バスケットボール部

2018.10.02

関東大学リーグ戦 9月30日 茨城・つくばカピオ

またも逆転勝利で、後半戦白星発進!

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)後半戦が始まった。この日の相手は、前回の対戦では圧勝した明大。しかし、「絶対前回のようにはいかないなと思っていた」(G長谷川暢副将、スポ4=秋田・能代工)との言葉通り、前半は苦戦を強いられる試合展開となる。15点ビハインドで迎えた後半、じりじりと点差を縮め第4Qには逆転に成功する。そのままつかんだ流れを放さず71-64で辛勝。後半戦の初戦を白星で飾った。

 第1Qから一進一退の攻防が続いた。いつもと同様にオールコートプレスを仕掛け、ディフェンスからリズムをつくっていく早大。しかし、「前半は相手のシュートが入りすぎた」(C小室悠太郎、社2=石川・北陸学院)というように明大のスリーポイントが高確率に決まり、押され気味の展開となる。それでも、ここ何試合かでは鳴りを潜めていた小室のゴール下シュートが、やっと決まり始め同点で第2Qを迎えた。G森定隼吾(商4=岡山・倉敷青陵)が得意のカットインからレイアップを決め、フィニッシュの強さを見せる。しかしこのゴールを最後に早大の得点が凍りつく。リングに嫌われ、まさかの5分間無得点。その間に明大は次々とアウトサイドシュートを沈め、ベンチは異様な盛り上がりを見せる。重い雰囲気を払拭(ふっしょく)できないまま、34-49で前半を折り返した。

小室はポストで体を張り続ける

 切り替えていきたい後半、早大が修正力を見せる。「どれだけオフェンスが入らなくても、ディフェンスリバウンドを取れば次のオフェンスにつながる」という小室の言葉通り、リバウンドで奮起する。それが功を奏したか、完全に流れをつかめないまでもじりじりと点差を縮める。そして第4Q、「自分がやってやろうという気持ちもありましたし、外れたら自分のせいで負けるぐらいの気持ちで打った」という長谷川暢の気持ちの入ったスリーポイントが、見事にゴールネットを揺らす。3連続でスリーポイントを決めてみせ、ついに同点に追いつく。前節と同様、終盤での強さを見せC富田頼(スポ4=京都・洛南)のフリースローで逆転に成功。後半は明大の得点をわずか15点に抑える鉄壁の守りも光り、71-64で試合終了のブザーが鳴る。なんとか勝ち切り、5連勝となった。

3連続スリーでチームを救った長谷川暢

 15点差をひっくり返す逆転劇で、いつも通りの終盤での強さを見せつけリーグ戦7勝目。しかし一方で、課題も残った。前半はディフェンスリバウンドをなかなか奪えず、「リバンドから走る」という早大のバスケットができなかった。次節からは早大よりも順位が上のチームとの対戦が待ち構えている。終盤での逆転勝利が続いているが、ここからは前半から自分たちの持つ全ての力を出し切ることが重要となるだろう。まずは次節・青学大戦で、上位進出の足がかりとなる1勝をつかみにいく。

(記事 小林理沙子、写真 新藤綾佳)

第94回関東大学リーグ戦 9月30日(vs明大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

24 10 15 22 71
明大 24 25 60
◇早大スターティングメンバー◇
F#27 濱田健太(社4=福岡第一)
G#13 長谷川暢(スポ4=秋田・能代工)
C#26 富田頼(スポ4=京都・洛南)
C#7 宮本一樹(スポ1=神奈川・桐光学園)
F#8 津田誠人(スポ1=京都・洛南)
◇主なスコアリーダー◇
得点  長谷川暢、小室悠太郎:16得点
リバウンド  富田頼:8リバウンド
アシスト  森定隼吾:4アシスト
コメント

G長谷川暢副将(スポ4=秋田・能代工)

――逆転からの見事な勝利でした試合を振り返ってみてはいかがですか

前半明治さんのシュートがすごい確率で入ったのでここは我慢の時間かなと思いました。その中で後半は自分たちは落ち着いていて点差は気にせず自分たちのバスケットをやろうということで、ディフェンスから思い切ってプレーするが勝利に繋がったのかなと思います。

――きょうのゲームプランとしてはどのようなものを考えていましたか

1周目に明治さんと試合をした時は快勝だったのですが、絶対前回のようにはいかないなと思っていました。相手も何かしら対応はしてくると思っていたのでそこに対して準備はしていました。ですがインサイドは積極的に攻めていって、相手のローテションが少ないので自分たちが最後走って40分で勝とうという話はしていました。

――3連続のスリーを決めて同点に追いついた時の気持ちはどうでしたか

自分がやってやろうという気持ちもありましたし、外れたら自分のせいで負けるぐらいの気持ちで打ってそれが入ったので自分の気持ちとしても勢いにのり、チームとしても良いリズムになってきたので積極的に狙っていこうと思いました。

