水泳部

2018.11.09

FINAスイミングワールドカップ2018東京大会 11月9〜11日 東京・辰巳国際水泳場/1日目

大会初日は渡辺と幌村が決勝へ

 ことしも、世界中のトップスイマーたちが東京に集い熱戦を繰り広げる、FINAスイミングワールドカップ東京が辰巳国際水泳場で開幕した。今年度の競泳ワールドカップは、全7戦で構成されており、この東京大会は6戦目にあたる。大会初日のきょう、早大からは計8名の選手が午前中の予選出場し、渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)と幌村尚(スポ2=兵庫・西脇工)の計2名が夜に行われた決勝へと進出した。

 

★渡辺、100メートル平泳ぎで自分らしいレース

男子100メートル平泳ぎ決勝を泳ぐ渡辺

 新シーズンがスタートし、久々の大会出場となった渡辺は、決勝で予選を上回る57秒73というタイムを出すも6位でレースを終えた。「10月から練習を再開してこの1ヶ月間やれるだけのことをやり、それが出せた」と振り返り、レース内容にも確かな手応えを感じていた。その一方、「100メートルでは力不足を感じる」とも語っており、強豪選手がひしめくなかでメダル争いに食い込めるよう、専門種目の200メートルに加え、今後100メートルでもさらなる強化を目指す。渡辺は2日目のあす、200メートル個人メドレーに出場予定だ。インタビューの際「負けたくない」と語った相手は、後輩の竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)。ワセダ同士の対決にも注目だ。また、大会最終日には本命とする男子200メートル平泳ぎに出場する予定。メダルに期待がかかるが「200メートルの短水路は苦手意識がある」と若干の不安をのぞかせた。あす以降、勢いにのる後輩を下し自らの苦手意識も払拭(ふっしょく)して表彰台を狙う。

(記事 飯塚茜、写真 宇根加菜葉)

★幌村は100メートルで6位に入る

今シーズン初のレースとなった幌村

 男子100メートルバタフライには幌村が登場。今大会に向けては、少し苦手意識があったというスタートについて、技術的に強化してきたという。「今シーズン初のレースで少し緊張した」と臨んだ予選だったが、ベストに近い好タイムで決勝進出を決める。そして迎えた夜の決勝。予選を4位で通過した幌村は、少しでも順位を上げようと意気込んで挑んだ。しかし幌村は、序盤から積極的に前に出る海外勢にやや後れをとってしまい、最初の50メートルを8位で折り返す。また、「タッチが合わなかったり、浮き上がりが上手くいかなかったりした」と幌村。レース後半も必死に食らい付いたが、惜しくも7位でフィニッシュした。初日の100メートルバタフライではメダル獲得とはならなかった幌村だが、本命は得意の200メートル。「しっかり挽回して頑張りたい」(幌村)。あすのレースではどんな結果を残してくれるのか楽しみだ。

(記事 大島悠輔、写真 宇根加菜葉)

結果

◇決勝

男子100メートル平泳ぎ

渡辺 57秒73【6位】

男子100メートルバタフライ

幌村 51秒29【7位】

◇予選

女子400メートル自由形

佐藤 4分11秒99【14位】

男子400メートル自由形

古畑 3分49秒68【17位】

男子200メートル背泳ぎ

大芦 1分58秒33【25位】

男子100メートルバタフライ

幌村 51秒34【4位】

池江 53秒02【40位】

男子100メートル平泳ぎ

渡辺 57分84秒【6位】

今井 59秒91【29位】

男子50メートル自由形

伊東 22秒54【26位】

コメント
決勝後

渡辺一平 (スポ4=大分・佐伯鶴城)*囲み取材より抜粋

――今のレースを振り返っていかがですか

若干ではありますけど、タイムが出たことはよかったです。でもすごくハイレベルな第1戦になってるので200メートル(男子200メートル平泳ぎ)もすごい厳しい戦いになるんじゃないかなと思います。まだ僕200メートルの短水路は苦手意識があるんですけど、その苦手意識っていうのを払拭(ふっしょく)できるように、まだ明日2個メ(200メートル個人メドレー)があるのであす、あさって頑張っていきたいですね。

