水泳部

2018.11.10

FINAスイミングワールドカップ2018東京大会 11月9〜11日 東京・辰巳国際水泳場/2日目

幌村が専門種目で銅メダルを獲得!

 競泳のワールドカップ2日目。早大からは、男子200メートルバタフライで幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)が、男子200メートル個人メドレーで渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)と竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)がそれぞれ決勝へと駒を進めた。この種目を最も得意とする幌村は、接戦となった決勝レースでも踏ん張りを見せ、見事銅メダルを獲得。早大に今大会初となるメダルをもたらした。

 

★幌村が200メートルバタフライで3位に

メダルの授賞式に参加する幌村

 本命の男子200メートルバタフライで、幌村がしっかりと結果を残した。きのうの男子100メートルバタフライに続き、今大会2種目のレースとなった幌村。「すごく気持ちよく泳げた」という午前中の予選を難なく突破し、夜の決勝レースへと駒を進める。大学の先輩でもある坂井聖人(平成30スポ卒=現セイコー)らも出場した決勝は、ハイレベルな争いに。そんな中でも幌村は、強化してきたスタートを生かして前半から積極的に前に出る。100メートル時点で3位となると、レースはそのまま終盤へ。最後はタッチの勝負となったが、見事3位に食い込んだ。レース後には「メダルを取ることができて安心した」とホッとした表情を見せていた幌村。肩の故障が影響し、「気持ち的にもしんどかった」と苦しい夏を過ごしていたが、そんな状況でも諦めずにここまで練習を積み重ねてきた。「タイム的には満足はしていない」と話した幌村。だがここで3位という順位に入ったことは、一つ彼にとって大きな自信となるだろう。今大会最終日には、男子50メートルバタフライが控えている。「得意ではない」と話すこの種目だが、できる限りのベストを尽くして目標である自己ベスト更新を狙いたい。

(記事 大島悠輔、写真 齋藤夏生)

★渡辺が個人メドレーで竹内に競り勝ち4位に

自己ベストをマークした竹内

 男子200メートル個人メドレー決勝に出場した渡辺と竹内。渡辺にとって個人メドレーは専門種目ではないものの、予選で自己ベストを更新するなど調子の良さをうかがわせていた。渡辺のレーススタイルは、平泳ぎと自由形で後半に追い上げるというもの。この決勝でも、前半の2種目終了時点では7位だったが、後半一気に加速して4位にまで順位を上げた。レース後には「タイム的には満足」と話した渡辺。勢いそのままに、あすの男子200メートル平泳ぎでは優勝を狙う。一方個人メドレーを専門としている竹内は、先日に行われた選考会で自身初となるシニアの代表権を勝ち取り、今大会を迎えていた。この決勝レースには、「ずっと課題にしてきている前半の2種目で周りの選手についていけるよう頑張りたい」と意気込んで臨んだ竹内。その言葉通り、前半の100メートルを3位で通過した。しかし、自己ベストを更新するタイムを出したものの、最後の自由形で先輩の渡辺に追い抜かれてしまい、5位でフィニッシュ。今大会でもしっかりと結果を残した竹内は、あす行われる男子400メートル個人メドレーにも出場予定だ。「きょうよりも上の順位に入れるよう頑張りたい」(竹内)。メダルの獲得を狙い、あすのレースに挑む。

(記事 大島悠輔、写真 齋藤夏生)

結果

◇決勝

男子200メートル個人メドレー

渡辺 1分54秒34【4位】

竹内 1分54秒70【5位】

男子200メートルバタフライ

幌村 1分52秒04【3位】

◇タイム決勝

男子1500メートル自由形

古畑 15分03秒55【8位】

◇予選

男子200メートル個人メドレー

渡辺 1分55秒22【4位】

竹内 1分55秒60【6位】

丸山 1分59秒17【28位】

男子50メートル平泳ぎ

今井 27秒40【23位】

男子100メートル自由形

伊東 48秒67【13位】

男子200メートルバタフライ

幌村 1分53秒59【6位】

コメント
決勝後

竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)

―― 率直にレースの感想を教えてください

一応ベストは出たんですけど、最後隣の一平さん(渡辺一平)に差されてしまったのが少し悔しいです。

――前半のタイムについてはいかがですか

上げられたのは良かったですけど、53秒で入りたかったのでもう少しかなという感じです

――レースでうまくいかなかった部分はありましたか

もう少し背泳ぎと平泳ぎを頑張れたら一平さんと差を詰められたかなと思います。

――あすの400メートル個人メドレーでの目標はありますか

あしたは午後のタイム決勝1回だけかもしれないので、朝はゆっくりしてきょうよりは上の順位を目指して頑張りたいなと思います。

予選後

渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)*囲み取材含む

―― 両サイドが速い選手でしたがいかがでしたか

速かったですね。でも個人メドレーでの僕の持ち味は平泳ぎとフリーの追い上げなので、落ち着いて泳ぎました。全力でしたけど、決勝もやれるだけのことはやっていきたいです。