――きょうのご自身のプレーを振り返ってみてはいかがでしょうか

僕がデイフェンスをやらないと周りの人たちがついてこないなというふうには感じているので常に背中で、ディフェンスでプレッシャーをかけたりだとかチームルールを徹底する姿を見せなくてはいけないと感じています。その部分に関して言えば自分が疲れてきてしまった時に下がってしまったりだとかそういう姿を極力40分間の中で見せないように意識しながらやっていければもっと良いのかなと思います。オフェンスではターンオーバーの質を考えなくてはいけないのかなと思います。調子が悪いわけではないのですがそういった点を今後次のステージへ向かって行くうえでより求められてくる部分かなと思います。合格点ではないですがもっと自分がこのリーグ戦を通じて成長できればと思います。

――前半は守りからなかなかリズムが組み立てられない印象を受けましたがいかがでしたか

ディフェンスリバウンドを自分たちが確保できなくて、リバンドから走るというのがワセダの戦い方だと思っているのでそこでセットばかりになってしまいワセダのリズムが出てこないのかなと思います。きょうは相手のシュートが入ってしまったこともあり仕方ない部分でもありますが、今後そういった所でもしっかり点数を取れるようになれば落ち着きも出ますしさらに強いチームになるのではないかと思います。ディフェンスリバウンドの部分で取りきれない、走れないというのが課題かなと思います。

――後半巻き返した要因はなんでしょうか

みんなの思いっきりの良さが出ました。また相手がここまで前半で入っていたら後半シュートが落ちてくると思っていたのでそこに関してしっかりアジャストしてみんなにリバンドだよと自分からもキャプテンからも話をしていてそこが取りきれたからこそ走れて、フリースローの数も増えて15番の子とかものってリズムが出てきたのかなと思います。

――オータムリーグ2周目が始まりました、意気込みのほうをお願いします

入れ替え戦という危機感も持ちながら、自分たちは強くないチームなのでどこと対戦してもチャレンジャーという気持ちを持って戦うことがとても大事だと思っています。ここ5連勝した中でも自分たちのおごりがなくキャプテンを中心にまたここからスタートして成長していこうという話はできているので、一試合一試合が成長するための一歩だと思っていて、インカレに向かっていくのが最終的な目標であり入れ替え戦に出ないことも必要だと思います。今年の代に関していえばもっとローテション使って下級生も試合に出られれば成長できるのかなと思うので良いバスケットをして2周目は1周目勝てなかったチームに勝つということを目標にしてまた勝ち越して終われるように頑張りたいです。

C小室悠太郎(社2=石川・北陸学院)

――見事な逆転勝利でしたが、きょうの試合を振り返っていかがですか

ありがとうございます。前半は相手のシュートが入りすぎたっていうのもあるんですけど、相手のオフェンスリバウンドでの失点が10点くらいあって、しかも5分の5だったので、そこを修正するっていうのを後半にしっかりできて、前半は49点くらい取られたんですけど、後半は20分通して15点しか取られなくて、そこはしっかり修正できた部分でした。これは毎回なんですけど、やっぱり「入りから」ですね。

――前半は自分たちのディフェンスが悪かったというよりは、相手のオフェンスが良かった、ということですか

そうですね。後はリバウンドですね。

――後半に巻き返すことができた要因は

3ピリで、じわじわ15点差を9点差まで詰めて、で暢さん(長谷川副将、スポ4=秋田・能代工)のスリーが決まって。パって詰めなくてもいいので、あのじわじわした時間帯にちょっとずつ詰めていけた、というのが良かったと思います。そしてその要因は、完全にディフェンスリバウンドです。どれだけオフェンスが入らなくても、ディフェンスリバウンドを取れば、次のオフェンスにつながるし、それでいい様に回っていくので、そこが良かったと思います。

――ゴール下シュートなどが目立ちました、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

ここ最近の試合であんまり点数でチームに貢献できていなくて、きのうもひどくて(笑)。やっぱり自分の体を使って、ゴール下でやらなければいけないともう一度確認して、きょうの試合に臨めて、前泊とかさせてもらってしっかりしたコンディションで入れたので、環境づくりとかに尽力してくださったみなさんには本当に感謝していますし、みんなで準備できたことがきょうの勝利につながったと思います。

――リーグ戦2周目が始まりましたが、ここからどのように調子を上げていきたいですか

僕としては平日の練習はひたすらシューティングをし続けて、きょうもスリーは4分の1で、最近は全然入っていなくて。最後に1本決めたんですけど。チーム的にも、スリーが入らないと乗れないチームなので、僕はもうひたすらシューティングをして、ダイブからリフトのシュートを決め続けるということで調子を上げていきたいです。チームとしてはリバウンドですね。シュートを打たれてもリバウンドをどうにか取れれば、自分たちの速い展開に持っていけるので、とにかくリバウンドっていうことを意識して調子を上げていきたいと思います。

――次から上位校との対戦が続きますが、意気込みをお願い致します

東海はちょっと開いたんですけど途中7点差まで詰めましたし、そんなに20点開くとかいうことはなくて、戦えないチームはどこもないと思います。ただやっぱり上位チームはもちろん元々が強くて、1巡目が終わってさらに強くなっているので、これまでのチームとは違うという風に受け止めて、ただ自分たちもそれなりに自信を持って立ち向かうことでいい勝負ができて勝ちにつながると思うので、おごらずに自信持ってぶつかっていきたいと思います。