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漕艇部

2019.04.13

第88回早慶レガッタ 4月14日 東京・隅田川

早慶レガッタ展望

 今年も三大早慶戦のひとつである早慶レガッタが開幕しようとしている。早大は昨年、2年連続の完全優勝果たし、隅田川は歓喜の渦に包まれた。今回は第77回大会以来、11年ぶりとなる3年連続の完全優勝を目指す。宿敵慶大との伝統の一戦で、今年の早大はどんな戦いを見せてくれるのだろうか。

★ワセ女の底力で節目の30連覇へ(女子エイト)

 昨年は中盤に腹を切る(※)ミスがあったものの、すぐに立て直しを図って再びリードを広げ、29連覇を達成した女子エイト。今年は3月に行われたU23日本代表の選考レースに3人が出場したことから、メンバー全員での練習を重ねることが難しく、さらにけが人も相次いだことにより、直前までシートが固定できなかった。しかし、本番1週間前に行われた観漕会では慶大女子エイトに500メートルで約10秒もの差を付けて勝利し、その実力の高さを示した。それでも、「油断せずに早慶戦に臨みたい」と、あくまでも慎重な姿勢の木下弥桜女子主将(スポ4=和歌山北)。無事に30連覇を果たし、続く第二エイトと対校エイトに勢いをもたらしたい。

上級生で構成された女子エイトクルー。息のあった漕ぎで、連勝記録を更新したい

★テクニックで勝負し、早大史上初の4連覇達成なるか(第二エイト)

 昨年は会心のレース運びで、早大最高記録に並ぶとなる3連覇を成し遂げた第二エイト。今年の第二エイトは対校エイトに比べてパワーは劣るものの、「時々対校エイトと同じくらいのスピードを出す」と内田大介監督(昭54教卒=長野・岡谷南)も評価する、力まない漕ぎが特徴だ。対する慶大の第二エイトには慶大対校エイトに引けを取らないメンバーがそろっているが、「自分たちが出せる一番いいパフォーマンスが出せればおのずと結果は付いてくる」とクルーキャップの川田翔悟(基理4=東京・早大学院)は自信をのぞかせる。

若さと勢いのある第二エイト

★早大の誇りを懸けて、いざ3年連続の完全優勝へ(対校エイト)

 オフシーズンに重点的に取り組んだ体力強化により、今年の対校エイトクルーにはパワーのある選手がそろっている。中でも艇のエンジンの役割を担う、対校エイト初出場の菅原諒馬(商4=東京・早大学院)、瀧川尚歩(法3=香川・高松)の二人に注目だ。さらに、早大は3年前からのクロアチアとの交流で学んでいる漕法の習得が完了しつつあり、パワーに加え、その漕ぎの体現に勝負が懸かっている。慶大対校エイトクルーには、昨年も対校エイトを経験したメンバーが多く残っており、決して油断できない相手だが、「狙っているローイングスタイルを出せれば勝てる」と内田監督は語る。この3年間の成果を発揮し、長い早慶レガッタの歴史に新たな課題1ページを刻みたい。

早大の誇りを胸に、3750メートルに挑む

(記事 加藤千咲、写真 関飛人、森迫雄介、石井尚紀)

※腹を切る・・・オールが水中深くにもぐってしまい、抜き上げられなくなること

◆早大各クルー出漕メンバー

【女子エイト】

C:奈良岡寛子(教3=青森)
S:三浦彩朱佳(文3=青森)
7:木下弥桜女子主将(スポ4=和歌山北)
6:宇都宮沙紀(商3=愛媛・今治西)
5:安井咲智(スポ3=東京・小松川)
4:南菜月女子副将(教4=新潟南)
3:尾嶋歩美(スポ3=埼玉・南稜)
2:藤田彩也香(スポ3=東京・小松川)
B:松井友理乃(スポ3=愛媛・今治西)

【第二エイト】

C:山田侯太(商3=東京・早大学院)
S:中川大誠(スポ3=東京・小松川)
7:川田翔悟(基理4=東京・早大学院)
6:牟田宜平(商4=兵庫・三田学園)
5:鈴木利駆(スポ3=静岡・浜松西)
4:岩松賢仁(スポ2=熊本学園大付)
3:船木豪太(スポ2=静岡・浜松北)
2:舩越湧太郎(社3=滋賀・膳所)
B:土屋夏彦(スポ4=山梨・吉田)

【対校エイト】

C:菱谷泰志(スポ3=鳥取・米子東)
S:坂本英皓副将(スポ4=静岡・浜松北)
7:髙山格(スポ4=神奈川・横浜商)
6:堀内一輝(スポ4=山梨・富士河口湖)
5:菅原諒馬(商4=東京・早大学院)
4:瀧川尚歩(法3=香川・高松)
3:田中海靖(スポ3=愛媛・今治西)
2:川田諒(社4=愛媛・松山東)
B:藤井拓弥主将(社4=山梨・吉田)