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庭球部

2018.09.08

関東大学リーグ 9月7日 神奈川・慶大日吉蝮谷コート

9-0で明大を下し、いざヤマ場の法大戦へ/男子明大戦

 関東大学リーグ(リーグ)は第2戦を迎え、早大は明大と対戦した。明大は第1戦で慶大から2勝を挙げた1年生コンビを擁する油断できない相手。しかし、この日も早大はダブルスで順当に3-0とし、シングルス下位陣で決める盤石の戦いぶりを見せる。単複全勝で明大を下し、今後の戦いに弾みをつける結果となった。

 ダブルス1に起用されたのは坂井勇仁主将(スポ4=大阪・清風)・島袋将(スポ3=三重・四日市工)組。一昨年の全日本学生室内選手権以来という久々のペアリングとなったが、それを感じさせぬ安定感抜群のプレーを披露した。序盤から両者のサーブが火を噴き、試合を通して一度もサービスブレークを許さず。両セット共にワンブレークアップで勝利したが、試合後には、「もうワンブレークほしかった。もう少し早めに二人でほしいポイントにピントを合わせられればもっとよくなる」(坂井)とさらなる向上心を垣間見せた。全日本学生選手権(インカレ)チャンピオンと、アジア競技大会銅メダリスト。早大ダブルスを支える二人は、どんなペアリングでもチームに1勝を持ち帰る所存だ。ダブルス2では髙村佑樹(スポ3=千葉・東京学館浦安)・木元風哉(社2=埼玉・早大本庄)組が登場。リーグ初出場となった木元のサーブを中心に序盤から相手を圧倒し、6-1、6-4でチーム最初の勝利を挙げた。開幕戦に続きダブルス3で起用された古賀大貴(スポ3=大分舞鶴)・安上昂志(スポ3=福岡・柳川)組はファーストセットでやや苦戦したが、その後立て直して逆転勝利。これでダブルスは全勝とし、勢いに乗ってシングルスの試合を迎えた。

安定感抜群のプレーを見せた坂井(左)・島袋組

 シングルス6で試合に入ったのは藤井颯大(スポ2=京都・同志社国際)。インカレでは坂井主将を下してベスト16入りするなど今季ブレーク中の選手だ。立ち上がり1ゲームずつブレークし合ったが、その後ギアを上げた藤井颯がなんと10ゲームを連取。終始相手を寄せつけず、リーグデビュー戦を6-1、6-1の快勝で飾った。そして亜大戦に続き、またも試合を決めたのは古田伊蕗副将(スポ4=静岡・浜松市立)だった。最後のリーグ戦に、「自分が出たら絶対に勝つ」(古田)と意気込んで臨んでいる古田。序盤から安定したストロークで優位に立ち、難なくファーストセットを奪う。しかし、セカンドセットからは相手も調子を取り戻し、キープキープの展開が続いた。「フラストレーションが溜まる場面も多かった」(古田)と振り返るように、なかなかブレークできないもどかしい展開となったが、相手のペースにのまれず自分のプレーを貫き通すのが古田の戦い方。そのまま突入したタイブレークでも、集中力を高めた古田は我慢強くラリーをつなげて相手のミスを誘い、開幕戦に続き自らの手でチームの勝利を引き寄せた。チームメイトも絶大の信頼を置く古田がシングルス下位にいることが、チームの精神安定剤になっていることは間違いない。頼れる副将が、今後もチームに勝利を届けてくれるだろう。シングルス4の髙村も苦しみながらも勝利し、シングルス1、2、3にはインカレで3回戦敗退と悔しい思いをした千頭昇平(スポ2=愛知・誉)、田中優之介(スポ2=埼玉・秀明英光)、小林雅哉(スポ3=千葉・東京学館浦安)が登場。それぞれがしっかりと実力を発揮し、三人共にストレート勝ちでチームの全勝に貢献した。シングルスを6-0とし、合計9-0の完全勝利。王者の力を見せつけ、明大を下した。

相手のストロークに食らい付く古田

 圧巻のパフォーマンスでリーグ戦2連勝とし、次戦では法大と相対する。法大は関東学生選手権シングルス優勝の岡垣光祐(2年)、関東学生トーナメントダブルス優勝の小見山僚(4年)・楠原悠介(3年)組といった実力者たちをそろえ、中大を7-2で下し、さらには慶大を追い詰めた怖い相手。今季のリーグのヤマ場となる戦いを前に、「後がない状態でがむしゃらにやってくると思うので、それをこてんぱんにねじ伏せる」(坂井)、「跳ね返すことができたらその後の戦いへ弾みになると思う」(古田)と気合は十分だ。今後のリーグ戦につなげるためにも、今季大学テニス界で波に乗っている法大を圧倒したいところ。開幕2連勝の勢いそのままに、王者の貫禄を見せつけることはできるか。

