スケート部

2018.08.26

東京夏季競技大会  8月25日  東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

永井、SP3位発進 石塚と共にFS進出

 本格的なシーズンの幕開けを前に開催された今大会。2日目に開催されたシニア女子ショートプログラム(SP)に永井優香(社2=東京・駒場学園)、シニア男子SPに石塚玲雄(スポ1=東京・駒場学園)が出場。永井は3位、石塚は6位につけ、フリースケーティング(FS)に駒を進めた。

 飯塚杯、サマートロフィーと連続しての大会出場となった永井。まずは冒頭、難易度の高いトリプルルッツートリプルトーループを着氷。「回転は足りなかったと思うんですけど、それでも久しぶりにルッツートー(トーループ)をお見せすることができて良かったと思っています」と振り返る。『River Dance』の疾走感溢れる音楽に合わせ、続くスピン、ダブルアクセルも美しく決める。後半のトリプルループは惜しくも転倒。最大の見せ場であるステップでは少しつまづく場面があったが、会場は大いに盛り上がった。これまでにないキレと永井らしいしなやかさを合わせもった演技で、観客を魅了してみせた。

笑顔で演技を終えた永井

  5月の関東学生選手権の後、6月初めからトリプルジャンプの練習を再開したという石塚。演技冒頭、トリプルルッツに挑んだが転倒。続くフリップも1回転となった。『Per Te』にのせたステップでは持ち前の滑らかなスケーティングを披露し、ひとつひとつの動きを丁寧に見せ情感豊かに表現した。最後のジャンプであるダブルアクセルは成功させたが、「気持ちが焦ってしまったというのと、やっぱりまだジャンプが余裕を持って跳べていないので、それがそのまま試合に出てしまった」と悔しさをにじませた。

情感豊かな演技で魅せた石塚

 全日本選手権出場をかけたブロック大会前、最後の実戦となる今大会。それぞれの課題を見つけ、良いスタートを切りたい。

(記事 小出萌々香、写真 犬飼朋花)

結果

▽シニア女子SP

永井優香 3位 52.39点

▽シニア男子SP

石塚玲雄 6位 46.88点

コメント

永井優香(社2=東京・駒場学園)

――ショートプログラム(SP)を終えていかがでしたか

失敗は多々ありましたが、最初のジャンプを一応形としてまとめることができたので嬉しかったです。

――最初のルッツからの連続ジャンプはいかがでしたか

嬉しかったのと、(会場から)結構「おおー」っていうのが聞こえたので、まあ回転は足りなかったと思うんですけど、それでも久しぶりにルッツートー(トーループ)をお見せすることができて良かったと思っています。体力が持っていなかったというか、落ち着いていない部分があったので、これから1カ月しっかり練習していきたいなと思います。

――ステップはいかがでしたか

ステップはちょっと焦っていた部分もあってつまづいちゃったりもしたので、だめでした。でも、前回のサマートロフィーで、自分ではちょっと良くできたかなという感覚があったので、全部揃えられるようにしたいです。

――飯塚杯から短いスパンで三大会に出場したのは何か狙いがあったのでしょうか

試合があったから申し込んだだけで、試合に出て感覚を慣らしたいなと思ったので出場しました。

――関東学生選手権の時にこれから滑り込んでいきたいと仰っていましたが、実際に夏にかけて滑り込んでみての感覚はいかがですか

正直フリーの方がたくさん練習しているので、もっとSPを練習したいなと思っています。SPに占める割合を増やしたいと思います。

――それでは明日に向けての意気込みをお願いします

明日もどうなるかは分からないんですけど、最後まで諦めずに練習してきたことを(出して)前回よりも一つでも良くなれればいいなという風に思います。

石塚玲雄(スポ1=東京・駒場学園)

――トリプルジャンプの練習を再開したのはいつになりますか

6月の最初ぐらいです。

――関東学生選手権(関カレ)の後ですかね

そうですね、関カレの後に再開しました。

――練習を再開してからのジャンプの調子は

調子がいいときと悪いときがはっきりしていて、まだ余裕があるジャンプを跳べていない感じがします。

――ジャンプについては、きょうはあまりうまくいかなかったですかね

そうですね。気持ちが焦ってしまったというのと、やっぱりまだジャンプが余裕を持って跳べていないので、それがそのまま試合に出てしまいました。

――関カレからこの大会までの間に重点的に練習したことはありますか

ジャンプをなるべく軽く跳ぶということを意識して練習しました。

――具体的にここを意識しているなどはありますか

軸足の踏切を特に意識しています。

――このプログラムにおいて表現面で特に意識していることはありますか

体を大きく動かすことです。

――きょうの表現面は良かったように見受けられたのですが、ご自身としてはどう感じていますか

全然うまくいかなかったです。

――具体的にどの辺がうまくいかなかったですか

ジャンプを失敗してしまったことで、そっちに気持ちが引っ張られて、表現の方まで気持ちが行き届きませんでした。

――ビールマンスピンをやらなかった理由はありますか

ビールマンスピンは自分も好きなスピンでやりたいという気持ちはあるんですけど、腰に負担が掛かる部分があるので、今回はやりませんでした。

――今後の大会への意気込みをお願いします

今年こそ東京ブロック(東京選手権)、東日本(東日本選手権)とどんどん調子を上げていって、全日本(全日本選手権)に出られるようにしたいと思います。

――あしたの意気込みをお願いします

きょうは本当に調子が悪かったので、あしたは頑張ります。