準硬式野球部

2018.09.01

清瀬杯第50回全日本大学選抜 8月30日 北海道・円山球場

清瀬杯優勝、念願のタイトルを獲得!/立大戦

決勝戦
立大

早大 X
(早)江藤、◯前田、古賀、杉山-吉田
♢(二塁打) 吉田、池上、中村大×2 

  「何か一つタイトルが欲しい」。大会前、幹部学生が口を揃えて言っていたことだ。入学以来、全国大会出場がなく、木村杯新人戦(新人戦)以外での優勝を経験したことのない今の部員たち。目標であった全日本大学選手権(全日)出場を逃してからは、清瀬杯全日本大学選抜(清瀬杯)での優勝が部員たちの悲願であった。その決勝が行われたのは8月30日。対戦したのは同じ東京六大学リーグに所属しており、東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)の開幕カードで連敗を喫した立大であった。最後までどちらに転ぶか分からない試合であったが、早大が最後の攻撃となった8回まで追加点を入れ、立大の追撃を振り切る形で優勝を果たした。

  この日も先制したのは相手チームだった。春季リーグ戦で活躍した主力投手の一人である江藤健太(教3=早稲田佐賀)を先発のマウンドに送ったものの、2回に打ち込まれ2点を失ってしまう。しかしその裏、江藤を援護したい打線はチャンスで女房役の吉田龍平(スポ3=東京・小山台)に回すと、2点適時二塁打で同点に。「ボールが本当に見えていた」と話す吉田の一打で試合を振り出しに戻した。このまま立て直したいところだったが、3回に入っても制球が安定しない江藤は、無死満塁としたところで降板。前日に好投を見せた前田直輝(スポ3=熊本)にスイッチした。前田は変わってすぐの打者に適時打を許し1点を失ったものの、その後好守を見せホームで併殺を取ると、この回を最小失点で抑えた。その裏から早大は阪下駿(人4=東京・成城)の好走塁や吉田、徳島有樹(スポ4=早稲田佐賀)の適時打で得点を重ねていき、6回終了時点で5点のリードに。このまま勝つことができる、そう思った人も少なくなかったはずだ。

適時二塁打を打つ吉田

 しかし、そのまま終わらせてくれるほど全国大会は簡単ではなかった。7回、連続失策と犠打により、1死二、三塁とすると、連続で長打を打たれ、3失点。一気に2点差に迫られてしまう。しかしその後の8回は投手リーダーの古賀湧也が登板すると、3人で抑え、その裏の攻撃では中村大輔(商4=東京・早大学院)の左中間適時二塁打でリードを広げた。今度こそこのまま勝てるはずだったが、それでも立大の追撃は最終回まで終わらなかった。野球は9回2死から、とよく言われるが、まさにその通りである。9回に満を持して送り出したエース杉山周平(教3=神奈川・山手学院)が2死から左越え二塁打を打たれると、続く打者に適時打を打たれ、2点差に。なおも安打を放たれ、2死ながら一、二塁とされてしまう。「杉山の球はそんなに悪くなかった」(吉田)というのに打たれてしまい、流れは完全に立大。苦しい場面となった。このまま同点もあるか、と思われたが、続く打者を打ち取り試合は終了。最後の打球は北海道の大きな球場の、外野の深いところに飛んだ大きな外野飛だった。杉山が試合後、「(早大東)伏見(グラウンド)だったら入ってたかも( 笑 )。」と語ったように一瞬ヒヤッとするような打球だったが、ここは東伏見ではない。杉山は右翼手の池上倫平副将(政経4=東京・早実)のグラブにしっかりとボールが入るのを見届けると、両手を空に突き上げた。

優勝が決まった瞬間の杉山(左)と一塁から走ってきた加藤瑛二(スポ4=愛知­)

