野球部

2018.09.24

東京六大学秋季リーグ戦 9月23日 神宮球場

序盤に大量失点。反撃むなしく2回戦を落とす/明大2回戦

明大2回戦
明 大
慶 大
(慶)●菊地、石井、木澤、森田晃、津留﨑-郡司
◇(本塁打)中村3号3ラン(5回)(二塁打)内田

 前日の接戦を制して臨んだ明大2回戦。東京六大学リーグ戦3連覇を目指す上では、ここで確実に勝ち点を得たい。その大事な2戦目の先発を託されたのは、春季リーグ戦で先発投手陣の一角を担っていた菊地恭志郎(4年)。今季初先発となった菊地は立ち上がり、いきなり3者連続四球を与え制球を乱すと、続く4番打者に右前2点適時打を浴び、先制を許す。その後も制球の定まらない菊地はわずか22球で降板となり、先発の役割を果たすことができなかった。代わった2番手の石井雄也(3年)もこの日はピリッとせず、4回を投げ4失点。5回に中村健人(3年)の3点本塁打などで一挙4点を奪い意地を見せるも、序盤の大量失点が響き4ー7で敗北した。勝ち点の行方は3回戦に持ち越された。

 先発を任された菊地。今季初先発の緊張からか、いきなり先頭から3者連続四球を与え無死満塁のピンチを招く。この日4番に抜てきされた平塚大賀(4年)を迎えたところでようやくストライク先行となったものの、外角に投げ切った真っすぐを右前にはじき返され、いきなり2点を失う。そして、次打者に対し2ボール1ストライクとなったところで交代を告げられた。1つのアウトも取れず、わずか22球での降板は、先発としての信頼を失う結果になった。その後も代わった石井が投ゴロの間に1点を奪われ、慶大は初回に3点を失う。さらに石井は2回、先頭打者に左前打を許すと、暴投や適時打などで2失点。4回にもさらに2点を加えられ、この回終了時点で0―7と、試合序盤で大量リードを許してしまった。

制球を乱し、まさかの1回ノックアウトとなった菊地

 しかし、ここで簡単に引き下がるケイオーではない。5回、ここまで完璧に抑えられていた明大先発・森下暢仁(3年)から、先頭の郡司裕也(3年)が相手三塁手の暴投の間にチーム初出塁。すると、続く5番・内田蓮副将(4年)が左中間へ適時二塁打を放った。このチーム初安打が反撃ののろしとなる。次打者も安打でつなぎ、無死一、三塁の好機をつくると、続く打者は開幕から3試合で7打点と打撃好調の中村。「思い切っていこうと思った」(中村)。1ボール1ストライクからの3球目を振り抜いた打球は左翼席へ。3連打で一挙4点を奪い、猛烈な追い上げを見せた。しかし、反撃もここまで。その後は両チーム共に得点はなく、4―7で試合終了。序盤の大量失点が響いた。

今季3本目の本塁打を放ち、早くも10打点に到達した中村

 1回戦から大幅にオーダーを入れ替え、背水の陣で臨んできた明大の執念に屈した。これで明大とは1勝1敗。「これ(明大3回戦)を落としたらケイオーも厳しい戦いになってくる」と中村が言うように、現在1位の法大に後れを取らないためにも、このカードで勝ち点を落としたくはない。しかし、元気のない3番・柳町達(3年)、4番・郡司に加え、投手陣に不安定さが残るなど不安材料が多いのも確かだ。夢の3連覇に向けて弾みをつけられるかどうか、勝負の3回戦に注目だ。

(記事 中島和哉、写真 西杉山亮、吉田昭太)

関連記事

接戦を制し開幕からの連勝を3に伸ばす/明大1回戦(9/23)

コメント

中村健人(3年)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

初回ああいうかたちになりましたけど僕の送球ミスが元でほとんどがいらない失点で、それがあったので、取り返そうとして5回に1回いけたんですけど、その後はまた同じかたちで打ち取られてしまったので、同じことを繰り返してしまったなという感じです。

――5回裏の走者一、三塁の好機で打席が回ってきました。結果本塁打になりましたが、本塁打は元々狙っていましたか

いや狙って打てることじゃないので、全然狙ってなかったんですけど、まあでもランナー三塁ってこともあって弱いスイングにならないようにってことだけ(考えて、)思い切っていこうと思った結果です。

――ここまで4試合で10打点という活躍ですが、ご自身の活躍についてはいかがですか

その分ミスが多いのでプラマイゼロかなと思いますし、もっとやらなきゃなと思います。

――現在のご自身の活躍について好調の要因は何かありますか

チーム全体で自分にその瞬間その瞬間与えられた役割を全うしようっていうのを常に言っていて、そこがシンプルな考えがあって思い切っていけているのが良い結果につながっていると思ってます。

――河合大樹主将(4年)の穴を埋める活躍ぶりですが、代わりでの出場についてどのようにお考えですか

まあ特に意識することはなくて、さっきと同じになっちゃいますけど、代わりで出たとしても自分の役割を頭の中で整理して今やるべきことは何かってことと、逆にやっちゃいけないというか注意すべきことは何かっていうのを整理して臨めている結果が良い代役になっていると思います。

――最後にあすへの意気込みを教えてください

これを落としたらケイオーも厳しい戦いになってくるんで、明治もこれ逃したら自力優勝がなくなるので意地をぶつけてくると思うので跳ね返してまた勝ちたいと思います。