水泳部

2018.09.10

日本学生選手権 9月7日〜9日 神奈川・横浜国際プール

インカレ閉幕!男子部は3位、女子部はシード権獲得の7位で大会を終える

 3日間にわたって熱い戦いが繰り広げられた日本学生選手権(インカレ)もいよいよ最終日。この日も早大からは多くの優勝者が出た。200メートル平泳ぎでは、最後のインカレとなる渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)と渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)が100メートルに続いてアベック優勝を達成。また、400メートル個人メドレーでも竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)と牧野紘子(教1=東京・東大付中教校)がアベック優勝を成し遂げ、チームを大きく勢いづけた。また、大会最終種目の男子4×200メートルフリーリレーでは目標としていた2位を獲得。この1年間の集大成となったレースを最高の形で締めくくった。

 

★Wワタナベが貫録のW優勝!

4年生としての意地を見せた渡部

 両エースが有終の美を飾った。今大会最後の個人種目のレースとなった200メートル平泳ぎ決勝。男子では渡辺一平、女子では渡部香生子がそれぞれ登場した。先に行われた女子決勝では、予選1位の石田華子(日体大)、同じく2位の関口美咲(日体大)との4年生3人による対決に注目が集まった。「積極的なレースがしたいと思っていた」という言葉の通り、浮き上がりから他の選手に差を付ける。体半分のリードを保って100メートルをターンすると、後半も伸びのある泳ぎで後続を寄せ付けない。ラスト50メートルでは再びピッチを上げる盤石のレース展開で、見事に100メートルとの個人種目2冠を達成した。
 渡部のレースを受け、男子決勝に臨んだ渡辺。こちらは隣のレーンを泳ぐ武良竜也(日体大)と競る展開に。100メートルを0秒01差の2位で折り返し、勝負は後半戦に持ち込まれた。このターンを生かしやや先行すると、残り50メートルでラストスパートをかける。最後は2位に1秒近くの差を付け、一着でゴール。渡辺も同様に個人種目2冠に輝いた。
 両者共にパンパシフィック選手権、アジア大会と大きな大会が続き、疲れもある中ではあったが、リレーを含めた3日間のレースを泳ぎ切った。4年生としてチームを引っ張る重役を担っていた二人。「僕がチーム全体を引っ張っていくんだという気持ちが去年までとは全然違った」(渡辺)、「インカレの重みを1年ごとに分かってきて、今年が一番濃い3日間だった」(渡部)。二人の雄姿は、後輩たちの目に焼き付いたことだろう。4年間での成長を糧に、ワセダから世界へとWエースが羽ばたく。

(記事 吉田優、写真 石黒暖乃)

★牧野が初優勝!竹内は2冠達成!

個人メドレー2冠の竹内

 400メートル個人メドレーでは早大勢がアベック優勝を遂げた。最初に登場したのは昨日女子200メートル個人メドレーで2位に入った牧野。中学生の頃から全国大会で優勝しているこの種目には「負けられない」という思いを胸に臨んだ。「後半までそんなに持たない」と感じた牧野は序盤から積極的に入るレースを展開する。得意のバタフライでトップに立つと、1度もトップを後続に譲ることなくフィニッシュ。初出場にして、女王の座を勝ち取った。
 続く竹内は男子200メートル個人メドレーから方針を変え、前半は抑え後半に勝負をかけるレースプランで優勝をつかんだ。200メートル時点では5位だったが、平泳ぎで一気に2位まで順位を押し上げて最後の自由形へ。先頭の内山拓海(日体大)を捉え、残り50メートルのところでトップに躍り出ると、そのまま他を突き放し2冠を達成。納得のいくタイムではなかったものの、個人種目としては最高の成績で今大会を終えた。牧野と竹内。若い2人の活躍は、来年以降の早大にとっても明るい材料となったに違いない。

(記事 宇根加菜葉、写真 石黒暖乃)

★佐藤がインカレ初の表彰台へ!

