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日本拳法部

2018.09.19

全・総合選手権 9月16日 大阪・丸善インテックアリーナ

本領発揮ならず課題の残る夏に

夏合宿を終え、日差しが柔らかくなってきた中、大阪・丸善インテックアリーナにおいて全・総合選手権が開幕した。この大会は日本全国各地、そして海外からも選手が参加する大規模なもので、早大からは成年男子の部に7月の東京都大会において有段軽量級の部で優勝した小坂怜亜(教3=大阪・関西福祉科学大高)が、成年女子の部には大石知奈(基理2=広島女学院)が出場した。遠征期間中、関西の強豪大学との合同稽古を積み臨んだ今大会であったが強敵を前に苦戦。両名とも初戦敗退に終わった。

成年女子の部に出場した大石は部内において唯一の女子選手であり、この関西遠征においては他大の女子選手と実戦形式の稽古を積んだ。普段練習を共にする男子選手とは異なり女子は「スピードやパワーが欠ける分技術面が重視される」とコメントしたように、合同練習では技術面においてもアドバイスを受けた充実した期間となったようだ。
大石は序盤から足を使い自分の間合いに持ち込もうと積極的に仕掛けるもなかなか攻めにつなげることができず苦しい展開に。相手の面突きが決まり仕切り直しをするも直後に二本目を奪われ悔しい敗戦。しかし悔しさの中にも「気持ちの良い負け方だった」と述べたように夏の収穫からか、次への切り替えの姿勢を感じさせる試合となった。

開始直後から攻めの姿勢を見せる小坂

 成年男子の部に出場した小坂は体格の差に苦しんだ。開始直後から得意の蹴り技を繰り出し攻めるも逆に相手に組み付かれ、抵抗したものの一本目を奪われてしまう。もう譲ることのできない2本目も攻めの姿勢を見せた小坂であったにも関わらず、抑え込まれてしまい勝負は決した。持ち味を存分に発揮ならなかった小坂は悔しい初戦敗退。これからは「負けられない存在になっていく」と自身の役割を噛みしめるように、来月の東日本トーナメントへの意気込みを述べた。

押さえ込みで2本目を奪われる

ワセダから出場した2名が両名とも初戦敗退という結果で幕を閉じた今大会。特に小坂は普段個人公式戦で対戦する機会の少ない重量級の選手との対戦であったこともあり、得た経験という意味では収穫があったであろう。来月に控える東日本トーナメントでは今夏出場のなかった選手も夏を乗り越えたぶん成長した姿を見せてくれるに違いない。

(記事、写真 柴田侑佳)

結果

▽成年男子の部

1回戦敗退 

小坂怜亜

▽成年女子の部

1回戦敗退 

大石知奈

大石知奈(基理2=広島女学院)

――関西遠征を通してどのような収獲がありましたか

普段全然練習することができない女子選手と練習出来ていつもより少しだけ積極的になれたかと思います。

――女子の日本拳法と男子の日本拳法ではどのような違いがあると思いますか

男子はやはり体格や力でゴリ押ししてくるんですけど、女子はスピードやパワーが欠ける分技術面が重視されます。練習でも技術面の指導をしていただけてとても勉強になりました

――今大会を振り返ってみていかがでしたか

すぐに負けてしまって残念ではあったんですが、今までと違ってすごく気持ちの良い負け方だったので良かったかなと思います。

――来月の試合に向けて意気込みをお願いします

悔いのない試合をします。

小坂怜亜(教3=大阪・関西福祉科学大高)

――きょうを振り返ってみていかがですか

東京の大会では階級別といってほとんど自分と同じ体重の人と対戦することが多いのですが、きょうは自分より重い人と当たったことで実力差や、それ以外の部分でも力の差を実感しました。

――体格がしっかりしている人と対戦する際に対策として行っていたことはありますか

今までは66キロの軽量級でやっていたんですけど、今は少し体重を増やそうとしています。ただ体重を増やした結果で動けなくなってしまったら意味がないので、今の動きを維持しつつより重くなることをめざしています。

――今回の大会はどのような位置付けで臨まれましたか

今まで出たことがなくて、出場されている選手も自分より格上の方ばかりなのでチャレンジャー精神でいこうと思っていました。

――この夏はどのような取り組みをしていましたか

総合選手権に出るので組み手が得意な選手もたくさんいることを意識して、組まれたときに対処する方法やスタミナの面を意識していました。

――来月の東日本トーナメントへ向けて意気込みをお願いします

僕は今も主軸の1人としてやらせていただいていますが、これからは自分が今まで以上に負けられない存在になっていくと思うのでしっかり勝って、今まで以上にチームに貢献できる選手になっていきたいです。