――決勝ではどのようなレースをしたいですか

隣が後輩の竹内でとても強いんですけど、先輩らしい泳ぎをしたい気持ちはありますし、予選も一応ベストではあるので、タイムを上げて、さらに自己ベストが更新できるように頑張りたいと思います。ブレーからどんどん上げていって、僕らしい泳ぎができればなと思います。

――1回1回の練習で力を出し切れている要因は何でしょうか

ここ最近はライブや他競技の試合を見に行ったりしてすごく興奮させてもらえることがあったので、それをそのまま練習に持ってきている感じですね。

竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)

―― 先月の選手権では初のシニア代表の座を勝ち取りましたが

前回は目標にしていた代表に入れて、タイム的にもどっちもベストだったのでなかなかいいかなと思います。

――今回の予選はどのあたりのタイムを狙って臨みましたか

今回は外国人勢が結構速いので、そんな中でも決勝に進むのを1つ目標として、予選は結構飛ばしました。

――現在のコンディションや調子はいかがですか

練習の強度も最近は上げているので、ちょっと疲れが残る中ですけど予選で55秒台でこれたのは収穫かなと思います。

――決勝はどういうプランで臨みたいですか

ラーキン選手(オーストラリア)などはバックの選手なので、ずっと課題にしてきている前半の2種目で周りの選手に付いていけるよう、前半から頑張ってトップ争いに食い込みたいと思います。

幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)*囲み取材より抜粋

―― レースを振り返っていかがでしたか

まずは決勝に残れるように泳ぎました。すごく気持ち良く泳げて、決勝では濃いメンバーと泳げるのでしっかり自分のレースをしていきたいと思います。

――決勝はどれくらいを目指していますか

去年が51秒3だったので、今のコンディション的にベストは厳しいんですけど、昨日もベストに近いタイムを出せたので、きょうもいいタイムで泳げるように、あとはメダルもしっかり取れるように頑張りたいと思います。

丸山優稀(法2=埼玉・大宮)

―― レースを泳いでみて感覚はいかがでしたか

ベストではなかったですけど、ベストに近いタイムで泳げて良かったです。

――狙っていたタイムはどの辺でしたか

8秒なんですけど限りなく8秒に近い9秒だったので、きょうは良かったのかなと思います。

――最近練習で取り組んでいることはありますか

2週間前の選考会の時に平泳ぎが遅かったので、平泳ぎを同期の竹内からいろいろ教わりました。それを生かせて良かったかなと思います。

――背泳ぎと個人メドレーの連取比率はどのくらいですか

半々くらいですかね。両方やりつつです。

――ウインターカップでの目標はなんですか

ウインターカップで初めてこの種目の選手権のタイムを突破したので、またウインターカップで選手権が切れるように頑張りたいです。

古畑海生(スポ1=兵庫・市川)

―― タイムについてはいかがですか

短水路は自己ベストが高2から出ていなかったので、きょうベストを出すことができてすごく嬉しいです。

――レースプランとしてはどのようなものを考えていましたか

先月の選考会では前半に攻めすぎてしまい、後半にバテる形だったので、今回はイーブンペースでしっかりラップを揃えることを意識して臨みました。

――昨日の400メートル自由形の疲れなどはありますか

泳ぎの疲れはないんですけど、移動で疲れてしまいました。でも朝のアップとケアでだいぶ感覚を取り戻せました。

――12月のウインターカップに向けて一言お願いします

ウインターカップでは1500メートルは出ないんですけど、400メートルに出ます。400では日本選手権のタイムを切れていないのでしっかり切れるように泳いでいきたいと思います。

伊東隼汰(社1=東京・早大学院)

―― 前半の23秒05というタイムについてはいかがですか

もう少し早く入れると思っていましたね。感覚とタイムが少しずれていると思います。最終的なタイムに関しても思ったより悪いというのが第一印象です。

――泳ぐにあたって意識したことはありましたか

いつもは前半から全力で泳ぐんですけど、きょうは抑え気味でいこうと思って泳ぎました。でも後半もあまり伸びてこなかったです。

――来月のウインターカップに関して目標はありますか

それほど調整しなくてもベストが出せるように、コンディションと底力を上げていってベースを作っていこうと思います。