ラクロス部

2018.08.14

第31回関東学生リーグ戦 8月12日 神奈川・富士通スタジアム川崎

20得点の猛攻! リーグ戦突破に向け好発進を切る

1Q 2Q 3Q 4Q
早大 20
千葉大
▽得点者
後藤6、尾花4、菊地4、奥町、中島、森松、青木俊、中山、OG

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)が始まり、1部リーグのBブロックに入った早大は千葉大との初戦に臨んだ。試合は終始早大ペースで進み、第1クオーター(Q)から得点を重ね、終わってみれば20得点と相手を圧倒。今年のスローガンである『攻』を体現するような勝利でリーグ戦突破へ幸先のよいスタートを切った。

 前半の早大は一度つかんだ流れを離さなかった。第1Q開始直後こそ攻め込まれる展開であったものの、「自分たちのスタイルを崩さずに、どんどん運動量を上げて、いつものやつを出し切っていこう」(MF後藤功輝主将、政経4=東京・早実)とチーム内で確認し合ったことで歯車がかみ合うようになる。そして第1Q14分に試合が動く。後藤が右サイドから豪快なジャンピングシュートを決め、早大が先制したのだ。「1点目はあのような雰囲気の中で決め切って流れを持ってくることができたので良かった」(後藤)と話すように、この得点により早大は完全に流れに乗り、AT尾花一輝(国教4=東京・早実)の2得点とAT奥町遼太郎(商4=東京・攻玉社)の得点による、第1Q残り時間での3得点を積み重ねた。その後も第2Q3分の「成長した点の一つかなと思います」と話したDF中島大介(社3=東京・早実)によるロングを生かした力強いショットや、第2Q10分のMF森松達副将(国教4=東京・麻布)の左サイドを一人で駆け上がってのショットが成功するなど、前半だけで9得点を挙げ、9-0で前半を折り返した。

6得点を挙げてこの日のトップスコアラーとなった後藤

 後半になっても早大の勢いは衰えない。第3Q開始直後から後藤が数人の相手に囲まれながらもそれをものともせずこの試合3点目となる得点を決め、その後も早大は点を奪い続けた。また第4Q途中にはFO嶋田育巳人(スポ4=米国・ウェストブルームフィールド)がファウルを犯し1分間のマンダウンとなったが、点を与えずにしっかりと守り切る。そして後半はさまざまな選手に出場機会があり、得点を挙げたAT中山巧(スポ3=長崎東)のようにそのチャンスを生かした選手も多くおり、選手層の厚さも目立った。結局最終スコア20-6、早大の勝利で試合は終了した。

ゴール後に笑顔を見せる尾花と青木俊

 この試合で早大は攻めの姿勢を貫き、大勝を収めた。しかしそれでも「ショートディフェンスのところで気が抜けていたり、ロングスティックでも張らないといけないところだったり、自分から接点を持つことができなかったので、もう少し攻める意識を持ってやりたい」(中島)と話すように選手たちの口からはさまざまな改善点が出ており、向上心はとどまることを知らない。試合後に選手たちが感じた課題を修正し、かつこの試合のような攻めへの意識があれば、次の法大戦でも強い早大が見られるだろう。

(記事 能瀬颯平、写真 岡田静穂)

コメント

MF後藤功輝主将(政経4=東京・早実)

――関東学生リーグ戦(リーグ戦)が開幕しました

初戦なので、出るメンバーも出ないメンバーも気持ちを入れてやっていこうという話をしていました。結果としては良かったんですけど、試合の入りが良くなかったと思います。

――そのような時間帯にチーム内で何か確認されたことはありましたか

特に何か駄目なところがあったわけではないので、自分たちのスタイルを崩さずに、どんどん運動量を上げて、いつものやつを出し切っていこうというのを話し合いました。

――ご自身は先制点を決められて、チームトップのゴール数でした

パスを出せるところを出さずに自分で行ってしまう場面があって、強いチームだとつぶされてしまって通用しないと思うので、そうした点は反省なんですけど、1点目はあのような雰囲気の中で決め切って流れを持ってくることができたので良かったと思います。

