水泳部

2018.09.10

第94回日本学生選手権 9月9日 神奈川・相模原市立総合水泳場

ワセダの力及ばず。4位でインカレを終える

TEAM 1P 2P 3P 4P
日体大 13
早大
▽得点者
塗師3、百田2
 

 日本学生選手権(インカレ)もついに最終日。2日目の準決勝敗退から、この日は3位決定戦に挑むこととなった。相手は強豪・日体大。序盤、ワセダはインカレ独特の雰囲気にのまれ前半では一気に8得点も許してしまう。しかし、後半では追い上げを図り、華麗なカウンターから点を奪うなど負けじ魂を見せた。それでも前半の失点が響き、5-13で敗北を喫した。

 第1ピリオド、まずは小泉まお(教4=東京・中大付)がセンターボールを取るとパスを回してゴールに近づいていく。しかしここでパスミス。相手にボールを取られると、カウンターを仕掛けられ得点されそうな危ない展開となった。開始から約1分、先制点を取ったのは日体大。ゴール正面にパスを出されると強烈なシュートを決められた。ここから勢いに乗り始めた日体大にどんどんと得点を許してしまう。ワセダも徐々にインカレ独特の雰囲気にのまれていく。第2ピリオドに入ると、退水(※)から得点のチャンスもあったが、うまくものにすることができない。逆にカウンターからフリーのまま得点されるなど、終始日体大のペースで試合が進んだ。前半は0-8で折り返す。

円陣を組むワセダ

 迎えた後半戦。日体大は疲れを見せることなくどんどん攻め込んでくるが、最初のシュートはポストに弾かれ難を逃れた。無得点に終わった前半から、そろそろ得点をしたいワセダ。ここで調子を上げてきたのが、1日目、2日目と調子の悪かった塗師葵(社1=東京・藤村女)だ。日体大がポストに弾かれたボールから展開し、見事待望の1点目を決めた。その後も再び塗師がサイドからゴール対角線上にシュート。ハーフタイム、監督たちに「思いっきり楽しんでこい」と鼓舞されたため緊張がほどけたという塗師。一気に2得点を決めチームも調子を少しずつ取り戻してきた。第3ピリオドでは全体で4得点。差を少し縮めた。しかし第4ピリオドでは、こぼれ球を押し込まれたり、技ありの後ろ向きのシュートを決められ失点。強豪としての意地を見せつけられた。最終スコアは5-13。悔しい結果となった。

パスコースを探す百田恵梨花(社3=埼玉・秀明英光)

 インカレ4位が決定したワセダ。「自分たちがやりたかった水球ができなくて、自分たちの実力を出し切れずに終わってしまった」と、松岡美有主将(スポ4=埼玉・秀明英光)は大会を振り返る。2試合目、3試合目は思うように試合を進められなかった。緊張は1つの要因だろう。その分悔しさも一入だ。しかし、あと2週間後には日本選手権最終予選が待っている。それまでにどこまで成長できるかが今後のカギを握るだろう。この3日間で得たものを、次につなげてほしいと思う。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

   

(記事 佐鳥萌美、写真 池田春花)

コメント

  

松岡美有主将(スポ4=埼玉・秀明英光)

――インカレ全日程が終了しましたが、全体を振り返ってみていかがですか

インカレでは初戦は良い流れでプレーできたんですけども、2試合目、3試合目と自分たちがやりたかった水球ができなくて、自分たちの実力を出し切れずに終わってしまったので、それが悔しいです。

――4位をという結果を受けてどうですか

優勝というのを目標に1年間やってきました。去年は初戦も突破できなかったので、初戦突破できたと言う意味では大きな進歩かなと思うんですけど、目標は優勝だったので、まだまだ甘い部分があったかなと思います。

――印象に残っているシーンはありますか

初戦、全員がシュートを狙って決めていました。そこは凄く印象に残っているので、その良かった印象を次の試合につなげられたら良かったと思います。

――最後に日本選手権最終予選に向けてどのような対策をしていきたいですか

今回、2試合目、3試合目と自分たちの流れに持っていけなかったり、攻め、ディフェンス共に決めてたことを全員ができなかったところがあるので、そこを修正して予選突破だけでなくて日本選手権でも優勝目指していきたいなと思っています。

塗師葵(社1=東京・藤村女)

――3位決定戦前に意識していたことはなんですか

きのうとおとといが個人的にうまくいけなかったので、アップからしっかり泳いでシュートもちゃんと打っていくことを意識していました。

――相手のやりずらい部分はありましたか

こっち側がミスした時にそこを狙っていて、すぐカウンターで打ってくるチームなのでそこがやりずらかったです。

――相手がフリーの状態でシュートを打ってくることがありましたが、そこでなにか見出したものはありますか

その前の段階からもっと声を掛け合って、(シュートコースの)間に入るっていうことを上手くやっていけたら良かったと思いました。

――第3ピリオドではゴールラッシュで、塗師選手は合計で3得点決められました。得点できるようになってきた要因はなにかありましたか

第2ピリオドはきのうと同様、個人的にうまく行かなくて落ち込んでたんですけど、ハーフタイムの時に監督とかコーチとかから「思いっきり楽しんでこい」といったことを言われ、声掛けをたくさんしてもらえたのでそこで少し気持ちが変わった部分があったと思います。

――日本選手権最終予選ではどのように気持ちやコンディションを持っていきたいですか

体力面を上げるっていうのと、あとは周りとのコミュニケーションを取れるようにしていきたいと思います。