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ソフトボール部

2019.04.24

第51回東京都大学連盟春季リーグ戦 4月21日 埼玉・早大所沢キャンパス

リーグ最終戦を勝利で飾り、いざ特別ページシステムへ!

春季リーグ戦
早 大
東京富士大
〇伊藤、増田―川崎 
◇(二塁打)丹野 ◇(本塁打)神、小野寺

 前日の日体大戦で大健闘した早大は、一夜明けて東京都大学連盟春季リーグ戦(春季リーグ戦)の勝ち越しを懸け、東京富士大とのリーグ最終戦に臨んだ。この試合も盤石の投手陣がしっかりと試合を作り、さらには打線も本塁打2発と長打力を発揮して終始試合を有利に進めた。

 初回から試合は動いた。1回表、先頭の神樹里乃(スポ4=北海道・とわの森三愛)が「とにかく出塁しようと思いきり振りにいった」と高めの球を一閃。打球はそのままセンターフェンスを越えて本塁打となり、いきなり1点を先制する。さらに3回表、川崎楽舞(スポ4=千葉・木更津総合)の中前打などで2死二塁のチャンスを迎えると、打席に入ったのはここまであまり結果を残せずにいた岡田夏希(社4=神奈川・厚木商業)。「追い込まれていたので、外の球を流すことを強く意識した」とカウント2-2からしぶとく右前適時打を放って2点目を追加。序盤で試合の主導権を握ることに成功する。

神の先頭打者弾がチームを勢いづけた

 この試合の先発は、今季リーグ戦はすべてリリーフで登板し無失点が続いていた伊藤貴世美(スポ3=千葉経大附)。少しいつもより制球の乱れを感じさせる面はあったものの、全体的に速球と変化球のコンビネーションで打たせて取る投球を見せ東京富士大打線をほんろうし続ける。5回裏にパスボールなどが絡み得点圏に走者を置くと、2死から9番打者に適時打を浴びて1点を失ってしまう。しかしそれ以降は崩れることなく続く打者をしっかりと三振に切って取り、5回1失点と先発としての役割を果たした。

マウンドに駆け寄り増田を鼓舞する神と岡田

 打線は初回から5回まで連続で塁上に走者をにぎわせるも、決め手に欠くケースが多くなかなか順調に追加点を挙げることができずにいた。そんな中、最終イニングとなる7回表にこの回先頭の小野寺詩織(スポ3=千葉経大附)が左越え本塁打を放ち、ようやく貴重な3点目を挙げる。6回裏から伊藤をリリーフした増田侑希(スポ2=香川・高松南)は6回裏こそ三者凡退に抑えるものの、最終回には2死走者なしから不運な当たりの連打で一、二塁と一発出れば逆転のピンチを招いてしまう。相手ベンチの盛り上がりも相まって緊迫する局面を迎えてしまうが、川崎とのバッテリーは冷静だった。「しっかり意思疎通して自信をもってまっすぐを要求した」(川崎)と続く打者を自慢の速球でしっかりと二ゴロに打ち取り試合終了。3対1で勝利し、春季リーグ戦最後のゲームを白星で締めくくった。

 今季最終戦での勝利により、早大は3勝2敗で春季リーグ戦を3位で終えることとなった。しかし、順位はこれで確定したわけではない。本年度から1年ぶりに復活した特別ページシステムにより、リーグ優勝の芽は存分に残されている。「試合を重ねるごとに良くなっていっているという実感がある」と増子が振り返るように、チーム状態はまさにうなぎのぼり。不動のリードオフマンである神は先頭打者アーチを放ち、不振が続いていた正捕手・川崎も3安打をマークして打者として完全復活。小野寺や岡田らも試合を経るにつれて徐々に状態を上げてきており、序盤苦しんでいた得点力の向上が大いに期待できる。投手陣も廣瀬を軸に毎試合安定した投球を見せていて、投打がしっかりとかみ合えば、1位日体大、2位東女体大をまくっての逆転優勝も現実味を帯びてくる。だが、まずは存分にリーグ戦の疲れを癒し、5月3日からの決戦に備え英気を養ってほしいところだ。

(記事、写真 篠田雄大)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

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コメント

吉村正監督(昭44年教卒)

――今日の試合を振り返ってください

良かったと思います。打線は結果的に複数安打を記録しながら3点しか取れなかったということで、はたから見れば拙攻だと思われるような内容かもしれませんが、僕はそうは思いません。つなぐことをしっかりとできたいい試合運びであったと思います。

――リーグ戦全体を振り返ってみていかがですか

前回の日体大戦で最高のパフォーマンスができるよう照準を合わせてチーム作りをしてきましたが、4年生が軸となっていいチームを作ってきてくれたと思います。結果に関しては想定の範囲内です。今リーグ戦において1番のポイントは特別ページシステムで勝ち上がって優勝することなので、ここまでは順調に来ていると思います。

――監督という立場でスタメンを組んだり選手起用する際に気を付けていることは何ですか

全体的には主将の増子の考えを尊重して選手起用をしていて、投手に関しても4年生の廣瀬を軸にして起用を決めています。おおむね私の考えを理解してベンチは動いてくれていると思っています。

――たびたび試合中に選手たちにアドバイスをされているところ目にしますが、その際はどのようなことを心がけていらっしゃいますか

一人ひとり内容が違うので一概に言うことは難しいですが、選手が盛り上がっている時に水を差さないようにさらに気持よくプレーさせてあげることはいずれも意識しています。

――5月3日から始まる特別ページシステムへの意気込みをお願いします。

今の良い流れを持続して投手は完封、野手はしっかりとジャストミートできるように調整してやってほしいです。それを意識してやっていればおのずと結果はついてくると思います。

