競走部

2018.09.10

第87回日本学生対校選手権 9月9日 神奈川・等々力陸上競技場

小山がついに全国で優勝!女子マイルは表彰台/全カレ4日目

  大会最終日、早大からは男女合わせて7種目に出場した。男子は入賞者が相次ぐも表彰台には及ばず。また、男子4×400メートルリレー(マイル)では6位と悔しい結果に終わった。一方の女子は400メートル障害で小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)が優勝を果たす。女子マイルでも目標の表彰台に滑り込み、今季の女子マイルチームの強さを証明した。4日間の戦いを終えて男子はトラックの部で5位と優勝には程遠い結果に終わった早大。4年生の欠場が相次ぎ物足りなさが残った一方で、下級生の奮闘が目立った大会であった。次は二週間後の早慶戦となる。昨年は慶大に23点差を付けられ敗北しており今年は絶対に負けられない。今季最後の対校戦でチームとして良い締めくくりができるのか。慣れ親しんだ、織田幹雄記念陸上競技場でエンジが暴れてほしい。

(記事 平松史帆)

★竹内、レース内容に悔しさ残るも早大記録樹立と全カレ初入賞を達成(女子800メートル)

必死で食らいつく竹内

 今年に入り、200メートル、400メートル、800メートルの3種目で自己記録を更新するなど、躍進が続いている竹内まり(教3=愛媛・松山西中等)。全カレでは女子800メートルに出場した竹内は、予選を難なく通過し準決勝に駒を進める。準決勝では「とにかく決勝に残るために、レース展開の方を重視して走った」という竹内だったが、2分9秒52という好タイムでゴール。自己ベストの更新、かつ早大記録の樹立に成功した。迎えた翌日の決勝。レース序盤から集団の後方につけていた竹内だったが、残り200メートル付近での先頭のスパートについていくことができなかった。「不甲斐ないレースをしてしまった」と結果は6位というかたちに終わったが、それでも当初の目標である入賞は達成した。

 全カレにて早大記録を更新した竹内であったが、「もう一段階高いレベルのレースができるように、まずはタイムを出したい」と現状にまだ満足はしていない。この貪欲(どんよく)な姿勢からさらなる好記録が生み出されることを、期待したいところである。

(記事 藤岡小雪、写真 松下瑞季)

★関カレ王者・西久保は4位で敗れる(男子800メートル)

ゴール後にしゃがみ込む西久保

 「ショックが大きくありました」(西久保)。男子800メートルに出場した西久保達也(スポ3=埼玉・聖聖学園)は日本学生対校選手権のレースをこのように振り返った。決勝のレースはスタートからペースが上がらず、400メートルの通過は62秒。スローになったことで、全選手が力を残したまま勝負はラスト1周にもつれ込む。バックストレートに入ったところからスピードが上がるが、西久保は落ち着いて対応し前方に進出。100メートルほど距離を残した地点でさらにギアを切り替えたが、他大の選手も同時にスパートをかける。必死に腕を振ったがこのスパート合戦を勝ち切れず、4位に終わった。

 終わってみれば三人出場の早大勢から表彰台に立つことはできず、改めて800メートルという種目の難しさを感じさせる結果になった。たとえ日本選手権で上位に入った選手であっても少しの差で大きく順位が入れ替わる。西久保や準決勝で敗退した飯島陸斗(スポ3=茨城・緑岡)らもまだ安定した強さは持てていない。悔しさが残る結果になったが、秋、冬の鍛錬を経て来季の飛躍につなげてほしい。

(記事 喜柳純平 写真 佐藤詩織)

★小山が地元で優勝果たす(女子400メートル障害)

ゴール後、喜びを爆発させる小山

 早大のお家芸とも言える女子400メートル障害には小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)、村上夏美(スポ1=千葉・成田)、関本萌香(スポ1=秋田・大館鳳鳴)の三人が出場した。

 7日に行われた予選では、リラックスした走りで三人ともに準決勝に駒を進めた。翌日の準決勝では1組に出走した小山が1台目から一度も先頭を譲らない強さを見せ、順当に決勝進出を決めた。続く2組では村上と関本が隣同士のレーンでレースを進め、村上が最終ハードルからスピードを上げ4着に滑り込みタイムで決勝へ進出。一方、関本はラストで失速してしまい、6着に終わった。

 「優勝したいという思いが強くあった」(小山)、「表彰台に乗ることが目標」(村上)とそれぞれが目標を持って挑んだ決勝。序盤から小山と伊藤明子(筑波大)のマッチレースの展開となる。前を走る伊藤のテンポに合わせて前半から攻めて行った小山は250メートル付近でリードを奪う。先頭に立った小山はホームストレートに吹く向かい風をものともせず、その後もみるみる後続を突き放し、1着でフィニッシュ。チームに大きな8点をもたらした小山はゴール後にガッツポーズを見せた。村上も前半は積極的な走りだったが、レース後半の切り替えが思うように行かず、5位でゴール。目標の表彰台には届かず、悔しい結果となった。

 小山、村上に加え、惜しくも決勝進出はならなかった関本もU20世界選手権の日本代表という実力者。そんな強力なメンバーが早大にはそろっている。「佳奈さん(小山)に続いて次の順位を取りたい」(村上)。その思いがお互いをさらに高め合っていくことだろう。

(記事 岡部稜 写真 藤岡小雪)

★吉田が2年連続の入賞を決める(男子3000メートル障害)