インカレ初の表彰台となった佐藤

 女子800メートル自由形には、前日行われた予選を1位で通過した佐藤千夏(スポ1=埼玉栄)が登場。初日の女子400メートル自由形では6位という悔しい結果だっただけに、「絶対表彰台に上りたい」と意気込みレースに臨んだ。レースは前半から佐藤、森山幸美(日体大)、望月絹子(神奈川大)の三つ巴の争いに。互いに抜きつ抜かれつの展開が続き、佐藤も一時は先頭に立ったが、ラスト200メートルで森山にリードを許してしまいそのまま突き放されてしまう。しかし2位の座は死守し、そのままゴール。見事インカレ初の表彰台に上がった。
 一方男子100メートル自由形では伊東隼汰(社1=東京・早大学院)が決勝に進出。連日のハードな競技日程による疲労の影響もあり、決勝では納得のいくタイムを出すことはできなかった。リレーでも大車輪の活躍を見せた佐藤、伊東の両ルーキー。2人にとって今回のインカレは、体力的には今まで経験したことがない厳しいものであった。しかし、「こういうところで結果を残すところが先輩たちはできていたので、私も見習って来年からにも生かしていこうと思っています」(佐藤)、「これ(インカレを乗り越えられたこと)を自信にしてこれからまたいろいろ挑んでいきたい」(伊東)とそれぞれ語ったように、このインカレを成長の糧にすることを誓っている。今後早大の自由形をけん引していく2人のさらなる進歩に期待したい。

(記事 宇根加菜葉、写真 大島悠輔)

★大会最終種目で男子が2位に入る!

表彰式で笑顔を見せる男子のリレーメンバーたち

 女子の来年度シード権獲得に向けて大事なレースとなった女子4×200メートルフリーリレー。11位とA決勝を逃す結果となった予選から、メンバーを1人入れ替えてB決勝に臨んだ。第1泳者は女子400メートル個人メドレーを制し勢いに乗る牧野。前半の折り返しこそ4位であったがその後は素晴らしい泳ぎでトップに立ち、同じ1年生の佐藤へつなぐ。第2泳者の佐藤も見事な泳ぎで後続との差を広げ、直前に女子200メートル平泳ぎと表彰式があり厳しい状況にあった渡部のため、1年生二人が頑張りを見せる結果となった。一方の渡部も4年生としての意地を見せる。3日間のハードスケジュールで疲労も溜まる中、2位以下を更に引き離す力泳を見せ最終学年で迎えたインカレの最後のレースを終えた。そのタスキを受け取ったのは今大会これが最初で最後のレースとなった神山瑞季(社3=東京・早実)。下位の順位が目まぐるしく入れ替わる中、最終泳者としてしっかりと1位をキープしトップでフィニッシュした。
 今大会最終種目となった男子4×200メートルフリーリレー。第1泳者の4年生・井上奨真主将(スポ4=県岐阜商)が渾身(こんしん)の泳ぎを見せ僅差の4位でフィニッシュすると、続く第2泳者の伊東は専門外の種目ながら頑張りを見せて、トップで渡辺へ。これがインカレの最後のレースとなる渡辺は、直前に男子200メートル平泳ぎとその表彰式があり決して万全の状況ではなかったが、粘りの泳ぎで表彰台圏内の3位で最終泳者の竹内につなぐ。この日の男子400メートル個人メドレーで優勝し好調のアンカー・竹内は順位を1つあげて2位でフィニッシュ。「自分たちの中では最高の結果を取れた」と井上主将が話したように、4年生2人がワセダとして泳ぐ最後のレースは、納得の結果になった。

(記事 青柳香穂、写真 大島悠輔)