 念願のタイトルを獲得した早大。この大会は、投打が噛み合い、非常にいい試合ができたのではないだろうか。一方で、2度の先発投手の早期降板や野手の失策など、改善すべき点も残る。しかし、なかなかうまくチームが回らなく、4位という結果に終わった春季リーグ戦からは格段に成長できているはずだ。課題であった投手陣は、失点を春季リーグ戦の時よりも抑えることができ、先発投手の早い回での降板をしっかりとカバーできる人材が揃っていた。また、春季リーグ戦終盤ではうまく機能していなかった打線が好調で、しっかりと打線が線としてつながり、得点することができていた。先制され、劣勢の展開であっても、負けの雰囲気が漂わなかったのはこのようなことが要因だろう。もちろん、控え部員たちやマネージャー、トレーナーの方々のサポートも大きかったという。今回、早大はいい形で11年ぶりの全国大会での優勝を得た。主力投手のほとんどが残る来年こそは、念願の全日出場、そして真の意味での全国制覇を果たしたい。しかし、その前に8日に初戦を迎える東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)が待っている。清瀬杯、秋季リーグ戦の『2冠』を達成し、関東地区・社会人王座決定戦に駒を進めたい。最後の栄冠へ。走り出した早大は誰にも止められない。

(記事、写真 金澤麻由)

優勝後の早大ナイン

★大活躍で優勝へ導いた森田主将!

近大戦で適時打を放つ森田達貴主将(スポ4=埼玉・県浦和)

 今大会、17打席13打数8安打12出塁3打点、打率6割1分5厘、出塁率7割5厘という大活躍を見せたのが森田だ。清瀬杯全日本大学選抜(清瀬杯)では9番二塁手として出場し、その出塁率と勝負強さ、華麗な守備で優勝に大きく貢献した。大会中話していたように大会前の調子はとても良かった、という訳ではないようだが、古賀湧也(スポ4=佐賀西)のアドバイスなどもあり清瀬杯ではその打撃が爆発。相手校の投手が、「次の回、森田に回ってくるから」とブルペンで話すほどの活躍であった。また、決勝戦の日は23才の誕生日。埼玉から駆け付けたご家族にもいいところが見せられ、忘れられない誕生日になっただろう。この後すぐに始まる東京六大学秋季リーグ戦でも森田の活躍にぜひ注目されたい。

(記事 金澤麻由、写真 藤本壮汰)

コメント

森田達貴主将(スポ4=埼玉・県浦和)

――初めての全国大会でしたが、全体を振り返っていかがでしたか

目の前の1戦1戦を勝つことに必死でした。データ班や応援してくれた選手も合わせたチーム全員でつかんだ優勝かな、と思います。

――今大会はチーム全体として打撃が好調でしたが、要因等はありますか

一つは、いつもリーグ戦で使う(低反発な)ナイガイ(ベースボール)と違って(より反発するナガセ)ケンコー(ボール)を使ったのでいつもよりも飛んだということがあると思います。また、みんな思っていたよりもずっと頼りになるな、と思いました。みんな練習でもいい感じに振れていたのでいい状態で(試合に)臨むことができるかな、とは思っていました。

――決勝の立大戦を振り返っていかがですか

立教が相手だと決まって、(同じ六大学で)いつもやっている相手なので、その分やりにくさもありました。先に2勝すればいいリーグ戦とは違って、トーナメントは負けたら終わりなので。相手も打つな、という印象はありました。

――立大先発の森田崇太郎投手(4年)の印象はいかがでしたか

春は投げていなかったのですが、いい投手だな、と。かつてMVPを取った経験もある(平29年度春季リーグ戦)選手ですし。簡単には打てないだろう、とは思っていました。

――この大会を通してご自身の打撃も好調でしたが

それは、古賀がアドバイスをしてくれたりだとかしたので。こんなに自分でも打てるとは思っていませんでした。たまたまです。

――具体的に古賀選手からどのようなアドバイスがありましたか

グリップの位置をもう少し下にした方がいい、などですね。

――最後に今後に向けての意気込みをお願いします

清瀬杯が決まってから、清瀬杯と秋季リーグ戦で優勝しよう、ということを目標にしてきました。まずは、一つ取れて、チームとしても乗っていけると思うので、この流れで秋季リーグ戦優勝をつかみ取りたいと思います。

――お誕生日おめでとうございます

ありがとうございます( 笑 )。

池上倫平副将(政経4=東京・早大学院)

――今大会を振り返っていかがでしたか

いいチームと試合をすることができて、すごく自分たちの自身にもなりましたし、そういう試合ができたかな、と思います。

――きょうは立大戦でしたが、試合前の印象はいかがでしたか

僕は2年生のころから試合に出ているので、そんなに(立大相手に)打てていないわけでもなく、知っているピッチャーでしたし、やりやすいな、というのが個人的な感想ですね。

