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バドミントン部

2019.04.28

関東大学春季リーグ戦 4月27日 神奈川・日本体育大学健志台キャンパス

ルーキーが躍動。男女ともに白星をあげる

 関東大学春季リーグ戦(春リーグ)が開幕し、新チームが始動。男子は全日本学生選手権(インカレ)男子団体優勝の実力を見せつけ、4-1で制する。女子も0-2と追い込まれるが、ダブルス2組の活躍で逆転勝利。アベック優勝に向けて好スタートを切った。

 男子部の初戦は大林拓真(スポ2=埼玉栄)に任される。安定した強さで相手を圧倒し、危なげなく勝ち星をあげた。続くシングルス2には期待のルーキー緑川大輝(スポ1=埼玉栄)が登場。相手のミスから先制点を得ると一度もリードされることなく1ゲーム目を先取する。「先輩方が後ろで盛り上げてくださっていたので、シングルスに関してはリラックスして楽しくできた(緑川)」と語ったように、堂々としたプレーが見られた。2ゲーム目、11-9で試合を折り返すも、なかなか点差を広げられない。しかし、小さいながら体のばねを使った鋭いジャンピングスマッシュがコートにささり、着実に点数を重ね、21-19でゲームセット。勝利に王手をかけた。そしてダブルス1もフルセットを制し、初戦を白星で飾った。

速いタッチで相手を揺さぶる緑川

 昨年度の関東大学秋季リーグ戦(秋リーグ)で6位になり、入れ替え戦でなんとか1部残留を決めた女子部。今大会で掲げた目標である「リーグ優勝」に向けて、まずは1勝をあげ順調に一歩踏み出した。1−2で迎えた第2ダブルスで、桃井伶実女子主将(スポ4=石川・金沢向陽)・平野紗妃(スポ2=福岡・九州国際大付)組が日体大の女子主将を擁するペアと対戦。1ゲーム目は途中7点連続得点し3点差まで詰め寄るも取りきれず、第2ゲームから勝負をかける。「コミュニケーションを取るようにしていた(桃井)」の言葉通り、流れが悪い場面でも積極的に声を掛け合う。息のあったプレーを連発して勝ち切り、最後は相手のシャトルがネットに吸い込まれた。桃井と平野の「勝ちたい」という執念が実り、このペアでのリーグ戦初勝利を飾った。その後、2−2で試合の命運を託されたダブルス高校女王のルーキー吉田瑠実(スポ1=埼玉栄)が苦戦を強いられるが、プレッシャーがある中なんとか勝ち切り、2016年秋以降初めてリーグ戦にて日体大から勝ち星を獲得した。

フルセットを制し、チームに流れを引き寄せた桃井(右)・平野組

 ルーキーに加え、4年生の活躍が光り、男女ともに白星で初日を終えた。今大会の目標は「全勝して、優勝すること」(桃井)。この勢いのまま、チーム一丸となって目標であるアベック優勝を達成したい。熱い戦いが今、始まった。

(記事 山本小晴、石名遥、写真 鈴木隆太郎、石名遥)

結果

▽男子団体○4-1明大

シングルス1 大林拓真○2―0(21-6、21-16)

シングルス2 緑川大輝○2-0(21-14、21-19)

ダブルス1 小野寺雅之(スポ3=埼玉栄)・大林拓真○2-1(22―20、19―21、21-17)

ダブルス2 渡辺俊和主将(スポ4=埼玉栄)・緑川大輝●1―2(17-21、21-19、12-21)

シングルス3 吉村徳仁(スポ4=富山・高岡第一)○2―0(21-16、21-17)


▽女子団体○3-2日体大

シングルス1 松本茜(社4=福岡・九州国際大付)●0-2(13-21、10-21)

シングルス2 鈴木ゆうき(社2=宮城・聖ウルスラ学院英智)●0-2(19-21、7-21)

