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バスケットボール部

2018.10.07

関東大学リーグ戦 10月7日 東京・日体大世田谷キャンパス

首位チームに完敗を喫する

 熱戦が続く関東大学リーグ戦(リーグ戦)。13試合を戦いここまで7勝6敗の早大は、11勝1敗で首位を独走する大東大と対戦した。前日に惜敗し連勝が5で止まった早大は立て直しを図りたい一戦であったが、留学生選手を中心としたサイズの大きい相手にリバウンドを支配されてしまい苦戦を強いられる。序盤から二桁点差をつけられると、得意のアウトサイドシュートも鳴りを潜めなかなかリズムをつかめない展開が続く。試合終盤にようやく早大らしいプレーが出始めたが時すでに遅く、最終スコア55-75で完敗を喫した。

 大東大の2メートル超の大型留学生への対策としてこの日はC小室悠太郎(社2=石川・北陸学院)をスタメンに起用した早大。強豪相手に食らいついていきたいところであったが、第1クオーター(Q)序盤から大東大の一方的な展開となってしまう。相手センターに対してはダブルチームを仕掛けてプレッシャーを掛け、簡単にシュートを許さなかったが、ディフェンスリバウンドを確保できず、セカンドチャンスでの得点を決められてしまう。オフェンス面ではC宮本一樹(スポ1=神奈川・桐光学園)が2本のスリーポイントシュートを沈めたが、早大らしい早い展開の速攻は見られない。すると、中盤以降は相手留学生の体の厚みを生かしたスクリーンプレーに対応できず、他の選手に次々とノーマークのシュートを許し、12―24で第1Qを終える。第2Qに入り、G森定隼吾(商4=岡山・倉敷青陵)やF濱田健太主将(社4=福岡第一)のドライブインで相手の守備を崩し、ノーマークの選手を作ることに成功した早大だが、この日はアウトサイドシュートが絶不調。ボールはリングに嫌われ続け、なかなか得点が入らない苦しい状況となる。悪い流れは続き、残り7分を切ったところで小室が3つ目の個人ファウルを犯しベンチに下がると、手薄になったインサイドで相手センターに次々と得点され、17点のビハインドで試合を折り返した。

3本のスリーポイントシュートを決めた宮本

 なんとか巻き返しを図りたい後半、早大はドライブで積極的にリングへとアタックして攻撃に活路を見出す。相手はたまらずファウルを連発し、早大はフリースローで得点を重ねた。しかし、大東大は落ち着いてパスを回してセットオフェンスで確実に得点し、早大の追随を許さない。なんとか流れを変えたい早大だが、後半に入っても長距離砲は復調せず単調なオフェンスに終始してしまい、このQでもさらに点差を広げられてしまう。それでも、最終第4Qの序盤、ようやく早大サイドの応援席が盛り上がりを見せる。疲労で足が止まり始めた大東大から自慢のオールコートプレスでボールを奪い、小室が速攻を決めるなど連続得点し、20点以上あった点差を15点まで詰め寄った。しかし、残り約5分となったところで小室が痛恨の5ファウル目で退場すると、早大に追い上げる力は残っていなかった。最終スコア55-75で完敗し、首位チームに実力差を見せつけられる結果となった。

積極的にドライブを仕掛けた森定

 前回の対戦では接戦に持ち込んだ大東大に、この日は攻守にわたり圧倒されてしまい、多くの課題が残る試合となった。特に、「しっかり我慢して戦っていけたらもう少しうまく戦えた」と宮本が語るように序盤で一気に離される展開となり、早大の良さを出すことができなかった。今後も大東大のように大型センターを擁するチームとの対戦が続くだけに、「ディフェンスがキーポイントに」(森定)なってくるであろう。次節までの一週間でディフェンスを立て直し、再び早大らしい泥臭いバスケットを見せてほしいところだ。

(記事 吉田寛人、写真 下長根沙羅)