★インカレ総括

 大会全レースが終了した結果、各競技の合計ポイントにより、男子部は総合3位、女子部は2年ぶりのシード権獲得となる総合7位で大会を終えた。4年生にとっては集大成となるこのインカレ。1年間チームを引っ張ってきた井上主将は「すごいたくさんのことを学べた4年間だった」と振り返った上で、「諦めずに総合優勝っていうのをいつか叶えてほしい」と後輩たちにエールを送った。また、1年間女子部をまとめてきた伊藤愛実女子主将(社4=東京・早実)も「この4年間本当にいろいろな人に支えられてきて、感謝の気持ちでいっぱい」と同期や仲間たちに感謝の言葉を述べていた。これからは、現在の3年生が主体となりチームを作っていくことになる早大水泳部。来年のインカレでは今年以上の結果が出せるよう、1年間練習を積んでいく。

(記事 大島悠輔)

結果

総合順位

早大
男子 3位
女子 7位

◇決勝

女子800メートル自由形

佐藤 8分37秒78【2位】

女子400メートル個人メドレー

牧野 4分42秒48【1位】

男子400メートル個人メドレー

竹内 4分16秒00【1位】

男子100メートル自由形

伊東 50秒10【6位】

女子200メートル平泳ぎ

渡部 2分24秒18【1位】

男子200メートル平泳ぎ

渡辺 2分10秒00【1位】

男子4×200メートルフリーリレー

井上、伊東、渡辺、竹内 7分18秒26【2位】

◇B決勝

男子400メートル個人メドレー

福岡 4分24秒94【6位】

女子4×200メートルフリーリレー

牧野、佐藤、渡部、神山 8分15秒69【1位】

◇予選

女子400メートル個人メドレー

牧野 4分47秒38【2位】

男子400メートル個人メドレー

竹内 4分19秒65【3位】

福岡 4分22秒17【12位】

男子100メートル自由形

伊東 50秒00【6位】

村上 51秒32【35位】

田中 51秒79【49位】

男子100メートル背泳ぎ

大芦 56秒64【18位】

丸山 57秒65【38位】

女子200メートル平泳ぎ

渡部 2分29秒15【3位】

男子200メートル平泳ぎ

渡辺 2分12秒03【2位】

女子4×200メートルフリーリレー

牧野、佐藤、渡部、伊藤 8分17秒87【11位】

男子4×200メートルフリーリレー

井上、福岡、渡辺、竹内 7分25秒52【7位】

コメント

井上奨真主将(スポ4=県岐阜商)

――今の4×200メートルフリーリレーはどのような気持ちで臨みましたか

ワセダで泳ぐ最後(のレース)だったので絶対に表彰台には登ろうと2位っていうのを狙っていたので、それだけは絶対に取ろうっていう気持ちで泳ぎました。

――予選とメンバーや順番を入れ替えました

調子がいい隼汰(伊東、社1=東京・早大学院)と交代して、前半から逃げていこうという気持ちでした。替わったメンバーの分も頑張ろうという気持ちで泳ぎました。

――2位という結果は改めてどう感じていますか

1位の明治大は強いと分かっていたので、自分たちの中では最高の結果を取れたかなと思います。

――リレーの結果を受けて総合順位でも3位になりました

目標としていたのは総合優勝なのでそれには届かなかったですけど、本当にチームのみんなが持っている力を全て出し尽くしてくれたので、後悔はないというか、3位という結果ですけど今は清々しい気持ちです。

――ご自身またチームとして3日間全体を振り返ってどのような大会でしたか

自分自身はずっと目標だった(男子400メートル自由形での)優勝という結果も残せて、最高の結果だったのかなと思います。チームとしては目標は達成することはできなかったんですけど、これからのワセダにつながっていくような結果になったのかなと思います。

――これがワセダで泳ぐ最後の大会ということで、4年間を終えて今どのような気持ちですか

つらいこととかきつい時期も本当にいっぱいあったんですけど、自分を信じて、仲間を信じて、一生懸命頑張ってきたことが結果につながったと思うので、すごいたくさんのことを学べた4年間だったなと今は思います。

