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ソフトボール部

2018.10.09

東京都大学連盟秋季リーグ戦 10月7日 早大所沢キャンパスグラウンド野球場

収穫と課題を得て、リーグ戦最終日へ臨む

 台風の影響で前週の試合が流れ、この日が東京都大学連盟秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)の2日目となった。日体大との初戦を落とした早大にとって決して負けるわけにはいかない試合が続いたが、結果は1勝1敗。収穫も課題も見られた2試合となった。これで通算成績を1勝2敗として、次週リーグ戦最終日を迎える。

守備が乱れ大敗……課題が浮き彫りとなった一戦
東京都大学連盟秋季リーグ戦
東京富士大 11
早 大
(5回コールド)
●廣瀬、増田、廣瀬-川崎、河野
◇(二塁打)増子、丹野 ◇(三塁打)なし ◇(本塁打)なし

 増子奈保主将(スポ3=東京・日出)が「野手が足を引っ張っるかたちになってしまい、取れるアウトを取りきれなかった」と語るように、守備の乱れから大量失点を喫した秋季リーグ戦の2戦目。初回、先発の廣瀬夏季(スポ3=北海道・とわの森三愛)が三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せると、その裏の攻撃では先頭の増子の左越え二塁打と次打者・岡田夏希(社3=神奈川・厚木商)の死球で無死一、二塁の好機を演出する。良い流れで主軸を迎えたが、しかし揃って凡退し無得点に終わってしまった。もし、ここで点を取れていればこの後の展開はまた違ったものになっていたかもしれない。
 直後の2回、中前打ののち走者に盗塁を許すと、悪送球で三塁に進まれる。好投手を擁する東京富士大相手に失点はできるだけ避けたい場面。しかし、捕逸であっさり先制を許してしまう。続く3回にも野選で得点を奪われると、捕手の悪送球の間にさらに1点を失う。5回には3本の安打に失策と野選が絡み大量失点を喫してしまった。対する打線は走者こそ出すものの、3回に丹野ちさき(人2=岩手・一関第一)の適時二塁打で1点を返すのがやっと。効果的に緩い変化球を操る東京富士大の先発投手にうまくかわされ、無念の5回コールド負けとなってしまった。1試合で6つの失策と3つの野選を記録しただけでなく、重盗をされた時の連携や外野手の打球処理など、記録に残らない改善点も残す結果となった。

守備のほころびが大量失点につながった

(記事 山田流之介、写真 望月優樹)

★伊藤が快投!打線も5得点で新体制初勝利
東京都大学連盟秋季リーグ戦
早 大
国士館大
○伊藤-河野
◇(二塁打)神 ◇(三塁打)増子 ◇(本塁打)なし

 この日の2試合目は国士館大戦。秋季リーグ戦未勝利の早大としては、なんとしても白星をつかみたいところだ。前の試合でわずか1得点に抑えられた打線だったが、2回に増子主将の中前打から好機をつくると、暴投の間に走者が生還し先制に成功する。なおも二、三塁の場面で、打席には怪我から復帰した隈元愛子(スポ2=千葉・木更津総合)が入った。今季ここまで安打がなかった隈元だが、「開き直って試合に入れた」と振り返る左前適時打で1点を追加。試合の主導権を握った。
 6回に小野寺詩織(スポ2=千葉経大付)の犠飛などで2点、7回にも神樹里乃(スポ3=北海道・とわの森三愛)の二塁打で1点を追加するなど優位に進める一方、この試合先発の伊藤貴世美(スポ2=千葉経大付)が快投を見せる。初回に相手二番打者から空振り三振を奪ったのを皮切りに、奪三振ショーを披露。「全部の球種で1つずつ三振が取れた」と伊藤自身も手ごたえを感じるように、7回まで毎回の9奪三振、三塁すら踏ませない投球で無四球完封勝利を飾った。

怪我から復帰した隈元は、しぶとく左前に適時打を放つ

  好材料も、反省材料も見つかった。力投を見せた伊藤や、今季から中軸を担う丹野の状態の良さは、チームにとって大きな力となるはずだ。その一方で、1試合目では野選や失策が目立つなど、守備が精彩を欠いた。主将の増子も指摘するように、改善すべき点は明確。次戦までの日数は少ないが、しっかりと弱点を修正したい。

(記事 望月優樹、写真 山田流之介)

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コメント

増子奈保(スポ3=東京・日出)

――1試合目を振り返っていかがですか

1試合目は投手が打たれたとかではなく野手が足を引っ張るかたちになってしまい、取れるアウトを取り切れなかった結果が大量失点につながったと感じています。またミスした後のメンタル面の課題が見えた試合となりました。

――三塁走者がいる場面での野選が3つと目立ちましたが

(本塁に送球した)判断は間違っていなかったと思います。相手も上手かったですし、こっちのスピード感が足りてない部分もあったので、そこは練習です。

――2試合目を振り返っていかがですか

2試合目は先に点を取って、投手もよく抑えていたので、いい流れになって最後まで雰囲気良くできたと思います。このような雰囲気が理想なのかなと試合中にも感じていました。