――森田投手のイメージは、やりやすい、ということでしょうか

そうですね、森田くんはずっと前から、新人戦でも戦っていましたし、打てていたので、そんなに悪いイメージもなく入れましたね。

――「タイトルが欲しい」とお話されていましたが、実際に優勝してみていかがですか

まだ実感があまりないのですが、みんなで目指してきた目標で、今までは口だけで終わっていたのですが、今回こうしてタイトルを取ることができて良かったです。

――今大会のご自身の活躍を振り返っていかがですか

チャンスでバントをミスしてしまったり、まだまだ自分の活躍に満足はしていないのですが、僕は駄目な時は周りが助けてくれますし、逆に周りが不調な時は僕が助けていたり、とこの清瀬杯のように秋季リーグ戦でも戦っていければ優勝できるお思います。

――最後に秋季リーグ戦に向けての意気込みをお願いします

リーグ戦はもうすぐに始まりますので、勢い付けて。反省も多いですが、切り替えて。初戦から取って完全優勝をしたいと思います。

今駒顕二郎(教4=東京・早大学院)

――今大会のご自身の打撃を振り返っていかがでしたか

この清瀬杯では全試合1番(打者)で起用してもらいました。先頭打者として出塁すること、投手の情報を引き出すことが重要でその役割は果たせたのではないかと思います。また9番の森田の調子が良かったのでバントの機会も多かったのですがしっかりと決められて良かったです。

――チーム全体として打撃が好調で多くの点を取れていましたが、何か要因などはありますか

日々積み重ねてきた振り込みなどの練習の成果であることは間違いありません。しかし、それだけでなく偵察の情報や実際に感じた投手の印象などを全員で共有できたことがより大きいかと思います。そういった情報を集めてくれたメンバー外の選手には感謝しかないです。

――以前札幌に住まれていたそうですが、その札幌で試合をしてみていかがでしたか

約10年ぶりに札幌で野球をしたのですが、本当に楽しく、懐かしくプレーすることができました。

――東京からお母様がいらっしゃっていましたが

どんな時でも応援してくれてとてもうれしいです。札幌の友達のお母様方や少年野球チームのコーチの方なども観戦に来てくださりとても力になっていました。少しは成長した姿を見せられたのではないかと思います。

――4年生として大学入学後初の全国大会優勝を果たした今のお気持ちをお願いします

うれしいことはもちろんなのですが、優勝が決まった瞬間はホッとした気持ちの方が強いです。ここまで優勝だけを目指してやってきたので使命感があったのかもしれません。

――最後に秋季リーグ戦への意気込みをお願いします

チームとしては順調に仕上がっているのでこれからも自分たちのスタイルを信じてリーグ戦優勝を目指し突き進みたいです。自分は最後のリーグ戦とにかく楽しみたいと思います。最後にチームメイトと笑い合えるように頑張ります。

中村大輔(商4=東京・早大学院)

――今大会のご自身の活躍を振り返っていかがでしたか

決勝戦まではあまり自分の活躍でチームに貢献することはできなかったのですが、最後に決勝戦では勝利に貢献する一打を打つことができたのでホッとしていますし、結果が出て良かったな、と思っています。

――前日は打席の途中で交代がありましたが

きのうの2打席目はファールチップが膝に当たってしまったので、大事を取って交代という形になりました。

――今大会はチーム全体として打撃が好調でしたが要因などはありますか

打撃は4年生を中心に振り込んできましたし、下級生中心のバッテリーを助けるため、ということはずっと考えて取り組んできました。なので、その成果が存分に発揮されたのかな、と思います。

――今まで幹部学生の方からは、「タイトルが欲しい」という言葉が聞かれていましたが、実際に優勝していかがですか

本当にうれしい、の一言ですね。諏訪(健太、スポ3=東京・小山台)と森田と倫平(池上)の4人でこの夏ずっとどうすれば清瀬杯で勝てるか、ということを考えて、監督(池田訓久監督、昭60教卒=静岡・浜松商)を初めとして畑中コーチ(秀之、平元年教卒=和歌山・耐久)、吉田コーチ(範之、昭61教卒=東京・小岩)、の皆さんと一緒に考えてきたので、そこは自信を持って臨むことができたのかな、と思います。