――主将をやる上で同期の皆さんはどういった存在でしたか

本当にたくさんけんかもしたり、ぶつかり合ったりすることもあったんですけど、助けてもらいましたし、とても楽しい4年間を一緒に過ごす仲間だったので、本当に感謝しかないです。

――最後に新しいチームをつくっていく後輩の皆さんへ一言お願いします

総合優勝っていう目標は達成できなかったので、これからまだまだ大学水泳の状況は厳しいとは思うんですけど、諦めずに総合優勝っていうのをいつか叶えてほしいなと思います。

伊藤愛実女子主将(社4=東京・早実)

―― 4年生として集大成のレースとなりましたが、どんな気持ちでレースに臨みましたか

この800メートルフリーリレー(予選)が私にとっての引退レースだったので、死に物狂いで最後まで諦めずに泳ごうと決めていました。

――前の3人からのバトンを受け継ぎ、アンカーとして出場されましたが

3人は昨日、おとといと何レースもこなしているので、1番元気な私が少しでも、1秒でもタイムを上げなくてはいけないという気持ちで泳ぎました。

――3人からは何か言葉はありましたか

3人のスーパールーキーの後に泳ぐということで、泳ぐ前は不安があったんですけど、「大丈夫だよ、頑張ろう」とか、応援席の方でも「主将頑張ってこい」と声をかけられていたのですごく心強かったです。

――改めてこの4年間を振り返っていかがですか

高校生の時からずっと憧れていた早稲田大学水泳部に入部することができて、早稲田大学の名を背負って試合に出勝できたことはすごい嬉しいことです。この4年間本当にいろいろな人に支えられてきて、感謝の気持ちでいっぱいで、早稲田大学水泳部に入部できて4年間過ごすことができて本当に良かったなと思います。

渡辺一平(スポ4=大分・佐伯鶴城)*囲み取材より抜粋

―― 4年間のインカレ全てが終わりましたが、今の気持ちはいかがですか

きょうの200メートル平泳ぎは、納得いくような泳ぎやタイムではなかったですけど、800メートルフリーリレーではチームでこうやって満足のいく2位になれて、最後に主将(井上奨真主将)と一緒に表彰台に上れたので、すごく嬉しいです。

――タフな3日間になったと思いますが、そのあたりはいかがですか

パンパシから大会続きで、すごく体的にはきつかったですし、1本のダメージというのが去年とは全然違って、10レースこなすのはすごくきつかったんですけど、チームのために応援してくださる皆さんのためにある程度僕なりには精一杯やれたかなと思います。

――最後のインカレでしたが、今はどんな思いですか

パンパシ(パンパシフィック選手権)、アジア(大会)と終わって、インカレはすごく不安でしたし、10レースも耐えられるかなと思ったんですけど、主将だったり同期だったり後輩に支えられて、10レース頑張ることができて、この4年間のインカレにいい終止符が打てたかなと思います。

――この大学4年間では、世界記録保持者にもなりましたし、世界のメダリストにもなりました。振り返っていかがですか

早稲田大学に入って、最初は全然未熟ものだったんですけど、同期、先輩、後輩たちに支えられて、自分のいる位置というのも変わりましたし、見られる立場となり3年生と4年生ときついインカレではあったんですけど、世界記録保持者だったり、早稲田大学を代表していい泳ぎができたんじゃないかと思っています。大学はいろいろ迷った部分はあったんですけど、いい同期にも恵まれて、いいところを選んだんじゃないかと思っています。

――これからは新しいステージでの戦いが始まりますが、そこに向けてどんな思いがありますか

今回でメドレーリレーはすごく悔し思いもしましたし、同期の松元選手(克央、明大4年)選手の強さだったりもすごく感じたので、チームを引っ張っていけるような存在にこれからもなりたいと思うので、社会人として、日本代表全体を引っ張っていける選手になれたらいいなと思います。