――二試合で3本の安打を放ちましたが、ご自身の打撃の状態はいかかですか

けっこう良いです。二試合目に関しては配球の読みが当たったというか、狙っていたところに来たので、打ちやすかったというのはあります。

――今日の試合の収穫と反省点を教えて下さい

収穫は投手なのかなと思います。先生にもたくさん見ていただきながら変化球を徹底して練習してきて、きょう投げてみて結構打ち取れていたし、完璧に捉えられた当たりというものが本当に少なかったので、投手のいい部分がたくさん見れたことが収穫です。逆に課題は、投手がそのようにして打ち取った時の野手の守りです。走者が3塁の時の弱い打球など、ノックの内容も少し変えていきながら確実にアウトにできるようにすること、スピード感などが課題だと感じます。試合を進めていくという点での課題は、自分を筆頭に一人一人がもう少し声を出したりしながら雰囲気を作っていくことかなと思います。

――今後の意気込みは

2敗はしていましたが、もう本当に負けられないので日女と東女にしっかり勝ってまずは秋リーグを終えることです。関東大会までに今回出た課題を改善してそこで勝ち切って、また冬から春にやっていこうと思います。

隈元愛子(スポ2=千葉・木更津総合)

――適時打を放った打席を振り返られていかがでしたか

あの打席はランナーのことを意識しないで、自分の打席をつくれればいいと思っていて。ミートをする意識で打席に入ったらああいう結果になってくれたので、良かったなと思います。

――打った瞬間の感触はいかがでしたか

抜けると思いました。無意識にバットが出てくれたので、変に力が入らなくて。しっかりミートできたので、良かったと思います。

――春季リーグ戦では多くの試合に出場されましたが、その後怪我をされました。久しぶりの公式戦での安打となりましたが、その点に関してはいかがですか

復帰してから練習で感覚を戻していたんですけど、公式戦で自分の思うような結果が出ていなくて。焦っていた部分もあったんですけど、開き直った感じで試合に入れたので、そこが良かったなと思います。

――怪我をしていた時のモチベーションや目標などは何でしたか

怪我をしたのがインカレ前の、一番そこに照準を合せなくてはいけないところだったので、自分の中で最初はモチベーションが上がらなかったんですけど、足の怪我だったのでできることはたくさんあって。その期間でピッチャーのボールをより多く後ろから見たり、今までできなかった練習ができたので、そういう風に他の視点から見られたのが良かったと思います。

――今のご自身の状態はいかがですか

状態ですか(笑)。そうですね。身体の方はいい感じです。

――今後の秋季リーグ戦、関東大学選手権(関カレ)に向けた意気込みをお願いします

先々週の試合(日体大戦)や今日の1試合目(東京富士大戦)みたいにチームに課題が残る試合が多かったので、そういったところは新チームなりに、これからの試合に対して自分たちができることをやりたいです。関カレが今年度最後の公式戦になってしまうので、そこに向けていい状態で入れればいいなと思います。

伊藤貴世美(スポ2=千葉経大付)

――本日の投球を振り返られていかがでしたか

アップの時にあまり調子が良くなかったので、きょうはとにかく丁寧にやるっていうことを心がけていて。(味方が)先制点を取ってくれたので、その裏の回をしっかり抑えようっていう意識をして、ストライク先行でいきました。

――小さく曲がる変化球なども効果的に使われていました。捕手の方と事前の打ち合わせなどもあったのでしょうか

そうですね。最近色んなことに挑戦しているので、それをせっかくの大会という場で試してみようとか。同じストレートでも、自分で少し変化をかけて見たりとか。

――9月で、主に試合に出場されていた捕手の方が2人とも引退されました。新バッテリーとしての呼吸などはいかがですか

やっぱり試合で組んでいたのは4年生だったので、リズムが違う部分はあるんですけど、練習では(今の捕手と)かなり組んでいて。4年生と違った配球とか声かけをしてくれるので、すごく投げやすかったです。

――試合に入る前に意識していたことはありましたか

ボールのキレをしっかり出すことを心がけていて。(ストライクを)入れにいくんじゃなくて、思い切り投げたいいボールがいくようにということと、あとはしっかりストライク先行でリズム良く投げようっていう意識をしていました。

――本日は7回で9つもの三振を奪いました。その点を振り返っていかがですか

審判さんが低めをすごく取ってくれたということと、しっかり気を抜かずにコースの投げ分けをできたということ、あとはキャッチャーとの呼吸が合っていたと思います。

――きょうの投球に点数をつけるとしたら何点ですか

悪い中でもかなり抑えられたので、80点くらいつけていいかなと思います。

――今後の投球に関する意気込みをお願いします

きょうはしっかり抑えられたんですけど、かといって来週もそうなるとは限らないので。一戦一戦に照準を合わせて段々上げていけるようにするのと、関カレでも調子を維持できるというよりもっと上げていけるようにしたいです。

丹野ちさき(人2=岩手・一関第一)

――秋季リーグ戦で安打が続いていますが、ご自身の調子はいかがですか

一球一球に集中してできているなという感じがあるので、狙い球をしっかりいけたときはミートできてるなと思います。

――1試合目の適時打を振り返って

前の増子さんが出て、2死だったので、自分でしっかり返そうという気持ちで臨みました。狙っていた外角高めの球がしっかり来たので思い切って振りにいきました。

――新体制となってから主軸を担うことが増えましたが、気持ちの変化はありますか

打順に関係なくみんなが打てるチームだと思うので、自分の役割をしっかりやろうと思っています。

――来週の試合に向けて意気込みを教えて下さい

1勝2敗なので、これから全勝できるように頑張ります。