良いRBがいます。熾烈(しれつ)なデプス争いがあるので、楽しみですね。


――昨年まではあまり出場経験のなかった選手たちが多く活躍しましたが、オフシーズンでの選手たちの成長はどのように捉えられていますか

BIG BEARSの部員として、目標=日本一を理解して取組んでくれた結果だと信じています。


――慶大にトリックプレーから一発TDを許した場面を振り返っていかがですか

工藤選手の演技力に脱帽です。


――いよいよ春シーズンがスタートしました。関西の大学との2連戦となりますが、そこへ向けての意気込みをお願いします。

両校とも、高校時代に活躍した選手を多く配したチームですので、我々のような雑草軍団がどこまで通用するか。取組みの真価が問われる試合ですので、チーム全員が課題を持って戦いたいと思います。




LB池田直人主将(法4=東京・早大学院)

――ラストイヤーでの早慶対校戦、勝利で飾りました。今のお気持ちはいかがですか

毎年毎年春の早慶戦は気合を入れていくので、ライバルである慶応を倒せて嬉しいです。
毎年最後に写真を撮るのが楽しみで、それができてよかったです。


――大学での4年間これで春の早慶戦では負けなしですが、その点はいかがですか

慶応は春と秋では違うチームかというくらいのパフォーマンスで秋に来るので、春毎年勝ててるのは嬉しいですけど、そこで気が緩まないようにしていきたいです。


――今年の慶大は実際に試合をしてみてどのような印象を受けましたか

ディフェンスの視点からいうと、フィジカルはそこまで強いとは思わなかったのですが、早慶戦用に様々な体型から複雑なプレイをしていたのでビックリしました。


――試合全体を振り返っていかがでしたか

ディフェンスはTDプレーはどちらとも防げることができたミスであり、コミュニケーションや最後までやるといった基礎的なところの欠如がみられた試合だったので、そういったところを直していきたいです。


――チーム全体の出来に点数をつけるとしたら何点ですか

10点くらいです。大差で勝利はしていますが、それは結果であり、内容を見ると誰にでもできることをやらずにやられてしまったところがあったので、そういったフットボールのモラル面が低いとどんなに点数をとってもそれは価値のあるものとは言えないと思うのでこの点数です。


――ディフェンス陣の出来はいかがでしたか

先程も言った通り、誰にでもできるミスであったりビックプレーが少なかったりと相手のQBの不調に助けられたという感じだったのでパッとしないです。


――春シーズンのチーム全体のテーマであった『スピード』という点に関してはいかがですか

慶応にスピードで負けているとは感じなかったです。また、4Qで走り切る力も付いているので、継続してトレーニングを続けていきたいと思います。

――春シーズンが開幕しました。関西との2連戦へ向けた意気込みをお願いします!


関西のフィジカルは関東にはないものなので、臆することなく思い切り闘志を出してプレーしていこうと思います。その結果が勝利になるようにします。




QB柴崎哲平副将(政経4=東京・早大学院)

――最後の春の早慶戦でしたが、見事勝利を収めました。今のお気持ちはいかがですか

今年に入って、変化が多い中で不安もありましたが、まず一つ結果を出せてホッとしています。


――早慶戦にはどのような気持ちで臨まれましたか

チームでも、掲げていましたが、『克己』を意識していました。この試合で失敗は許されない、必ずMVPを取ると自分を追い込み、体も追い込んだ中で結果を出すという気持ちで臨みました。


――春シーズン最初の試合でしたが、不安などはありましたか

変化の多い年だったので、不安だらけでした。また、特にパスユニットはメンバーもかなり変わり、試合経験がないメンバーも多く不安が大きかったです。


――実際に試合をしてみて、今年の慶大の印象はいかがでしたか

やはり、毎年のようにフロントのプレッシャーは強いですし、後ろも激しくレシーバーに当たっていたので、慶応の強みを出してきている印象でした。その中で僕の選択も狭められ、苦しい場面が多かったです。


