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庭球部

2018.08.19

全日本学生選手権 8月18日 岐阜メモリアルセンター

王者の意地見せ、10人がベスト8入り

 本戦6日目を迎えた全日本学生選手権(インカレ)。この日は本来なら準決勝が予定されていたが、悪天候の影響で進行が遅れているため、各種目ベスト8を懸けた戦いが行われた。早大からは男子シングルスに5人、男子ダブルスに4組、女子ダブルスに2組が出場。実力も伯仲する熱戦が繰り広げられ、男子部からはシングルス3人、ダブルス2組、女子部からはダブルス2組がベスト8入りを決めた。上位シード選手が続々と敗れる波乱もあった中で、王者の意地を見せたと言えるだろう。タイトル獲得まであと3勝。早大庭球部の夏の戦いも、終盤に突入する。

(記事 松澤勇人)

★『4年生の意地』と『快進撃』で3名がベスト8進出!・・・男子シングルス

勝利を決め、雄たけびを上げる齋藤

 男子シングルスでは古田伊蕗副将(スポ4=静岡・浜松市立)、齋藤聖真(スポ4=神奈川・湘南工大付)、木元風哉(社2=埼玉・早大本庄)の3人がベスト8進出を決めた。この日、目立ったのは『4年生の意地』だ。齋藤は安田有賢(東海学園大)との対戦。前日に小林雅哉(スポ3=千葉・東京学館浦安)を破った強敵だが、「意地を見せていかねばならないと思った」(齋藤)と、ファーストセットを7-5で辛くも手にする。続くセカンドセットは一転、相手のペースに持ち込まれると、ファイナルセットも2-5と崖っぷちに追い込まれた。しかし、ここから目を見張るような追い上げを見せる。マッチポイントをしのぐと、一気に4ゲームを連取。タイブレークにもつれ込み体力を消耗した中でも、鋭いコースを突いたショットにも反応し、粘り強く戦い抜いた。古田は髙村佑樹(スポ3=千葉・東京学館浦安)との同士打ち。互いに手の内を知る対戦はラリー戦が予想されていたが、「つなげるだけじゃなくしっかりと攻める」(古田)という意識が功を奏す。随所で積極性を出した古田がポイントを重ね、勝利。後輩に打ち勝ち、ベスト8入りを決めた。「4年生の意地で勝ち進んできた感じ。ベスト8は初めてですが、目標は優勝です」(斎藤)。「4年生として、なんとしても(ワセダの)3人の誰かが優勝をもぎ取れたら」(古田)。4年生二人がワセダの名を背負い、最後のインカレで勝負をかける。

 初めて4回戦に挑んだ3人は明暗が分かれる結果となった。佐藤祥次(スポ3=大分舞鶴)は同学年の高木修(近大)と相対した。序盤から長いラリーが続き、持久戦の様相を見せたこの試合。しかし「相手の方が我慢強く僕の嫌がることをやってきていた」と、粘り切れずに先にミスをしてしまう。ファーストセットを1-6で落とすと、セカンドセットでも積極性を増した相手に対応できず、ストレート負けを喫した。「同級生には負けたくなかったですし、もうちょっと上までいけたかなと思う」(佐藤)。この悔しさを今後の戦いにぶつけたい。木元と藤井颯大(スポ2=京都・同志社国際)は同級生対決。ジュニア時代の両者の戦績は藤井颯の2勝1敗。実力伯仲の戦いはフルセットにもつれ込むが、ファイナルセットの序盤で突き放した木元が勝利した。全国大会でのシングルスベスト8はジュニア時代から数えても初めてという木元。「本当に自分でも信じられない。次の試合でも自分らしくいいテニスができるように」(木元)。どこまで快進撃が続くか、注目だ。

(記事 吉田優、写真 小田真史)

