ラクロス部

2018.08.26

第31回関東学生リーグ戦 8月24日 埼玉・大宮けんぽグラウンド

法大相手に辛勝 次戦以降の教訓に 

1Q 2Q 3Q 4Q
早大 10
法大
▽得点者 菊地3、岡田2、尾花2、後藤、森松、奥町

 台風20号の影響により強風が吹き荒れる中で行われた法大戦。3月の六大学交流戦では16得点を奪って勝利を収めている早大は、第1クオーター(Q)を4-0とリードし、今回の試合でも相手を圧倒するかに思われた。しかし第2Q以降はショットの精彩を欠き、第3Qに至っては無得点に終わる。最終Qに4得点を挙げて勝利を手にしたものの、『日本一』を掲げるチームにとって、もどかしさを感じる一戦となった。

 第1Qの早大は上々の滑り出しを見せる。1分にAT岡田康平(教3=東京・早実)がスタメン起用に応える関東学生リーグ戦(リーグ戦)初得点を記録すると、MF後藤功輝主将(政経4=東京・早実)とAT菊地智貴副将(政経4=東京・早大学院)のゴールで加点。さらに「やれることをしっかりやろう」と意気込んで試合に臨んだ岡田が、倒れながらもこの日2得点目を決めて、点差を4に広げる。ディフェンス面では、積極的なライドで相手のパスミスを誘発したり、グラウンドボールを取り切るなど、ゲームを支配。第1Q残り1分にはG西谷光平(社4=東京・早実)が的確な飛び出しで相手の攻撃をシャットアウトし、第2Qに突入した。ここで攻め立てていきたい早大であったが、法大選手の独力での侵入を容易に許してしまうなど、第1Qとは打って変わって競った展開に。7分に自陣内で相手のパスがラインアウトすると、DF石関航平(商4=埼玉・早大本庄)の素早いリスタートからの流れるようなパスワークで最後はAT尾花一輝(国教4=東京・早実)が流し込むも、その後法大が立て続けに2点を奪う。結局3点リードの6-3で前半は終了した。

先制点をもたらした岡田

 第3Q2分、ついに法大に2点差に詰め寄られてしまった早大。後藤が「確実に決められるところを決め切れなかった」と振り返るように、ショットを放ってはいたものの得点につなげることができず、試合はこう着状態となって第4Qへ。ここで早大は意地を見せる。開始早々に菊地がゴール前の密集地帯でゴールを奪うと、3分に菊地が今度は左サイドからのランニングシュートを決めてチームに勢いをもたらす。1分後には菊地のアシストからAT奥町遼太郎(商4=東京・攻玉社)の得点も生まれる。法大も3点を決めて食らい付き、またしても2点差に追い上げたが、最後は尾花が試合を締めくくり、苦しみながらも10-7で勝利を飾った。

第4Qだけで2得点1アシストの菊地

 「今後慶大やクラブチーム、社会人と戦っていく上でこのスコアだと勝つのは厳しいのかなと思います」(石関)。決して相手のディフェンスを攻略できていなかったわけではなく、得点の機会はあっただけに、これからの試合ではショットの正確さを追求する必要があるだろう。また、失点を減らすために、守備時に相手へのプッシュが甘くなり、振り切られてしまった点の改善も図りたい。2週間後に控えるブロック戦第3戦・中大戦では、『日本一』を目指すに相応しいチームがそこにいるはずだ。

(記事 石井尚紀、写真 久保茉里奈、岡田静穂)

コメント

後藤功輝主将(政経4=東京・早実)

――試合を振り返られていかがですか

試合を通して集中できていなくて、全体的に相手のペースに乗せられて、焦りすぎてしまいました。

――第2Qの中盤から第3Qにかけて攻めあぐねているように見えました

攻めることができなくて点が取れないというよりは、シュートまでいけてるシーンはあったんですけど、シュートの精度だったり、確実に決められるところを決め切れなかったです。学生レベルのゴーリーから決め切らないとこの先厳しいと思うので、しっかりと反省して頑張ります。

――法大の選手に振り切られてしまう場面もありました。

どうしてもクロスにいってしまって、足で抜かれてしまっていて、しっかりと足や腰に対するプッシュを入れれば、止められたと思います。学生レベルだとクロスでいって落とせる場面が今まで多かったので、そこを簡単にやられてしまいました。

――きょうの試合を踏まえて残りのリーグ戦をどのように戦っていいきたいですか

こういう展開は残りのリーグ戦でもあると思うんですけど、しっかりとやるべきことに集中して、ワセダらしいラクロスを体現できればと思います。

DF石関航平(商4=埼玉・早大本庄)

――試合全体を振り返っていかがですか

きょうの試合も20点を目標にやっていたので、悔いの残る試合となりました。

――第2Q、第3Qは守りの時間が長くなりました

ワセダのオフェンスの時間も短くて。向こうのオフェンスはあまりゴールに攻めてこなくて長くなってしまいました。それを打開するディフェンスの仕方や展開をもう少し練習していかないと今後厳しくなるのかなと思います。

――10-7というスコアはどのように受け止めていますか

やはり今後慶大やクラブチーム、社会人と戦っていく上でこのスコアだと勝つのは厳しいのかなと思います。

――きょう出た課題はどのようなものですか

きょうは相手を上手く捕まえられなくて向かってこない相手に対して、どう対応していくかですね。

――きょうもロングの選手が積極的に攻撃に参加していました

20点取るには絶対必要なことだと思うので、そこのロングのオフェンスは継続していきたいです。

――今後はどのように戦っていきますか

リーグ戦で20点取る目標は下げてはいけないですし、変えてはいけないと思うのでそこに向かってまた考えて練習していきたいです。

AT岡田康平(教3=東京・早実)

――法政戦への意気込み

初戦が自分にとってはあまり良くなかったので、2戦目からは自分のやるべきことをしっかりやろうと思って臨みました。

――スタメンで出場するにあたって、心掛けたプレーはありましたか

心掛けたプレーというか、変なことを考えずに自分のやれることをしっかりやろうとは思っていました。

――第1Qで2点決められましたが、その得点シーンを振り返っていかがでしたか

パスが良かったので。得点を決めたシーンも自分がチーム的にやるべきことをやってそのようなパスが来て取れたシーンだと思うので、それはやるべきことをやった結果かなと思います。

――試合中盤に攻められない時間が多かったが、オフェンス陣としてはどう感じていましたか

このような良くない時間が来ることは分かった上で練習も考えていたつもりなのですが、(攻められなかったのは)日ごろの練習の甘さかなと思います。

――今後への意気込みをお願いします

日々精進して練習していきたいです。