ラクロス部

2018.08.21

新人戦サマーステージ男子予選 8月19日 東京・アミノバイタルフィールド

2戦勝利で予選突破 グループ1位で決勝トーナメントへ!

 天候に恵まれ、1年生初の公式戦である新人戦サマーステージ予選が行われた。今年は前半7分後半7分というかたちではなく、10分1本で決着がつく。早大は、第1試合で日体大と対戦し、早い段階から点を決め続ける。終盤に2点を決められたものの5-3で勝利した。続く第2試合は一橋大αと対戦。終始攻め続け4-0と快勝を収めた。その結果、早大はグループ1位で予選を突破し、決勝トーナメント進出を決めた。

 第1試合では、0分にMF宮脇昇汰(商1=東京・早大学院)が左サイドから中央に進み先制点を決める。宮脇は、自身の持ち味である「中に切り込んでからのランニングシュート」で決められたと振り返っている。その後も、宮脇やAT北野夏飛人(商1=大阪・明星)のフリーシュートからの得点を含め、日体大から5点を奪った。試合終盤に連続で2点決められたものの、初戦を勝利で飾った。「初めての公式戦で緊張もかなりあった」とMF今井海斗学年キャプテン(教1=東京・早実)が語ったが、先制点により早大の流れをつくることができた試合であった。

初戦で先制点を決めた宮脇

 第2試合は、フェイスオフを早大が取り、北野が先制点を決める。北野が「2試合目は緊張も和らいで、自分のプレーができた」と振り返るように、この試合1人で3点を奪った。加えて、開始2分でのMF平野義大(社1=東京・早大学院)のゴール裏から正面に回り込んだシュートで合計4点を奪った。また、G亀岡慎之資(法1=東京・早大学院)によるフリーシュートのセーブなどもあり、相手に流れを渡さず、無失点で勝利を飾った。「今年のチームは北野が攻撃の中心」と今井が語るような試合展開に持ち込むことができ、一人一人が十分に自分の役割を全うしていた。強敵の集まったブロックであったものの、早大は2試合とも勝利し1位で予選を通過した。

この日5得点を奪った北野

 「ワセダはずっとグランドスラム(※1)を掲げてきた」(宮脇)。サマーステージで優勝することは、この目標を達成するための大事な第一段階である。初タイトル獲得のためには残り4試合の連戦を勝ち上がらなければならない。体力面も含め、それぞれに課題が生まれたことだろう。残り約2週間、一人一人が強くなり優勝に向けて駆け抜けていく。

(記事 久保茉里奈、写真 今山和々子)

※1 サマーステージ、ウィンターステージ、あすなろカップの新人戦3大会を制覇すること。

結果

▽予選Gブロック

1試合目

○5-3 日体大(得点者:宮脇3、北野2)

2試合目

○4-0 一橋大α(得点者:北野3、平野1)

コメント

小柳翔学生コーチ(スポ4=東京・高輪)

――サマーステージに臨むにあたり、1年生にどのようなことを伝えてきましたか

一番重視したのは、ワセダが『巧より強たれ』というスローガンを掲げていて、個の強さみたいな部分はかなり重視しているチームなので、今年の1年生も個の強さを重視した指導を心掛けていたのが一つです。もう一つは、自主性を持たせて、自分たちで考えて、自分たちでラクロスについて考えを深められるような指導を心掛けていました。

――1試合目を振り返られていかがですか

今までは7分×2だったんですけど、今年は10分になって、ハーフでミーティングが取れない中で、流れを一度持っていかれてしまうと戻すのが難しい大会なので、最初に流れを取れたことは自分たちの目標でもあったので良かったです。

――2試合目は振り返られていかがですか

1試合目に比べると、相手からボールを落とすようなスタイルで守備をしていて、自分たちのやりたいことがはまりました。

――先程おっしゃったいたように、きょうの試合では個の力で得点するシーンが目立ちました

僕たちが1年生の時に教えていたコーチが、自分で強くいって自分で決め切るみたいな部分を重視して指導されてきて、新人戦を三連覇しているので、それを彼らにも教えて、今は実践できています。

――きょうの試合を通して修正していきたい点はありますか

結果的にシュートが決まっていたからこそ良かったものの、高い位置からシュートを打ってしまって、相手のゴーリーがうまかったら止められていて、流れが向こうにいっていた可能性があるので、そこは修正点だと思います。

――決勝トーナメントまで時間がありますが、どのように仕上げていきたいですか

基本的にコンセプトとしての個の強さは変えずに、あと2週間は自分たちのやりたいことの精度を高くできるように詰めるだけだと思っているので、自分たちの軸をぶらさずにやっていきます。

MF今井海斗学年キャプテン(教1=東京・早実)

――入部後初の公式戦がスタートしました

新人戦三連覇を成し遂げられている4年生が学生コーチとして来ていただいていたので、入った時から新人戦三連覇を目指せと言われていて、自分たちも目指そうとやってきて、最初の一つ目の大会であるサマー(ステージ)での優勝を目指して、ずっと練習をしてきました。

