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バレーボール部

2018.11.29

全日本大学選手権 11月29日 東京・墨田区総合体育館

関学大に快勝し、ベスト8進出決定!

 64大学で始まった全日本大学選手権(全日本インカレ)も、もう16チームへと絞られた。さらに8チームへと絞られるきょう、早大は関学大と対戦した。5日前の早関定期戦ではストレート勝利を収めているが、前日に力強いサーブを武器に法政大との2回戦を接戦で勝ち切っている決して侮れない相手だ。しかし、試合序盤セットカウント3-0(25-16、25-18、25-19)でストレート勝利。あすの準々決勝進出を決めた。

 「主にブロックの位置取りやサーブで狙う方向などを試合前に確認した」(藤中優斗主将、スポ4=山口・宇部商)今回の一戦。5日前に早関定期戦で対戦したことで、相手のデータはある程度揃っているが、それは相手も同じこと。常に先手を取って相手を勢いに乗せずにいきたいところだ。藤中主将のサーブから始まった第1セットは、まず緩んだ相手のスパイクを小林光輝副将(スポ4=長野・創造学園)がすかさずレシーブ。宮浦健人(スポ2=熊本・鎮西)が鮮やかにクロススパイクを決め、調子の良さをうかがわせた。鵜野幸也(スポ4=東京・早実)がサーブで相手を崩してから自らバックアタックを決めてリズムを作ると、武藤鉄也(スポ3=東京・東亜学園)が2本のブロックを決めて早大が徐々に勢いづいていく。セット中盤までに細かなブレークを重ね17-12とすると、小林副将のサーブから一挙5連続得点で9点差までに広げ、そのまま第1セットを先取した。

藤中主将のスパイクは高い決定率を残した

 第2セットはサーブレシーブが上手く返らず、さらに宮浦のスパイクがシャットアウトされたことでいきなり4連続失点を喫してしまうも、早大は焦らなかった。相手のスパイクミスを誘ってまず1点を返すと、続いて村山豪(スポ2=東京・駿台学園)のスパイクとブロック、そして宮浦のネットインサービスエースですぐに1点差に追いつく。さらに村山の連続ブロックで8-6として逆転に成功したのも束の間、今度は早大のスパイクミスと切り返しからの攻撃で10-11とすぐに再逆転を許す。しかし、この連続失点にも早大は動じず。鵜野と武藤の高さのあるブロックですかさず再度逆転すると、相手のスパイクミス、そしてブロックでリードを3点に広げた。この一連の流れで第2セットの大勢が決まり、その後は宮浦の相手を揺さぶるサーブから4連続得点で一気に関学大を突き放しにかかる。藤中主将の技ありのクロススパイクもさく裂し、25-18でこのセットも獲得した。続く第3セットは村山のサーブから8-4とダブルスコアにすると、その点差を保ったままセット終盤へ。第1セット同様に小刻みのブレークで20点に到達するまでに5点差へと広げると、最後は武藤のクイックが関学大のコートに突き刺さりゲームセット。3戦連続のストレート勝利であすへと弾みをつけた。

トスを上げる小林

 これまで全てストレート勝利を収め、盤石の試合運びを見せている早大。サーブ、ブロック、ディグ、どのプレーも相手の1枚上手をいく調子の良さがうかがえる。あすの相手は秋季関西大学リーグ戦において1セットも落とさずに完全優勝を成し遂げた近大に決まった。思い切った攻撃を仕掛けてくることが予想されるため、勝負のカギを握るのはやはりサーブ。相手に満足な攻撃をさせない攻めのサーブから、自分たちのバレーボールを展開していきたい。

(記事 松谷果林、写真 杉山睦美、成澤理帆)

セットカウント
早大 25-16
25-18
25-19

関学大
スタメン
レフト 藤中優斗(スポ4=山口・宇部商)
レフト 鵜野幸也(スポ4=東京・早実)
センター 武藤鉄也(スポ3=東京・東亜学園)
センター 村山豪(スポ2=東京・駿台学園)
ライト 宮浦健人(スポ2=熊本・鎮西)
セッター 小林光輝(スポ4=長野・創造学園)
リベロ 村本涼平(法3=京都・洛南)
コメント

藤中優斗主将(スポ4=山口・宇部商)

――きょうの試合はいかがでしたか

5日前にやった時は3-0で勝てていますが、きょうの試合でどうなるか分からなかったという中で今回も3-0で勝てたのは良かったと思います。

――5日前にやった時のデータを生かしたことなどはありますか

主にサーブで狙う相手や、自分たちのブロックの付き方を主に話し合いました。

――2セット目について

序盤少し走られてしまいました。気の緩みとかは特になかったと思いますが、詰めが甘い部分があったかなと思います。

――きょうは苦しい場面でもトスが多く上がり、そのほとんどのスパイクを決められていましたがご自身のプレーを振り返って

そうですね、まだ100点はあげられないですが、きのうよりも徐々に調子は上がってきていると思います。これからもっと上げていきたいと思っています。

――初戦からこれまで全てストレート勝利で終えていますね

フルセットとかよりはいい状態ですね。セットを落とさず勝てたことは良かったです。ですが、フルセットになっても大丈夫な身体作りを僕たちはしてきているので、まだまだ大丈夫です。

――あすに向けて

あすが1つの勝負所になってきますし、しっかりデータを確認していこうと思います。自分たちのバレーができるよう、アップからしっかりと準備を重ね、土曜日に繋げられるよう、まずあす頑張ります!