★坂井・田中優組、齋藤・小林雅組がベスト8入り・・・男子ダブルス

古賀(左)・安上組は悔しいベスト16敗退となった

 男子ダブルスは明暗の分かれる結果となった。まず勝利を挙げたのは今大会第1シードの坂井勇仁主将(スポ4=大阪・清風)・田中優之介(スポ2=埼玉・秀明英光)組。相手のサーブに苦しめられたセカンドセットでも焦ることなくサービスキープに集中し、タイブレークでは勝負強さを見せ、ストレートで法大の実力あるペアを下した。接戦の末に惜しくも敗れたのが古賀大貴(スポ3=大分舞鶴)・安上昂志(スポ3=福岡・柳川)組。関東学生トーナメントベスト4の実力を持つペア相手に序盤からほぼ互角の勝負が繰り広げられるが、「ファーストは僕らの流れだった」(古賀)と振り返るように、ファーストセットは早大ペアが勝負所でポイントを奪い、先取に成功する。しかし、セカンドセットではより積極的に前に出てきた相手にボレーで決められる場面が増え、なかなか相手のサービスゲームをブレークできない。タイブレークまで粘ったものの、このセットを落とし、相手を勢いに乗らせてしまう結果に。続くスーパータイブレークでもこの状況を打開できず、立て続けにネットプレーに出られ勝負を決められた。昨年12月の全日本学生選手権で2位となり、この一年で一躍学生テニス界でも存在感を高めた古賀・安上組。団体戦メンバー入りを伺う彼らにとってベスト16という結果は、「全然物足りないです。悔しさしかない」(古賀)、「不完全燃焼」(安上)と語るように、悔しさの募る結果であるにいない。「リーグ、王座に向けたチャンスはまだあると思っている」(古賀)。し烈なレギュラー争いが予想されるダブルスにおいてアピールするためにも、次なる舞台・関東学生選手権(夏関)こそは悲願の初タイトルを狙う。

 早大ペアによる同士打ちは、齋藤・小林雅組に軍配が上がった。ファーストセットは髙村・木元組から6-2。そのままセカンドセットも一方的な展開になるかと思われたが、ここから齋藤・小林雅組も意地を見せる。齋藤、小林雅共にコートを縦横無尽に駆け回り、相手のボールに必死に食らい付いた。セカンドセットをタイブレークの末に奪ってファイナルセットに突入。スーパータイブレークは、両ペアの高い技術が詰まった見応えのあるポイントの連続だった。髙村・木元組が息の合ったプレーでポイントを奪ったかと思えば、齋藤・小林雅組も驚異的な粘り強さで応戦。特に齋藤のリターンが冴え渡り、相手のマッチポイントでもストレートにリターンエースを決める勝負度胸も見せつけた。手に汗握る接戦の末、最後に微笑んだのは齋藤・小林雅組。試合後、齋藤は「本当に純粋に試合を楽しめた。試合中に成長できている」と自信をのぞかせた。次戦の相手は2部校ながら安定した実績を残している日野勇人・田村迅組(駒大)。実践を積むにつれて完成度が高まっている齋藤・小林雅組が、インカレの舞台での準決勝進出を狙う。

(記事 松澤勇人、写真 吉田優)

★2ペアが順当に3回戦を突破・・・女子ダブルス

ペアを信じ逆転劇を演じた清水(右)・下地組

 「自分たちらしさを出せれば勝てると思う」。そう以前の取材で語ってくれた大矢希女子主将(スポ4=愛知・名経大高蔵)・上唯希副将(スポ4=兵庫・園田学園)組は3回戦を迎えた。序盤からラリー戦で相手を圧倒。危なげなくファーストセットを先取する。すると、セカンドセットのファーストゲームで相手が猛反撃。何度もデュースにもつれ込んだが、このゲームを大矢・上組はしっかりと奪取。その後は相手につけ入る隙を与えず、6-1、6-0の快勝で準々決勝進出を決めた。

 もう一組の早大女子ダブルスは清水・下地組。「出だしはよかった」(清水)と語るようにファーストセットは幸先よく3ゲームを連取した。その後、相手に多少の反撃を受けるもそのまま流れを渡さず、6-2でファーストセットをものにした。

 「序盤で大きくリードされてしまったのはダメだった」(下地)。ファーストセットから一転、セカンドセットは相手にリードされる苦しい展開。序盤にゲーム連取を許し、2-5まで相手にリードを広げられる。その流れを止めるべく粘りを見せるが、健闘空しく。セカンドセットを4―6で落とし、勝負の行方はファイナルセットに持ち越された。

 迎えた10ポイント先取のスーパータイブレーク。5ポイントを連続で相手に献上。苦しい立ち上がりとなる。しかし、「信じきれたおかげで勝てた」と語るようにここからお互いを信じる気持ちで諦めず、ここから巻き返した。劣勢を一気にひっくり返し、10-8でタイブレークを制した。ベスト4を懸けて戦う相手は再び亜大ペア。リーグ戦のレギュラー争いへのアピールのためにも、1部校のダブルス相手に勝利を収めたいところだ。

(記事 小田真史、写真 松澤勇人)

結果

▽男子シングルス4回戦

〇古田伊蕗副将6-3、6-2髙村佑樹●

〇齋藤聖真7-5、2-6、7-6(3)安田有賢(東海学園大)

●佐藤祥次1-6、4-6高木修(近大)