5位入賞の吉田。トラック最終レースは悔しい結果に終わった

 男子3000メートル障害には岡田望(商4=東京・国学院久我山)、吉田匠(スポ2=京都・洛南)が出走。予選一組目に登場した岡田は着順では決められなかったものの、タイムで拾われ決勝進出。続く吉田は先頭で集団を引っ張り、余裕をもって予選を通過した。

 翌日の決勝では本種目3連覇中の塩尻和也(順大)がレースを引っ張った。1000メートルの通過は2分50秒となり大会新記録のペースで推移する。吉田は4位集団の前方で待機し、岡田も集団に食らいついていた。ただ2000メートルを過ぎると、塩尻についていけなくなった選手たちが前方から落ちてくる。吉田は必死に前との差を詰めたが追いつくことはできず、さらに後方からスパートをかけてきた選手に抜かされ5位でフィニッシュした。岡田は中盤まで4位集団に食らいついていたが、後半にややペースダウン。自己ベストからも遅れた12位と不完全燃焼に終わった。

 今大会でトラック種目は一区切りとなり、吉田や岡田ら障害の選手たちは駅伝シーズンに向かう。距離はのびるが、トラックで培ったペース変動やアップダウンへの対応力は活きてくるはずだ。駅伝でもチームに貢献する走りに期待したい。

(記事 喜柳純平 写真 斉藤俊幸)

★女子マイル、9年ぶりの入賞は表彰台へ!(女子4×400メートルリレー)

大混戦となったゴール。小山は3着でゴールに飛び込んだ

 今季は関東学生対校選手権(関カレ)で3分40秒08の好タイムをマークし、勢いに乗っている早大の女子4✕400メートルリレー(マイル)。今大会は3位入賞を目指し、全国の強豪校に挑んだ。

 予選は村上夏美(スポ1=千葉・成田)、兒玉彩希(スポ3=大分雄城台)、関本萌香(スポ1=秋田・大館鳳鳴)、小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)のオーダー。早大は中京大、山学大と先頭を争う展開となったが関本から小山のバトンパスでリードを奪う。そしてアンカー・小山の安定した走りにより、1着で決勝進出を決めた。

 村上、関本、竹内まり(教3=愛媛・松山西中等)、小山という関カレと同じオーダーに変更して臨んだ決勝。「前半リラックスして走れた」と話す村上は後半に伸びを見せ、1位近くで関本にバトンを渡す。スターターとしての役目を果たした。関本がオープンレーンに入ると四校がトップ争いをする大混戦に。関本は集団から遅れることなく走り切り、トップとほとんど差のない4位で3走・竹内へ。「関本が良い位置で持ってきてくれたので、私が少しでも詰めて小山に渡せるように」と自分の走りを意識した竹内。バックストレートで3位に順位を上げる。その後も順位を保ったまま、アンカー・小山にバトンを託した。前を走る立命大、駿河台大を追って小山は前半から攻めの走りを見せる。迎えたラスト100メートル。小山は駿河台大をかわし、2位に上がる。そして懸命に先頭の立命大を追うが、その瞬間、猛然と追い上げて来た日体大に外側から抜かされ、そのまま3位でフィニッシュ。上位5チームが約1秒の中に集まる大激戦となった。

 順位は3位と目標を達成し、ゴール後には笑顔で健闘を讃え合っていたメンバーたち。その反面、記録は3分40秒19とシーズンベストにわずかに届かず。「40秒のカベがまだ厚いことを感じた」と小山は振り返った。しかし全カレにおける女子マイルの入賞は2009年(1位)以来、9年振りの偉業。しかも早大記録・3分39秒17は同じく2009年にマークされたものだ。春先から掲げる早大記録の更新。この目標が近いうちに達成される見込みは十分にある。

(記事 岡部稜 写真 喜柳純平)

★無念の6位…。『リレーの早稲田』は次に持ち越し(男子4×400メートルリレー)

ゴール直前の伊東

 早大が一番の資格記録を持つ男子4×400メートルリレー(マイル)。大会3日目の予選は小久保友裕(スポ2=愛知・桜丘)、松本朗(スポ1=福岡・戸畑)、村木渉真(スポ2=愛知・千種)、伊東利来也(スポ2=千葉・成田)のメンバーで挑んだ。小久保が1着でバトンを渡すと、松本がラストで粘り1番を死守。その後は他大を突き放し、1着でのゴールとなった。翌日の決勝では1走と3走の小久保と村木を入れ替えて挑んだ早大。村木が好スタートを切ると、そのまま加速し2番で松本へ渡す。オープンコースになる頃には集団となり、松本もその中でレースを進めたが最後のスパートで他大学に先行される。さらにここで痛恨のバトンミスをしてしまいタイムロス。7位の状況から走り始めることとなった小久保は得意の後半で順位をあげ、5番で伊東へバトンを託した。伊東はすぐさま2人をかわし3位でレースを進めるも、前半で力を使いすぎたことからラストで伸びを欠いてしまう。6位でゴールに飛び込み、伊東は悔しそうな表情を浮かべた。「自分の経験不足から、焦りが出てしまった」(伊東)。優勝を目指していただけに悔しい結果に終わった早大。しかし、マイルチームは全員が2年生以下と若いメンバーがそろっている。2年生の400メートルトリオを中心に、『リレーの早稲田』を取り戻せるか。苦い経験をしたチームは強い。

(記事 平松史帆 写真 佐藤詩織)

男子結果

4日目

▽男子800メートル決勝

西久保達也(スポ3=埼玉・聖望学園) 1分54秒43(4位)