小林光輝副将(スポ4=長野・創造学園)

――試合を振り返って

早関戦で一度対戦していたので、相手がどういう戦いをしてくるのかを冷静に見ながら試合をしようとしていました。

――早関戦の時と相手が何か変えてきた部分はありましたか

ブロックのつき方など、色々対策はされていたと思いますが、こちらのスパイカーが全員一枚上手なので、そこは自信を持ってみんなに託しました。

――きのうからセンターからの攻撃がよく決まっていますね

それが自分たちのスタイルなので、それを貫けていることは良いことだとおもいます。

――ノーマークでスパイカーに打たせる場面もあり、小林選手自身も好調のように見えますが

自分的にも体の調子はとても良いです。スパイカーにどれだけ楽に決めさせるかということが、連戦の中で僕ができることだと思うので、それを心がけてまた頑張りたいです。

――ブロックもしっかり機能していますね

ブロックはすごく良いですね。サーブ&ブロックでいいかたちが出来ていると思います。

――あすへ向けて

一戦一戦自分たちのバレーを出し切って、ワセダらしいプレーが出来たらなと思います。

武藤鉄也(スポ3=東京・東亜学園)

――試合を振り返って

きょうは1試合通して自分たちのやりたいバレーができたと思います。相手のミスやブロックに当ててくれたりという場面もあったので、ブロックもしっかり機能していたと思います。

――前回の対戦から間を空けずに再戦となりましたが、相手のプレーの印象は変わらなかったですか

特に変わった様子はありませんでした。きょうは向こうがサーブでかなり攻めてきていて、こっちもあまりパスが良くなかったので、そこは修正すべき点かなと思います。

――レシーブが多少乱れても各スパイカーが二段トスを決め切っていました

相手のブロックが低いというのもあります。向こうの組織的な部分があまりできていないというのもあると思うので、もう少しパスの精度を高めて、クイックが使える状況にしないと上位チームとやる時はキツくなるのかなと思います。

――ブロックが好調ですね

リーグ戦が終わって、1ヶ月前辺りからブロックを強化してきました。かなり良くなってきた分、レシーブが上がりやすくもなっています。それは、アナリストのデータがあってこそというのもありますし、練習してきた部分が出ていると思うので、これからも継続してやっていきたいです。

――サーブやスパイク面に関してご自身のプレーとしてはいかがですか

スパイクはこんな感じで、あとはもう少ししっかり当てていけたらいいと思います。サーブは初日に比べて段々良くはなっているのですが、チームとしても、もう少しスピードを出して奥に打っていくことができれば、もっと相手を崩して楽な展開にできると思います。

――3試合連続でストレート勝利です

ストレートできている分、体力の消費も少なくていい状態ではあると思います。ですが、あしたが1つのヤマ場になる試合だと思うのでそれに向けて準備していけたらと思います。

――改めてあすへ向けての意気込みをお願いします

あしたは大事な試合になると思います。アナリストが出してくれたデータをしっかり頭に入れて、それを元に対応して勝てるように頑張っていきたいです。

村本涼平(法3=京都・洛南)

――きょうの試合はいかがでしたか

早関定期戦があって、どういうチームかということは分かっていました。やりやすかったですが、2セット目の序盤とかで連続失点してしまうことがあったので、それを避けていきたいと思いました。

――前回との違いは

やっぱり関学大は早関定期戦のときは朝に移動してきて、あまり体が動いていないかなという感じで戦いました。その時よりは少し強く感じました。

――何度か鵜野選手とレシーブの時に交錯する場面が見られましたが

声を出して連係を取らないとなと感じました。ちょっと判断が遅くなってしまったんですよね。判断をもう少し速くできたらと思いました。

――2セット目序盤で連続失点してしまった原因はどのようなところでしょうか

1本目のレシーブでしっかり時間を作らないとバタバタしてしまいます。その1本目が乱れたり、早くなってしまったりしたので、そこが1番気を付けなくてはいけなかったですね。

――その後の立て直しについては

途中でブロックがかなり良くなって、ブロックが何本も決まったことで自分たちのペース、いい流れになったと思います。その辺りが中盤で良かったです。

――あすに向けて

いい状態で来ていると思うので、気を引き締めて戦っていきたいと思っています。

宮浦健人(スポ2=熊本・鎮西)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

全体的にブロックと、あとミスが少なかったのが良かったと思います。

――今回も、5日前の早関定期戦の時も、サーブの調子が良かったですね

そうですね、きのうはあまり良くなかったですが、きょうは少し体育館の感覚的なものをつかめてきたので、良くサーブが打てたと思います。サーブの調子が良かったので、サービスエースもとれたのだと思います。

――第2セットの始め、関学大から4点連取されました

きょうは何とかそれを逆転して乗り切れたんですけど、これからまた相手が強くなってくるときにそういう展開になってきたら絶対勝てないと思うのでスタートから気を引き締めていかないとなと思いました。

――あしたの試合に向けて

あしたが一つ山になってくると思うのでそれに向けてまたきょうしっかり準備して、良いパフォーマンスができるように頑張りたいです。