〇木元風哉6-4、3-6、6-1藤井颯大●


▽男子ダブルス3回戦

〇坂井勇仁主将・田中優之介6-1、7-6(4)前﨑直哉・柚木武(法大)

〇齋藤聖真・小林雅哉2-6、7-6(4)、14-12髙村佑樹・木元風哉●

●古賀大貴・安上昂志7-6(4)、6(4)7、4-10柴田優貴・橋川泰典(日大)


▽女子ダブルス3回戦

〇大矢希女子主将・上唯希副将6-1、6-0鵜飼有希・平松詩菜(東海学園大)

〇清水映里・下地奈緒6-2、4-6、10-8朝倉菜月・松田美咲(亜大)


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コメント

古田伊蕗副将(スポ4=静岡・浜松市立)

――自己最高のベスト8です。率直にいかがですか

率直に言えばうれしいです。自分は第8シードだったんで、シードをしっかり守れたのはまずホッとしているのもあります。でも目標は優勝ですし、最後の4年生として、早稲田も残り3本しかないので、なんとしても3人の誰かが優勝をもぎ取れたらいいなと思います。

――上位シードが次々と敗れる波乱の大会となっていますが

僕はあんまり周りは気にしなくて、目の前の相手に集中してまずは自分が勝つことを意識して、ここまで勝ち上がってきた人はシードじゃなくても強い選手ばかりなので、そこは油断せずに頑張っていきたいと思います。

――相手は髙村佑樹選手(スポ3=千葉・東京学館浦安)でした。対策などはありましたか

髙村は僕とラリーに付き合ってくれるタイプなので、長いラリーになったときに自分が先にミスをしないようにする、大事なところでつなげるだけじゃなくてしっかりと攻める。自分ができることは限られてるので、その中でしっかり攻めの意識を持ってやろうと思ってました。

――試合を振り返って

今日は結構攻撃的に行けたんじゃないかなと思います。それがポイントにつながってくれたのでよかったです。

――次戦の相手は望月勇希選手(中大3年)です。意気込みをお願いします

相手は一回やって負けてる相手で、自分はチャレンジャーとして思い切り臨んで、勝利をもぎ取りたいと思います。

齋藤聖真(スポ4=神奈川・湘南工大付)

――今回初のベスト8進出となりました今の心境をお聞かせください

いっぱい苦労しました。今もつらいですが、全然まだまだ頑張れるかなと言う風に思いますし、ベスト8になるのを初めてですが目標は優勝です。もちろんベスト8という結果はうれしいのですが、目指すべき場所はもっと上にあるので。その気持ちを変えずに明日以降もやっていけたらなと思います。

――シングルスの試合を振り返っていただけますか

初戦から緊張して全然自分のテニスができなくて。きょうも多分そうなのかなという気持ちがありました。普段こんな攻められて振り回されるということがないので。それでもここは意地を出していかなければいけないなと思って、そういう意味でファーストセットはしっかりとやりきれたかなと思います。

――疲労などは感じますか

昨日、一昨日の試合の疲れが出てしまいました。暑さはそんなに感じませんでした。

――今大会波乱が起きていますがそのことにどのように考えていますか

いい意味でも悪い意味でも大学テニス界の上下の差がなくなってきているなと感じますね。去年とかはベスト8をワセダの選手が独占していました。ですが、インカレ、インドアで優勝が取れない年があるなど。それでも男女ともに1シードが負けるというのはまたワセダが変わっていく時期なのかと思います。その中でも自分が残れているというのはちょっと偶然かなと思います。あんまり実力で勝ったとうよりは4年生の意地で勝ち進んだ感じはありました。波乱に関しては選手自体に差はなかったのかなと思います。

――ダブルスの試合を振り返っていただけますか

去年もお互いベスト16で負けて。ここで対戦したというのは何かの因縁なのかなと。絶対負けたくないという話を雅哉(小林、スポ3=千葉・東京学館浦安)としていました。その上でファーストセットは相手のダブルスでの完成度の高さが出た感じでした。それでもどう食らい付くかというのを試合中に話し合いながらできたので。成長できたかなと思いました。勝ちはしましたが、途中からどっちが勝ってもいいと思えるほど楽しみながらプレーできました。でなければあんないいプレーはできなかったと思います。本当に純粋に楽しめました。

――次戦に向けて一言お願いします

勝つしかないですね、今年は去年に比べて残った人が少ないので。せっかく自分が残ったので、ワセダの名を背負って。自分のプレースタイルができなくても勝てたなどで明日も頑張っていきたいと思います。

古賀大貴(スポ3=大分舞鶴)・安上昂志(スポ3=福岡・柳川)

