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ラクロス部

2019.04.20

東京六大学リーグ 2月24日〜 東戸塚フットボールパークほか

さらなる成長を目指して。六大戦を振り返る

 
 東京六大学リーグ(六大戦)の開幕は、ラクロスのシーズン開幕をも意味する。『竹野組』として発足した新体制は、昨年の悔しさを晴らすべく、『日本一』に向けて始動した。早大は、明大、立大には勝利することができなかったものの、法大、東大、そして慶大には勝利を収めた。課題も収穫も多かった今大会を振り返っていこう。

 初戦の相手は立大。AT竹野翠主将(政経4=都立西)が「全員に攻める気があった」と振り返るように、初戦の緊張を全く感じさせない盤石な試合運びで、白星を挙げる。続く第二戦の明大戦は、序盤から大量リードを許し、2―9で敗れる。1勝1敗で迎えた第三戦・東大戦、先制こそ許すものの、AT前田桃子副将(政経4=埼玉・早稲田本庄)のゴールですぐさま追いつくと、そこから早大の攻撃陣が火を噴く。ナンバーオーバー(相手のディフェンスに対して数的有利を作る攻め)を意識した攻撃的な攻めを展開し、得点を重ねると、試合終了時には12―4と大差で勝利。しかし、「私たちが目指しているのは16得点」と前田。大量得点にも満足はしない選手たちの姿勢も印象的な一戦であった。

シュートを放つ竹野主将

 第四戦の相手は、昨年関東1位の実績を持ち、早大が3年間一度も勝てていない慶大だ。早大は序盤から攻め込まれ、守り中心の試合運びが続く。しかし、チーム目標に『ラン アンド ガン』、速くて攻撃的なラクロスを掲げている今年は、相手の一瞬の隙を逃さない。守りの場面でもボールを奪うと、前線にパスを出し、一気に攻め上がる。目標を体現するかのような攻めで、3Q終了時には4―4と、両者一歩も譲らない展開を見せた。迎えた4Q、早大は、「夢中だった」と振り返るMF網島ひかり(スポ3=東京・富士見)の鮮やかなゴールで勝ち越すと、そのまま逃げ切り試合終了。7−6で、慶大から3年ぶりの勝利をつかんだ。第五戦・立大戦も、攻撃的な姿勢は見せるものの、ゴール前でディフェンスが崩される場面も多く、6−7で惜敗、課題を残す結果となった。

果敢に攻める増田

 「選手のパフォーマンや発揮しているものは、頼もしいものを感じる六大戦だった」と話すのは、髙橋麻実アシスタントコーチだ。今大会5試合を終えて、結果は3勝2敗。結果だけを見れば、決して満足いくものではない。しかし、髙橋コーチは続けてこう話す。「六大戦を通じて、自分たち一人一人の責任感と果たすべきプレーをやろうという気持ち面は強くなってきていると思います。」選手の中に技術面の成長だけでなく、精神面での成長も確かに感じられた今大会。5月の早慶定期戦や夏の関東学生リーグ戦(リーグ戦)で好成績を残すであろう『竹野組』にとって、六大戦など通過点にすぎない。

(記事、写真 中島和哉)

※掲載が大幅に遅くなり、大変申し訳ありません

結果

○12-6法大

●2-9明大

○12-4東大

○7-6慶大

●6-7立大

コメント

法大戦

AT竹野翠主将(政経4=都立西)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

とりあえず勝てて良かったです。あとは、自分たちで表現しようと思ってたことができて良かったのと、後半にちょっと崩れてしまったんですけど立て直しができなかったです。

――初戦でした。どのような心持ちで臨みましたか

勝ちにこだわるということを今年の目標にしているので、それをみんなと共通認識にしていました。

――スローガンが『挑』でした。どのような意味を込めて決めましたか

去年は『繋』で、それを表現できていてすごい良いチームだったんですけど、勝つということにフォーカスしきれなかったので、今年は挑むということで、一つ一つを大切にしようという意味があり、目の前の勝利にこだわるという意味があります。