(記事 松澤勇人、写真 山浦菜緒)

結果

○早大9-0明大



ダブルス1
〇坂井勇仁主将・島袋将6-3、6-4本城和貴・池添克哉
ダブルス2
〇髙村佑樹・木元風哉6-1、6-4合戸廉太朗・安増篤史
ダブルス3
〇古賀大貴・安上昂志4-6、6-1、6-3小坂竜大・北岡志之


シングルス1
〇千頭昇平6-4、6-1本城和貴
シングルス2
〇田中優之介6-3、6-0蓮見亮登
シングルス3
○小林雅哉6-3、6-1市川雄大
シングルス4
〇古田伊蕗副将6-1、7-6(2)池添克哉
シングルス5
○髙村佑樹6(4)7、6-4、6-0田中瑛士
シングルス6
○藤井颯大6-1、6-1藤永啓人

コメント

坂井勇仁主将(スポ4=大阪・清風)

――9-0での勝利です。結果についてはいかがですか

全勝は素直によかったと思います。ファイナルまでいった試合もありましたし、まだまだ完璧じゃないので、次の法政戦まで気を引き締めていきたいと思います。

――きょうのオーダーではリーグ戦初出場の選手もいましたが、どのような意図で組まれましたか

藤井は亜細亜戦で出す予定だったんですけど相手が棄権して出れなくて、木元も力のある選手でインカレでも結果残してるので、使わない手はないなと。これだけ強い選手がそろっているので。彼らは2年生で来年以降引っ張っていかなきゃいけない選手なので、2年生たちは期待を込めて送り出しました。きょうは僕と島袋で出たりだとか新しいペアも試しながら、今後のリーグ戦を戦い抜く上で良いオーダーだったんじゃないかなと思います。

――坂井主将は島袋選手とのペアリングはかなり久々だったと思いますが

久々ではあったんですけど、練習は一緒にしていたので、そんなに違和感はなくできました。

――試合を振り返って

6-3、6-4とどちらのワンブレークアップだったんですけど、どっちももうワンブレークずつほしかったという感じです。もう少し早めに二人でほしいポイントにピントを合わせられればもっとよくなると思います。

――シングルスの試合は見ていていかがでしたか

藤井、田中、千頭の2年生が頑張ってくれたという印象です。小林もきょうはいいテニスができていたので、それが勝ちにつながったと思います。古田はきょうも番人でした(笑)。

――次は重要な一戦、法大戦です。意気込みをお願いします

法政はきょう慶應に負けが決まって、後がない状態でがむしゃらにやってくると思うので、それをこてんぱんにねじ伏せて、4、5戦目に弾みをつけていきたいと思います。

古田伊蕗副将(スポ4=静岡・浜松市立)

――最後のリーグにはどのような意気込みで臨んでいますか

最後のリーグか・・・絶対勝つぞという気持ちです。勝たないと王座に行けないので、王座で優勝できるようにまずはリーグでは自分が出たら絶対勝つことを意識して臨んでます。

――2戦連続でチームの勝利を決めましたが

自分がチームの勝利を決めたのはこないだの亜細亜戦が初めてで。そこはそんなに意識してないんですけど、ダブルス3-0になったらシングルス4、5、6が大事になってくると思うので、そこでしっかり勝てれば上位の島袋、千頭、優之介、雅哉を楽させることができるので、今回自分が決められたのはよかったです。

――今日に試合はセカンドセットで苦しんだ印象です

苦しかったですね。相手が体力的に疲れてそうだったので、ファイナルいっても勝てるなと思ってそんなに焦ってはいなかったんですけど、でもやっぱりブレークできそうでできない場面が続いたので、フラストレーションが溜まる場面も多かったし、応援の声に反応できなかった場面もありました。今後もこういう場面は増えると思うので、感謝の気持ちを忘れずにやっていきたいと思います。

――次は重要な一戦、法大戦です。意気込みをお願いします

法政はきょう慶應とやっていてほとんどファイナルまでいってて、強いチームということは分かっているので、その上で僕らが跳ね返すことができたらその後の戦いへ弾みになると思うので、それはみんな思ってることだと思いますし、みんなで気を引き締めて、9-0目指していきたいと思います。