ラクロス部

2018.10.16

Bリーグ関東ファイナル4 10月14日 東京・東大弥生キャンパス内農学部グラウンド

東大Bに力負け Bチームの挑戦に幕

1Q 2Q 3Q 4Q
早大B
東大B
▽得点者
柳、田口、瀧口

 もう一つの日本一を目指して各大学のBチームの選手がしのぎを削るBリーグ。早大BはAブロック全勝で首位通過を果たし、Bブロック2位の東大Bと関東ファイナルを懸けた一戦に臨んだ。勝利を収めてAチームが挑む関東学生リーグ戦ファイナル4に弾みをつけたいところであったが、東大Bがリードを保ったまま試合は終了へと近付いていく。4年生を中心に逆転を狙って東大Bゴールを脅かし続けるが、勝ち越しゴールは決まらず。不完全燃焼で日本一への挑戦は幕を閉じることとなった。

 試合は東大Bに2点先取を許して、早大Bが後手に回る展開となる。それでも第1クオーター(Q)10分あたりからAT小泉悠靖(政経4=米国・ビバリーヒルズ)のショットなどで徐々に流れを引き寄せると、15分にMF安東晃宏(国教4=東京・早実)からフリーの状態でパスを受けたMF柳飛雄馬(スポ4=東京・都武蔵)がきっちりと決めて1−2で第2Qへ。早い時間帯に試合を五分に戻したかったものの、4分にゴール前に転がったボールを東大Bの選手に押し込まれて失点を許してしまう。しかしその後はディフェンス陣がスカウティングの成果もあって東大Bの攻撃を封じ、オフェンス陣もペースをつかみ始めて得点の匂いを感じさせるプレーを見せる。第2Qは両チームこのままノーゴールに終わり、勝負の行方は後半に委ねられる。

2アシストの安東

 第3Q4分、安東のこの日2本目のアシストがMF田口靖悟(社4=東京・早実)に決まって1点差に詰め寄り、いよいよ逆転への機運が高まる。だが8分にG小川知也(スポ4=埼玉・早大本庄)が飛び出していたところを相手選手が見逃さずに再び2点ビハインドとなると、15分には追加点を献上し3点リードを奪われて最終Qに突入。早大Bは果敢にショットを放っていき、12分のエキストラマンオフェンス時、MF岸陸人(人4=大阪・早稲田摂陵)のショットは惜しくもポストに。すると1分後に、「ここはくるな」と感じて後方から右サイドを駆け上がったDF瀧口優貴(政経4=東京・早大学院)が気持ちのこもったショットを決めて、逆転を信じる早大応援団の声援は一層大きなものとなる。しかし16分に東大Bのダメ押し点が早大Bゴールに突き刺さり勝負あり。3−6で東大Bに敗れて、Bリーグの舞台から姿を消すこととなった。

東大Bが3点差をつける6点目を奪って勝負は決した

 「悔しい」。試合終了のホイッスルとともに選手たちはその場でうなだれた。日本一を目指していただけに関東ファイナル4での敗退という現実に悔しさがこみ上げた。だが、肩を落としてはいられない。Bチームの挑戦はこれにて終焉(しゅうえん)したものの、早大男子ラクロス部の全日本選手権優勝への道のりはまだ続いている。この悔しさをバネにAチームのし烈なメンバー争いに加わり、チーム力の底上げに貢献したい。

(記事 石井尚紀、写真 千葉洋介、石井尚紀)

コメント

MF安東晃宏(国教4=東京・早実)

――まず、今の率直な気持ちをお願いします

正直悔しいです。

――序盤から追い掛ける展開となりましたが、振り返えられていかがですか

最初の2失点もすごくもったいない失点で、それで流れを持っていかれてしまって、自分たちのペースをつかむのがすごく遅くなってしまったというのが、振り返って一番悔やまれる部分だと思います。

――その中で安東選手はアシストをされましたが、そのシーンを振り返っていかがですか

1個目のアシストは単純に飛雄馬(MF柳飛雄馬、スポ4=東京・都武蔵)が空いていて、ちゃんと周りを見れていました。2個目は第3Qだったので、決めなきゃいけないというのはもちろんあって。2点差で負けている場面で、決めておかないと後で気持ちが切れちゃいそうな場面だったので、トイメンがロングだったんですけどしっかりとかけて、誰かが空くなと思っていました。あと勝負所でかけられたというのは良かったかなと思います。

――3点に終わったオフェンス陣がうまく機能しなかった要因などありますか

やっぱり流れを向こうに持っていかれたまま終始自分たちの流れに引き寄せられなかったのが一番の原因だと思うんで。ショットの成功率が8パーセントしか入ってないんでけど、普段30パーセントぐらい決めなきゃいけないのに、8パーセントしか入らなかったというところで得点が入らなくて流れが乗っていかなくて、相手にペースを握られたまま終わっちゃったかなと思います。

――これでBリーグは一区切りだと思うんですが、今までの大学でのラクロス生活を振り返っていかがでしたか

自分は留学とか1年間行っていて、そこでもラクロスをやっていなかったので、もうちょっとできたなというすごい後悔はあるんですけど。最後負けちゃたっていうのが一番悔しいところです。