▽男子3000メートル障害決勝

吉田匠(スポ2=京都・洛南)   8分51秒49(5位)

岡田望(商4=東京・国学院久我山)9分10秒40(12位)


▽男子4×400メートルリレー決勝

早大(村木-松本-小久保-伊東) 3分08秒89(6位)


女子結果

4日目

▽女子800メートル決勝

竹内まり(教3=愛媛・松山西中等)  2分10秒30(6位)


▽女子400メートル障害決勝

小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)   58秒34(1位)

村上夏美(スポ1=千葉・成田)   59秒72(5位)


▽女子3000メートル障害決勝

北本可奈子(早大院2=愛知・千種)   10分49秒16(9位)


▽女子4×400メートルリレー決勝

早大(村上-関本-竹内-小山) 3分40秒29(4位)



▽女子走高跳決勝

仲野春花(スポ4=福岡・中村学園女) DNS


コメント

岡田望(商4=東京・国学院久我山)

――今大会の目標はありましたか

タイムは置いておいて、必ず入賞して、最後の全日本インカレ(日本学生対校選手権)ですので、1年生の8位以上の順位を目標にしてやってきました。

――合宿の消化具合はいかがですか

もともと駒野亮太長距離コーチ(平20教卒=東京・早実)と相談して、2次合宿が菅平と妙高であった中、菅平は距離を重視して、駅伝シーズンにも向けた体力作り、妙高からは3000メートル障害に特化した練習を積んでいきました。調整を入れてベストな状態で合宿から臨むことになりました。

――調子は上がっていましたか

そうですね。合宿もケガなく消化できたので自分の中ではすごく最高の準備ができたかなと思っています。

――予選を振り返って

他大の選手も自分と自己ベストが同じかそれ以上の選手が多かったです。自分の持ち味はラスト1000メートルからのスパートだと思ったので、自分がベストのレースをする事で、予選通過が見えてくるかなと思ったので、それだけを意識して走りました。

――決勝のレースはいかがでしたか

決勝は失うものは何もないとうことで、3000メートル障害自体が人生最後になってしまうので、そういう意味で自己ベストも出したいし、入賞もしたいし、あとは悔いない形で終えたいなと1番考えていたことでその上で全力出しつくして、結果は12位ということで、悔しさは少なからずあります。ただそれよりも自分の4年間を出し切っての結果なので、悔しい一方で、それが全国の舞台でできたことで、すごい充実感も同じようにあります。

――今大会で最後のインカレとなりました

全日本インカレ自体は1年生の頃から出て以来3年ぶりとなって自分自身の中で関東インカレ(関東学生対校選手権)もそうでしたが、大2、大3と陸上自体が嫌になることや腐ってしまった時期もあってその中で自分の中で復活して全国の決勝の舞台に立てたというのは自分の中で財産になります。ただ、まだ陸上競技が終わったわけではなくて、あと3ヶ月少しあります。そういった意味で今回ここまで立たせてくれた色んな人に感謝しつつ、残り3ヶ月半をこの先頑張ることが恩返しになると思うので、ここからまた気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

――今後の目標はありますか

これからチームが駅伝シーズンに入るということで自分自身三大駅伝にはまだ出たことがなくて全日本インカレには3000メートル障害としては出場できますがチームの中で駅伝を考えた時の位置付けとしては決して高いものではありません。まずは4年生ということでこの結果を生かしてチームにはっぱをかけると同時に、自分自身の最後として悔いがないように駅伝1つ、やはり箱根で自分自身山下りをやりたいという気持ちがあるので、そこに向けて最後全力で3ヶ月やっていきたいかなと思います。

南野智美(スポ4=山口・西京)

――最後の日本学生対校選手権(全カレ)を終えた今のお気持ちは

一番苦しかったですけど、一番幸せな全日本インカレだったと思います。この早稲田で過ごした四年間を凝縮した全カレだったなと思います。

――まずは七種競技から振り返らさせていただきます。初日は苦しい出だしとなったと思いますがいかがでしたか

6月の日本選手権あたりから全然調子が上がってこなくて、やっと動くかなという状態で迎えた1日目でした。練習の中で手応えがいまひとつなく、不安は自分の中ですごく大きかったかなと思います。でも緊張していたとかはなくて、できる範囲でと言いますか、記録は狙って挑んではいました。やっぱり練習の成果がそのまま出たという形で。不安が的中した1日目で、本当に心が折れそうでした。

――初日を終えて切り替えたところはあったのでしょうか

そうですね。七種が(4日間のうちの)初日にあるということで、絶対に早稲田の流れを作りたい、私が最後に出来るのは流れを作ることだと思って挑んだので、本当に心が折れそうだったんですけど、ここで諦めるわけにはいかなくて。後輩のみんなであったり礒先生(繁雄監督、昭58教卒=栃木・大田原)を始め、いろいろな方々がここまで支えてきてくれて、いま四年目でしっかりと試合に出ることができているので、簡単に投げ捨てちゃいけないなという思いでした。あと私自身2日目のほうが得意ではあったので、確かに初日はボロボロではあったんですけど、点数差を見ると、3位と183点差だったので、その選手に日本選手権でも100点差をひっくり返した子だったので、そのときは800メートルで返したのですけど、他の種目で今回巻き返せる自身はあったので、狙えないことはない、ただ本当にうまく行って3番までは行けるという自信を持って。あと後輩には諦めた姿だけは絶対に見せちゃいけないと思って。それだけを、流れを作ることが本当に最後の仕事だと思って、切り替えて。むしろ悪過ぎたので開き直って、本当に最後、最後だから楽しもうと思っていきました。

