ラクロス部

2018.09.19

第31回関東学生リーグ戦 9月17日 千葉・フクダ電子フィールド

法大破り2勝目 ファイナル4へ可能性つなぎ留める

前半 後半
早大
法大
▽得点者
田代3、吉田2、永廣、秋山、山田

 前回の東農大戦で初勝利を挙げた早大。関東学生リーグ戦(リーグ戦)4戦目となるこの日は法大を相手に8-3で勝利し、関東学生リーグ戦ファイナル4(ファイナル4)へのわずかな望みをつないだ。先制点こそ相手に献上したものの、その後はMF秋山璃奈(スポ4=神奈川・相模原)のゴールなどで5連続得点を決め、5-1で前半を折り返す。後半は一進一退の攻防が続いたが、MF田代朋花(商3=埼玉・早大本庄)の活躍などでさらに3点を加え8-3で勝利。リーグ戦2勝目を勝ち取った。

 「絶対二桁得点取って、次のファイナル4に向けたい」(田代)。その言葉通り大量得点を目指し、前半は理想的なオフェンスを展開する。開始1分で相手に先制点を許したが、その3分後にはMF永廣めぐみ主将(スポ4=米国・ラファイエット)のアシストを受けたAT吉田なつ湖(スポ4=東京・明星学園)がネットを揺らす。続いて9分に永廣が右サイドから切り込みゴールを決めると、オフェンス陣は一気に流れに乗り、田代と吉田のゴールで2点を追加。さらに16分はに秋山が相手ディフェンス3人をかわし5点目を決めた。その後は両チームともに点が入らず、5-1のまま前半を終了した。

オフェンスの起点となった秋山

 前半のペースそのままに試合を運びたい早大であったが、後半の序盤はグラウンドボールを相手に奪われるなど攻めあぐねる展開に。9分にはウォーターブレイクタイムアウトからの法大オフェンスでゴールを決められ、その後のドローも相手がボールを獲得。一瞬流れは法大に渡ったかに思えた。ところが11分、田代がここで相手DFのパスカットをする好プレー。ゴール前へそのまま持ち込みシュートを決め、流れを再び早大に呼び戻した。両チームはその後1点ずつ加え7-3としたが、残り3分でまたも田代がダメ押し点を追加。8-3で法大との勝負を制した。

田代の得点でチームは勢いづいた

 本来であれば快勝と言うことのできるスコアであろう。しかし、「二桁得点をしたいと話していた中で、取り切れなかった」と永廣が振り返るように、試合前の目標に掲げた二桁得点には及ばず、選手たちは悔しさをにじませていた。この日、別会場で慶大が東農大に勝利したことで慶大のファイナル4進出が決定。きょうの法大戦の勝利で可能性はつなぎ留めたものの、早大のファイナル4進出は厳しい状況であると言わざるを得ないだろう。しかし、残る1戦は慶大日吉陸上競技場で行われる慶大戦。「早慶戦(早慶定期戦)という大きな舞台で負けてしまってえぐられた心をしっかりとリーグ戦の早慶戦で晴らしていきたい」と永廣が語るように、選手たちにとって次戦は特別な思いを持って臨む一戦となるはずだ。リーグ戦最終戦、覇者・ワセダのプライドにかけて、全力で戦ってほしい。

(記事 細井万里男、写真 栗林真子、中島和哉)

コメント

MF永廣めぐみ主将(スポ4=米国・ラファイエット)

――試合全体を振り返られていかがですか

入りから相手に(点を)入れられてしまって、予定通りではなくて、見ている人もどうしたんだろうと感じたと思うんですけど、前半はしっかりと5-1でリードできたので良かった反面、後半がなかなか点数が取れなくて、二桁得点をしたいと話していた中で、取り切れなかったのが一番ワセダの駄目だったところかなと思います。

――前半の得点が奪えていた時間帯はどのような点が良かったですか

朋花(MF田代朋花、商3=埼玉・早大本庄)とか、後輩が点数を取っていて、普段点数を取らない子が試合で取り切ることができて、練習の成果が出てきたなと思いましたし、応援してくださっている方も盛り上がるのが分かったので、そういう流れをつかむ一点が大きかったです。