――最後に秋季リーグ戦に向けての意気込みをお願いします

リーグ戦はもうすぐ始まるのですが、この清瀬杯で勝ち方を覚えたと思うので、それを実践していければいいかな、と思います。

永井隆太(スポ4=石川・七尾)

――この夏から中堅手としての出場がほとんどですが、何か気をつけていること、これまでの左翼手の守備と変わった点などはありますか

春リーグでセンターを守っていた加藤大が、投手に転向したため、元々高校時代にセンターをやっていた僕がこの夏からやることになりました。高校時代に守っていたので、特に気をつけていたことはありませんが、外野の中心としてレフトとライトとポジショニングなどについて確認することを徹底してました。

――前田投手とはシャキーンのポーズ(今年の甲子園で秋田・金足農高の吉田輝星投手(3年)が行い話題となった刀を抜くポーズのこと)をされていましたが

前田投手とのシャキーンポーズは正直やるのが恥ずかしかったんですけど、それで前田がいいピッチングができるなら、僕の恥ずかしさなんて小さいものだと思い、やりました(笑)。

――大会中のご自身の打撃を振りかえっていかがですか

大会中のバッティングに関しては、1回戦の近畿大学戦では3三振してしまい、チームに貢献できずにいたのですが、勝ち進むごとに調子が上がってきて、良かったなという感じです。

――ベンチ外の選手の応援はいかがでしたか

ベンチ外の選手の応援は本当に支えになりました。特に今大会では、メンバーになれなかった竹下直輝(東京・小山台)が僕に何度も声を掛けてくれるなど、ベンチの選手の声援はチームの勝利に欠かせないものでした。

――4年生として、最後の全国大会で優勝をしてみていかがですか

僕自身、最初で最後の全国大会で優勝できて大満足です。優勝後、両親や祖母などの色々な人から祝福してもらえて、諦めずにここまでやってきて良かったなと思います。

――最後に秋季リーグ戦に向けて意気込みをお願いします

約1週間後には東大戦があるので、この勢いのまま秋リーグも優勝します。僕は1本でも多くヒットを打って優勝に貢献します。

加藤大(人3=大分上野丘)

――今大会が投手転向後初の大会、そして日大戦での選抜が初の公式戦登板となりましたが

日大という大事な試合の先発を任されたのですが、3回に制球を乱してしまい降板と、自分としてはほろ苦いデビュー戦でしたが、いい経験と捉え、次につなげていきたいです。

――優勝した今のご感想をお願いします

うれしいの一言です。全日を逃し清瀬(杯)だけは絶対優勝したいという思いが強く、実現して本当に喜びの気持ちでいっぱいです!

――最後に秋季リーグ戦への意気込みをお願いします

リーグ戦ではどこを任されるかは分かりませんが、自分の任された役割をしっかり果たし、関東王座出場、つまり優勝を目指して頑張ります!

杉山周平(神奈川・山手学院)

――今大会を振り返っていかがですか

3日間で4試合という日程の中で投手陣がいいパフォーマンスをできたのは、諏訪さん(健太、スポ4=東京・小山台)、中村(大)さん、飯田さん(教4=富山・呉羽)をはじめ幹部の4年生の方が起用法を考えてくれたお陰だと思っています。また、メンバー外の選手が相手チームの分析をしてくれたり、力強い応援をしてくれたからこそ、勢いに乗って優勝することができたと思っています。

――ケガ明け後初の大会となりましたが、近大戦での先発以外に事前に決まっていたことはありましたか

ケガ(の回復)が万全の状態ではなかったので、2日目は休養をいただいて、決勝戦に向けて準備することになっていました。投手陣は前日に大まかな継投の流れやそれぞれの役割を知らされていたので、準備もしやすかったと思います。

――決勝戦での登板を振り返っていかがでしたか

江藤、前田、古賀さんが必死に8回までつないでくれたので、自分3つのアウトを取ることに集中することができました。点を取られても最後に勝ってれば良いといい意味で開き直って投げることができたと思います。

――入学後初の大きな大会での優勝となりましたが、いかがですか

あと一歩のところで優勝を逃すところを見てきましたし、悔しい思いを何度もしてきたので、優勝することができたのはチームにとっても自分自身にとっても大きな財産になったと思います。

――最後に、秋季リーグ戦への意気込みをお願いします

リーグ戦では戦い方も変わってくると思いますが、4年生と戦う最後のリーグ戦で優勝できるよう、全力を尽くします!

