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航空部

2019.03.28

全日本学生グライダー競技大会 3月11日〜16日 埼玉・妻沼滑空場

小材が個人入賞!団体戦は悔しい結果に

 慶大との力の差を感じた早慶戦から十日後、熊谷の妻沼滑空場にて全日本学生グライダー競技大会が行われた。早大からは、主将の小材優生(人4=東京・早実)、村松卓(政経4=千葉・渋谷幕張)、中澤寛人(基理4=東京・早実)、山本拓磨(法3=東京・早大学院)の4名が出場した。4年生にとっては今大会が学生最後の大会となる。個人戦では主将の小材は6位入賞を果たしたが、団体戦では7位と惜しくも入賞とはならなかった。個人団体ともに優勝を狙っていた早大にとっては、悔いの残る結果となった。

 大会期間中に獲得した総得点によって順位が決まるグライダー競技。そのグライダー競技において天候は結果を左右する重要な要素だ。今大会は、天候が「近年稀に見る良さだった」(小材)ため、どの大学も力を発揮しやすい状況であった。大会3日目までの早大は、団体・個人ともに首位で終えていた。この調子をキープしたい早大であったが、そう上手くはいかなかった。4日目は早大は1周回を達成したが、宿敵・慶大や法大は2周回を達成し、団体の順位は5位に落ちてしまう。ここから巻き返していきたかった早大であったが、好条件を味方につけた他大が複数周回し、徐々に差をつけられて行き、団体7位で大会を終えた。

飛び立つ小材

 団体が思うような結果が出なかった中、主将小材はひとり気を吐いた。2日目のフライトでは個人2位、3日目は2位と200点以上の差をつけて首位に立った。その後は順位を落とすも、1855点で7位入賞を掴み取った。小材は、今大会を「4年間で一番いい判断ができた」と振り返る。どんな状況でも部を引っ張るのが主将。そんな姿が見えた大会だった。

賞状をもらう小材

 優勝という目標には届かなかった。4年生は早大航空部で起きた事故により、一時は部員がバラバラになりかけることもあったが、仲間と共に困難を乗り越えることができた。この姿を後輩たちはしっかりと目に焼き付けていることだろう。今大会は個人・団体ともに慶大が優勝した。来年は4年生の思いを受け継いだ後輩たちが、宿敵・慶大に勝って優勝することに期待したい。

(記事、写真 関飛人)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果

▽団体

早稲田21(小材、村松、中澤、山本)7位 1921点 

▽個人

小材 6位 1855点

コメント

小材優生(人4=東京・早実)

――今大会の目標を教えてください

 個人団体優勝でした

――大会全体を振り返ってどうでしたか

 大会が始まる前から勝負が決まってしまっていた感が否めません

――ご自身のフライトを振り返っていかがでした

 基本的に自分の中では最善のフライトができました。ただ、感情的なフライトをしてしまってみんなに迷惑をかけてしまいました

――大会全体通しての天候はどうでしたか

 すごく良かったです。近年稀に見る良さでした

――ご自身のコンディションはどうでしたか

 波がありましたが、フライトの感覚や判断においては、感情的になってしまった部分を除いて、4年間で一番良かったです。いい判断ができました。

――前大会は団体準優勝でしたが、今大会は惜しくも入賞することはできませんでした。その原因はなんですか

 事故の影響で例年であれば一番飛べる重要な時期にフライトできなかったため、他大学との経験値の差が出てしまったのかなと思います。あとは、選手に対しての練習する機材が少なかったので、一人あたりの練習量が限られてしまったり、練習時にあまり天候に恵まれなかったりしたことも原因の一つかなと思います

――今大会はご自身にとってどういった大会になりましたか

 4年間を象徴する大会でした

――同期に向けて一言お願いします

 辛いこともたくさんあったけど、今度は一緒に飛んでみたいです

――後輩に向けて一言お願いします

 もっとグライダーに時間を割いて欲しいです

松村卓(政経4=千葉・渋谷幕張)

――大会全体を振り返ってどうでしたか

 総合的に運営とか色々大変なことが多くて、出場する前に気力が果てていた感じです

――ご自身のフライトを振り返っていかがでした

 もっと頭を使ってフライトする余地があったんじゃないかと思います

――ご自身のコンディションはどうでしたか

 大会の振り返りとも被りますが、大会始まるまでに色々困難が多かったので、フライトに対してのモチベーションがありませんでした。結構精神的にきつい部分があり、そこの葛藤がありました

――今大会はご自身にとってどういった大会になりましたか

 後々の人生まで尾を引く大会でした

――同期に向けて一言お願いします

 辛いこともたくさんあったけど、みんな個性的な人たちで、一緒にやってこられて良かったです。同期がいたから続けることができました。

――後輩に向けて一言お願いします

 高い目標を掲げるのであれば、ある程度の覚悟が必要だということを伝えたいです

中澤寛人(基理4=東京。早実)

――ご自身のフライトを振り返っていかがでした

 一発しか飛んでいませんが、下級生に見せられるようなフライトができればと思って飛びました

――ご自身のコンディションはどうでしたか

 4年の二人がやってくれると思っていたので、リラックスして臨めました

――今大会はご自身にとってどういった大会になりましたか

 今後はコーチとして関わってくると思うのですが、後輩に伝えたいことは伝えられた大会だったのかと思います

――同期に向けて一言お願いします

 一時期はバラバラになってしまったけど、最後には持ち直して良かったです

――後輩に向けて一言お願いします

 心が折れても続けていれば絶対にいいことがあるので、続けて欲しいです

山本拓磨(法3=東京・早大学院)

――ご自身のフライトを振り返っていかがでした

 自分は飛んでいないのですが、唯一の3年生として来年度に繋げられる経験をしました。来年の全国大会でやり返す気持ちが生まれました

――ご自身のコンディションはどうでしたか

 1ヶ月くらい前まで病気で休養していたので、そのリハビリ明けの大会だったんですけど、地上にいる時間が多く、先輩方から多くのことを吸収しようという姿勢で臨めたのが良かったです

――今大会はご自身にとってどういった大会になりましたか

 来年に生かせる経験ができた大会でした

――今後に向けて一言お願いします

 先輩たちとは足並みを揃えてやってきたので、この借りは絶対に返します。出場する大会全てで優勝したいです