バスケットボール部

2018.10.14

関東大学リーグ戦 10月13日 東京・専大生田キャンパス

上位進出に向け、大きな勝ち星をつかむ

 熱戦が続いている関東大学リーグ戦(リーグ戦)。7勝7敗で6位につけている早大は、現在4位の専大と対戦した。リーグ戦1巡目では56-59で惜敗しており、相手の大型留学生を守り切れるかが勝負を決めるこの試合。前半は、ディフェンスからリズムをつくる早大のバスケットが上手くはまり、14点のリードを奪う。しかし、後半にはじわじわと点差を詰められ、一時は1点差まで追いつかれてしまう。それでも、苦しい時間帯にスリーポイントを連続で決めた早大に軍配が上がり、8勝7敗と勝ち越しに成功した。

 まるで大東大戦の鬱憤を晴らすような前半だった。今リーグ戦では、前半に大きなビハインドを負いながらも後半に逆転勝ちを収める試合展開が多かったものの、この日は前半から思い切りの良いプレーが続出する。第1クオーター(Q)には、大型留学生相手にC小室悠太郎(社2=石川・北陸学院)が果敢に1対1を挑み、バスケットカウントを獲得。長身選手相手にも決して屈しない強気なプレーでチームを鼓舞する。また、第1Q終了間際にはG柳川幹也(スポ2=京都・洛南)がブザービートのスリーポイントを沈め、早大陣営を大いに沸かせた。第2Qに入っても、早大の勢いはとどまるところを知らない。序盤からG森定隼吾(商4=岡山・倉敷青陵)、小室、柳川が3連続でスリーポイントを決めて相手を突き放していく。また守備面においては、相手の大型留学生にボールが入るとダブルチームを仕掛けてミスを誘う場面も。相手の得点源を封じ込める早大らしいディフェンスで、50-36と大きくリードを奪って前半を終えた。

久々の試合出場でチームの勝利に貢献した柳川

 第3Qに入ると、あれよあれよと点差を詰められてしまう。ミスから失点を重ね、14点あった点差が6分間でいつしか1点差に。しかし、C宮本一樹(スポ1=神奈川・桐光学園)を中心にフリーで放つスリーポイントが面白いように決まり、再びリードを奪う。何としても勝ちきりたい第4Q。森定が2枚のブロックをかいくぐってレイアップシュートを決めるなど気迫のこもったプレーを見せるが、相手はタレント揃いの専大。多彩なプレーから得点を決められ、再び75-73と2点差まで追い詰められてしまう。ここで、小室が意地のスリーポイントを2本決め、勝利への執念を見せる。「気持ちよく(スリーポイントを)打つことができた」(小室)。前節の大東大戦とは打って変わって、外角シュートを確率よく沈めた早大。最後に相手に3点を返されたものの、奪ったリードを必死に守り切り、81-78で熱戦を制した。

勝利を決定づけるスリーポイントを放った小室

 1本のフリースローが運命を分けるような白熱した試合を制した早大。シュートの決定力で専大を上回り、実に3試合ぶりの嬉しい白星を手にした。次節は、リーグ戦1巡目で79-69と10点差をつけて勝利している白鷗大戦。上位につけるためには決して負けられない一戦になる。きょうの前半のような攻守を展開すれば、おのずと勝利は見えてくるはずだ。ベスト4に向けて、ここで連勝して勢いに乗りたい。

(記事 下長根沙羅、写真 小林理沙子、阿部かれん)

第94回関東大学リーグ戦 10月13日(vs専大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

23 27 16 15 81
専大 19 17 21 21 78
◇早大スターティングメンバー◇
F#27 濱田健太(社4=福岡第一)
G#13 長谷川暢(スポ4=秋田・能代工)
C#26 富田頼(スポ4=京都・洛南)
C#41 小室悠太郎(社2=石川・北陸学院)
F#39 桑田裕平(商3=京都・洛南)
◇主なスコアリーダー◇
得点  富田頼:19得点
リバウンド  富田頼:7リバウンド
アシスト  長谷川暢:3アシスト
関東大学リーグ戦1部順位表(10月7日時点)
順位 校名 勝率 得点 失点
大東大 12 0.857/td>