――(スローガンなどが書かれた大学の)旗には「俺に任せろ」と書いてありましたけど、その思いはどのようなものでしたか

個人2種目もそうですし、メドレーリレーとフリーリレーと僕がチームを引っ張っていかなくてはいけないとわかっていました。フリーリレーの2つは僕ができることは精一杯やれたと思っていますし、メドレーリレーはすごい悔しい思いもして、そういう部分で後輩の幌村(尚、スポ2=兵庫・西脇工)に責任を感じさせてしまったりもしたので、それはやっぱり僕自身が未熟だということだと思うので、これからも精一杯成長して、いい一流の選手になれるように頑張りたいと思います。

――日本代表でも「俺に任せろ」というような存在になっていきたいという思いもあるのではないでしょうか

今は早稲田大学のチームですけど、これからは日本代表を引っ張っていけるような存在になっていきたいと思っています。でもそれは僕一人では厳しい部分があると思うので、同期の松元選手や(渡部)香生子に頼って、この96年代みんなで代表チームを引っ張っていけるように頑張りたいと思います。

――同じ大学の渡部香生子さんの存在も大きかったですか

今回も香生子はきついレースが続いていたと思うんですけど、あいつもチームのために頑張ると言っていましたし、最後まで諦めないという言葉も掲げていたので、あいつ自身満足のいく大会だったのではないかと思っているので、これからも同期としては続きますし、代表全体を引っ張っていけるように頑張りたいと思います。

――この4年間で最も成長した点はどこですか

1番感じた部分は、大学4年生となり僕がチーム全体を引っ張っていくんだという気持ちが去年までのインカレとは全く違くて、そこが4年生としての覚悟や自覚が付いてきた部分なんじゃないかなと思っています。これからは大学を去る形にはなるかもしれないですけど、これからワセダのOBとして精一杯応援したいですし、これからも一緒に練習することになると思うので、切磋琢磨(せっさたくま)できるライバルになりたいなと思います。

渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)*囲み取材より抜粋

―― インカレ最後のレースを戦い終えて、いまどんな気持ちですか

いまはもうとりあえずホッとしています。

――個人種目は2冠連覇を達成しましたたが、200メートル平泳ぎの方はいかがですか

最低限できることが優勝することだと思うので、シーズンベストの目標には全然届かなかったですけど、出し切れたので良かったかなと思います。

――個人種目からリレーまでは時間がない中でしたが、どんなことを考えてリレーに臨みましたか

やっぱり本当に最後ですし、予選のリレーではあまりいい泳ぎができなかったので、少しでも修正できたらいいなと思って臨みました。

――これで2年ぶりのシード奪還になったと思いますがいかがですか

もう来年からはインカレには出ないですけど、後輩たちのためにシード獲得という目標は達成できたと思うので、本当に嬉しいです。

――仲間と戦ってきた大学4年間はいかがですか

いろいろ思いがあるので、一言では言い表せないですけど、間違いなく私にとってかけがえのない4年間だったと思います。

――1番の思い出はどんなことでしょうか

やっぱりインカレという舞台で、こうやってチームのみんなで一緒に戦えたというのは1番の思い出だと思います。

――(スローガンなどが書かれた大学の)旗には「最後まで諦めない」と書いてありましたが、どういう思いを込めて書いたのでしょうか

最初は何を書こうかすごい迷ったんですけど、タフなレース中でやっぱり諦めたら何にもつながらないなと思ったので、書きました。

――諦めないことはチームメートなどから学んだことの1つなのかなと思いますが、いかがですか

やっぱり早稲田大学の中で活動していなかったら学べないこともあったと思いますし、いろいろなことも教えてもらえて本当に幸せな4年間だったなと思います。

――今年のインカレは改めて振り返ってみてどのようなものでしたか

1年生の時から年を追うごとにインカレの重みというか、熱くなって戦うチーム力というか、そういうものを1年ごとに分かってきて、今年が一番濃い3日間だったと思います。

竹内智哉(スポ2=神奈川・湘南工大付)

