ソフトボール部

2018.10.27

関東大学選手権 10月27日 栃木・白鷗大足利高野球場

若武者たちの活躍ありコールド発進!

関カレ
埼玉大      
早 大       12
(4回コールド)
○山内、西村-澤
◇(二塁打)高橋、竹村 ◇(本塁打)梶谷、澤

 新体制発足後初めてのトーナメント大会である、関東大学選手権(関カレ)が開幕した。初戦の相手は埼玉大。「初戦にコールド(勝ち)しようとチーム内で言っていた」(澤優輝、人1=東京・国学院久我山)。格下の相手であるだけに、難なく勝利を収めたい。

 早大は初回、1死一、二塁の好機をつくると打席には4番・石井智尋(スポ2=千葉敬愛)。2球目の緩い球にタイミングを合わせ、左翼手の前にはじき返す。二塁走者が生還し先制に成功した。さらに次打者が四球でつなぎ、6番・杉本亮太(教2=神奈川・柏陽)にも中前適時打が飛び出した。初回に2点を奪った早大はその後も攻撃の手を緩めない。続く2回。1死から2番・梶谷陽介(法2=神奈川・柏陽)が捉えた打球は、右翼手の頭上を破る大飛球に。ボールが転々とする間、梶谷は一気に本塁へと駆け込み、これがランニング本塁打となった。さらに相手投手が制球を乱し、3者連続四球で満塁とすると杉本がきっちりと犠飛を放って加点。その後再び満塁とすると、澤がドロップを完璧に仕留め、左中間フェンスの外へと叩き込んだ。ダメ押しの満塁本塁打で試合を決定付けた。

初回に先制となる左前適時打を放つ石井

 早大先発・山内壮起(スポ2=千葉・成田国際)は2回までを無失点に
抑え、3回からは後輩の西村悠太郎(人1=福岡・筑紫丘)に後を託した。しかし、西村はいきなり連打を浴び、ピンチを迎える。1死を取った後に4番打者を迎える。「コースが甘かった」(西村)。その言葉通り、甘く入った球を外野へ運ばれ1点を失った。さらにその後、捕逸の間にもう1点を献上。「(調子は)悪くなかった」と語るだけに少々悔しさの残るマウンドとなった。だが、取られた分は取り返す。その裏、早大は代打・竹村侑大(スポ1=埼玉・早大本庄)の左翼線を破る適時二塁打や相手守備の乱れにより3点を追加すると、4回は西村がゼロで締めコールド成立。盤石な試合運びで初戦を突破した。

満塁本塁打を放ち、ベンチ前でハイタッチをかわす澤(写真右)

 危なげなく制したこの試合、下級生の活躍が目立った。新体制発足後、試合に出始めた若い選手が徐々に慣れ始め、力を付けつつある。これに旧体制でも主力として出場していた選手たちの力が融合すればさらにチーム力は盤石なものとなるだろう。宿敵・国士舘大、日体大を倒すために。今年最後の大会、来年につながる爪痕を残したい。

(記事 石﨑開、写真 望月優樹、守屋郁宏)

コメント

西村悠太郎(人1=福岡・筑紫丘)

――きょうは普段対戦しない相手との試合でした。相手打者の対策などはありましたか

自分はもういつも通り投げることを考えていたので、あまり対策とかは考えていなかったですね

――秋から中継ぎ投手として公式戦で投げていますが、意識していることはありますか

(先発の)山内さん(壮起、スポ2=千葉・成田国際)リズムをつくってくれているので、それを崩さないようにっていうのと、あとは四死球を出さないようにと思って投げています。

――きょうの調子はいかがでしたか

悪くはなかったんですけれども、コースが甘かったと思います。きょう打たれた球は全部甘かったです。

――今は澤優輝選手(人1=東京・国学院久我山)が先発マスクを任されていますが、同級生が捕手ということで投げやすさはありますか

そうですね、投げやすいですね、確かに。リードも分かりやすいので。意思疎通も取れていますね。

――次の登板機会に向けて一言お願いします

きょうはストライク入ったんですけれどもちょっとコースが甘かったので、しっかり修正したいです。

澤優輝(人1=東京・国学院久我山)

――今大会に対してはどんな目標を持って臨んでいますか

もちろんチームとしては、目標としているインカレ優勝というところに向けて、一つでもタイトルを取れればと優勝を目指して戦っています。その中で、初戦にコールド(勝ち)しようとチーム内で言っていたので、良いスタートが切れたと思っています。

――個人としてはどのような大会と捉えていますか

リーグ戦で初めて出て、この関カレ(関東大学選手権)が2回目の大会なんですけど、試合の要領とかも分かってきたので、守備でも攻撃でもしっかり活躍できればと思って臨んでいます。

――対戦経験もなく、情報も集めにくいチームが相手だったと思いますが、特にリード面で気をつけたことは

埼玉大学が相手ということで、初めて当たるバッターが多いので、一球一球相手の反応とかを見て、その上で配球を組み立てていこうかなという感じでした。

――2番手の西村悠太郎投手(人1=福岡・筑紫丘)は少しつかまるシーンもありました。捕手として今日の投球内容をどう振り返りますか

足場が悪かった分、彼の持ち味のコントロールというのをあまり生かせなくて、今日はヒットにされることが多かったと思います。次の試合は修正して、彼の持ち味を生かして僕がしっかりリードしていければいいかなと思います。

――打撃面では満塁本塁打がありました

打ったのはドロップなんですけど、前の打席で打ち損じてしまっていた球だったので、次の打席は一球で仕留めようと思ってフルスイングした結果、満塁ホームランになりました。良かったと思います。

――明日以降は相手のレベルも上がってきますね

明日以降もしっかり一つずつ勝って、まずは最終日まで残れるように頑張っていきたいと思います。

梶谷陽介(法2=神奈川・柏陽)

――ランニング本塁打を放たれた打席を振り返ってみていかがですか

自分は小技という役割を与えられている中で、きょうはなかなかバントが決まらなかったので、そこは本当に反省しなければいけないと思います。でも打席の中では切り替えて打ちにいこうと思っていて、自分のイメージでは内野の間を抜けていく当たりだったんですけど、結果的に点が入る一打になって良かったと思います。

――普段対戦しない相手との試合となりました。そういった状況で意識してることはありますか

特に何かを変えるというよりは、自分であればさっきも言ったように小技や、どんな相手でもバントを決められるように。きょうは良くなかったんですけど、最初の打席をすごく大事にしようと思っています。

――明日以降の目標をお願いします

去年は2回戦で負けてしまったので、あまり先は見ないようにはしたいんですけど、しっかり勝って最終日に残って、優勝できるようにしたいです。

――個人としての大会の抱負をお願いします

出塁率7割を目指して頑張ります。