ダブルス1 鈴木ゆうき・吉田瑠実○2-1(18-21、21-11、21-15)

ダブルス2 桃井伶実主将・平野紗妃○2-1(16-21、21-14、21-19)

シングルス3 吉田瑠実○2―1(21-12、18―21、21-19)


コメント

渡辺俊和主将(スポ4=埼玉栄)

―― 新チームとして初の試合でしたがいかがでしたか

(春リーグは)5戦あって、初戦は大事だったので、勝ってチームの雰囲気を良くしたいなというのはありました。

――きょうのオーダーの狙いは

小野寺が明日から海外遠征に行ってしまうので、小野寺、大林を中心にして、勝ちに行こうっていう感じでした。でも、特にめっちゃ練ったっていうオーダーではなくて。普通に実力で挑みました。

――4年生は就職活動もあったと思うのですが

4年生のうちの誰かがチームに必ずいるようにすると自分たちで決めて、4年生全員がいないという状況にはしないように心がけていました。個人としても就活との兼ね合いでなかなか練習に出られなかったときもあったんですけど、それでも練習していないっていうのはただ単に言い訳になってしまうので、コートに入ったらそういう気持ちで挑みました。

――きょうはダブルスのペアがいつもと違っていましたね

(緑川が)日本代表の合宿とか遠征でなかなか組む機会がなくて。なおかつミックス(ダブルス)をやっているので、後衛とか上手くローテーションができなかったです。それで、自分も崩れてしまって、という感じでした。

――きょうの試合で前衛に入ることが多かったのは緑川さんに合わせて、ということでしょうか

前までは鈴木(朋弥、商4=宮城・聖ウルスラ学院英智)と組んでいて、自分が後衛のことが多かったんですけど、(緑川が)ミックスで後衛をやっているので、自分が入らないとっていうつもりでやりました。でも、がちゃがちゃして自分がミスしてしまったという感じです。

――コンビネーションがうまくいかなかったのは練習機会があまりなかったからでしょうか

それも1つの要因ですけど、それ以外でも自分のミスが多かったです。組んでいなかったのはただ単に言い訳になってしまうので、今後も組んでいくのに機会はあまりないと思いますし、その中でも勝てるような取り組みをしていくことが大事かなと思います。

――残りの4日間に向けてどのような修正を

もちろん1戦1戦を5-0で勝ちにいくオーダーをつくって、人数は少ないんですけど、オーダーは変更できるので、けが人とかもいますし、工夫してやっていきたいです。

――今大会の目標は

優勝です。

吉村徳仁(スポ4=富山・高岡第一)

――就職活動等があったと思うのですが、きょうのコンディションは

忙しかったんですけど、みんな同じなので。みんな就活しながら部活もやっているので、時間見つけて走るとか、時間を有効に使ってバドミントンをやったのが良かったと思います。

――ダブルス2が負けた直後の試合でした。どのような気持ちで挑まれましたか

後輩たちが頑張ってくれて、チーム自体は勝てていたので、そんな気負わずやりました。でも、自分にとっては最後のリーグですし、しっかり自分を持ってやろうと思っていたので、それは最後まで続けられたのが勝てた要因かなと思います。

――スマッシュだけでなく柔らかいショットが決まっている印象を受けました

いつも決め急いで、ミスをしてしまって自分のテンポを崩してしまうことが多くて。後輩にもジャパンで活躍している選手がいて、もっとラリーしてから組み立てた方がいいんじゃないですかっていうアドバイスをいただいていたので、それを意識してやったら結構いい結果に繋がったんじゃないかなと思います。これからも意識したいと思います。

――オフシーズンに強化したのはそういった点ですか

練習中もミスとかにはこだわっていて、あとはトレーナーさんにどういうメニューをしたらいいんですか、と聞いて自分の中でしっかり決めて取り組んでみました。

――今大会の目標は

きょう女子も勝ってくれたので、本当に男女で優勝できるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。

緑川大輝(スポ1=埼玉栄)

