バスケットボール部

2018.10.15

関東大学女子リーグ戦 10月14日 拓大八王子国際校舎

白熱のシーソーゲームを制し、優勝へ前進

 先日の敗戦により関東大学女子リーグ戦(リーグ戦)同率一位となった早大と白鴎大。優勝するためには確実に勝たなければいけない大一番。一進一退の息がつまるような激戦だった。第1クオーター(Q)は同点で終えたが、第2Qは早大がショットを確実に沈め、点差を7点に広げる。しかし白鴎大も食らいつき最終第4Q、残り5分を切ったところで1点差に。残り8秒、2点差で相手ボールと一発逆転の可能性もあったがなんとか凌ぎきり、最終スコア74-72で優勝への大きな1勝を手に入れた。

 第1Q、F内山未悠(社3=愛知・桜花学園)のゴール下のシュートで先制した早大はディフェンスからリズムを作っていく。C中村美羽(社3=千葉・昭和学院)がルーズボールを激しく奪いに行き、その熱いプレーに呼応するように全員で守っていく。24秒守りきった後にターンオーバーからソハナ(白鴎大)に決められて逆転を許してしまうなど、拮抗した展開になり17-17の同点で第2Qへ。C中田珠未(スポ3=東京・明星学園)のミドルシュートでスタートするも白鴎大に連続得点で逆転される。G高田静主将(スポ4=山形市立商)が相手選手の厳しいマークを受けるも華麗にいなし、冷静にドライブやアシストでゲームを組み立てていく。高田のミドルシュートで点差を離し、最高のテンションの中41-34で前半を終えた。

きのうよりさらに存在感を発揮した中田

 第3Q、F内山未悠(社3=愛知・桜花学園)のアシストからC田中真美子(スポ4=東京成徳大)がバスケットカウントを奪い、このまま流れに乗るかと思われたが簡単にはいかなかった。相手の強引な突破やシュートが決まり、点差を縮められていく。それでも中田がスリーやゴール下など多彩な得点パターンを見せ、なんとか踏みとどまる。差は2点縮まり、最終第4Qへ。何回も1点差に詰められながらもF澁谷咲月(スポ3=大阪薫英女学院)のナイスディフェンスや田中が勝負所のリバウンドで踏ん張りを見せ、相手に逆転を許さない。残り約1分、F細貝野乃花(スポ3=愛媛・聖カタリナ女)のナイスアシストから田中が技ありのショットを決め6点差まで広げるも、相手に連続得点を奪われ残り8秒で2点差に。スリーポイントを決められると逆転される状況になるも凌ぎ、最後の3秒間は高田主将がしっかりとキープをし、試合終了。74-72で死闘を制した。

持ち前の運動神経と気合の入ったディフェンスが光る澁谷

 試合開始と同時にフィールドに出ている全員がディフェンスの際にしっかりと足を動かしていくが、その中でも素早い動きで相手のドライブに食らいついていたのが渋谷だ。「昨日はマッチアップの9番にやられてしまったので気合で守った」(渋谷)と語るように気持ちを見せつけたが、それを40分間フルでやりきったことは早大の勝利にとって大きかっただろう。また、20点を一人で奪った中田も、様々な国際大会での経験を積み日々存在感が増している。長いリーグ戦も残り4節、全勝することができれば文句なしの優勝が決まる。だからこそ、一戦必勝の精神で歩んでいってほしい。

(記事 森田和磨、写真 阿部かれん)

第68回関東大学女子リーグ戦 10月14日(vs白鷗大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

17 24 21 12 74
白鷗大 17 17 23 15 72
◇早大スターティングメンバー◇
G#21 高田静(スポ4=山形市立商)
C#14 田中真美子(スポ4=東京成徳大)
F#23 澁谷咲月(スポ3=大阪薫英女学院)
C#33 中田珠未(スポ3=明星学園)
F#37 内山未悠(社3=愛知・桜花学園)
コメント

C田中真美子(スポ4=東京成徳大)

――きのうの敗戦を受けてのきょうの勝利はいかがですか

きのうしっかり全員で反省して改善するところをみんなで話し合って試合に臨んで、それをしっかり改善できて勝ちにつながったというのは自信につけていきたいなと思います。

――きょう勝ち切れた要因は

接戦だったんですけど、コートの中も声かけあったりとか、コートの外とか応援席からも声かけがあって、みんなで一丸となって戦えたというのが大きかったかなと思います。

――反省点を挙げるとしたらどこでしょうか

特に自分がだったんですけど、ボックスアウトをし切れなくて、そこで一本でリバウンドを取り切っていればチームが流れに乗れた時にちょっと緩めてしまって、やらなければいけないことをできなかったというところがあったので、来週からは絶対に負けられない戦いになってくるので、そういうところをしっかりやっていけたら良いかなと思います。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

高田(静、スポ4=山形市立商)が良いパスをくれて点を取れたというのは何より嬉しかったので、それは続けていきたいなと思うのと、個人的にも最上級生としてもチームの約束事を一番にやらなければいけないと思うので、そこはしっかり気を引き締めてやりたいなと思います。