――後半の序盤の攻めあぐねたシーンはいかがですか

どこかで集中力が切れてしまったのか、DFがグラボ(グラウンドボール)を取れなくて、ATでもグラボが取れない現象が起きて、そうしたグラボとかの基礎ができない時間が長くなって、それが自分たちの流れに持っていけなかった原因だと思うので、次のケイオー戦ではそういう甘いところが出ないようにしっかりと詰めていかなければいけないと思います。

――最後に、慶大戦はどのように戦っていきたいですか

きょうのケイオーと東農大の試合結果によって私たちがファイナル4(関東学生リーグ戦ファイナル4)に行けるのかに関わってくるんですけど、それに関わらず私たちはケイオーに対して圧勝しなければ行けないと思いますし、早慶戦(早慶定期戦)という大きな舞台で負けてしまってえぐられた心をしっかりとリーグ戦(関東学生リーグ戦)の早慶戦で晴らしていきたいです。あとは、もしこの永広組が最後になるとしても、しっかりと4年生やAチームがやり切ったところを後輩たちに見せて、 次につなげていくのも大切だと思うので、しっかりとやり切ることが大切だと思います。

MF秋山璃奈(スポ4=神奈川・相模原)

――今日の試合を振り返ってみていかがですか。

今日は得点を積まないといけない試合だったので、試合の入りから1失点してしまったのが結構大きかったなと思っています。そこからもっと早稲田のペースでつくっていってもっと大量得点したかったなと思いました。

――ご自身の得点シーンを振り返ってみていかがですか。

いつも練習しているかたちでボールが回ってきたので、絶対決めようと思っていきました。

――得点の起点となるシーンが多くみられました

結構相手に対するスカウティングもちゃんとしていて、今まで練習してきたかたちを試合で出せたのは良かったなと思います。

――今回の試合の攻撃の出来栄えはいかがですか。

決め切らないといけないシーンで自分もフリーシュートを外してしまったんですけど、ショット数に比べて決まった本数が少なかったのでもっと点数が重ねられたかなと思います。

――次の慶大戦に向けて一言お願いします。

本当に負けられない戦いですね。5月(早慶定期戦)に負けてしまっているので、リベンジしたいです。

MF田代朋花(商3=埼玉・早大本庄)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

前半は全部で5点で、5-2で勝ち切れたのが良かったです。後半の始めの方にあまり流れをつかめなくて、結局目標である二桁得点に到達することはできなかったのが課題かなと思います。

――田代選手自身が決めた前半の1ゴール目を振り返っていかがですか

1本目は結構浮いてしまって、入ってラッキーという感じでした。入れられたことは良かったのですが、もう少ししっかり決められたら良かったです。

――2本目に決めた、相手のパスカットからのゴールを振り返っていかがですか

後半得点が続いてなかったので、ゴールを見たらとりあえず打とうという気持ちでやっていました。それが結果につながって良かったなと思います。

――ダメ押し点を決めた3本目を振り返っていかがですか

先輩からのパスもあってショットまで行くことができました。最後残り数分で、絶対二桁得点取って次のファイナル4(関東学生リーグ戦ファイナル4)に向けたいというところで、自分が得点できたのはとてもうれしかったです。

――きょうの試合の良かった点と課題点を教えて下さい

自分としては今回の試合で2得点を目標としてやってきたので、その中で3得点取れたことはこれからの自分の強みになると思うし、すごく良かったなと思っています。課題としては、やはり後半の得点をあまりチーム全体で取ることができなかったので、後半の入りという課題が残るかなと思います。

――最後に次の慶大戦への意気込みをお願いします

次の試合は5月の早慶戦(早慶定期戦)でも負けてしまった相手で、やはりリーグ戦(関東学生リーグ戦)の最後の試合なので、絶対勝ち切って次のファイナル4につなげたいです。今自分が3年生という立場なので、4年生をファイナル4に連れて行けるように自分が得点して勝ち切れればと思います。