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バレーボール部

2019.04.27

春季関東大学リーグ戦 4月27日 千葉・キッコーマンアリーナ

ブロックが機能し、中大に完勝!

 早大はきょう、中大と対戦した。序盤の連続得点で勢いに乗り、終始中大を寄せ付けずに試合を優位に進めていく。特にコースをしっかり狙ったサーブで中大を大きく乱し、ブロックをうまく機能させることが大きな勝因となった。セットカウント3-0(25-18、25-15、25-19)で危なげないストレート勝利。あすの東海大戦を前に弾みをつけた。

 「序盤を大切にしよう」(村本涼平、法4=京都・洛南)と臨んだ第1セット。まさに『有言実行』のセットだった。武藤鉄也副将(スポ4=東京・東亜学園)のコースを突いたサーブで中大のレシーブ陣形を崩すと、一挙6連続得点で7-1とし、いきなり中大にタイムアウトを取らせた。クイックを多用したセンター中心の攻撃も奏功し、中大に主導権を握らせず。ネット際のボールの押し合いにも落ち着いて対処するなど冷静なプレーも光り、第1セットを25-18で先取した。第2セットはブロックではワンタッチをしっかり取ることで、切り返しからクイックやパイプを使った多彩な攻撃を繰り広げていく早大。第1セットでは2本しかスパイクを決めなかった大塚達宣(スポ1=京都・洛南)も滞空時間の長さを生かしたスパイクを決め、調子の良さをうかがわせた。終わってみれば10点もの大差をつけて第2セットを獲得し、勝利に王手をかけた。

バックアタックが好調だった大塚

 第3セットも早大ペースは変わらず。宮浦健人(スポ3=熊本・鎮西)の目の覚めるような鮮やかなサービスエースを皮切りに、小刻みなブレークを重ねていく。第2セットから徐々に打数の増えた大塚も、相手のスパイクを拾い、倒れこみながら返球するなど好プレーを見せた。その後も中村駿介(スポ3=大阪・大塚)のサービスエースや大塚の流れるようなバックアタックで勢いに乗った早大。途中スパイクが思うように決まらず3連続失点と苦しむ場面もあったが、村本がノーブロックの状態からクロススパイクを打ち抜き流れは渡さない。堀江友裕主将(スポ4=和歌山・開智)のレシーブポイント、途中出場の上條レイモンド(スポ2=千葉・習志野)のブロックポイントで23-17とすると、最後は宮浦のダイナミックなスパイクで25点目を締めた。

きょうサービスエースを決めた頼れるセッター中村

 サーブで相手を崩し、甘いスパイクをきっちりワンタッチに懸けて切り返すという理想的なかたちをつくることができた早大。迫りくる黒鷲旗全日本男女選抜大会に向け、調子を上げつつあることがうかがえる。あすは攻撃力の高い東海大との全勝対決を控えている。高い攻撃力を封じるため、積極的に攻めるサーブから勝機を見出したいところだ。

(記事 松谷果林、写真 山口日奈子)

セットカウント
早大 25-18
25-15
25-19

中大
スタメン
レフト 村本涼平(法4=京都・洛南)
レフト 大塚達宣(スポ1=京都・洛南)
センター 武藤鉄也(スポ4=東京・東亜学園)
センター 村山豪(スポ3=東京・駿台学園)
ライト 宮浦健人(スポ3=熊本・鎮西)
セッター 中村駿介(スポ3=大阪・大塚)
リベロ 堀江友裕(スポ4=和歌山・開智)
コメント

堀江友裕主将(スポ4=和歌山・開智)

――今の率直な気持ちをお願いします

今週は明日は東海なので山場になると思って練習していたので勝ててよかったです。

―ご自身のプレーを振り返ってみて

プレー的にもあまりパフォーマンスが上がらない試合が続いているのでうまく周りに助けられながらできたと思います。

――チームとしてこの試合はどうでしたか

先週日大にセットを取られた試合でも出だし様子を見ながら入っていくということがチームとしての課題でもあったので、先週の反省を生かしてきょうは序盤から点数的にも良いバレーができたのでよかったなと思います。