――ファーストセットから振り返っていただけますか

古賀 ファーストはキープキープの展開だったんですけど、僕としてはこっちのペースで試合ができている気がしてタイブレークになっても余裕がありました。結果的に7-6にはなったんですけど、ファーストは僕らの流れだったと思います。

――セカンドセットも同じようにキープし合う展開でした

安上 そうですね。セカンドはお互い最初のゲーム以外キープキープでした。僕らのサーブから始まってチェンジコートする時は常にリードしている展開だったので、そんなにやられている感じはなかったんですけど、なかなかブレークできなくて。最後タイブレークでちょっと先にリードされちゃった分、取り切れなかったのかなと思いました。相手の方が二人で前に来てポイントを決めていたので、あれをどうにかできればよかったかなと思います。

――ファイナルセットはどうでしたか

古賀 セカンドの流れのままいっちゃって、(試合後のコーチからの)アドバイスでも言われたんですけど、もう少し戦い方を変えればよかったです。そこを僕らが力でいこうとしすぎた部分がありました。もう2、3個アイデアを出せればもうちょっと違う展開になっていたかなと思います。

――ファーストセットは余裕があったものの、向こうに流れを渡してしまったという意味で悔いのある場面はありますか

古賀 僕がストロークをしている感じでは相手のボレーが徐々に入り始めて、それが浅いところにきていたので、そこのいやらしさは僕の中ではありました。そのもどかしさがセカンドセットはずっと続いていたので、そこから少しずつ流れが変わり出したのかなと思います。

安上 相手の方が自分たちのかたちでポイントを取っていたので、そこでこっちがなかなかリズムに乗り切れずに、でも相手はリズムに乗ってきていました。どこで(流れが変わった)というのはないんですけど、少しずつ少しずつ相手が気持ちよくプレーをできる試合展開になっていっていたのかなと思います。あとは(ファイナルセットの前に)トイレットブレークを取っておけばよかったかなとも思いますね。

古賀 俺も迷ったんだよね。

安上 前の大会でも迷って取らなくて。それもだし、プレーでもなんですけど、迷ったらやるっていうのは次回の反省にしたいです。

――ベスト16という結果は物足りないと感じていらっしゃると思いますが

古賀 全然物足りないです。悔いしかないです、本当に。

安上 坂井・田中組とやりたかった。不完全燃焼だな・・・。なんでですかね・・・。やっぱりそう甘くはないですね。そう甘くはない。特にダブルスはファイナルセットがスーパータイブレークなので、1セット取れても油断できないし、インカレインドア(全日本学生室内選手権)の時はたまたまファイナルで勝ち続けて、春関(関東学生トーナメント)とインカレはスーパータイブレークで負けて。でも何かしら負けた原因はあると思うので、スーパータイブレークにいかずに勝てるような実力を付けたいなって思います。ボコボコにやられる相手はもういなくなったと思うので、あとは競ったときに、それ以上に競らずにどうやって勝てるかを考えたいと思いました。

――すぐに関東学生選手権(夏関)、秋には団体戦と続きますが、どのような大会にしていきたいですか

安上 夏関はダブルス優勝します。今度こそ本当に優勝したいです。

古賀 今回はここで負けちゃったんですけど、夏関次第ではリーグ、王座に向けたチャンスはまだあると思っているので、あまり時間もないですけど、反省するところは反省して、夏関をいいかたちで終えられるように準備したいです。

佐藤祥次(スポ3=大分舞鶴)

――今日の試合をファーストセットから振り返っていただけますか

自分でやることは決めていたんですけど、その中で向こうの方が我慢強く僕の嫌がることをやってきていました。僕が本当はそれをしなければならなかったんですけど、そこでできなくてファーストセットはずるずるいってしまったと思います。セカンドセットは切り替えて前に出たりもしていたんですけど、向こうの方が一枚も二枚も上手で実力不足でした。

――長いラリーが続く展開でしたが、やっていてどう感じていましたか

嫌な展開ではなかったんですけど、でもその中でいろんなボールを混ぜたり前に出たりということを向こうの方がしていました。緩急を付けながらもうちょっと自分の攻め手となる武器をもっと練習で磨いていかなきゃなと思いました。

――今回はダブルスの予選から長い間試合が続きましたが、コンディションの部分ではいかがでしたか

思ったよりも疲れが溜まることもなく、試合もこれまで短い時間ですることができたので、体のコンディションはよかったです。でも気持ちとテニスの状態がバラバラでそこはもうちょっと反省しなきゃいけない部分かなと思います。

