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準硬式野球部

2019.04.08

東京六大学春季リーグ戦 4月7日 早大東伏見グラウンド

15得点で快勝。決着は3回戦へ/東大2回戦

2回戦
早大     15
東大    
(早)○清水、福川-吉田
♢(二塁打)吉田(1表、2表)、須能(2表)、鈴木(3表)、清水(3表)、中西(6表)
(大会規定により7回コールド)

 前日の試合で東大に18季ぶりの黒星を喫した早大。もう負けは許されない状況の中、この日の試合では投打で東大を圧倒した。投げては公式戦初先発の清水佑樹(スポ2=早稲田佐賀)が5回無失点と試合をつくり、2番手の福川千明(スポ3=兵庫・白陵)も2回を完全投球。打っては先発全員安打で15得点を挙げ、7回コールドで勝利を収めた。

初回、無死満塁から3点適時二塁打を放った吉田

 前日1得点に抑えられた早大打線は初回、関大輝(基理2=茨城・江戸川学園取手)の右前適時打で先制すると、吉田龍平主将(スポ4=東京・小山台)の3点適時二塁打や加藤大(人4=大分上野丘)の左前適時打などでいきなり7点のリードを奪う。さらに2回にも吉田の2点適時二塁打で加点し、3回には鈴木涼馬(商4=東京・早実)、加藤、清水にそれぞれ適時打が飛び出す。序盤終わって14-0と、完全に試合の主導権を握った。

 公式戦初先発の清水は「緊張していた」としながらも、相手に三塁を踏ませない投球で5回を4安打無失点。本人は「テンポが悪くてリズムに乗れなかった」と満足はしていないが、先発の役割をきっちりと果たした。

先発の役割を果たした清水

 4回、5回と東大3番手の萩野仁温(3年)に抑えられていた早大打線は6回、先頭の代打・中西壮登(政経4=東京・早大学院)が痛烈な二塁打を放ち好機を演出。暴投で三進後、『眠れる獅子』渡部椋雅(社2=神奈川・桐光学園)が中前適時打を放ち、15点目を奪った。その裏からは2番手として福川がマウンドへ。「練習通りのピッチングが出せた」と4奪三振を奪い、2回を完全投球。盤石の試合運びで東大の反撃を許さず、大会規定により7回コールドで快勝を収めた。

 これで対戦成績を1勝1敗の五分とした早大。だが、安心してはいられない。2日後に行われる3回戦では、前日に打ちあぐねた高田泰輔(4年)や、この日の7回に登板し早大打線を三者凡退に抑えた楠凱斗(4年)らの登板が予想される。今日のような大量得点は難しい中、早大らしい『守りの野球』を見せられるか。優勝へ向け、最初の山場を迎えている。

(記事 池田有輝、写真 瀧上恵利)

★「Today’s Feature」第1回 中西壮登

二塁打で15点目の好機を演出した中西。チームメートからは「マーくん」と呼ばれている

 今年、早大野球部出身の小島和哉(平31スポ卒)が入団したプロ野球・千葉ロッテマリーンズ。そのメインマスコットキャラクターである「マーくん」は、1992年の登場以来約17年にわたって活躍を続けている。そんな中、今年は早大準硬式野球部でも「マーくん」の活躍に注目だ。

 この日、「マーくん」こと中西壮登(政経4=東京・早大学院)は6回に代打で出場。それまで無得点に抑えられていた東大3番手の萩野仁温(3年)から二塁打を放ち、15点目のきっかけをつくった。また、試合に出ていない間は三塁ベースコーチとしてチームに貢献している。三塁ベースコーチは自分の判断がチームの勝敗を左右する重要な役割。中西は「全ての責任を負う気持ちで、勇気を持って回すように心掛けている」と、高い意識を持って自身の仕事に当たっている。

 4年生の中西にとって、この東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)が全日本大学選手権につながるラストチャンス。「常に心の準備をしておき、一発で結果を出せるように頑張りたい」。早大準硬の「マーくん」が、リーグ戦連覇の鍵を握っている。

(記事 池田有輝、写真 瀧上恵利)

※「Today’s Feature」は早大の注目選手を紹介する不定期連載です。

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コメント

吉田龍平主将(スポ4=東京・小山台)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きのうああいう負け方をしてもう勝つしかないという中で先制できて、そこからは押せ押せというか、自分たちのやりたいように野球ができたかなと思います。