――初戦は早い時間帯で先制点を奪い、優位に試合を進めました

宮脇(MF宮脇昇汰、商1=東京・早大学院)が前の練習試合から調子を上げてくれていて、その試合の流れのままいいかたちで作戦通りに、宮脇を中心に攻めた結果点差が離れていって、初めての公式戦で緊張もかなりあったんですけど、それでリラックスして試合の後半もいけたと思います。

――2試合目は4-0で完封勝利となりました

今年のチームは北野(AT北野夏飛人、商1=大阪・明星)が攻撃の中心で、今回の試合のように北野だけという試合もあって、ディフェンスはずっと言われてきたことをやった結果ミスがなくできて、抑えられました。オフェンスは北野がやりたいようにできるように周りがサポートしていて、北野も決め切っていたのでそれが良かったです。

――この2試合を通して課題は見つかりましたか

こんな歓声の中で試合をしたことがなかったので、ボックスからの指示が通らなくて、交代が思うようにできなかったです。あとは北野が1試合目を終わった後にかなり疲れたと言っていて、予選は2試合なんですけど、決勝(トーナメント)は4試合あって、連戦もあるので、スタミナ面も課題だと思います。

――最後に決勝トーナメントに向けて意気込みをお願いします

きょうの試合の勢いをそのまま続けて、無失点かつ大量得点で優勝できるように頑張っていきます。

AT北野夏飛人(商1=大阪・明星)

――初めての公式戦でしたがどのような意気込みで臨まれましたか

決勝トーナメントに進み、優勝することが目標なのですが、まず目の前の一戦一戦を勝とうという気持ちで臨みました。

――1試合目のチーム全体としての振り返りをお願いします

宮脇選手が、みんなが不安な中で点を決めてくれて楽になりました。そのため乗っていけたので良い試合だったと思います。

――1試合目、2点決められましたがその得点シーンを含めて自分のプレーについてお願いします

前半は焦って余裕がなかったのですが、後半からは心に余裕をもってプレーできました。

――2試合目のチーム全体としての振り返りをお願いします

1試合目勝てたこともあり、みんなが思い切ってプレーできた試合だったと思います。

――2試合目も得点を決められましたが、そのことも含め自分のプレーについてお願いします

2試合目はだいぶ緊張も和らいで、自分のプレーができたと思います。

――決勝トーナメントへの意気込みをお願いします

目の前の一戦一戦をしっかり勝って優勝したいと思います。

MF宮脇昇汰(商1=東京・早大学院)

――初の公式戦ですが、どのような気持ちで臨みましたか

ワセダはずっとグランドスラムを掲げてきたのですが、今回死のグループに入ったことで危機感はありました。その中で優勝を目指しながらもしっかり一試合一試合臨んで、一瞬一瞬を大事にしてやっていこうと思っています。

――日体大戦を振り返って

自分の中で日体大戦がカギになってくるかなと考えていたので、自分がスタメンとして出ている中で、得点を取ってチームに貢献したいなという気持ちがありました。

――自身の得点シーンを振り返っていただけますか

自分の持ち味が、中に切り込んでからのランシュー(ランニングシュート)で、日体大のディフェンスを今まで見てきて、それが出せるようなかたちだったので、そこでしっかり中にいって自分のかたちで思い切り振り抜けたのが良かったと思います。

――一橋大α戦を振り返って

1試合目勝てたこともあって、少し気が浮いていた部分がありましたが、そこでしっかり切り替えてやりたいことをやれました。自分自身は得点がなかったんですけど、しっかり北野が点を取ってくれて勝てたので、やはりチーム全体の力が上がってきていて勝ち切れたのだと思います。

――1試合目と2試合目の間にチームで何か話しましたか

1試合目勝って、良かったみたいな雰囲気が流れていたのですが、そこでしっかり切り替えていこうと。2試合目は2試合目で一瞬一瞬しっかり戦っていこうと話をしました。

――決勝トーナメントに向けて意気込みをお願いします

あとは優勝に突き進むだけだと思います。この2年間優勝できていなかったということなので、その雪辱を果たすためにも。グランドスラムを達成するためにも、まずはサマーで優勝したいと思います。

G小林鷹人(社1=東京・早大学院)

――初の公式戦ですが、どのような気持ちで臨みましたか

やるべきことはやってきたと思うので。一戦一戦集中して、予選を突破するという(気持ちです)。自信はありました。

――日体大戦を振り返って

初戦で、チーム自体の焦りがあった中で、ゴーリーとして落ち着いたプレーができて勝てたのはよかったと思います。

――課題点はありましたか

自分たちが多く得点をとって点差が開いたときに、少し気が抜けて相手にボールを取られてしまったときがあったので、そこが課題というか、良くなかった点かなと思います。

――一橋大α戦を振り返って

日体大戦で勝ったということもあって雰囲気良く入れました。最終的には無失点でいけたのは、自分ともう一人ゴーリーの亀岡(G亀岡慎之資、法1=東京・早大学院)的には良かったと思っています。

――決勝に向けて意気込みをお願いします

きょうは2試合でしたが、次は決勝までいくと4試合になります。壮絶な戦いになってくると思うので…。相手は強敵になりますが、それ以上に自分たちは落ち着いてプレーしていきたいと思います。