――気持ちとテニスの状態がバラバラというのは

勝ちたいっていう気持ちが強すぎて自分のテニスを見失ったりとか、もっと頭を使って工夫しなければならないところで単調なミスをしてしまったりとかが今日の試合であったので、そこはもうちょっと落ち着いて冷静にプレーをしなきゃいけないと思いました。

――ベスト16という結果については率直にどう思っていますか

去年に比べてすごい成績を残せたのは良かったんですけど、やっぱり同級生には負けたくなかったですし、もうちょっと上までいけたかなと思うので、そこは悔しいです。

――すぐに関東学生選手権(夏関)が始まりますが、そこに向けてはいかがですか

去年の夏関では今までの関東の試合の中ではいい結果が残せたので、それ以上の結果を残せるように、あまり期間はないですけどしっかり練習していきたいと思います。

木元風哉(社2=埼玉・早大本庄)

――ダブルスの試合を終えて率直なお気持ちは

本当に悔しいです。ダブルスは春関以降、関東オープンでひどい試合をしてしまったりとダメな時期が続いてたので、髙村さんともダブルスの練習もたくさんしてきて、インカレでは勝ちに行ってたんですけど、ベスト16という結果に終わってしまったのはすごく残念です。

――相手ペアのよかったところは

ストロークもボレーもうまくて、特に二人ともリーグとか団体戦の経験が豊富で勝負所のポイントに慣れていたので、それもあってファイナルタイブレークとかで僕だけが一人一歩引いてしまってたのかなと思いました。

――今後の課題はそういったメンタル面になるのでしょうか

そうですね、気持ち的な部分が大きいと思います。

――来週の夏関での目標は

田中と出るので、優勝が目標です。

――シングルスはベスト8に入りました。どんな心境ですか

いや、本当に自分でも信じられないです。ジュニア時代からシングルスで全国ベスト8なんて入ったことがなかったですし、まさか大学で全国ベスト8に入れるとは思ってもいなかったです。

――相手は同学年の藤井颯大選手(スポ2=京都・同志社国際)でしたが、試合前に意識していたことは

ジュニア時代全国で3回対戦して2回負けてますし、最後の全日本ジュニアも颯大に負けて引退したので、また全国の舞台で颯大と対戦できるのはすごくうれしかったですし、いい試合ができたらいいなと思ってました。

――勝因はなんだと思いますか

これまでファイナルで負けてしまうことが多かったので、少しでもミスを少なく我慢しようと意識してたので、それが勝利につながったかなと思います。

――次戦は慶大の逸﨑凱人選手(4年)です。意気込みをお願いします

ベスト8の時点で十分びっくりなので、どこまでいきたいとかはもうなくて、次の試合で自分らしく、良いテニスができるように合わせていきたいと思います。

清水映里(スポ2=埼玉・山村学園)・下地奈緒(社2=沖縄尚学)

――何を意識して臨みましたか

清水 ペアを信じることを重視してきょうの試合に臨みました。その結果、タイブレークで相手に大きくリードされてしまいましたが信じきれたおかげで勝てたかなと思います。

下地 相手のペアは同学年、春関でいい成績を残していました。絶対負けたくないと思っていました。また、絶対どんなボールでも諦めないということを二人で試合前から話していました。

――試合を振り返っていただけますか

清水 私のサービスゲームから始まって、しっかりとセットを取ることができ、声を出しながらプレーできたので、出だしはよかったです。

下地 すぐブレークできて、ファーストもセカンドも流れがあったと思います。ファーストは声を出すことで流れを持ってくることができましたが、セカンドはちょっと相手にワンブレされている場面で流れがきそうで来なかったというシーンがありました。序盤で大きくリードされてしまったのはダメだったなと思います。

――タイブレークにもつれ込んだ時何を話しましたか

清水特に話していませんね。

下地特に話していないのが出だし悪かった原因かなって。流れとして出だしうまくいきたいなと思っていましたがうまくいかなかったです。

清水1ポイント目がね。

下地1ポイント目がうまくいかなかったです。1ポイント目をたたきつけてしまって、決まらなくて。

清水それで私も甘くなって、決まらなくなって。そのままいってしまいました。

下地タイブレーク私も1ポイント目のそのポイントがあって0-5ぐらいまでいってしまったのは自分でもわかっていたので、絶対ポイント前で取って挽回してやるという気持ちでプレーしていました。

――女子部で残っているのは二組だけですが、プレッシャーなどはありますか

清水負けてしまったことは変えられないので、すごく悔しかったです。ですが、意地でも勝ち上がるしかないなと思っています。

下地私はダブルスが自分にとって一番力を出せる場所だと思っているので、ワセダを背負ってるというのはプレッシャーというよりも誇りに思って二人で勝ち進めたらいいなと思います。