――リーグ戦を迎えるにあたって強化してきたことはありましたか

グラボとオフェンスをミスしたときの切り替えのライドをチーム内で重点的にやってきたので、きょうも千葉大相手にライドで奪って点を取るシーンもあったので、そこが良かったと思います。

――最後に次戦以降に向けて意気込みをお願いします

Bブロックはきょうの千葉大戦のような点差で勝ち続けていかないと、自分たちの目標としているクラブ相手にいい試合ができないと思うので、これからの試合でも勝ち切っていきたいです。

AT尾花一輝(国教4=東京・早実)

――きょうは4得点の活躍でしたが得点全体を振り返って

きょうは似たような点が多く、これは今年の目標である6人で攻めるということをオフェンス全体が意識した結果自分のところにたまたまボールが来たということで、仲間に感謝しつつ6人全員で取れた点だったということがあり、またオフェンス6人で点を取る以外にもチーム全体でフルフィールドに力を入れているため、ディフェンスがボールを奪った後しっかりと点を取れたのも良かったのではないかと思います。

――今お話に出た6人全員での攻撃以外に今日オフェンス陣が全体で心掛けていたことは

今年のチームのスローガンが『攻』となっている中できょうの試合は20点を取って勝とうという話が出ていたため目標としていた20点を取ることができたことはチームとしても大きな収穫だったのかなと思います。

――話は変わってリーグ戦開幕についてなのですが開幕までにどんなことをしてきましたか

先ほど言った6人全員での攻めとフルフィールドの精度を上げることと、一人一人の技量、個人のレベルが今後リーグ戦やファイナル4(関東学生リーグ戦ファイナル4)やファイナル(関東学生リーグ戦ファイナル)、社会人と戦ったときには求められるため、オフェンス陣はそこを高めることを常に話してやってきました。

――このリーグ戦の意気込みをお願いします

個人としてはベスト12を狙いつつ、ただそれにこだわらずチームが勝つことを第一優先としてそこに少しでも貢献できればと思っており、チームとしてはなかなか達成できていない日本一を今年は達成できると思っており、そこを目指して頑張っていきたいと思っています。

――最後に次の法大戦の意気込みをお願いします

今日は4点取れたので、次は4点以上を取れるように頑張りたいと思います。

DF中島大介(社3=東京・早実)

――きょうの試合に向けての目標はありましたか

去年関東ファイナルで悔しい思いをしていて。去年の開幕戦は慶大で今年は個人としても結果を残せたり、成長した点を見せたいなと思っていました。

――第1Qディフェンスの時間が長くなる時間帯もありました

今年のコンセプトである攻めるという意識が薄くて。一人一人の歯車が合っていなくて序盤は攻められる場面がありました。それでも試合が進むにつれてどんどん改善できて、こっちのペースになってきたと思います。

――きょうは得点も決められましたが、いかがでしたか

成長した点の一つかなと思います。1点ではなくこのまま毎試合取れるように頑張っていきたいです。

――第4Qの守備を振り返っていかがですか

最後は攻めるというのを意識してのディフェンスだったり、相手のクリアをライドする時とかも攻める意識を持ってやっていて。それに挑戦して失敗しているシーンがあったので、そこは反省すればいいと思います。

――きょうの試合で出た反省点は何でしょうか

具体的に言うとショートディフェンスのところで気が抜けていたり、ロングスティックでも張らないといけないところだったり、自分から接点を持つことができなかったので、もう少し攻める意識を持ってやりたいです。

――最後に次戦への意気込みをお願いします

きょうの試合は20点取るというのを掲げて達成できたので、次戦もディフェンス時間を短くして、オフェンスにボールを供給できるようにしていきたいです。