――きょうは大量得点でした。要因はなんだと振り返っていますか

全員に攻める気があったのと、ブレイクが何本か決まったのが良かったと思います。

――きょうの反省はありますか

きょうは前半の入りはすごい良かったんですけど、後半3Qの始まりが悪くて、立て直そうとしてたんですけど、それができなくて、相手に点が取られたり崩れたりしちゃったので、そこを試合の中でどうやって立て直していくかが課題です。

 

東大戦

AT竹野翠主将(政経4=都立西)

――今の気持ちを教えてください

やりたいことをけっこうやれたので、いい経験になったというか、やれなかったことも明白になったから、リーグ戦に向けていい経験になったと思います。

――前戦の敗北を踏まえて意識していることはありますか

あまり気にせず、自分たちのやりたいことをフィールドで表現するということを意識しています。相手に合わせないプレーです。

――ディフェンス面での課題はありますか

個人個人のファンダメンタルを上げることは課題だと思います。あとは、ポジションの時間が悪いので、いい時間もあるけど、自分たちのボールになっている時間が少ないので、自分たちの得点になるチャンスも減っちゃうし、ディフェンスの時間も長くなると点が入ることも多くなっちゃうので、もう少し意識できればなと思います。

――六大戦を半分終えました。今後に向けてお願いします

次は慶応戦なので、早慶戦前ということもあって、次の試合につながるような試合をしたいなと思っていて、アタックも自分たちが今まで練習してやりたいことをできるように、ディフェンスもちゃんとダブルで崩せるように、それぞれが意識してやってきたことが表現できる試合になればいいと思います。

AT前田桃子副将(政経4=埼玉・早稲田本庄)

――本日3得点の活躍でした。ご自身のゴールを振り返っていかがですか

自分の役目が、みんなが繋いだボールを決めるフィニッシャーなので、自分の役割を果たせたのが良かったなと思います。

――12得点でした。攻撃面で上手くいった点はありますか

私たちが目指しているのは16得点なので、12点は課題ではあるんですけど、ブレイクの作りを今週ずっとやっていて、ナンバーオーバー(相手のディフェンスに対して数的有利を作って攻めること)を意識してやってきていたので、その形ができたのが、得点に繋がったと思います。

――六大戦を半分終えました。今後に向けてお願いします

自分自身の目の前の課題を一つ一つ潰して、慶応戦に向けて、自分だけじゃなくて、チームがいい形で入れるように練習を一個一個やっていきたいです。

 

慶大戦

AT竹野翠主将(政経4=都立西)

――慶應戦を終えて、今の気持ちを教えてください

慶應に勝つのが全ての試合を含めて3年ぶりだったので、勝てて良かったです。

――相手は昨年の関東1位の強豪でした。どのような意識をを持って戦いましたか

ずっとチームの目標にしている『ラン アンド ガン』を表現することと、とにかく勝ちにこだわることを意識してやりました。

――きょうはロングパスなどでボールを縦に繋ぐ攻撃が多く見受けられました。攻撃陣は何を意識して戦いに臨みましたか

とにかくアタックでブレイクの流れを作ることを意識していて、それでアタックが早めにもらってあげることで、ミディも走ってこれるので、ブレイクが作りやすくなるので、先ほど述べたような『ラン アンド ガン』を意識してやってました。

――目標は体現できたと思いますか

できたところもあるんですけど、まだまだファンダメンタルが不足していて繋がらなかったところも多かったので、チャレンジしていることは合っているので、とにかくこの精度を上げていきたいです。

――六大戦は次戦が最後です。どのような戦いをしたいですか

同じく『ラン アンド ガン』を意識することと、勝ちにこだわって今年やっていくことになっているので、勝利目指して、今日できなかったことを今週ちゃんとつめて次に繋げていきたいと思います。