――第2Qのご自身のスクランブルからのTDの場面を振り返っていかがですが

たまたま、空いていて。走る考えは全くなかったので、たまたまというのが強く素直に喜べなかったです。


――パスユニット全体の出来はどのように捉えられていますか

試合を作れたのは収穫ですが、全く目標のレベルにはありません。関西とやることを常に考える中で、もっとハードさ、そして、安定感を持たないといけないので日々練習と、春シーズンの試合でどれだけ成長できるかだと思います。


――オフェンス全体としての出来はいかがですか

まだまだ、一部の選手に頼ってしまっている状況です。下級生も多く出て、伸びしろだらけなので、その成長が試合中にも見られたのは良かったです。この成長を止めずにいきたいです。


――関西との2連戦となりますが、そこへ向けた意気込みをお願いします!

関西と当たれるのはすごく、貴重な機会なので、とにかく全てをぶつけたいです。そのためにもっと、選手で練習から高め合い、コミュニケーションを取っていきます。甲子園ボウルだと思って、死ぬ気でやります。




WRブレナン翼(国教3=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)

――4年連続での春の早慶戦出場となりましたが、4年生で迎えた早慶戦はどのような意気込みで試合に臨まれましたか

何があっても勝つって気持ちでこの早慶戦に挑みました


――ファーストシリーズでのチームを勢いつけるTDを振り返っていかがですか

今年のシーズンが始まって初めてのTDだったので、すごく嬉しかったです。


――実際に試合をしてみてご自身の調子はいかがでしたか

まだまだベストなパーフォマンスが出せれてなかったと思います。


――パスユニット全体を振り返っていかがでしたか

パスは結構通っていましたが、このレベルでは関西に勝てないと思います。春シーズンを通して、もっと個人とユニット全体でのスキルを上げて秋シーズンに挑みたいと思います!


――第4QにWR伊藤裕也選手がTDを獲得しましたが、伊藤選手のプレーはいかがでしたか

あのTDは素晴らしかった!あいつの身体能力はお化けです。(笑)

――WRの後輩たちも多く出場しましたが、後輩たちのプレーはいかがでしたか

今年のレシーバーユニットは試合経験が少なく、早慶戦で初めての試合だった選手も多くいましたが、春から取り組んできたトレーニングや練習の成果が発揮することができた試合だったと思います。しかし、秋に向けての課題もたくさん出た試合でもありました。

――関西の大学との2連戦へ向けた意気込みをお願いします!

関西のチームと戦えるのは貴重な経験なので、1プレー1プレーにこだわり、絶対に勝ちたいと思います!




DL古田泰一(法4=東京・早大学院)

――試合を振り返っていかがでしたか

DLユニットとしてはいい滑り出しだと思います。今のユニットの状況の中でいい結果が出たと思います。ただ、慶応がランプレーをあまりしてこなかったので物足りない部分もあります。個人としてはあまり活躍ができなかったです。


――DLでは多くの選手が出場しましたが、ユニット内の競争はいかがですか

今回の試合は多くの選手に試合に出てもらって一人一人が思いっきりプレーできるようにしました。ユニットのメンバー一人一人が試合に出たいと思い、努力して試合に出れるレベルまで達したので多くの選手を出場させることができました。なので、ユニット内の競争はいい感じに熱くなってきていますし、これからけが人も復帰してくるのでますます激化すると思います。


――後輩も多く活躍しましたが、ユニット全体の出来はいかかでしたか

特に2、3年生が頑張ってどんどん突き上げてくれるので、ユニット全体にいい刺激をもたらしてくれています。出来としては学年関係なく反省点は多くあるのでそこをこれからの練習で克服して行きたいです。


――個人として、ユニットとして、それぞれオフシーズンの成果は感じられましたか

オフシーズンの成果は正直まだわからないです。先程も申し上げた通り慶応がランプレーをあまりしてこなかったので試したいこともできませんでした。ただ、その中でもいいプレーもあったのでそこは結果として現れていると思います。


――関西のチームとの2連戦となりますが、そこへ向けた意気込みをお願いします!