――久々のレースでこういったメンバーの中で出れたということに関してご自身の刺激という部分ではいかがでしょうか

決勝の入場前に周りを見渡しても、100メートルのスペシャリストの方がたくさんいて、この中で泳げたことは僕の中で良かったんじゃないかなと思います。まだまだ全然100メートルでは歯が立たずに力不足を感じるので、しっかりと強化して短水路の100メートルでも勝負できるように頑張っていきたいと思います。

予選後

大芦知央主将(スポ3=大阪・関大北陽)

―― 今のレースを振りかえってみていかがですか

シーズンが明けて1ヶ月くらい経って、ここまでの練習でどんな感じかということだったんですけど、ちょっと遅すぎるのでもう少し危機感を持たないとなとと思いました。

――このレースの目標はどのくらいでしたか

1年生の時に55秒9でベストを出したので、そこと比べるとコンディションは悪いんですけど、ベスト近くを狙っていけたらなと思っていました。最低でも56秒9〜57秒1あたりで泳ぎたかったですね。

――新チームが始まって、主将として心がけていることはありますか

やっぱり楽しく元気にやっていくことが、大切かなと思っています。練習などで水泳は孤独な時間が長いので、楽しくやってみんなで支えあっていければなと思っていて、僕が積極的に声を出したりしています。

――チームの雰囲気はいかがですか

来年のインカレに向けての危機感が強い子が多いので、みんな真摯(しんし)に練習に取り組んでいるのかなと思っています。

池江毅隼(スポ3=東京・日大豊山)

―― レースを振り返ってみていかがですか

良いか悪いかで言われたら良くはないですけど、2週間前の選考会のタイムが悪くて、そこからどれだけ修正できるかを課題に練習に取り組んできて、そこから約1秒上げることができたので、そこは良かった点だと思います。

――具体的にどのような点が課題としてあがりましたか

水が引っかからなくてテンポがものすごく上がっていた部分がわかったので、しっかりと引っ掛けて、ゆったりとしたテンポで進めるように心掛けました。

――最上級生として、新チームにはどのように関わっていきたいですか

積極的に後輩には声かけするようにしています。

――チームの今の雰囲気はいかがですか

来年は(インカレの)シード権獲得のラインくらいまで落ちてしまうんですけど、そこでみんなが一致団結して、これからの水泳部のために頑張っていこうという雰囲気はあると思います。

今井流星(スポ2=愛知・豊川)

―― レースを泳ぎ終えて、手応えはいかがですか

先々週の選考会よりは速く泳げたという感じです。

――タイムとしてはどのくらいを狙っていましたか

もう切ってるんですけど、日本選手権の標準だけを切っていこうと思ってました。12月のウインターカップもあるので、そこではベストに近いタイムを狙えるようにしていきたいです。

――現在のコンディションなどはいかがですか

先週よりは上がっていて、専門種目の練習を増やしている期間で、その中でまたスピードも出てきているのかなと思います。

――新チームでの練習はいかがですか

結構去年がいいチームだったので、その流れを引き継いでという感じで、みんな和気あいあいとした雰囲気でやっていると思います。

伊藤隼太(社1=東京・早大学院)

―― 率直にレースを振りかえっていかがですか

酷かったですね(笑)。失敗するところ全てで失敗してしまって。

――タイムはどのあたりを狙っていましたか

22秒0くらいでこれるかなとは思っていました。

――どのあたりが1番うまくいきませんでしたか

浮き上がりですね。

――新チームの雰囲気はいかがでしょうか

雰囲気はいいと思います。来年に向けて戦っていくぞという感じで。

古畑海生(スポ1=兵庫・市川)

―― レースを振り返って、感触はいかがでしたか

日本選手権の制限タイムが、(3分)49秒5で0.1秒足りてないので少し悔しいです。

――今大会にはどのような目標を掲げて臨みましたか

10月に1発目の試合があったんですけど、そこで(3分)50秒だったのでしっかりこの大会ではベストを狙って泳いんだんですけど、あと少し届かず悔しいです。

――新シーズンがスタートしましたが、チームの雰囲気はいかがですか

新しいチームになってみんなフレッシュな気持ちで頑張れてると思います。僕自身もチーム編成が変わって、奥野さん(奥野景介総監督、昭63教卒=広島・瀬戸内)のところで練習しているので新鮮な気持ちです。