増子奈保(スポ4=東京・日出)

――今日の試合を振り返ってください

勝つことはできたのですが、(11安打3得点と)打線のつながりに関しては良かったとは言えなかったと思います。チャンスまでは作ってもそのあとの打者がなかなか返せない展開が続いていたので、それに関しては次戦までの課題かなと思います。

――リーグ戦を3勝2敗で終えましたがリーグ戦全体を振り返っていかがですか

試合を重ねるごとに良くなっていっているという実感があり、収穫の多かった5試合だったと思います。

――ご自身、ショートでクリーンアップでのスタメン出場が続いていましたが、個人としてリーグ戦を振り返っていかがですか

まだまだだなあというのが正直な感想です。打線の中核を担わせてもらったり、内野の要と言われるポジションを守らせてもらったりといろいろな役割を任されていて、主将という立場からももっと結果を出す必要があると痛感しています。

――特別ページシステムの意気込みをお願いします

勝つだけです。深く考えすぎずしっかりとぶつかって、気持ちよくインカレに出たいと思います。

川崎楽舞(スポ4=千葉・木更津総合)

――今日の試合を振り返ってください

まずは勝てたということが大きかったと思います。そして内容的にも早稲田らしい勝ち方ができたと思います。結果的には3位で終わってしまいましたが、特別ページシステムで逆転優勝できるようにしっかりと詰めていきたいと思います。

――このリーグ戦では全試合スタメン捕手かつ3番打者での出場でしたが、個人としてリーグ戦を振り返っていかがですか。

私の打撃スタイルは神や小野寺とは違って長打をバンバン打つ選手ではないです。走者がいなくなったところから新しくチャンスメイクしたり、つないだりするバッティングが自分の持ち味だったので、このリーグ戦では3番打者としての役割が果たせたというよりは自分の目指している姿がある程度実現できたのではないかと思っています。キャッチャーとしては、1試合目などでリードの甘さが出てしまったので、もう一度ビデオを見たりして研究して、さらには短い期間ではありますが自分のキャッチャーとしてのスキルを高められるようにやっていきたいです。

――今日は盗塁を指す場面も見られましたが、肩への自信はいかがですか

全然なくて笑笑。なかなか盗塁を刺せずチームに迷惑をかけてきてしまったんですけど、3月の山梨学院大との練習試合で初めて1試合で盗塁を2個刺すことができて、かなり自信がついて練習にも身が入るようになりました。そして今日の結果があるわけですけど、とにかくそれに関しては自分をほめてあげたいです。

――今日は3安打をマークされましたが、打撃に関しては完全復調と言って大丈夫ですか

はい!今日の結果はそのまま受け止めたいと思います笑笑。

――今日先発した伊藤投手のリードをする上で気を付けたことは何ですか

伊藤はかなりボールの変化が廣瀬や増田と比べると大きくて、調子が良いときと悪いときの差が結構大きいので、良い部分をしっかりと引き出せるように工夫しました。

――5月3日から始まる特別ページシステムへの意気込みをお願いします

とにかく優勝したいです!

神樹里乃(スポ4=北海道・とわの森三愛)

――今日の試合を振り返ってください

まず、リーグ最終戦を勝ちで終えられてホッとしています。

――初回に見事な先頭打者弾を放たれましたが、それに関してはいかがですか

リーグ戦の序盤ではあまり打てていなかったので、勝つためにとにかく出塁しようという思いで振りにいきました

――個人としてリーグ戦全体を振り返っていかがですか

やはり、ベンチのメンバーがたくさんいる中でレギュラーとして出させてもらっていましたが、強く感じたのはベンチメンバーもレギュラーメンバーも一体となって勝利を目指してやっていく中で日に日にチーム強くなっていっていたことでした。

――全試合1番スタメンでしたが先頭打者としての難しさはありますか

すごくありました。今日は先頭打者としてチームを勢いづける打撃ができたと思いますが、苦手意識のある投手と対戦した時に1番打者である私が打てなければ、この投手は本当に打つのが難しそうだなと後ろの打者に思わせてしまうので、1試合を通じてのいいイメージ作りをできるようにということをかなり考えています。リーグ戦ではチームを勢いつけるために何としても出塁したいと思うがあまり、力んでしまうケースも多かったので、どんなケースでも自分というものをぶれさせずにスイングできるようにこれからやっていきたいです。

――特別ページシステムへの意気込みをお願いします

絶対勝ちます!

岡田夏希(社4=神奈川・厚木商業)

――今日の試合を振り返っていかがですか

まず神のバッティングで勢いづけて、その後もみんなつなぐバッティングができていたので良かったと思います。

――個人としてリーグ戦を振り返っていかがですか

今日はミートすることを徹底的に意識して打席に入っていました。その結果一打席目はミートをしっかりできて、意識してきたことが実践できてよかったと思います。

――3回に貴重な2点目のタイムリーを放たれましたが、それに関してはいかがでしたか

あそこで点を取らないと展開的に厳しくなると思ったので、個人としてもチームを楽にしたいと思って打席に臨みました。

――球種とかは狙っていたりしたのですか。

追い込まれていたので、外の球を流して打つことを強く意識して、内に来た球はカットして粘ろうと思っていました。

――特別ページシステムの意気込みを教えてください

下剋上して優勝を目指して頑張ります!