やはり関西のラインズはサイズもパワーも関東よりも上だと思うので、その相手に対して自分たちがどこまで通じるか楽しみです。『Hard Work』を徹底して最後まで走り抜きたいと思います。



DB大西郁也(法3=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうの試合はベースで戦うというディフェンスの方針のもと、春からやってきた基礎練習を生かし、自分たちのベースというものはぶつけられたかなと思います。また、相手のパスで攻めこまれるシチュエーションもあったんですけど、粘ってロースコアに持ち込めたのは良かったと思います。また、課題としてはベースのところで相手にロングドライブされているという点では基礎の部分が足りていないのかなと感じます。

――早慶戦での勝利はやはり格別ですか

そうですね。慶大とは毎年2回試合し、その中で、1回1回の勝負が歴史に残るというか、ただのレギュラーシーズンとは違って早慶戦は何勝何敗という記録も残るので、そのような試合で勝てたのは価値が大きいかなと思います。

――慶大と実際戦ってみてどういう印象を持ちましたか

毎年、慶大は春は体格が大きいという印象がありますね。

――インターセプトで惜しい場面がありましたがそこに関してはいかがですか

あの場面は自分の練習不足でボールを落としてしまったので、そこは反省ですね。しっかりと練習していきたいなと思います。

――きょうの試合を通して意識されていたことは何ですか

きょうの試合のコンセプトはベースなので、自分たちもシンプルにいこうと頭の中をクリアにして自分のやるべきことが明確になるようにしました。例えばパスだったら自分の中でのパスの役割とは何かということを試合前にしっかりイメージして何をすべきかをクリアにして試合に臨みました。

――DBというポジションを任されていますがそこで意識していることは何ですか

リアクションですね。やはりDBというポジションはアスリートがそろうポジションで、レシーバーの動きに合わせて動くわけなので、それにいかに早くリアクションできるかということを細部までこだわってやっていますね。アジリティー、スピード、そういった中での一歩の差とか駆け出しを意識してやっています。

――今シーズン1年を通しての意気込みをお願いします。

去年自分自身も甲子園ボールに出て悔しい思いをして、その中で今シーズンは春にベースを作って、秋にいかに自分たちが築き上げてきたものを出せるかが問われると思っています。ですがまだまだ春シーズンも長いですし、夏もありますし、そこから自分の中でどんどんレベルを上げて、甲子園ボール優勝を目指したいですね。


髙坂將太(創理3=東京・国立)

――きょうの試合を振り返って

FGでは結果を残せたのでよかったのですが、最初のキックオフでアウトオブバウンズになってしまったりだとかっていうことがあったので…。FGを全部決められたことは調子が良かったかなと思いますけど、パフォーマンス的にもあまりいいキックではなかったと思うので、もう少し、関西や日本一を意識したキックでは 、パフォーマンスを出さないといけないなと思いました。

――早慶戦にどのような意気込みで臨みましたか

僕はキッカーとしての目標なんですけど、早慶戦は勝つことを第一条件にして、自分にとってどの試合の中でも一番大事な試合だと思っていました。厳しいトレーニングをしている中でも、早慶戦だけはハイパフォーマンス、ベストパフォーマンスで臨めるように準備してきたつもりでした。

――先月の対談の中で流れを作るキックが蹴りたいという言葉がありましたがその点についてはいかがですか

反省でいえば、キックオフでアウトオブバウンズになってしまった場面は流れを作るという意味では悪い流れにしてしまったと思っています。逆にオンサイドというか、自分たちがボールを確保出来た場面ではFG慶応側のミスもあったりしたんですけど、自分たちに有利なボールをそのままTDまで持っていけたので、いい流れが作れたかなと思います。でも、まだ自分が目標にしてるところには全然辿り着いてないので、これからも頑張っていかないといけないと思いました。