――次の試合への意気込みをお願いします

もうあとは全勝すれば優勝なので、試合に出ていない子たちも夜遅くまで相手の分析とか自分たちチームの分析をしてくれたりとかたくさん支えてくれているので、もう一回みんなで一丸となって優勝に向かって頑張りたいと思います。

F澁谷咲月(スポ3=大阪薫英女学院)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

はじめに1点でも勝とうって言っていたので、とりあえず勝てて良かったなと思うんですけど、リバウンドのところとかターンオーバーが多かったこととか課題は多い試合かなと思います。

――オフェンス、ディフェンスできのうとの変化を教えてください

オフェンスではきのうはボールが全然回らなくて、ペイントアタックも出来ていなかったのでそこで反省でペイントアタックをしようってところを改善して、5人全員がペイントアタックして流れの中で攻撃を出来たのが良かったなと思います。ディフェンスのところは初心に帰ってディナイ、ボールマンプレッシャーというところを全員で意識して出来たので、前半とか全員で守れてたかなと思います。

――渋谷選手のディフェンスが効いていたようにみえましたが

昨日ほんとに9番の人にすごいやられて、反省の中でも倉石さんからそこんところとソハナのところでやられていたっていう部分が出ていたので、本当にきょうは自分が守らないとなって思って気持ちで守ったところはあって、気持ちの部分できのうと全然変わったところがあったから結構守れたのかなとは思ったんですけど、まだやっぱりやられた部分はあったので、そこは改善していこうと思います。

――自身のオフェンス面はいかがでしたか

はじめ入る時に思い切ってやっていこうと思って、最初の方ドライブとか結構行って得点に絡めた出だしだったので良かったんですけど、それが継続出来なかったのでそこが継続出来たらなって思います。

――チームとしての雰囲気はどうでしたか

ベンチはいつもコートの中に凄い声出してくれているんですけど、きのうコートの中が静かだなと思ったんですけど、きょうは違ってコートの中でも全員でしっかりと声を出してベンチと一体化して出来たのでそこは良かったかなと思います。

――序盤から飛ばしていながらも長い時間の出場でしたが、スタミナは大丈夫でしたか

初めて40分でました(笑)。でも大丈夫でした。多分高田さんが1番しんどいと思います(笑)。

――来週への意気込みをお願いします

きょう出た課題をしっかりと改善して、ワセダらしく戦っていけたらなって思います。

C中田珠未(スポ3=東京・明星学園)

――きのうの敗戦からのきょうの勝利はいかがですか

自分たちのチームと白鴎大とで得失点差だけで考えたら負けてしまったんですけど、まだ勝ち点で言ったら勝ち切れることができたので、そこは優勝を考える上では大きかったかなと思います。

――きょうの試合で勝ち切れた要因は

きのうピックのところから崩されることがすごい多かったのでそこを修正しようと言ってしっかり修正できたのと、白鴎大の上田さん(祐季、白鴎大)にきょうもちょこちょこやられてしまったんですけど、きのう結構やられてしまったところをしっかり抑えることができたのと、何本か取られてしまったけど、白鴎大のソハナ(白鴎大)がやっぱりすごい大きくて、でもそこもきのうに比べたら改善できたので良かったかなと思います。

――きょうの反省点を挙げるとしたら何でしょうか

リバウンドを一回でというのはこのリーグ始まってからずっとチームの中で言い続けているんですけど、自分も含めてまだ完全に取りきれるという場面が少ないなというのと、きょうは自分もちょっと最後らへんに「わー」となってしまったんですけど、球際のところが弱いというのはアシスタントコーチの方からも言われたので、まだ来週再来週試合があるのでそこはしっかり修正していきたいです。

――ご自身のオフェンス面はいかがでしたか

チーム内で練習しているときは自分が一番大きくて、自分より大きい相手につかれるというのが関東の大学リーグの中でも結構少ないことなので、その中でポストで向かい合っていくというよりかは外からのドライブとかステップバックして相手と間合いを取ったりとか、いつもよりかは頭を使うプレーが多かったので疲れました(笑)。でもきょうはシュートタッチが自分の中でも結構良い方だったので、外からしっかり決め切れたというのは自分的にも自信にできることだったので良かったかなと思います。

――外からのシュートがいつもより多かったですがアジア大会での経験が影響しているのでしょうか

先週とか先々週までちょっと調子が上がらなくて、日本に戻ってきてから自分が一番大きいのでポストアップとか中での点数を求められることが多くてそこにすごいこだわっていたから、でも相手は中をすごい守ってくるというそのギャップにちょっと戸惑いつつ、でもやらなきゃというので上り切れていなかったんですけど、きのう結構外からのシュートが入って自分の中でそこが吹っ切れて良かったかなと思います。

――最後に次の試合への意気込みをお願いします

専大はすごい爆発力のあるチームなので優勝を狙っているけどしっかり目の前の相手と一戦一戦やってしっかり優勝につなげていければいいなと思います。