――2日目のやり投は自己新記録の投てきとなりましたが、振り返るといかがでしたか

学校の練習ではすごく調子がよくなってきてて、関カレと日本選手権では投げられなかった分、練習で手応えがあったので、「いける」と思って挑みました。ただ、1投目、2投目とまた悪夢のように投げられなくて、正直自分でも何で投げられないのか全然わからなくて、どうしようと思っていました。いつもアドバイスをくれる子がアドバイスをくれて、「投げ急いでいる」と言われたときに、投げようとしてたなと思いました。もう投げようとしても投げれるわけじゃないんだったら、まっすぐに投げる基礎基本に帰ることと、脚は動いている自信があったので、四年間を全部思い出して、この最後の1投で自分の四年間やってきたことが良かったのか悪かったのかわかるなと思って。でも良かった自信しかなかったので、あとは信じて、「行きます!」と言ったときに後ろからみんなが「はい!」と言ってくれて、行けるなと思いました。怖がらずに全力で投げた結果がしっかり風に乗ってくれて47メートル45のベストにつながったと思います。

――投てき後にはガッツポーズも見せていました

そうですね。もう「行ったー!」と思っいました。私自身、父親が亡くなったんですけど、父親の影響で野球を始めて、肩には自信がありました。全然やりを投げられなくていたんですけど、この最後の最後に、陸上をやってきた13年間もそうですし、野球をやっていた小学校の6年間も全部生きたなと思いました。本当に、全て無駄じゃなかったなという思いと、だからこそ父親もそうですけど家族であったり、礒先生をはじめとするワセダの関係者の皆様に本当にありがとうと思った瞬間でした。

――逆転して2位に上がりましたが、この結果についてはいかがでしたか

3番まで上がった時点で点数差が全然なくて、やはり800メートルに関しては、私自身は短長の方でずっとやってきたので、絶対に追われる立場だとは思ったんですけど、絶対に負けない自信はあったので、何も怖くなくて。むしろ短長で走ってきた日々であったり、短長のメンバーを思い出したら何も怖くなくて。むしろ800を走ることが楽しい、あと2周しかないんだと思うと、タイムは良くなかったんですけど、すごく良かったというか、一番楽しい800だったなと思います。

――3日目の100メートル障害を振り返るといかがでしたか

3日目は七種が終わって筋肉痛がすごくて。練習の段階で動かないところはあったんですけど、どうしてもDNSを最後に作りたくなくて。やっぱり勝負できてこその部分はあるんですけど、最後の最後にDNSで終わるよりは一本しっかり走ってエンジを終わろうと思ったので出ました。タイムは悪かったんですけど、出たことに後悔はないです。

――南野選手にとって早大の四年間はどのようなものでしたか

陸上を始めて13年間のうちの四年間だったんですけど、一番苦しかったなとは思いますけど、本当に一番最高で幸せな四年間だったなと思っています。感謝の言葉が尽きないです。

――競技は卒業後も続けられるのでしょうか

そうですね。私はベンチャーの企業に行くので、そこでしっかり働きながら空いた時間を見つけて、働くアスリートになれればいいなと思っています。まだ実業団に入って本格的に競技をするというのはないんですけど、自分で時間を見つけて。今スポーツ自体が2020のオリンピックに向かっていて、スポーツのあり方もちょっとずつ日本の中でも変わってきているのかなと思います。今、陸上競技は社会人だとトップで戦うには実業団に入って、というところがメインになってくると思うんですけど、逆に今を追い風にして、色々なかたちで陸上競技が出来る環境を見つけていけたらいいなと思って、自分ができる限りでやっていこうかなと思っています。

――専門種目は七種競技を続けられるのでしょうか、それともハードルに絞られるのでしょうか

基本的にはどっちもやろうと思っています。やっぱり七種競技が大好きで。ただ2020年に大阪の長居で日本選手権が(混成競技が)一般種目と同時にあるので、私が混成で一番最初に日本一を取ったのが長居だったので、そこが父親が最後に見てくれた大会でもあって、長居には個人的にすごく思い入れがあるので、2020が長居であるんだったら、それだけはどうしても出たいなという思いがあるので、社会人になったらまずはそこを目指して、頑張ろうと思います。

竹内まり(教3=愛媛・松山西中等)

――今大会の目標はどのようなものでしたか

個人種目の800メートルでは入賞することが目標で、マイルリレー(4×400メートルリレー)では決勝で勝負して、表彰台に上ることが目標でした。

―今大会を迎えるにあたって、調子はいかがでしたか

夏合宿も順調にこなすことができて、かなり良い状態で臨めたと思っています。

――準決勝では自己ベストを更新し、早大記録を樹立されましたが、意識されていたのでしょうか

タイムというよりは、とにかく決勝に残るために、レース展開の方を重視して走ったので、タイムは後からついてきてくれたという感じでした。

――決勝では、最後のスパートに着いていけていなかったと思うのですが、体力面が厳しかったのでしょうか

序盤から前の集団と少し離されていて、ラストの切り替えも上手くできなくて、レースに参加できないという、不甲斐ないレースをしてしまったと思っています。

――次に、マイルについてお伺いします。チームでの目標はどのようなものでしたか

最高の目標としては、早稲田記録を更新して、表彰台に上るというのが目標でした。

――混戦の中でのレースとなりましたが、いかがでしたか

関本(萌香 スポ1=秋田・大館鳳鳴)が良い位置でもってきてくれたので、私が少しでも前と詰めて、小山(佳奈 スポ2=神奈川・橘)に渡せるように、レース展開を意識して個人の走りとしてはできたと思います。

