卓球部

2018.09.20

秋季関東学生リーグ戦 9月20日 港区スポーツセンター

明大に惜敗し、優勝への道絶たれる

 秋季関東学生リーグ戦(秋季リーグ戦)も4日目を迎え、いよいよ残り2戦となった。ここまで5試合を戦って4勝1敗の男子部はこの日、明大と対戦した。悲願の優勝へ向け絶対に勝たなければならない試合で選手たちは白熱した試合を見せたが、最後は厚い選手層を誇る明大に屈し、団体戦スコア2-4で惜敗。1試合を残して優勝の可能性が消滅する厳しい結果となった。

 早大の1番手に起用されたのは、ルーキー五十嵐史弥(スポ1=石川・遊学館)。対する明大はエースの龍崎(2年)を送り込む。格上の明大相手に先手を取りたい五十嵐だが、1セット目は相手のチキータレシーブに苦しみ、台から下げられてしまい終始攻めることができないまま失う。ここで五十嵐は戦術を転換し、相手にチキータレシーブをさせないサーブを出していく。これにより、五十嵐は自分から攻めていく展開が多くなり強打を打ち込んでいく。驚異のフットワークを生かし、中陣の打ち合いでは随一の強さを誇る龍崎に対し、五十嵐は一歩も引けを取らずポイントを重ねていく。勢いに乗って2セットを連取し王手をかけた五十嵐だが、明大エースも意地を見せて勝負は最終ゲームへ。最終第5ゲームはお互いに譲らない壮絶な打ち合いとなったが、終盤相手に精度の高いボールを打ち込まれリードを許す。五十嵐も粘りを見せたが、最後は相手の強打が五十嵐のラケットを弾きゲームセット。春季リーグ戦に続きあと一歩及ばなかった。しかし、1年生の大奮闘の後を受けた緒方遼太郎(スポ2=東京・エリートアカデミー/帝京)はエースとして見事な戦いぶりを見せた。独特な間を持ってプレーしてくる相手を前にリズムが狂い、序盤は思うようなプレーができなかった緒方だが、1-2で迎えた第4セット以降、得意のYGサーブを軸に主導権を握る。今回のリーグ戦、勝負所での集中力が光る緒方はこの試合でも終盤に鋭いボールを連続で打ち込んでいき、最後はフォアカウンターで勝負あり。早大に1勝をもたらし、ゲームを振り出しに戻した。

リーグ戦全勝中の緒方

 3番手で登場したのは平野晃生主将(スポ4=山口・野田学園)。第5戦の専大戦では6番手で悔しい敗戦を喫し、この試合での巻き返しを図る。序盤は新人戦王者の相手にバックを狙われ一方的な展開となり、点差をつけられて2ゲームを連取されてしまう。主将としてこのまま終わる訳にはいかない平野は第3セット以降、早い打点のカウンターで得点を重ねていく。相手が主導権を握りながらも堅いブロックでなんとか粘り、2ゲームを取り返し、またもやフルセットの勝負となる。一気に押し切りたい平野であったが、要所でミスが重なり点差を広げられてしまい、惜敗。主将の意地を見せたが、チームに勝ち星を呼び込むことはできなかった。4番手のダブルスでは硴塚将人(スポ3=東京・エリートアカデミー/帝京)・緒方組が登場。台上での細かい技術の応酬となったが、硴塚のフォアフリックや緒方のバックハンドなどで得点を重ねた早大ペアが接戦を制し、団体戦スコアは2-2となる。勝負の行方を大きく左右する5番手の硴塚は、全日本選手権ベスト8の強豪と対戦。先手を取って試合を有利に進めたいところであったが、相手のチキータレシーブや鋭いバックハンドドライブで押し込まれてしまいリードを許す。この試合では硴塚の持ち味のバックハンドがなかなか決まらず、終盤にはオーバーミスも目立ち完敗。最後の6番手も相手の早いラリーについていくことができずに敗れ、早大は団体戦スコア2-4で無念の敗戦を喫した。どの試合も拮抗(きっこう)した展開で明大を追い詰めたが、勝負所でのあと1点が遠かった早大。春のリベンジを達成することは叶わなかった。

惜しくも敗れた平野主将

 痛恨の2敗目を喫し、目標の優勝の可能性は無くなってしまった早大。最終日の明日は3位の座を懸けて中大との対戦が組まれている。優勝には届かなかったが、明日の試合はこのチームでの最後の団体戦となる。チーム発足から4年生を中心に成熟させてきた全てを明日の試合にぶつけ、有終の美を飾ることに期待したい。

(記事 吉田寛人、写真 山本小晴)

結果

▽男子 第6戦

VS 明大 ●2―4

●五十嵐2―3龍崎

○緒方3―2酒井

●平野2―3出雲

○硴塚・緒方遼太郎組3―2龍崎・渡辺組

●硴塚1―3渡辺

●川上1-3沼村