準硬式野球部

2018.10.29

木村杯新人戦 10月21日 早大東伏見グラウンド

宮崎が2試合連続弾。逆転で決勝進出!/準決勝 立大戦

準決勝
早大
立大
(早)〇大津、今井、福島-中村康
♢(本塁打)宮崎(2号2ラン、8表) (二塁打)関(6表)、中村康(7表)

 またも東伏見の空に快音が鳴り響いた。決勝進出を懸けて臨んだきょうの立大戦、先発のマウンドには大津杜都(文構2=東京・宝仙学園)。5回に一発を浴び先制を許したが、粘りの投球で再三のピンチを切り抜け6回1失点と先発の役割を果たした。打線はリードされた直後の6回、竹本周平(人2=鳥取・米子東)に2試合連続の打点となる犠飛が飛び出し同点に追い付く。7回に再び1点を勝ち越されるも、8回にこの試合4番に座った宮崎翔(商2=埼玉・早大本庄)に2試合連続となる2点本塁打が飛び出し逆転に成功。その後さらに1点を追加した早大はそのまま逃げ切り、5大会連続となる決勝進出を決めた。

8回に2戦連続となる2点本塁打を放った宮崎

 先発の大津は初回こそ立大打線を3者凡退に抑えるも、その後は毎回得点圏に走者を背負いながらの苦しい投球となった。一方の打線は序盤に好機を作るもあと一本が出ず、その後は相手先発に完璧に抑えられてしまう。攻守ともになかなかペースをつかめないまま迎えた5回裏、大津は立大先頭の9番打者にソロ本塁打を浴び先制を許すと、その後も2本の安打と敬遠で1死満塁の大ピンチに。しかし、ここで崩れないのが大津杜都だ。次打者を併殺打に仕留め、追加点を許さない。先週の1回戦でも見せた粘りをこの試合でも発揮し、6回1失点と試合を作った。

8回から登板し、無失点に抑えた福島

 大津の粘投に応えたい打線は6回、3番・関大輝(基理1=茨城・江戸川学園取手)の二塁打を足掛かりに無死二、三塁の好機を作ると6番・竹本が犠飛を放ち、同点に追い付く。7回に2番手の今井佑哉(社1=東京・早実)が1点を奪われ再びリードを許したが、8回にドラマが待っていた。関の四球で無死一塁とし、打席に迎えるはこの試合すでに2安打を放っている宮崎。四球の後の初球、投手からすればストライクが欲しいこの場面、カウントを取りにいった甘い球を宮崎は見逃さなかった。「狙っていた」という当たりは、2試合連続の2点本塁打に。この一撃で逆転した早大はさらに敵失で1点を加え、最後は粘る立大を3番手の福島英之(教2=埼玉・早大本庄)が零封。4-2で勝利を収めた。

スタンドでよろこぶ上級生。左から中村大輔(商4=東京・早大学院)、飯田健太郎(教4=富山・呉羽)、宇野澤拓海(人3=東京・西)

 決勝進出を決めた早大はあす、2大会ぶりの優勝を懸け慶大と対決する。今週末開幕する関東地区大学・社会人王座決定戦(王座)に向けてチームに勢いをもたらすためにも絶対に負けられない。宿敵を倒し、栄冠をつかみ取ることはできるか。

(記事 池田有輝、写真 水野将太選手提供)

コメント

大津杜都(文構2=東京・宝仙学園)

――きょうの調子はいかがでしたか

調子は本当に良くなかったです。

――きょうの投球を振り返っていかがでしたか

自分の思うような球が最初から最後までいかず、苦労しましたが、(野手の)守備に何回も助けられてなんとか最少失点で切り抜けられました。

――効果的に使えた球は

効果的に使えた球はきょうはなかったです。

――本塁打を打たれた場面を振り返っていかがでしたか

9番打者だったらしいのですが、少し単調に行ってしまったのが原因だと思います。

――あすは優勝を懸けての早慶戦になります。意気込みをお願いします

出番があるかどうか分かりませんが、2季ぶりの優勝に貢献したいと思います。

宮崎翔(商2=埼玉・早大本庄)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

お互いにチャンスは作るもののもう1打が出ずに苦しい展開が続いていました。立大にホームランで先制をされはしたものの次の回にすぐにチャンスを作り竹本が犠牲フライを打ってくれて追い付き、チームに流れができたと思います。その後も点数を重ね無事に勝利をすることができました。しかし、この試合では点数を取れる場面が他にもたくさんあり、そこでしっかりと点を取れていればあそこまで苦しくはならなかったと思います。前回と同様ピッチャー陣に負担をかけてしまったのは反省するべき点だと思います。

――2戦連続の本塁打となりましたが、あの打席を振り返っていかがでしたか

きょうの試合は自分の前の関がいい形で回してくれていたので、あそこは自分が決めてやろうとホームランを狙っていました。初球甘い球が来たので思いっきり振り切ったらホームランになってくれました。

――1点ビハインドで迎えた打席でしたが何か思っていたことなどはありますか

きょうはいい感じでバットも振れていたしボールも見えていたので、あの打席は後ろにつなぐというよりは試合を決めに行こうと考えて打席に向かいました。

――きょうは4番での出場でしたが、意識したことなどはありますか

期待してもらって4番を打たせていただいているので、その期待に応えるだけだと思っていました。4番はやはりランナーを返すことを求められているので、きょうは後ろにつなぐというよりは自分が決めてやろうという気持ちを強く持ち1打席ごと集中していました。

――あすは優勝を懸けた早慶戦になります。意気込みをお願いします

優勝したい気持ちはもちろんあるのですが、やはりケイオーには負けられないという気持ちも強くあります。この試合いくら打てていてても決勝で打てなかったら意味がないと思っているので、期待してくださっている先輩方にも応えられるよう、チームの勝利につながる1打をあすも打ちたいと思います。