――3位という結果について、どのように捉えていますか

私が予選で走れなくて、ケガあけの兒玉(彩希 スポ3=大分雄城台)がしっかり繋いでくれたことや、万全の状態じゃない、小山や関本がしっかり走ってくれたのが、この結果に繋がったんだと思います。

――最後に、今後の意気込みを、個人チーム共にお願いします

個人では、400メートルでも800メートルでももう一段階高いレベルのレースができるように、まずはタイムを出したいと思っています。リレーでは、春先から掲げている早稲田記録の更新を一番の目標として、短長メンバー一丸となって頑張りたいと思います。

西久保達也(スポ3=埼玉・聖望学園)

――今大会に臨むにあたって調子や状態はいかがでしたか

自分の中ではそれなりに良い調子で臨めたと思っていましたが、試合をしてみて自分の思っていたほど調子が良くなく、そのズレがあったという感じです。

――夏の練習の消化具合はいかがでしたか

1年生の時と2年生の時の2年間、夏はうまく練習を積むことができずに全カレ(日本学生対校選手権)に合わせることができなかったのでそれと比べれば今年は練習の消化状況的にも悪くはない状態で、それが自分の中でも今年はいけるかもという自信にもなっていました。

――自分の中でのズレというのは予選の段階からあったのでしょうか

予選の段階では組を見てわりと楽な展開で進めることができたのですが、準決勝以降で思ったような走りができず決勝にもやや疲労感が残るような状態で挑みました。

――かなりスローペースでレースが進みましたがいつ勝負をかけようと考えていましたか

スローになるというのは自分の中でも想定範囲内で、今回の決勝のメンバーはラストのスピードに自信のある選手が多くいたので、なるべく最後まで力を温存して最後の勝負で勝つというプランを持ってはいたのですが、まだ自分の考えが甘かったというか他の選手がうわてでした。

――途中までは得意な展開のように見えました

きょうもラストの直線に入る段階で前の瀬戸口(大地、山学大)を抜いて関カレ(関東学生対校選手権)で勝った展開に近い展開でいけると思ってはいたのですが、動画で見返しても内側からも外側からもこられていて、そこのラスト30メートルで体がうまく動かずキレのある動きができませんでした。

――フィニッシュ後なかなか動き出すことができませんでした

そうですね、もちろん優勝を目指してやっていたし、レース展開的にも勝てるレースだったのでそういう勝ち切らなければならない展開で4位に終わってしまったというショックが大きくありました。また、必ず1位をとってチームに貢献するという使命感を持って走っていたのでそれができなかった申し訳ない気持ちも大きくありました。

――来シーズンに向けた目標はありますか

やはりタイムを出していかないといけない、タイムを出していかなければ日の丸をつけるための選考にも引っかかってこないので勝つというのは4年生としては大前提だとしてしっかりと記録を残していくこと、そして日の丸をつけるというのを目標にやっていきたいと考えています。

――具体的なタイムはどれくらいを考えていますか

できれば今年中に1分47秒を切りたいと考えていて、そこから46秒台を継続して出せるように考えています。

――次は早慶戦ということになるのでしょうか

そうですね、後は早慶戦と国体(国民体育大会)を考えています。

――今シーズンをふまえて秋、冬で強化していきたいポイントはありますか

今回の試合もそうだったのですが、スローペースの展開になってしまった時に前に出てレースを組み立てるという思い切りをなかなか持つことができないことが課題なのでそこを出せるようにしていくことと、そういう展開でラストを1500メートルの選手やラストがキレる選手に負けてしまうというところがあるので、一度スパートをかけてもう一度、二段階でスパートをかけられるような練習に取り組んで、とにかく負けないレースができるように力をつけていきたいと思います。

伊東利来也(スポ2=千葉・成田)

――今の率直な気持ちをお聞かせください

今回の目標は400(メートル)の個人と、マイル(4×400メートルリレー)で優勝することでした。どちらも達成できなかったのは自分の力不足を感じて悔しいです。

――400メートルでは予選から45秒台で自己ベストでした。記録は狙っていましたか

45秒が出たレースは予選決勝共に、一つ前にウォルシュ選手(ウォルシュ・ジュリアンジャミイ、東洋大)がいたということもあり、ウォルシュ選手は前半から積極的に攻めるレースなのでそれを利用させてもらい、ついていったら出ればいいと思っていました。そういう意味では狙っていたと言えるかと思います。ただ、一人で走って45秒台が出るかというと、そこまでは自信が無いです。人の力を借りる、というのもありますが自分の力で45秒台出すということができたらと思っています。

――400メートルの決勝でのレースプランはありましたか

予選を走ってみて45秒台は狙っていたんですが、(実際に走れたことは)自分の中では自信になりました。予選ではウォルシュ選手と競ったわけではないので、その感覚もあったので、予選のようなレースができたらと思っていました。ウォルシュ選手についていって、ついていくのもできるだけ力を使わずに、150メートルから仕掛けていければと、監督(礒繁雄監督、昭58教卒=栃木・大田原)と相談して臨みました。