――初めてのリーグ戦はいかがでしたか

先輩方が後ろで盛り上げてくださっていたので、シングルに関してはすごくリラックスして楽しくできたかなと思います。

――早稲田大学の雰囲気には慣れましたか

普段の練習は、しっかりしている部分もふざけた部分もあるので、そういうところは練習から少しは慣れていました。感じとしては、いい感じで入っていけたかなと思います。

――早稲田大学に進学した経緯を教えていただけますか

バドミントン人生を終えた後のことを考えての大学進学です。教職は取っていないのですが、一応大学を出ておこうかなと。家が昔から早稲田大学に近くて。所沢ジュニアというクラブに入っていて、昔から憧れていた部分がありました。高校の先輩方もたくさん進学していて、先輩の後に続きたいという思いが大きかったです。

――埼玉栄高校出身の先輩がたくさんいますが、それもあってリラックスして入ることができましたか

早稲田大学の人たちは埼玉栄高校に普段から練習に来てくれていて。自分が高校生の時も仲良くしてくれていたので、チームに溶け込みやすかったかなと思います。

――大学とナショナルの練習はどのくらいで行なっているのですか

まだ大学の練習に3日間しか出ていなくて。今のところ、ナショナルがメインという感じです。

――シングルス、ダブルス、ミックスと全てされていますが、今後絞っていく予定はありますか

今はナショナルでミックスをやっているので、そこに偏りがちな部分はあると思います。ですが、まだまだ年齢的にも若いので、全部可能性はなくはないと思います。大学卒業までにはそれをしっかり決めていきたいです。

――本日のシングルについてお伺いします。スマッシュが決まっている印象でした

相手のロブがそこまで飛んでいなかったのと、しっかり体が動いていたのでいい体制で入れていたのかと思います。それによってスマッシュがきれいに入っていただけだと思います。

――ダブルスについてお聞きします。渡辺主将とペアでしたが、組むことになった経緯を教えていただけますか

経緯はちょっとわからないですね…(笑)。なんとなくそうなるだろうなという感じでした。組んでみて、自分がミックスをやっているせいか、ミックスっぽいダブルスになってしまった部分がありました。そこがダメでしたね。もうちょっとダブルスっぽく、どんどんローテーションしていかないと、これからの試合は勝てないかなと思います。

――春リーグでの目標を教えてください

足を引っ張らないように、優勝できればいいかなと思います。

桃井伶実女子主将(スポ4=石川・金沢向陽)

――昨年の早慶戦後の代替わりから5ヶ月ほど経ちましたね

最初は結構渡辺に任せている感じがあったのですが、女子は女子の目標があるので、自分がしっかり決めなければならないところは決めなくてはなりません。前よりは「まとめなきゃ」という気持ちがあります。

――4年生が一番多いと思います。4年生の雰囲気はどうですか

4年生同士は、みんなで話し合っていて。代替わりした後にはみんなで話し合うなど、普段の練習でも意見を出し合っています。

――就活もある中で、部活との両立は大変だと思います。どのように両立しているのですか

就活の人は就活を優先して、練習には遅れて参加している状態です。ですが、「就活だから!」とほったらかしにするのではなく、離れていても部に対する意見を出してくれます。意見の共有はしています。練習に来た時やラインでも意見を言ってくれます。

――チームをまとめる上で工夫していることはなんですか

自分はあまり喋らない方なのですが、いろんな人と喋るようになりました。風通しのいい部活にしようというか、上下関係とかをバラバラにするのではなく、上下関係はありつつも、自分の考えていることを言えるような空気を作ろうというのが4年生の中にあって。

――現在のチーム状況は

人数も少なくて、誰が出るかが限られてくるので、出た人はどこに出てもしっかり勝つという気持ちを持ってやろうとみんなしています。人数が少なくなったぶん、「やらなきゃ!」という気持ちがさらに上がったかなと思います。

――先ほど言っていた、今年度の女子部の目標を教えてください

今年度は、インカレ優勝です!