吉田龍平(スポ3=東京・小山台)

――初戦、杉山選手の投球を振り返って

序盤の3点の失点はもったいない点のやり方だったと思います。カウント2ー0からヒットを許したり、複数のフォアボールが絡んだ失点だったので。でも、6回表に味方が点を取ってくれてからストレートが走り始めて本来のいいピッチングができたと思います。序盤の状況から完投は厳しいかなと思っていたのですが、本当によく投げてくれたと思います。

――第2戦、大津杜都選手(文構2=東京・宝仙学園)の投球を振り返って

試合前はいつもと違って少し緊張しているかなと心配していたのですが、初回に8点取ることができたので、のびのび投げていたと思います。ストライク先行で、全ての球種がいい所に決まっていました。ダブルヘッターだったので、この試合を一人で投げ切ってくれたことは非常に大きかったと思います。

――第3戦、加藤大選手(人3=大分上野丘)の投球を振り返って

僕の上を超えたボールはまだ完成していないボールなのですが、試してみたい気持ちがあったので投球練習で投げさせたらああいう形になってしまいました。3回で降板になりましたが、よく投げてくれたと思います。まだコントロールしきれないとこらがありましたが、三振を取れるいいボールもあったのでこれから試合を重ねてさらに良くなってくれればと思います。

――第3戦、救援登板した前田直輝選手(スポ3=熊本)の投球を振り返って

この日の勝利は前田のピッチングがあったからだと思います。もともとコントロールの良いピッチャーなのですが、この日は特に良かったと思います。球種も豊富に持っているので、相手に的をしぼらせない投球をさせてあげることができたのではないかと思います。ここ最近の調子そのまま出してくれたのでよかったです。

――決勝戦の江藤選手の投手を振り返って

そこまで球は悪くなかったと思いますが、打たれた球は高いボールでした。コントロールが良いことが持ち味なのですが、それを十分に出すことができなかったかなと思います。なので、苦しいピッチングになってしまったかなと思います。リーグ戦頑張ってもらいたいです。

――古賀選手の登板は決まっていましたか

古賀さんの登板は展開次第でとのことでした。今大会初の登板があの緊迫した場面でしたが、よく投げてくれたと思います。

――9回には少しヒヤッとする場面もありましたが

杉山の球はそこまで悪くなかったと思うのですが・・・。立大も最後の回で気合が入っていましたし、簡単に終わらせてくれませんでした。それだけ手強い相手だったと思います。

――今大会のご自身の活躍を振り返って

決勝戦までは打撃では全く貢献できなかったのですが、自分の中でいい感触を得ることができていました。なので、あまり悲観的にならずにいたことが決勝の打撃につながったと思います。守備面では、パスボールなどのミスは大会通してなかったのは良かったです。ピッチャーとのコミュニケーションも取れていたと思いますし、点は取られましたが、それぞれのピッチャーの持ち味を引き出すことができたかなと思います。

――チームとして打撃が好調でしたが、何か要因などはありますか

4年生が中心となって組んでくださっている普段の練習からフリーだけではなく、振り込む日が多かったことは大きいのかなと思います。また、今大会も相手チームを偵察してくれた人たちを中心に相手ピッチャーの特徴や攻め方を話し合えたことは非常に大きかったと思うので、偵察してくれたチームメイトには感謝しています。

――立大戦を振り返って

立大戦はよく打たれました・・・。リーグ戦でも2連敗していますし、あまりいいイメージは無かったのですが、点は取ってくれると思っていたので、少しでも(失)点数を少なくすることを意識しました。それにしても手強い相手でした。

――先発の立大森田投手のイメージは

相手の森田さんは自分が1年生のころから投げているいいピッチャーで、全く打てていませんでした。なので、あまりいいイメージは無かったのですが、自分も3年になって、練習してレベルアップしている自信はあったので、思い切って振りにいった結果があの1打席目のタイムリーにつながったと思います。