――きょうは全部で4レースという厳しい日程でしたが、最後のリレーはどのような気持ちで泳ぎましたか

一平さん(渡辺一平)と奨真さん(井上奨真主将)と泳ぐのがこれで本当に最後なので、絶対に表彰台には乗りたいという強い気持ちでレースを迎えました。

――結果としては満足のいく泳ぎができましたか

はい、そうですね。1位の明治大学はかなりみんなが速くてほぼ優勝するのは間違いないぐらいに思っていたので、とにかく何が何でも表彰台には絶対に上ろうというのを目標にしていたのでそれが達成できて良かったです。

――総合3位という結果についてはいかがですか。

今年のチームとしての目標は総合優勝だったんですけど、去年に引き続き3位ということで悔しい結果になってしまいましたが、来年以降に更に上の順位を目指せるように、僕はまだ2年間あるのでこれより上を目指して頑張りたいと思います。

――きのうの200メートル個人メドレーでも優勝しましたが、きょうの400メートル個人メドレーに向けてコンディションや気持ちの面での準備は上手くできましたか

きのうはきのうで気持ち的には結構切り替えられてはいたのですが、きょうの4種目、しかも400の個人メドレーと800のフリーリレーだったので結構きつかったんですけど、まあひとつひとつしっかり泳ごうと。まあ予選のリレーはちょっとゆっくり泳ぎすぎてしまってちょっと失敗したかなっていうのもあったんですけど、結果としてはまあ個人種目で2冠を達成できたので良い形で終われたんじゃないかなと思います。

――きょうのレースプランはどのように考えていましたか

200の個人メドレーは結構ガツガツいっちゃったんですけど、400はガツガツいきすぎてもちょっとしんどい種目だと思っているので後半で勝負をと思っていて。バタフライで少しゆったり入って、あとの3つで徐々に上げていくというようなレースを想定していました。

――200メートル個人メドレーと同様400でも自由形勝負になると予想していたということですね

そうですね。まあ平泳ぎでもうちょっと前に出られるかなと思っていたんですけど思ったより隣が速かったので、それでも落ち着いて最後まで泳ぐことができたのではないかと思います。

――タイムなど納得のいく結果だったのでしょうか

タイム的には結構納得いかないふがいないタイムだなとは思うんですけど、僕の地元の横浜で開催されていて、自分の中でも結構気合が入った試合で優勝できたので良かったです。

牧野紘子(教1=東大付中教校)

――400メートル個人メドレー(4個メ)での優勝おめでとうございます。振り返っていかがですか

調子は正直疲れもあってきつかったんですけど、女子はシード権獲得を目指す中でいい位置にいて、きょうの最初に千夏(佐藤、スポ1=埼玉栄)が銀メダルを取ってくれたので、私も続いていい流れをつくろうと思っていました。それと4個メは中学生の頃から全国で優勝していたので、負けられないなという思いがありました。

――序盤から積極的に出ていく展開でした

平泳ぎがあまり調子が良くなかったのと、感覚的に後半までそんなに持たないというか、上げられる力がちょっと残っていないなと思ったので、それだったら前半の感覚のいいバッタ(バタフライ)、バック(背泳ぎ)で前に出ようと思っていました。

――4×200メートルフリーリレー(8継)では先頭で帰ってきて流れをつくりました

B決勝にはなってしまったんですけど、香生子さん(渡部、スポ4=東京・武蔵野)も千夏も個人のレースがあって、特に香生子さんは直後なので、香生子さんはきつい分千夏と私で補えればなと思って頑張ろうねと話をしていました。予選よりタイムが上がったのでよかったとは思います。

――今大会は10レース泳いで疲れもあったと思います

本当に疲れもあったんですけど、そこは私だけじゃないですし、サポートの方も本当にたくさん動いてくれて、寝てないとかいうのも聞いたりしてきついなんて言ってる場合じゃないなと思いました。とりあえず8継は最後の力を振り絞りました。