――先週の日曜日の試合ではアクシデントもあり試合に出ていらっしゃらなかったですがどのような練習を積んで試合に臨みましたか

僕自身は火曜日の練習の段階で痛みは無くなっていたのでよかったですがチーム的には春リーグ(春季関東大学リーグ戦)のレセプションアタックを安定させることと、アタックを打つ時のブロックフォローが全体的に甘いのでそういうことを意識して細かいところに気を配りながら練習していました。

――明日は東海大戦、そして次には黒鷲旗と迫っていて体力戦になると思いますが、意気込みをお願いします

全カレ(全日本大学選手権)になったら5連戦とかは普通にあると思うのでそれの良い練習にもなりますし、黒鷲(黒鷲旗全日本選抜)は格上が相手なので自分たちが良い状態で臨むことが一番大事だと思うので試合終わった後とかも意識しながら頑張りたいと思います。

武藤鉄也副将(スポ4=東京・東亜学園)

――今日の試合を振り返っていかがですか

きょうの中大はサーブがいいチームなのでそのサーブを攻めさせないために、序盤リードをするということをミーティングで話しました。それ通りにゲーム展開を進められたので良かったです。

――1セット目の序盤からサーブが好調でしたが、いかがでしたか

相手のリベロがデータを見ると1番返球率が低くて、小さい分オーバーとかが苦手なのかなと思ったのでリベロを全員で狙おうとしました。それが上手くいったかなと思います。

――今日は打数も多く、セッターともコンビが合っていたように思えましたがいかがですか

リーグ戦を通してレセプションアタックが鍵になっていて。早稲田の軸となるのはまずクイックだと思うので、練習の中でも意識的にしっかり合わせようとコミュニケーションを取ってやりました。まだ合ってない部分も多々あるのでそれはこのリーグを通して精度を上げていきたいなと思います。

――明日は現在リーグ戦2位の東海大、来週は黒鷲旗も迫っていて体力戦になりますが意気込みをお願いします

明日の東海大戦がこのリーグの山場になるとみんな思っているんですけど、相手が東海大だからとか黒鷲で企業の方とやらせてもらうからというのではなくて、まず目の前にある一戦一戦で自分達が成長できるように今まで練習してきたことを出したいです。まだ春リーグ(春季関東大学リーグ戦)なので勝ち負けよりもやってきたことを出して成長に繋げたいです。

村本涼平(法4=京都・洛南)

――きょうの試合はいかがでしたか

相手のデータ的にある程度サーブレシーブの数字を返していて、ちゃんとサーブは普通に打っていこうと。フローターサーブの返球率はリベロが1番悪いというデータが出ていたので、そこを最初は狙っていこうとい感じでした。それが結構うまくいきましたね。中大戦では、序盤で(中大を)崩すことができたら勝算があったので、「序盤しっかりいこう」ということで最初はかなり集中して(試合に)入りました。きょうはそれがほとんど成功しました。

――きょうはチームとしてどの攻撃も守備もよく決まっているように見えました

僕がやっていた感覚では、相手のサーブレシーブが崩れたときに健人(宮浦、スポ3=熊本・鎮西)がしっかり二段トスを決めていたなという印象があります。そこの連続失点が少なかったことと、ブロックがすごく良かったです。シャットはもちろん、ワンタッチをしっかり取れていたので、そこからの切り返しで連続得点が生まれたので、サーブとブロックが本当に機能したなと思います。

――先週の順大戦に比べてクイックを多用しているように見えました

そうですね、早大のバレーボールとしてセンターを上手く使っていこうというのがあります。コミット(ブロック)できた場合も豪ちゃん(村山、スポ3=東京・駿台学園)はしっかりスパイクを決めていましたし、センターの二人はかなり心強いです。