――バックストレートで追い風を受けて加速しているように見えましたが、感覚としてはいかがでしたか

自分のレースパターンから見るとオーバーペースだとも思ったんですが、自分の感覚としては許容範囲の中でのスピードというのが今までよりも上がったということがあると思います。今回のバックストレートでの加速というのはこれまでよりも良かった点だと思います。

――2位という結果に関しては悔しい思いの方が大きいでしょうか

そうですね。優勝を目指していたので2位というのは悔しいです。

――シーズン通して、ウォルシュ選手と戦うことが多かった印象です。その点に関してはいかがですか

日本選手権までは今回とは違って前半に抑えていって後半うまく粘れるかというレースパターンでした。夏の菅平の合宿を終えて、きっかけをつかんだといいますか、前半にうまく乗れる感覚をつかむことができました。日本選手権までのレースと、今回の全カレでのレースとはまた違った意味で練習がうまくいっているというか、礒先生の指導がうまく自分に結びついていると感じました。

――予選、決勝とウォルシュ選手と抱擁されていましたが、何かお話はされましたか

「お前、速くなったな」というように言ってくださって。一人のアスリートとして認め合ったというのが僕の中ではあったのかなと思います。

――マイル(4×400メートルリレー)についての話に移ります。決勝で女子が3位に入り、ハイタッチをされていましたが、どういった心境でしたか

女子が目標だった3番に入って、その勢いをもらうというハイタッチでした。

――4走ということでそれまでの仲間の走りを見ていていかがでしたか

1走と3走の走順を入れ替えたんですが、想定どおりにはいかないなと自分も含めて感じました。4走まで優勝を目指してやっていた中で勝負に出たオーダーだったんですが、うまくレースの流れに乗ることだったり、それぞれが自分の役目を果たせなかったのかなと4人総じて思いました。

――伊東選手がスタートしてからすぐに加速されていましたが、焦りなどはあったんでしょうか

焦りから僕の経験不足もあって、前を追わなきゃ追わなきゃと思ってしまって、競るということに意識が回ってしまいました。同じように入ったとしても今日の決勝の方が力を使って走ってしまったのでそこがまだ自分の力不足やレースの経験不足を感じました。

――後半の方は、いつもの伸びが見られなかったように感じましたが、前半の力を使った部分が影響したんでしょうか

そうですね。

――今後の目標はありますか

早慶戦が2週間後にあるのでそこもエンジを着るので、チームの総合得点で勝利をすることはもちろんですが、自分の種目で勝つということです。4×200メートルリレーにも出場する可能性があるので、出場すれば優勝したいと思います。

――マイルチームとしては日本選手権リレーでしょうか

まだ出場するか分かりませんが、出たとしたら準備をして優勝を目指したいと思います。

小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)

――今大会の目標を教えてください

1週間前に1度肉離れをしていたので、走り切って早稲田に1点でも多く入ればいいなと思っていました。400メートルハードルについては地元でのパワーを得て優勝したいという思いが強くあったので8点入れるのと、マイルリレーも3位入賞を目標にやっていました。

――地元でのレースとなりましたがその点についてやはり思い入れなどは強くあったんでしょうか

ありましたね。400メートルハードルを初めて走った初戦がここで、その次に走ったのが(今大会の)予選の400メートルハードルだったので2回目なんですけど、結構思い出が詰まってる競技場です。

――夏休みの練習ではどのような部分を強化されてきましたか

夏合宿では昨シーズン前腿を痛めてしまったので坂などはやらずに心肺系の練習をするのと、あとは夏前半でタイムが出たので後半にも繋がるような練習計画をして来ました。

――右脚の怪我は肉離れということでしたが、状態はいかがでしょうか

多分もう大丈夫だと思います。

――肉離れは具体的に言うとどの部位でしょうか

右脚のハムの内側の部分です。

――400メートルハードルについて、レースの前半から飛ばしていたように見えましたがご自身ではどのように感じましたか

前半(前の選手を)追っていたのでそこで上手く風に乗りながらレースをしていって、前が筑波大学の人でその方は結構前半行く選手でテンポ、リズム、歩数が一緒なので、そのテンポにあわせて行けば後半は巻き返せるかなと思っていたので、その点に関しては前半から結構攻めていきました。

――250メートル付近から抜け出しましたが、後半の伸びについてご自身ではどのように感じましたか

後半は向かい風だったんですけどみんな受けてる風は一緒だと思うので、最後は粘り強く、諦めずにゴールまで突っ走りました。

――ゴール後にはガッツポーズも見られましたが、どのようなお気持ちだったんでしょうか

昨シーズンは怪我で全日本インカレ(日本学生対校選手権)も出てなくて、対校戦など全国の舞台で優勝したのが初めてだったのと、ケガもありつつ早稲田に8点入れることができてとても良かったという思いでガッツポーズしました。

――マイルリレーについて、アンカーとして3位でバントを受け取りましたがその時のお気持ちについて教えてください

ラスト100メートル付近で前にいた選手を捉えられると思ったんですけど、みんな結構後半に力が余ってたので、優勝出来るかなと思ったんですけど、400(メートル)の走りがあんまり速くないのでそこを改善したらもっともっと上に行けるじゃないかなと思いました。

――積極的な走りに見えましたが、ご自分ではどのように感じましたか

結構前半攻めました!