――A決勝次第ですがシード権獲得という目標もほぼ確実になりました

8継はダメだったんですけど他のリレーはちゃんとA決勝に残れたので、8継のA決勝次第でまだ分からないですけど、出せる力は出せたのかなと思います。

佐藤千夏(スポ1=埼玉栄)

――個人種目できょう初めて表彰台に上がりましたがいかがですか

元々400メートル(自由形)でも800メートル(自由形)でも表彰台に上れる力はあったのに、400メートルでは上れなかったので。あとは牧野紘子(教1=東京・東大付中教校)と香生子さん(渡部、スポ4=東京・武蔵野)が個人でメダルを取っているのに私はまだ取ってなかったので、800は絶対表彰台に上りたいと思って泳ぎました。

――リレーでは佐藤選手が後続との差を大きく広げましたね

後ろの香生子さんは2ブレ(200メートル平泳ぎ)の後すぐだったので、少しでも離して余裕を持って引き継いでもらったらと思って泳いでました。

――佐藤選手も長距離自由形のレースの後でスタミナ的にはきつかったと思いますがいかがでしたか

距離に関しては紘子も同じ(ように大変)ですし、私は1番(リレーの)決勝までの時間が長かったので、休憩が長かったというところも含めてより一層頑張らなきゃいけないなと思ってました。

――初めての日本学生選手権でしたが、振り返っていかがですか

3日間で10レースというすごくきついレースを初めてやったんですけど、こういうところで結果を残すところが先輩たちはできていたので、私も見習って来年からにも生かしていこうと思っています。

伊東隼汰(社1=東京・早大学院)

――先ほどのリレーを振り返っていかがですか

僕は200(メートル自由形)は専門じゃないので、先輩方の足を引っ張らないようにとひたすら前に進みました。

――2位という結果でした

はい、とてもうれしいです。

――個人種目でもきょう初めて決勝に進出しました

ちょっと疲れがたまってきててあまりいい結果は残せなかったんですけど、リレーでいい結果が残せたのでこれからまた前に向かって精進していきたいと思います。

――初めての日本学生選手権で、リレーにも全種目出場して体力的にもきつかったと思いますが、いかがですか

こんなに多く(のレースを)泳ぐというのは自分でも初めての経験だったので、できるかどうか不安だったんですけど、なんとか乗り越えられたので、これを自信にしてこれからまたいろいろ挑んでいきたいと思います。

神山瑞季(社3=東京・早実)

――2位以下とかなり差がある状態で引き継ぎを受けましたが

他の大学の4泳者が速いことは分かっていたので、もうひたすら逃げました。

――実際に泳いでみてどのように感じましたか

自分の引き継ぎのタイムがまだわからないんですけど、タッチして1位って分かって本当に良かったと思いました。

――シードをとるのに大事になってくるレースでしたが緊張はしましたか

レース前にB決勝で1位をとればシードを狙える位置にあるというのが聞こえていたので、結構プレッシャーだったんですけど、頑張れて良かったです。

――来年のインカレがひとつ集大成となってくると思いますが、それに向けて目標や挑戦していきたいことなどはありますか。

まずは個人でワセダ基準を突破して、個人種目でインカレに出場することです。今まで通り追い込んでいきたいなと思います。

福岡清流(スポ2=大阪・桃山学院)

――どのようなレースプランで臨まれましたか

予選と同じ感じでいこうとして、予選よりタイムは上げないといけないので、背泳ぎ(のタイム)を上げようとしたんですけど、うまくいかなかったです。

――最後の自由形で1つ順位を上げました

予選より遅いというのは分かってたので、チームのために1つでも順位を上げて、1点でも多く取ろうという気持ちで(順位を)上げました。

――今大会全体を振り返っていかがですか

今年は満足いくかといったら微妙なんですけど、最低限の目標はクリアできて、2種目出て両方ベストで泳げたので、そういうところは良かったかなと思います。

――4年生の先輩に何か一言ありますか

最後全然点取れなくて申し訳ないですとしか。すいませんでしたとしか言えないです。