――きょうブロックが好調だった要因は何でしょうか

センターの2人が良い所に飛んでいるということももちろんですが、相手のセッターも乱れたBパスからはクイックを使わないことが多く、クイックの使用率が低かったです。サイドに意識を持つことによって2枚しっかりついてワンタッチを取ることがよくできました。相手の研究がよくできていたかなと思います。

――あすの東海大戦に向けて

ブロックの決定本数がすごく多く背も高いので、そこに気を付けていくことはもちろん、まずはサーブレシーブをしっかり返して、サイドアウトを取りきりたいです。また、自分たちはきょうと同じようにサーブで崩して、相手に2段トスを打たせられるようにすることを意識したいと思っています。新井くん(雄大、東海大)がかなり強いので、そこである程度決められるのは仕方ないとして、それ以外の選手にしっかり対応できるようにしたいです。サーブで崩すしかないかなと思っています。

中村駿介(スポ3=大阪・大塚)

――今の率直な気持ちを教えて下さい

リーグの後半戦に入ってきて、上位のチームと戦ってまず一勝できたことはすごくうれしいです。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

自分たちのやりたかったことがけっこうできて、それがうまいこと相手に通じて、終始いいリズムでできていたと思います。

――きょうはどのような対策を練って中大戦に臨みましたか

サーブを攻めて、自分たちの得意なつなぐからの攻撃というのと、サーブレシーブからの攻撃で一本できるというのを取り入れてやりました。

――きょうはサービスエースをきめていましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

サーブはわりときょうはいいコースに行って、狙った通りに行ってサービスエースをとれたのでよかったです。トスに関してはまだボールの下に入るのが遅くて、コンビもたまに合わなかったりするので、そこをもう少し詰めていければいいなと思います。

――あしたは2位につけている東海大との対戦です。意気込みをお願いします

あしたは山場になってくると思うので、やってきたことを出すというのを一番の目的として、出だしから全力でやっていけたらなと思います。

大塚達宣(スポ1=京都・洛南)

――試合が終わって今の率直な気持ちはいかがですか

ずっと勝ってリーグが続いていて、先週のリーグは6試合で全勝ということで、自分としてもだいぶこのチームに慣れてきて余裕も出てきたので、そういう意味ではだいぶ声とかも出せるようになってきたと思うし、今週は中央大学さんと東海大学さんで山場になると思うので、集中して試合に入れたのは良いスタートがきれたと思います。

――快勝でしたが、どのような対策で試合に臨みましたか

中大さんは個人のプレーとして皆レベルの高いものを持っていますが、先輩方がやりやすい環境を作ってくださったので自分としては思い切ってやっていくだけだと思っていて、チームとしてはミーティングで話した個別の対応だったりとか、そういう決め事をしっかりと皆が守ってやれたので、それがうまくハマったかなと思います。

――バックアタックが好調でしたが、ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

開幕戦の時と比べると先ほども言ったように落ち着きもだいぶ出てきたと思いますし、プレーとしても段々上がってきていると思うので、自分の高さを生かしたバックアタックなどの武器をどんどん出せるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

――チームの雰囲気がとても良く感じられましたが、練習を重ねてきてどのような印象ですか

やはり先輩方の力が大きいと自分では思っていて、自分は入れてもらっているだけじゃないですけど、こうやって1年生ながらコートに立たせていただいていて、チームに迷惑をかけることもあるし、でも先輩方はミスしても「思い切ってやったらいいよ」と言ってくださるので、自分としてはすごくやりやすい環境でやらせてもらっていて、本当に先輩方のおかげだなと思っています。

――あすは東海大との一戦ですが、意気込みをお願いします

先生方や先輩方も、あすの東海大との一戦がお互い今の所全勝同士ですし一番の山場になると思っていて、きょうは1試合目で早く終わってこれから時間があるので、しっかりリカバリーとケアをしてあすいい状態で臨めるように頑張りたいと思います。