――ご自身としてはきのうなかなか当たりが出ず苦労されていましたが、きょうは2安打放たれました。振り返っていかがですか

きのう全く打てずにチャンスも潰してしまったので、きょうは絶対に打つという強い気持ちを持って臨みました。その集中力が第1打席に出てくれたかなと思います。

――次へ向けて一言お願いします

きょう勝ってもあさって勝たないと意味が無いので、また(1回戦で)抑えられた投手が来ると思うのですが、もう一度気を引き締めていきたいです。きょう大差で勝ったからといってあさって勝てるわけではないですし、東大は強いチームなのでとにかく勝つということを意識して頑張っていきたいと思います。

鈴木涼馬(商4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返ってどうでしたか

きのうは残念な形で負けたので、きょうはいろんなことの意識を変えてみんなでやっていこうという中で、こんな試合展開になって良かったと思います。

――関東地区大学選手権(関東大会)からあまり当たりが出てなかったですが、きょうは2安打が出ました。バッティングの調子はいかがですか

まだ絶好調というわけではないですが、ここから頑張ります。

――今後の試合に向けて

初戦で負けている投手がまた投げてくると思いますが、またきょうみたいな試合展開にできればいいなと思います。

中西壮登(政経4=東京・早大学院)

――代打での出場で二塁打を放たれました。打席を振り返っていかがですか

自分の強みはアウトコースを打つことなのですが、それをしっかり待って1打席で仕留められたかなと思います。

――普段は3塁のベースコーチを務められていますが、何か意識していることはありますか

僕が(走者に)本塁に突っ込む指示を出す役割なので、その判断がチームの勝敗を左右します。またチームを勢いづける役割でもあります。なので全ての責任を負う気持ちで、勇気を持って回すように心掛けています。

――ここから約2カ月間春季リーグ戦が続いていきますが、ご自身としてはどのように戦っていきたいですか

僕はスタメンではないので、守備固めであったり代打であったり出るところはワンポイントだと思います。常に心の準備をしておき、一発で結果を出せるように頑張りたいなと思います。

福川千明(スポ3=兵庫・白陵)

――今年公式戦では初登板でした。どのような心境でしたでしょうか

関東大会でメンバーを外れて、その関東大会では立教にボロ負けしてしまいました。観客席から見ていてもすごく悔しくて、ずっとやり返してやろうという気持ちでいました。やっと公式戦に出られたので、こういう良い結果をコンスタントに残し続けて自分が主力になって、立教とかをコテンパンにしてやりたいという気持ちでいっぱいです。

――きょうの投球内容に関してはいかがですか

最近ずっと調子が良く、自分のピッチングスタイルやボールの質には自信がありました。練習通りのピッチングが出せたのでああいう結果につながったのではないかと思います。

――きょうは4つの三振を取りましたが、狙っていたのでしょうか

自分は投手としての総合力は絶対に低いと思います。その中で自分の取り柄は何かって考えたときに、「大事なところで三振が取れる」ところかなと思ったので、三振の取り方とかを勉強して練習してきました。これからも三振をたくさん取っていきたいと思います。

――今後へ向けて一言お願いします

まだまだ大事な場面を任されてはいないので、幹部や監督さん(池田訓久監督、昭60教卒=静岡・浜松商)、そしてチームのみんなに信頼してもらえるような投手に成長していきたいです。

清水佑樹(スポ2=早稲田佐賀)

――きょうが公式戦初先発となりました。緊張などはありましたか

そうですね。緊張していました。

――きょうのピッチングの良かったところはどこですか

良かったところは特にないですね。

――逆に悪かったところはありますか

テンポが悪くてリズムに乗れなかったところです。

――無失点で抑えられた点についてはどう思いますか

守備に助けられましたし、初回に大量得点を取ってくれたおかげで楽に投げることができました。

――きょうは二塁打も出ました。バッティングの調子はいかがでしたか

とてもうれしかったです。バッティングの方がうれしかったですね。あまり打てないのですが、打てないなりに楽しめました。

――明後日以降の試合に向けて

たぶん投げることは無いと思うので、しっかり調整して再来週に繋げていきたいです。