1031 865
東海大 12 0.8 1160 1033
青学大 10 0.714 1014 956
専大 0.6 1154 1107
白鷗大 0.571 1102 1112
早大 0.533 1052 1040
筑波大 0.5 1088 1044
日大 0.429 1014 1054
中大 10 0.286 986 1056
10 明大 11 0.267 1080 1178
11 神奈川大 11 0.267 1034 1103
12 拓大 12 0.2 1162 1329
コメント

C小室悠太郎(社2=石川・北陸学院)

――3試合ぶりの勝利ですが、お気持ちはいかがですか

素直に嬉しいです。得失点うんぬんの話もありますが、それはまあ残り全部勝てばいいだけなので、勝てて良かったです。

――きょうの勝因はどこにあると思いますか

リバウンドをとるとか、オールコートディフェンスとか、入りから自分たちのバスケットができたことだと思います。大きく点差を離して、貯金をつくれたというのがまず一つですね。あと3ピリに連続3本スリーポイントを仲間が決めてくれました。苦しい時間帯にいかに耐えるかということだと思います。

――今おっしゃっていたように、前半には14点差のリードを奪いました

前から仕掛けて、ターンオーバーを25パーセント以上出せて、そこはワセダの思惑通りのプレーができたと思います。前回は相手のゾーンに全然対応できなくて負けてしまったので今回はしっかり対策してきました。ゾーンにされた瞬間に対策してきたオフェンスをして、みんながスリーポイントを決めることができました。相手がやってきたことに対してしっかりシフトできたことが前半に点差をつけられた要因だと思います。

――外からの得点が多かったのはゾーン対策ということでしょうか

開いたら気持ちよく打つということで。前回は攻め所がなくてスリーを打つという感じだったので負けてしまったのですが、今回は相手のディフェンスに対してノーマークをしっかりつくって打つことができたと思います。入らなくてもリズムの良いオフェンスができたと思います。

――フィリップ選手(専大)をしっかり抑えることができていたように思います

個人としては、4ピリでファウルを立て続けにやってしまったのと、リバウンドとゴール下でやられて点差を詰められたというのはあるので、今後もしっかりやっていきたいと思います。

――白鴎大戦に向けて意気込みをお願いします

前回勝っている相手とかはもう関係なく、自分たちがベスト4になるためのワセダらしいプレーをしたいと思います。

G柳川幹也(スポ2=京都・洛南)

――3試合ぶりの勝利でしたが、きょうの試合を振り返っていかがですか

なかなか勝てていなかったし、個人としもなかなか試合に出れない中で、個人的にはきょう試合に出してもらってチームの勝利に貢献できたので、そこは非常に良かったと思います。チームとしても苦しい時間もあった中で、全員で戦って粘って勝てて、この勝ちは大きいと思います。

――第1Qのブザービートはいかがでしたか

あれはもう狙うもなにも、打ったのが入ってくれたので良かったです(笑)。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

きょうは久しぶりに試合に出してもらうことができたので、少しでもチームに貢献しようと、本当に一生懸命がむしゃらに粘り強くプレーするということを心がけていたので、それが結果として現れて良かったと思います。

――前回は敗戦となった専大に勝利することができた要因は

前回はゾーンディフェンスを敷かれたときに、僕らが対応できなかったていうのもあって苦しんだんですけど、今回はゾーンディフェンスをされたときもしっかり練習してきたことを、みんなが遂行できて、ゾーンディフェンスを破れたので、それも大きな要因かなと思います。

――オールコートプレスが効いている印象を受けました

うちはオールコートプレスが効かないと他の大学と勝負にならないと思うので、そこを武器にしている分、それを機能させて、これからもやっていかないといけないかなと思います。

――白鷗大戦への意気込みをお願いします

連敗してきて、きょう勝てたというのはすごく大きいので、白鴎も上位争いをしているチームなので、しっかりあす勝って、僕たちも上位争いに食い込みたいと思います。

――リーグ戦ここからの意気込みをお願いします

今までなかなかプレータイムがもらえてなくて、今ケガ人が出てしまって試合に出ることが増えると思うので、チャンスだと受け止めて、自分もチームの勝利に貢献できるように一生懸命頑張ります。