――44ヤードのフィールドゴールについてはいかがですか

自分の中ではヤードとかが増えても気持ちが変わることはなくて、毎回毎回同じメンタルでいつものルーティンで、いつもどおり蹴るっていうのをやっていたら入ってくれたな、という感じです。

――最後のキックのホルダーだけQB吉村さん(優、基理3=東京・早実)でした

吉村もいつも、練習でやってるので不安とかは何も無かったです。彼もめちゃくちゃちゃんと練習してくれてるので、そこに対しての心配はなかったですね。

――最後に、今シーズンと今年のご自身の目標を教えてください

BIG BEARSは日本一を目指してるので、その中で自分が日本一のキッカーにならなきゃいけないっていうのは絶対条件ですし、ライバルっていうのは自分の中でしっかり思い描いてる人がいるので、その人たちに負けないように頑張りたいと思います。


RB広川耕大(社3=東京・早実)

――どのような意気込みで試合に臨みましたか

こういうビッグゲームで初めてのスタメンだったので、TDしてやるとか、慶応に勝ってやるとかそういう気持ちで挑んだんですけど、結果的にはTDも取れなかったし、自分の実力は出せなかったかなという感じですかね。

――きょうの試合を振り返って

やっぱり慶応のタックルが強くて、自分の体の弱さを感じましたし、戸惑ったり焦ったりしたので、自分の実力が出せなかったです。

――慶応のディフェンスの印象は

低いタックルで、しっかりと足を狙ってくるので、とても良いタックルだなと思いました。

――大きな舞台で試合してみてどうでしたか

結構緊張するのかなと思っていたんですけど、割と緊張せずにできたと思うので、あとはプレーの質とか、焦らないで冷静にやるというのをしっかりやっていきたいと思います。

――オフシーズンはどのようなことに取り組んできましたか

去年から課題だったフィジカルアップというのを考えてやっていて、しっかりとその辺はできたかなと思ってきょう挑んだんですけど、足りないところがあったかなと思います。

――春シーズンと1年間の目標は

チームで掲げている「甲子園で勝つ」という目標が1番で、また、関東一、全国一のRBになるという目標でやっているので、そこを達成できるようにしたいです。


RB吉澤祥(スポ2=東京・成蹊)

――初の早慶戦出場となりましたが、どのような意気込みで臨まれましたか

こういう大きい会場でやるのが初めてだったので緊張しないようにとは思っていました。あと、TD取れたらいいなというのは思ってました。

――きょうの試合を全体的に振り返っていかがですか

1本だけいいランはできたんですけれど、それ以外が全然練習でやったことができなくて、ちょっと悔しさが残る試合ではありました。

――練習でやったことができなかった原因は緊張だったのでしょうか

最初は緊張で足が回らなかったというのもあるんですけど、やっぱり視野が狭くなったり、いつも通りとは違った走り方になってしまったなとは思います。

――実際に慶応と戦って、慶応にはどのような印象を持ちましたか

タックルが強かったなというイメージです。

――オフシーズンの間はどのような練習に取り組んできましたか

筋トレは毎日したのと、あと陸上のトレーニングを短距離が速くなるように走り方のトレーニングをしました。

――冬にやったそのトレーニングの成果は今回出すことはできたでしょうか

体の強さ的には多少は生かせたと思うんですけど、まだまだ足りていないので、この後ももっとやっていかないとなと思います。

――冬に取り組まれた練習の中で自分の強みは見つかったでしょうか

スピードには元々自信があったので、それにより磨きがかかったのはあるかもしれないです。あとは体が強くなったこと、体がちょっと大きくなったので成果は出たと思います。

――最後に春シーズンと今年一年間の目標をお願いします

このままもっといいプレーを継続して、まずは試合に出られるように。試合に出たらそのままもっと活躍できるようになりたいと思います。


(高岡監督、池田主将を含む4年生の方々のインタビューは後日掲載いたします)