MF網島ひかり(スポ3=東京・富士見)

――今日の試合を振り返ってみていかがでしょうか

自分たちのミスで流れを悪くしてしまうというところがあったので、ファンダメンタルなところを直したいと思いました。でも、今回は慶応大に勝てたのはすごく嬉しいです。

――今日の対戦相手は慶応大ということでしたが、何か意識されてきたことはありますか

今年は(敵チームには)スカウティングで何人もキーマンがいて、(今回の試合は)足であげてくるタイプの人だったのでパス判断を早く、ということを意識しました

――勝ち越し点を決めた時の心情を振り返ってみていかがでしょうか

夢中すぎました。前の試合では得点を決めていなかったので、決めることができて良かったです

――次は六大戦最後の試合となります。どのように戦っていきたいですか

立教大は私たちの学年が強いチームなので、対策をしっかりして挑みたいです

 

立大戦

髙橋麻実アシスタントコーチ

――六大戦を振り返っていかがですか

六大戦は私たちにとってリーグに向けた通過点の大会だと思っているので、結果は2敗で、満足いくものではないです。ただ、ゴールに向けて自分たちがどういうラクロスをしたいのか、『ラン アンド ガン』というスローガンを掲げて、速くて攻撃的なラクロスを展開していこうということをスローガンにしているんですけど、そこに向けた選手のパフォーマンスであったり、発揮しているものは、頼もしいものを感じる六大戦にはなったかなと思います。でも、そこに結果をつけていくのが体育会の使命であると思うので、そこの部分はまだ足りてないと思います。反省点も多い大会になりました。

――六大戦の5試合を通じて、選手の成長をどのように感じていますか

試合の中での自分の強みの発揮というところに、意識的に責任と役割を持って、試合に臨む選手が増えてきたと思っています。そこは六大戦での成長だと思います。やっぱりまだまだ若いチームなので、2年生だったり、3年生だったり、最上級生以外の選手たちもスタートで出ていくチームなんですけど、その下級生の選手たちは、最初の六大戦が始まった頃は、頼ってしまったりだとか、誰かがやるだろうとか、コーチの指示に従えばいいだろうとか、上級生が試合を作ってくれるだろうというような部分がまだまだあったと思うんですけど、六大戦を通じて、自覚というか、コートに立つ上で学年は関係なく、自分たち一人一人の責任感と果たすべきプレーというのをやろうという気持ち面は強くなってきているのかなと思います。

――今後に向けて、一言お願いします。

日本一を取りに行きます。なので、続く早慶戦での勝利、夏から始まるリーグ戦、一戦一戦を落とさないチームになるべく、選手一同頑張っていくので、応援の程、よろしくお願いします。コーチとして見ていても、すごく可能性のあるチームだと思うので、そこに結果をついてこさせること、それを果たしていきたいです。

AT増田芽吹(政経4=埼玉・早稲田本庄)

――今日の試合を振り返っていかがですか

もう少し点は取りたいなと思いました。ディフェンスはいつもよく守ってくれるので、アタックが、セットでボールを回してどこで決めるのか、まだ詰めなきゃいけないなと思うので、まだ練習不足ですね。

――試合前に攻撃陣はどのように攻めようと考えていましたか

六大戦のコンセプトが一対一で勝負をするということだったから、ボールを持ったらまず攻めるとか、そこはまだ課題が残るかなと思います。

――パス回しやロングパスから攻撃につなげるといった、目標にしている攻めのシーンも見受けられました。どのように振り返っていますか

結構できていると思います。練習の成果が出たかなと思います。そこは良かったです。

――今後に向けて一言お願いします

全体としては、得点の良いイメージをたくさん作って、1試合16点以上を常に目標にしてみんなでやっていきたいと思っています。個人としては、やっぱりアタックが多いので、1試合4点5点取れるくらいの実力を、練習して頑張りたいと思います。