――きょうは2打数2安打3打点で、全打席出塁でしたが、振り返っていかがですか

なぜかわからないのですが、すごくボールが見えていました。今回の試合は打てるという自信がありました。タイムリーの打席は二打席ともいいボールが来たら自分のスイングをすることだけを考えていました。普段から4番の中村大輔さんにバッティングの指導をしてもらっていて、北海道に来てからもよく部屋に来てくださって( 笑 )。バッティングの話は常にしてくださったので、自分の中でも自信がありました。今日の打撃は今まで教えてもらってきたことが出せた気がして本当にうれしかったのと同時に中村(大)さんには本当に感謝しています。

――今大会の投手陣を振り返っていかがでしたか

どのピッチャーも粘り強く投げてくれたと思います。打撃陣の調子が良かったので、点を取られてもそのあとをしっかり抑えることは意識できていたと思います。一人一人が先を見るのではなく、目の前の1イニングを抑えることを考えられていたので、それぞれのピッチングができたと思います。

――最後に秋季リーグ戦に向けての意気込みをお願いします

秋リーグ戦は攻守で活躍したいと思います。守備をしっかりすることはもちろんですが、特に打撃面はずっと中村(大)さんと取り組んできたので、結果を出したいと思います。4年生の最後のリーグ戦なので、絶対に優勝したいと思います。

大津杜都(文構2=東京・宝仙学園)

――今大会を振り返っていかがですか

今思うと、1回戦の近大戦での勝利が大きかったのかな.と思います。あの逆転でつかんだ勝利がワセダに勢いを持ってきてくれたのかな、と思います。

――先発した2回戦の仙台大での投球を振り返っていかがでしたか

先発は2回戦であるかもしれないと、前々から伝えられていたので、心の準備はしてありました。また、試合に入っても、味方の大量援護によってだいぶ気持ち的にも楽に投げられました。また、7回コールドではありましたが、完封することができ、他の投手に迷惑を掛けることがなくて良かったです(笑)。

――他の試合での登板の予定はありましたか

決勝戦で他の投手が崩れたら行く、ということは伝えられていましたので、ブルペンで準備はしてました。

――優勝した今のお気持ちをお願いします

今までの野球人生の中で、初めての全国大会であり、またそこで優勝という最高の結果を残すことができて素直に、本当にうれしかったです。

――最後に、秋季リーグ戦への意気込みをお願いします

自分の役割を一個ずつきっちり果たしていきたいきたいと思います。

池澤一真(スポ2=栃木・大田原)

――入学後レギュラーとして臨んだ初の公式戦だと思いますが、いかがでしたか

チームに迷惑を掛けてはいけないという不安はありましたが、先輩方のおかげでほとんど緊張もせずプレーすることができました。特に、諏訪さんにはケガの具合も含めてよく声を掛けてもらいました。

――遊撃手への転向後初の大きな大会でしたが、守備面ではいかがでしたか

大会を通していくつか失策をしてしまいましたが、高校で長くショートを守っていたこともあり、特に守備の不安はありませんでした。

――大会中のご自身の打撃を振り返っていかがでしたか

初戦と決勝に関しては全く何もできませんでしたし、その他の試合でも満足のいく打席は作れなかったというのが一番の感想です。

――決勝戦となった立大戦を振り返っていかがですか

近大戦や日大戦と同様に相手に先制されてしまったのですが、すぐに取り返すことができましたし、その後も楽な試合展開ではありませんでしたが投手陣、野手陣ともにしっかりと粘ることが出来たと思いますし、集中力を切らさなかったのが一番の勝因だと思います。

――大学入学後初の全国大会での優勝だと思いますが、優勝した今のお気持ちをお願いします

純粋にうれしいです。春に全日出場を逃してしまってからチームで清瀬(杯)で勝つことを目標に練習してきたので、本当に良かったです。

――最後に、秋季リーグ戦に向けての意気込みをお願いします

もちろんチームは優勝を目指してやっていきますし、自分もリーグ優勝のために尽力したいと思います。その中で、もし試合の出場機会があれば自分の役割をしっかりと全うして、チームの勝利に貢献したいです。