桃井伶実女子主将(スポ4=石川・金沢向陽)、平野紗妃=スポ2・九州国際大付)

――今の率直な気持ちを聴かせてください

桃井 素直にうれしいです。ずっと勝てていなかったので、このリーグは絶対に勝ちたいという気持ちが二人の中にありました。そこはうれしかったです。

――このペアでのリーグ戦初勝利となりました

平野 この勝ちは自分たちの中では結構大きいと思いますし、また自信になったかなと思います。大会を重ねるたびに成長していると感じる部分があります。お互いのコンビネーションだったり、勝ちきれる力だったりです。秋リーグでは、競るところまではいきましたが、勝ちきることができませんでした。今回は、競った場面で勝ちきることができたのは大きかったかなと思います。

桃井 前よりは、コミュニケーションを取るようにして、雰囲気を大事にしようというふうになりました。

――今日の試合では、流れが悪い場面でも積極的に二人でコミュニケーションを取っていたのが印象的でした

平野 勝ちたいという気持ちが強かったので、気持ちが入っていたのだと思います。

――平野選手の方から、ぐいぐい話しかける場面がたくさん見られました

桃井 結構見えてる人ですし、今日は調子も良かったので、「自分に任せてください!」みたいな感じでした。なので、自分は自分のところだけを守って、あとはもう言われた通りにやったという感じでした(笑)。

平野 それがいいのかどうかはわからないですけど(笑)。

桃井 でも勝ったのでそこは良かったかなと思います。

――勝った瞬間、後ろで応援していたチームメイトが号泣していました

平野 うれしかったですね。みんなが気持ちの入った応援をしてくれていたし、思ってくれているんだなというのをすごく感じました。自分たちも、明日からもチームに貢献できるように頑張りたいです。

――チームの初戦である春リーグの初戦で勝てたことに関しては

桃井 結構大きいと思いますね。新しいチームになって、女子のダブルスをどう組むかとかシングルは誰が出るかとかを正直すごく悩みながらやりました。どう出したらどういう結果になるのかというのをこのリーグで見つけていけたらいいなと思います。

平野 自分は、これを機に流れに乗って、満足せず勝っていければと思います。

――このリーグでの目標を教えてください

桃井 全勝して、優勝することです!

平野 私も、全勝を目指して頑張ります!

吉田瑠実(スポ1=埼玉栄)

―― 早稲田大学を進学先に選んだ理由は

バドミントンが強くて、スポーツ科学部として体のこととかも勉強ができるので、バドミントンにも生かせるかなと思って決めました。

――大学に入って初の公式戦でしたが、リーグ戦の雰囲気はどうでしたか

あ、でも、意外と緊張しなくて。ちょっとプレッシャーがあったくらいです。でも、先輩たちがつないでくれたので、最後女子も勝ちたくて頑張りました。

――ダブルスは0-2の局面で回ってきましたが、どのような気持ちでしたか

もう、勝つ、負けるじゃなくて、先輩とたのしくやろうっていうのが目標だったので、それを守りました。

――シングルスでは苦しそうな表情が見られました。体力的に厳しかったですか

体的にも、あとメンタルですね。はい(笑)。メンタルが弱くて弱くて。

――先ほどお話にありましたがプレッシャーを感じましたか

はい。少し。

――インターバルではコーチや先輩に声をかけられていましたが、どんなお話がありましたか

覚えてないです(笑)。試合中のこと全部飛んでいっちゃうので。すみません(笑)。でも先輩たちが上からとか後ろからとかすごく声をかけてくれるので。いつもだったら負け始めるとその流れのままいっちゃうんですけど、この試合のときはその声のおかげで自分を忘れずにプレーできたかなと思います。

――最後に今大会の目標を教えてください

全部勝ちます!