水泳部

2018.10.07

第94回日本選手権 10月5日 東京辰巳国際水泳場

初戦敗退となるも、最後まで戦い抜いた

TEAM 1P 2P 3P 4P
秀明水球クラブ 10
早大
▽得点者
徳用2、小泉2、百田1、土屋1、塗師1
 

 ついに迎えた日本選手権。初戦の相手は秀明水球クラブ。日本選手権最終予選会で負けを喫した相手だ。試合開始直後、先制点を奪い順調な立ち上がりを見せたが、試合が進むにつれ点差が開いていく。第4ピリオドを無失点に抑えるも巻き返すことはできず、7-10で敗れた。

 試合開始直後、先制点を奪ったのは百田恵梨花(社3=埼玉・秀明英光)。その後同点に追いつかれたが、早大もシュートチャンスをものにして2連続得点。しかし相手が追い上げを見せ、3-4で第1ピリオドを終えた。第2ピリオドに突入しても流れを引き戻すことはできず、一時は4点差まで広がってしまった。それでも第2ピリオド終了間際に塗師葵(社1=東京・藤村女)や小泉まお(教4=東京・中大付)がシュートを決め、5-7で折り返しを迎えた。

力強いシュートを放つ塗師

 始まった後半戦。形勢逆転を図りたいところだったが、第3ピリオドが始まると2連続失点。徳用万里奈(平30社卒=現東京ガスライフアサヒ)が1点を返すも追いつくことができない。第4ピリオドに突入すると相手のペナルティファウルによるペナルティスローを確実に得点に繋げ、1点を返した。さらには第3ピリオドまでと一転して相手に得点を許さない早大。この流れで何とか点差を縮めたいところだったが相手も譲らず、7-10で黒星を喫した。

パスを回す小泉

 涙の敗戦となったこの試合。4年生2名は引退を迎えた。シーズンが始まったばかりのころは悔しい試合も少なくなかったが、最終的には大きな成長を遂げることができた。保田万里監督(平16教卒)も「中盤からの成長はよかった」と振り返る。ことしの日本選手権は初戦敗退という悔しい結果となったが、松岡美有主将(スポ4=埼玉・秀明英光)は「悔しさをバネに頑張ってほしい」と後輩へメッセージを残した。4年生の思いを受け継いだ新チームの、さらなる飛躍を期待したい。

(記事 池田春花、写真 馬塲貴子)

コメント

保田万里監督(平16教卒)

――日本選手権最終予選が終わってからチームの様子はいかがでしたか

いい雰囲気で練習ができました。

――試合前のミーティングではどのようなお話をされましたか

もうシーズン最後の日本選手権なので、今までやってきたものをとりあえず全て出し切って思いっきりやろうねという話をしました。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

序盤はいつも失点してしまうのですが、今回はみんな集中していて点数が取れましたし、できれば勝ち越して1ピリオドは折り返したかったんですが、ちょっと追いつかれてしまって、そこから6連続失点をしてしまったのが痛くて、そこはもう少し抑えられたらよかったなと思います。その点は少し悔しいです。

――今シーズンの総括をお願いします

OGの万里奈(徳用、平30社卒=現東京ガスライフアサヒ)が入っていて今回は少し違うんですけど、それでも年間を通して学生だけでよく練習していました。ほぼ交代できない中でみんなよく練習していて、最初は本当にシュートが入らなかったり守れなかったりということがあってみんな自信がなくなってしまっていました。夏の合宿で最終予選を迎えてという時にだんだん修正ができるようになり、上向いていたので、日本選手権がもしあと一週間、二週間後だったら戦えたかなとは思います。中盤からの成長はよかったですね。

――監督からご覧になってことしのチームのカラーはどのようでしたか

先輩後輩なく、本当にコミュニケ―ションの取りやすいチームだったと思います。みんなが一緒に頑張ろうというチームだったので、それは四年生2人がよくこういうチームを作ったなと思います。

――松岡美有主将(スポ4=埼玉・秀明英光)のチーム作りはいかがでしたか

とにかく彼女は本当に頑張り屋さんで、後輩がついていくのが当たり前なくらいです。まずは自分が頑張るという気概で背中を見せてくれたキャプテンでした。それでいて上からものを言うのではなく、みんなの意見をちゃんと吸い上げて考えて、もちろんすごく悩むことはあったと思いますが、キーパーとしてもチームをよく引っ張ってくれて、そのおかげで勝てた試合もあったと思います。

――新チームにはどのようなことを期待されますか

今チームの雰囲気の良さや1年間で出来上がったディフェンスやシュートの部分をそのまま引き継いで、さらにもうちょっとレベルを上げていきたいです。基本求めるところは変わりませんが、雰囲気よく練習しようねという感じでできたらいいです。

松岡美有主将(スポ4=埼玉・秀明英光)

――日本選手権最終予選が終わってからチームの様子はいかがでしたか

(日本選手権)最終予選が終わってから私が教育実習で3週間いなかったので、練習中の様子とかはわからなかったんですけど、きょう会ってみんなの雰囲気を見たら(最終)予選で課題だったことを克服して臨んでくれたのかなというのは思いました。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

インカレの最後の試合では自分たちがやりたかったことを出し切れなかったんですけど、今回はみんなシュートも狙っていたし攻めにいっていたしディフェンスもみんなで声かけてできていたので、今までの課題だったことは改善して試合できたかなと思います。

――ことしのチームづくりで主将として心がけていたことは

ワセダは今までは4年生が引っぱってくれるチームという感じでやっていたんですけど、ことしからは4年生だけが意見するんじゃなくて全員が意見できる雰囲気をつくるというのを目標にやってて、今は実際にミーティングをやった時に1年生からも意見が出るようなチームになったので、そこはやりたかったチームになれたかなと思います。

――今大会で引退となりますが今のお気持ちをお聞かせください

このチームでもう少し試合がしたかったのですごく悔しい気持ちが大きいんですけど、1年生も2年生も3年生もきょう勝たなきゃという思いで必死に試合してくれていたのが見えたのでみんなが最後思い切ってゲームできたことは良かったし、そういうチームになれて良かったと思います。

――後輩に向けてメッセージをお願いします

(関東)学生リーグもそうだったんですけど、インカレと日本選手権を通して全然勝てなくて今回も最後負けちゃったんですけど、その悔しさをバネに頑張ってほしいですし、毎年ワセダのチームカラーというのが違うので来年からも恵梨花(百田、社3=埼玉・秀明英光)をキャプテンに自分たちのなりたいチームを目指してやってほしいなと思います。

小泉まお(教4=東京・中大付)

――試合前に意識していたことは何かありますか

秀明水球クラブと前に試合した時に、退水が多くなっちゃったので、そこを丁寧に、1、2ピリオド目を我慢してしっかり30秒使い切って、攻め急がないで失点を抑えようというふうにしていました。

――日本選手権最終予選からチームの様子や練習はいかがでしたか

カウンター練習を増やしてやっていて、土日の練習試合でもカウンターが出ていたなというのが練習が活きていました。

――今大会で引退となりますが、今のお気持ちをお聞かせください

最後の試合が最初1ピリオド目勝ってて、そのまま勝ちたかったんですけど勝てなかったので悔しいんですけど、今までいろんな先輩方とか後輩とか同期と水球できてすごく良かったなと思います。

――後輩に向けてメッセージをお願いします

ワセダらしく頑張ってください。