第94回関東大学リーグ戦 10月7日(vs大東大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

12 16 18 55
大東大 24 14 22 15 75
◇早大スターティングメンバー◇
F#27 濱田健太(社4=福岡第一)
G#13 長谷川暢(スポ4=秋田・能代工)
C#26 富田頼(スポ4=京都・洛南)
C#41 小室悠太郎(社2=石川・北陸学院)
F#8 津田誠人(スポ1=京都・洛南)
◇主なスコアリーダー◇
得点  森定隼吾、富田頼:11得点
リバウンド  富田頼:7リバウンド
アシスト  森定隼吾:4アシスト
関東大学リーグ戦1部順位表(10月7日時点)
順位 校名 勝率 得点 失点
大東大 12 0.923 980 809
東海大 11 0.786 1104 982
青学大 0.692 931 890
専大 0.643 1076 1026
白鷗大 0.538 1019 1033
早大 0.5 971 962
筑波大 0.462 1005 965
日大 0.462 935 971
中大 0.308 927 994
10 神奈川大 10 0.286 968 1020
11 明大 11 0.214 1018 1119
12 拓大 11 0.214 1083 1246
コメント

G森定隼吾(商4=岡山・倉敷青陵)

――きょうの試合の流れを振り返っていかがですか

相手は留学生がいて、リバウンドを終始取られ続けたのが敗因だと思っています。

――留学生がいる中で、きょうはオフェンスはどのようなプランでしたか

あまり変わったことはないです。攻め方というよりは、しっかり守りからブレイクから持ち込もうとしていました。セットだと、下に留学生がいるので簡単にドライブできないのは分かっていたので、どれだけ早い展開ができるのかというのを考えていました。

――ハーフタイムでは何を話されましたか

20点くらい差がついていたのですが、あまり点差を考えずにどのように自分たちのバスケットを展開していくかと話しました。そうすれば、自ずと勝ちは見えてくると思っていました。

――きょうは、チームとしてシュート確率があまり良くありませんでしたが

そうですね、シュートはあまり入りませんでした。相手のディフェンスが小さく守ってきたので、積極的に打とうということでしたが、もう少し高確率で決めないと勝てる試合も勝てないと思います。そこはまたこの一週間で修正するところかなと思います。

――次の試合に向けて具体的に取り組みたいことはありますか

来週は、2試合とも留学生がいるので、ビッグマンがどれだけ体を張って、ガード陣が前からどれだけプレッシャーを与えられるかだと思います。やっぱり、ディフェンスのチームなのでディフェンスがキーポイントになると考えています。

C宮本一樹(スポ1=神奈川・桐光学園)

――首位の大東大に対しての意気込みは、どのようなものでしたか

1周目で内容的にも結果的にもいい試合ができていて、でもあと一歩、地力の差というか、ルーズボールなどの気持ちの面でも大東大の方が勝っていたので、2周目は気持ちを前面に出して、あの6点差を埋めようといって試合に入りました。でも、相手の方が堅実なプレーをして、点差が開いたときに、こっちが浮ついてしまって一気に離されてしまって、やっぱりこっちにうまく流れが来なくても、しっかり我慢して戦っていけたらもう少しうまく戦えたかなと思います。

――終始、流れがつかめない試合となりましたが、全体的に振り返っていかがですか

全体的にスリーの不調もありましたし、ピックアンドロールでダイブの選手もリフトの選手もあまり機能できてなくて、スリーが入ったら流れがくるっていうのはあるんですけど、やっぱり中でも取れないと、流れはこないので。もう少し中と外で機能できたらうまく試合運びができたかなと思います。

――中で戦えなかったというのは、大東大の留学生が要因でしょうか

向こうに留学生がいても、合わせだったり、引きつけてシールしてドライブだったり、1周目はできていたドライブとかが少なくて、やっぱり外打ち外打ちで入らなくて、走られたり、そういうサイズの差以上のものを感じました。

――きょうのご自身のプレーを振り返っていかがですか

最近あまりスリーの調子が良くなくて、昨日も結構責められて落ち込んでいたんですけど、きょうは強気でドライブしてファウルをもらえたりできたので、少し自信にもなったので、もう少し強気でプレーできたら2周目ももっと頑張れるかなと思います。

――リーグ戦ここまで戦ってきて、手応えはいかがですか

1周目の5連敗したときに、試合勘といのがあまりつかめていなくて、そこから連勝した時に、チームとしても一体感があって連勝できて。青学大と大東大に負けてしまったんですけど、昨日もすごくいいゲームができて、きょうはちょっと気持ちが切れてしまったんですけど、チームして悪くはないと思うのでどことやってもいいゲームができるように、2周目も頑張っていきたいと思います。

――次からも上位チームとの対戦が続きます。次戦からの意気込みをお願いします

まず東海大は1周目にこてんぱんにやられてしまったので、第1Qで良い入りをして、試合を決められないように、粘って粘って最後に1点でもいいから勝って、それから先の試合もワセダらしい泥臭いバスケで粘ってやっていきたいと思います。