――これからAチームの試合だったり、後輩の方々の試合もあると思いますが、それに向けて一言お願いします

自分がAチームに食い込めるかというのもこれからだと思うんで、そこで自分としてもやっていきたいというのが一番あるんですけど、Bチームは負けちゃったんですけどAチームの人とか、Cチームの育成選手の人とか、1年生のウィンター(ステージ)もあるので、ここでしっかりと悪い流れを断ち切って、チーム全体でやっていけたらなと自分も含めて思います。

MF岸陸斗(人4=大阪・早稲田摂陵)

――試合を終えられて率直なお気持ちをお願いします

自分自身、下のチームから上がってまだ1週間くらいだったんですけど、DMFというディフェンスに特化したのをやっていたんですけど、それの仕事は自分の中ではちゃんとできていて、あとはオフェンスを信じるだけかなと思っていました。それでやっぱりシュートを決め切れなかったのがすごい悔やまれる部分で不完全燃焼という感じですね。

――東大Bを追う展開になられましたが、振り返っていかがですか

ディフェンスの調子もすごい良くてずっと守り切れていたので、あとはオフェンスを信じて自分たちのやるべきことをやろうと言ってました。

――後半岸選手も攻め上がられて、オフェンスの中心になられていたと思います

もっとガツガツいって良かったんじゃないかなと思っていて、ディフェンスからクリアしてきた時にもっといって良かったかなと。エキストラでシュートはガツガツいけたのでそれは良かったなと思います。

――これでBリーグは終了となりましたが、今までのラクロス生活を振り返っていかがですか

下から上がってきたのであんまり実感が湧いてないんですけど、4年間もっと頑張っていれば違う結果があったのかなと思います。

――今後Aチームの試合であったり、1年生のウィンターステージなども残ってると思いますが、残りの時間をどうしていきたいですか

自分自身調子も結構いいなと思っているので、このままAチームに上がることを目指して頑張ると共に、BチームとしてAチームの日本一へのサポートをしていきたいと思います。

――Bチームにいる似たような境遇の後輩に何かメッセージをいただけますか

自分たちを反面教師として頑張ることと、あとはこんな悔しい思いをしてほしくないのでもっと頑張ってほしいです。

DF瀧口優貴(政経4=東京・早大学院)

――試合を終えて、今のお気持ちはいかがですか

一言でいうと情けないというか。練習を詰めるところまで詰めていなかったのがこういうところで出てしまったなという気がしたので、本当に情けないですね。

――練習を詰めてないということでしたが、試合を振り返ってどういう部分でそう感じましたか

しっかりスカウティング通りできて落としにいくというのはしっかりできたと思うんで、失点はそんなに問題じゃなかったと思うんですけど、ボールを奪ってから攻め切って点を取ることまでができていなかったです。結構ハーフオフェンスで点を取れなかった部分があったのでそこをいかにフルフィールド、要するに落とした後にいかにこっちがブレイクで取るかというのができなかったので。やっぱりDFとしては落としにいくだけじゃなくてボールを奪って攻めるまでが必要だったんですけど、攻めることができなかったのでそこが一番の甘さかなと思います。

――3点目を決められました。振り返っていかがですか

一回練習試合で卒業した先輩の黒瀬さんとやったんですけど、先輩のロングの攻め方がうまくて、どうやったら点が入るのかなというときにその攻め方を思い出して。あのチャンスはその教えの通りの場面だったのでここはくるなと思って攻めたら見事フィードがきて点が入ったので、イメージ通りでめっちゃ気持ち良かったですね。

――これまでの4年間を振り返っていかがですか

この4年間ラクロスが本当に楽しくて。最近も本当に1回1回のプレー後とか楽しかったんですけど、最後勝たないとどうしても至上の喜びというか、普段の練習は楽しいんですけど、4年間最後勝って締めくくらないとやっぱり意味がないのかなという気がしたので。来年後輩はこれを反面教師じゃないですけど、詰めるとこまで詰めてほしいです。

――今後輩のことにも触れましたが、後輩に向けて何かメッセージなどあれば教えてください

DFの立場から言えば、さっきも言ったんですけど落としにいくだけじゃなくて、しっかり攻める部分までやらないと点が取れないということが露呈したのでそれをやるというのと。勝負を決めるというのが、こっちがスカウティングしてスカウト通りできたと言ったんですけど、一番の失点したシーンというのが相手にグラボを取られてブレイク食らったとか、そういう誰でもできるものとか切り替えとかの部分で点を取られたので、普段の練習からそれを意識して詰めてほしいかなと思います。

G小川知也(スポ4=埼玉・早大本庄)

――試合を終えて、今のお気持ちはいかがですか

悔しいですね。その一言に尽きますね。やっぱりやりたいことができなかったというのが一番悔いがあります。そこを自分たちの形で途中まではできていたんですけど、要所要所で自分たちの形ができずに向こうにやられてしまったのが負けた要因だと思ったのでそこが悔いですね。

――試合を振り返っていかがでしたか

試合を通して、全体的に見たら楽しくできたのかなと思います。最後までムードを下げないでBチームらしく楽しくやるというのがあったと思います。

――これまでの4年間を振り返っていかがですか

僕は本当に苦しいことも楽しいことも悲しいこともいろいろあって、濃い4年間だったなと思います。まだAチームが残っているので僕たちはサポートしたいと思いますね。そこでAチームに食い込んで有終の美を飾りたいと思っています。

――後輩に向けて何かメッセージなどあれば教えてください

悔いのないようラクロスをして、それこそ最高の仲間と最高の思い出をつくって、悔いのない4年間にして、楽しかったと終わった時に言えるラクロス人生にしてほしいです。