――3位という結果についてご自身ではどのように考えていますか

3位をレース前の目標にやって来たので凄い嬉しいんですけど、やっぱり40秒の壁がまだ厚いなっていうのを感じました。

――次の大会のご予定について教えてください

次は国体(国民体育大会)に出場します。

――国体での目標を教えてください

国体(国民体育大会)は上のシニアの選手もいるので、日本選手権のリベンジということで優勝を目標にするのと、タイムも狙っていきたいなと思っています。

吉田匠(スポ2=京都・洛南)

――きょうの目標とレースプランを教えてください

目標としては表彰台でタイムとしては5分を切りたかったなと。レースプランとしては塩尻さん(和也、順大)がとばすことはわかっていたので、それに荻野さんあたりがどう着いて行くかっていうのを見極めながら着いて行くか、着いていかないかを決めていこうということで、どちらかと言えば始まってから決めていこうという感じでした。

――3人が飛び出すことは想定内だったのでしょうか

想定内ではあったんですけど、実際に体感してみたら、つけたかもしれないんですけど潰れてしまいそうだなと保留にしてしまいました。

――そこは反省点ということでしょうか

そうですね。そこでつけるだけの走力であったり、ついていっても大丈夫だって思える自信があればついていけたので、やっぱりここでついたら後半たれてしまうだろうなっていう気持ちから抑えるということにつながったと思うので、反省点ですね。

――4位集団を引っ張る形になりましたが、それは前を追っていこうということでしょうか

そうですね。3位を最後まで目指していたので、距離は離れていってましたが、ある程度の距離が離れていてからはキープしていたというか、離されずに距離がだんだん縮まったりもしていたので、最後まで3位を目指す姿勢を見せたかったですし、そこで前に出してしまったら心が折れてきつくなってしまうので、先頭は譲らないように決めていました。

――位置どりについてはいかがですか

できれば3人の集団について4位につきたかったですけど、それができなかった中ではいい位置どりでしたけど、できればついて行きたかったですね。

――最後に抜かれてしまいましたけど、それについてはいかがですか

正直スプリントがないことは自分の中でわかっていたので、あそこで抜かれた時点できつかったんですけど、2人に抜かれて1人抜き返したのはよかったです。ただ、1人は抜ききれなかったですし、そこまでで離せなかった走力が足りなかったと。スプリントは鍛えても限界があると思いますし、それこそ塩尻さんみたいに最後の勝負になる前に引きちぎるぐらいの力がつけばああいうレース展開にはならないと思うので、走力をまだまだつけていかないといけないなというのを実感しました。

――お話にもありましたように塩尻選手が記録を出されましたが、同じ競技をする選手としてはどのように捉えられていますか

僕が目指さないといけないのはそういうところだと思いますし、いい見本というと上から目線な言い方になりますけど、お手本となるような選手です。力もありますし、レースとしても周りを気にせずに先頭でどんなレースを走っても自分のペースをひたすら刻んで同じレースをするので僕もそういうレースができるようにならないといけないと思います、ラストのスプリントではなくて、さっきも言いましたが走力をつけて周りを気にせずに自分のペースでずっと走っていけるような力をつけていきたいと思います。

――先程と関連しますが、3000メートル障害としての今後の目標を教えていただけますか

今年はこれで終わりになるのでまた来年以降になるんですけど、日本選手権標準もあと少しできれていない現状ですし、来年はユニバーシアードもありますし、できればユニバーシアードに出場を目標にしていきたいとは思っています。現実的に考えてまだそこは遠いかなと思いますし、1つずつタイムを出していきたいのでとりあえず50秒切りというのを1番近い目標としています。50秒を切って40秒台を続けていければユニバーシアードも狙っていきたいので、とりあえず今はそれをするための下積み期間というか、この冬でその力をつけて、駅伝で20キロとか走れるようになれば自ずとその力もついてくると思うので、今はサンショーの目標ですけど、サンショーのことは忘れて走力をつけることですね。どっちにもつながることだと思うので、駅伝もサンショーもともに目標として頑張りたいです

――振り返りにはなりますが、今年U20世界選手権に出場されてご自身の中で収穫はありましたか

世界の舞台で自分の走りをして、自己ベストも出せましたし、ただ自己ベストといっても数秒のベストになってしまったんですけど、そういう舞台で自分の走りができたというのは収穫です。世界で5番というのも自信になりました。収穫というか、自信をつけることができたと思います。ただそういう安定した走りができた分なかなか壁が破れていないという状況なので、安定した走りはこのトラックシーズンで自分の中でできてるなというのがあるので、次は壁を破れるようにしていきたいなと思います。

――壁を破るというのは爆発力をつけるといったイメージでしょうか

まあそうですね。爆発力をつけるというのもありますし、ただ爆発力というと1本のレースだけになってしまうので、もっと高い水準安定したいというふうに考えているので、それのきっかけとして1度50秒を切って50秒切れるのが当たり前になってしまえば、何回でも50秒が切れると思うので、とりあえずどこかの試合で50秒を出したいです。

――夏合宿はきちんと練習はつめていましたか

まあまあ練習はつめていたんですけど、1次2次通して自身につながるような合宿だったとは正直言えないのです。ただ実践的になってくるのは3次からだと思うので、1次2次で走る下積みとしては距離をつめたので、3次で駅伝実践に向けた練習が入ってくるので、力をつけるとともに自信をつけて駅伝に臨めたらなと思います。

