フェンシング部

2018.10.18

第70回関東学生選手権 10月17日 東京・駒沢体育館

男女共に決勝まで一歩及ばず

 戦いの火蓋が切られた。関東学生選手権(関カレ)の初日は、男女フルーレ個人の試合が行われた。結果は、男子は、松山恭助(スポ4=東京・東亜学園)が3位、女子は、溝口礼菜(スポ2=千葉・柏陵)が3位、登尾早奈(スポ2=愛媛・三島)が4位。男女共に、決勝まであと一歩のところで敗れてしまった。

☆松山、関カレ3連覇ならず…。3位で個人戦を終える(男子フルーレ個人)

 男子フルーレ個人には、早大から5人が出場。そのうちエースである松山は関カレ3連覇を狙っていたが、3位という結果に終わった。

3位決定戦にて果敢に攻める松山

 準々決勝まで順当に勝ち星を重ねた松山は、準決勝でナショナルチームにて共に練習に励んでいる敷根崇裕(法大)と対戦。「相手が相手だったので、前半、中盤と苦戦した」(松山)と、中盤で相手に5連取を許すなどし、第1セットを8−10で終える。しかしそこから第2セットでは14−14まで追い上げを見せ、決着は一本勝負に。だがその一本を相手に取られ、松山の準決勝敗退が決まってしまった。それから行われた3位決定戦。「準決勝の負けを『しょうがない』と落とし込んで切り替えてやれた」(松山)と、接戦の展開から今後はラストに6連取。同じくナショナルメンバーの西藤俊哉(法大)に見事勝利し、3位で最後の関カレを終えた。

 最高位は松山の3位という結果で個人戦を終えた早大男子フルーレ陣。だが彼らの関カレはまだ終わらない。個人戦の翌日には団体戦が控えている。団体戦で好成績を残すためには、個人戦で2回戦敗退となった竹田陸人(社4=神奈川・法政二)と中埜匡貴(創理3=東京・早大学院)の奮起がカギとなるだろう。関東学生リーグ戦では4位に終わった悔しさを、関カレの舞台で晴らしたい。

(記事 藤岡小雪、写真 青柳香穂)

☆準決勝を突破できず、溝口3位、登尾4位となった(女子フルーレ個人)

 早大からは、7人が出場した女子フルーレ個人。それぞれが大健闘していたが、中でもひときわ目を引いたのが、準々決勝での溝口。昨年、全日本を制覇した東晟良(日体大)と対戦した。序盤、落ち着いたプレーで着実に得点を重ねる。第1セットを8−4で終え、好調な出だしとなった。その後も、じわじわと得点を重ねていき、相手にリードを許すことなく、15−10で勝利。しかし、続く準決勝を突破することができず、3位決定戦に回ることに。3位決定戦では、登尾との同士討ちを制し3位となった。

準々決勝を突破した溝口

 1人も決勝に進むことができず悔しい結果となった女子フルーレ個人。しかし、遠藤里菜(スポ2=群馬・高崎商大付)、千葉朱夏(スポ2=岩手・一関第一)もベスト16に食い込み、選手個人のレベルは確実に上がってきている。次の団体戦での彼女たちの活躍に期待がかかる。

(記事 本野日向子、写真 青柳香穂)

 ※フルーレ:頭・両足・両腕を除いた胴体部への突きのみが得点となる。 両者がほぼ同時に突いた場合は、どちらの攻撃が有効だったかを主審が判定する。また、先に攻撃をした方が「攻撃権」を持ち、防御側は攻撃を防御してから攻撃しなければならない。

結果

▽男子フルーレ

松山恭助(スポ4=東京・東亜学園) 3位

2回戦:◯15-5 中村哲也(明大)

3回戦:〇15-10 安雅人(早大)

4回戦:〇15-9 松渕真平(日大)

準々決勝:〇15-11 敷根章裕太(法大)

準決勝:●14-15 敷根崇裕(法大)

3位決定戦:◯15-9 西藤俊哉(法大)

小野真英主将(スポ4=埼玉栄) 25位

2回戦:◯15-13 小御門勇稀(慶大)

3回戦:●8-15 永野雄大(中大)

安雅人(スポ3=茨城・水戸一) 26位

2回戦:◯15-10 内村宥基(日体大)

3回戦:●10−15 松山恭助(早大)

竹田陸人(社4=神奈川・法政二)  36位

2回戦:●14−15 松渕真平(日大)

中埜匡貴(創理3=東京・早大学院) 50位

2回戦:●3−15 藤倉類(慶大)

▽女子フルーレ

溝口礼菜(スポ2=千葉・柏陵) 3位

2回戦:◯15-6 松尾美都希(日女体大)

3回戦:〇15-12 緒方実奈海(法大)

準々決勝:〇15-10 東晟良(日体大)

準決勝:●13-15 伊藤真希(日大)

3位決定戦:◯15-7 登尾早奈(早大)

登尾早奈(スポ2=愛媛・三島) 4位

2回戦:◯15-9 吉崎沙織(日女体大)

3回戦:〇不戦勝 森千綾(日大)

準々決勝:〇15-11 伊達京(日体大)

準決勝:〇15-13 菊池小巻(専大)

3位決定戦:●7-15 溝口礼菜(早大)

遠藤里菜(スポ2=群馬・高崎商大付) 11位

2回戦:◯15−5 中村莉子(青大)

3回戦:●12−14 菊池小巻(専大)

千葉朱夏(スポ2=岩手・一関第一) 14位

1回戦:◯15-6 藤美月(専大)

2回戦:〇15-7 小川千尋(日女体大)

3回戦:●12−15 伊藤真希(日大)

高原真央(人1=福井・武生) 19位

2回戦:◯15-6 黒須佑実(学習院大)

3回戦:●7−15 竹中誉稀(日女体大)

狩野愛巳(スポ4=宮城・仙台三) 21位

1回戦:◯15-7 高塚悠希子(学習院大)

2回戦:●6−15 東晟良(日体大)

仙葉楓佳(社2=秋田・聖霊女短大付) 29位

2回戦:◯15-14 服部あや(東女体大)

3回戦:●12-15 岡部麻衣(日大)

松山恭助(スポ4=東京・東亜学園)

――3位で個人戦を終えましたが、今のお気持ちは

3連覇がかかっていたんですけど、そういったプレッシャーはなかったです。ただ勝ちにこだわってやっていたので、率直に悔しいです。

――準決勝は一本勝負で敗れるかたちとなりましたが、敗因は

楽に勝てる相手だとは思わなかったんですけど、もう少し自分にとっていい展開に持っていけるかなとは思っていて。でもそこはやはり相手も相手だったので、前半、中盤と苦戦しました。終盤のところがキーだったと考えていて、悪くはなかったんですけど、もう少し自信を持てば勝てた試合だったと思っています。

――3位決定戦はラストに6連取して勝利しましたが

お互い疲れていた上に1回負けた身で、メンタル的にも体の疲れとしても難しい試合でした。僕は準決勝の負けを「しょうがない」と落とし込んで切り替えてやれたのが、勝利につながったと思っています。

――翌日の団体戦に向けて、作戦や目標などを教えてください

法大や中大が間違いなく僕たちのカベになってくると思います。手ごたえとしてはいいと思っていますし、仲が良くてチームワークもすごくいいと思っているので、そういったところを前面に押し出して、まず気持ちの部分から相手を押していきたいです。そこでいい展開にもっていければ、僕たちにも可能性はあると思うので、最初から全力でやりたいと思います。