――調子としてはそこまでいいわけではなくという感じですか

普通という感じですね。これから調整が始まりましたけど、がっつり調整したわけでもなく合宿の流れから来た感じなので、調子としては普通です。

――意識して強化した部分はありますか

走る距離は意識したのと、強化というかトラックシーズンで接地を変えた部分があって、接地を意識して合宿も取り組みました

――成果として感じるものはありましたか

接地が変わって使えてる筋肉はいいなと感じてる部分はあるんですけど、今までその筋肉を使って来ていない分長い距離になったら筋肉的にきつくなって後半ペースが落ちてしまうのが課題になっているので合宿期間中にそこを鍛えれたらなと思います。

――まもなく駅伝シーズンが開幕しますが、個人的な目標としてはどのようなことがあげられますか

去年は全日本(全日本大学駅伝対校選手権)しか走れなくて、しかも走った結果もよくなかったので、全日本の借りは全日本で返したいです。三大駅伝全部出たいですし、出ないといけないと思っているので、三大駅伝全部に出場してチームに貢献する走りをしたいです。そのために区間上位を狙って走ればそれが自ずとチームのためになってくると思うので出るだけではなくて戦うというところを目標にしていきたいです。

――ご自身のチーム内での役割はどのようなものだと思いますか

まだ2年生ですけど、去年が4年生主体のチームだったので4年生がガバッと抜けてしまって、しかも今の4年生が調子が悪い人がいたりとか、3年生もちょっとまだ調子が上がっていない人がいたりするので、若いチームになっているのかなと感じています。1年生も多いですし、その中で2年生も調子が悪くて上のチームに僕しかいないという状況なので、2年生ということで4学年で見たら下級生に入る部類ではあるんですけどそういうことは気にせずに先頭に立ってチームを引っ張っていきたいと思っています。引っ張ってもらうという気持ちよりは引っ張ってチームを盛り上げていけたらなと思います。

――走りたい区間はありますか

出雲(出雲全日本大学選抜駅伝)、全日本は気にしていないですけど、箱根(東京箱根間往復大学駅伝)は結構5区を意識しているので、安井さん(雄一、平30スポ卒=現トヨタ自動)が抜けちゃっているので、山を登れたらというのを考えつつ山で鍛えておいたらその走力は平坦でも生かせると思うので、山というのを考えながらどこでも行けるように準備をしたいと思います。

――上りの練習とかはまだですか

まだしていないです。今は走力を鍛えている状態なので。特に山に特化した練習はしていないです。

――自分の心持ち、イメージの中でという感じでしょうか

そうですね。思ってるだけという感じです。

――最後にチームとしての目標をお願いします

去年は箱根駅伝1本で、出雲、全日本はそのステップという形になっていたと思うんですけど、今年は三大駅伝全てで3位以内という目標になっていて、全部で結果を残すという目標になっているので、出雲だから捨てていいやというふうになっていないので、去年の全日本でシード落ちをしてしまいましたが、そういうこともないように、チームとして全ての駅伝で結果が残せるように最後の合宿で準備をしていけたらなと思います。

村上夏美(スポ1=千葉・成田)

――この試合にはどのような目標を掲げて臨みましたか

400メートルハードルは表彰台に乗ることが目標で、途中まで3位とれるかなという感じだったんですけど、やはりレース展開が前半からよくなくて、後半も詰まってしまったりオーバーストライドになってしまったりしてうまく走れなくて、自分の課題が見つかったので、もっと頑張らないといけないなと感じました。

――前半とばしていたように見えたのですが、前半からうまくいかなかったというのはどのあたりがうまくいかなかったのでしょうか

4台目あたりで逆脚を使うんですけど、そこでハードルに脚をぶつけて、やばいなという風に思ってしまって、立て直そうと頑張ったんですけど、後半の切り返しのところでインターバルを思うように走れなくて、後ろの人にどんどん抜かされていっちゃったのでしっかりまとめられなかったなという感じです。

――関カレ(関東学生対校選手権)で入賞されてからの夏の練習で特に意識したことがあれば教えて下さい

走力あげることをやってきて、合宿などを通して結構ついてきたと思うんですけど、まだまだ足りないなと思うので、より走力をつけてハードルにつなげたいと思います。

――今大会の間調子はいかがでしたか

脚にちょっと違和感があって、試合前には治せてきたんですけど、その分不安もちょっとあって、万全な状態ではなかったです。あと風のコンディションとかもあってあんまり良くなかったんですけど、それなりにはタイムが出せたのでまあ良かったかなと思います。

――違和感があって練習を積めなかった期間があったということでしょうか

そうですね。でも短期間だったのでそんなに休んだというわけではなくて、練習をやりながら治していったという感じで、そんなにひどくはなかったです。

――400メートルハードルは準決勝をプラスで通過して、1レーンでのレースでしたが、特に意識したことはありましたか

1レーンだったので、結構前に他の選手が見えるんですけど、意識せず自分のペースで走るようにしました。

――表彰台が目標だったというお話でしたが、5位という結果についてどのように受け止めていらっしゃいますか

表彰台までほんとにあとちょっとで、最後の40メートルで抜かされちゃったこともあって、とても悔しい結果なので、もっと頑張ろうと思います。

――4×400メートルリレー(マイル)での第1走者としての走りを振り返っていかがでしょうか

疲労もあったんですけど、前半リラックスして走れた分、後半いつもよりは上げられたかなと思います。

――最後に今後の目標を教えて下さい

400メートルハードルでは、佳奈さん(小山、スポ2=市立橘・神奈川)に続いて次の順位をとれるようにしっかり走りたいです。記録も自己ベストを出したいので58秒を切れるように頑張ります。マイルは早稲田記録を目標にしてるので、それに近づけるようにしっかり第1走者としての役割を果たしていきたいです。