ア式蹴球部

2018.07.22

第24回関東女子リーグ戦 7月22日 神奈川大湘南ひらつかキャンパスサッカー場

3発で圧倒、2試合残して優勝を決める!

 関東女子リーグ戦(関東リーグ)もいよいよ大詰め。きょう勝利すれば残り2試合を残して優勝が決まるという大一番の相手は、神奈川大。今まで何度も熱戦を繰り広げてきた相手だ。白熱した展開となることが予想されたが、前半に2得点を決め突き放す。さらに、後半にダメ押しの3点目を追加し、見事優勝を決めた。これで関東リーグ10連覇を達成。また一つ、偉業を成し遂げた。

 負傷で多くの選手を欠く中で迎えた第12節。スターティングメンバ―にはMF八神友梨弥(スポ4=宮城・常盤木学園)とFW山田彩未(スポ4=ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU18)が名を連ねた。全日本大学女子選手権(インカレ)の決勝で対戦した強豪ということもあり、相手は果敢に早大ゴールに攻め込む。14分には、ロングボールから相手が1人抜け出したが、DF小林菜々子(スポ3=ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)がスライディングで冷静に対応した。35分には、山田彩が負傷交代というアクシデントも。しかし、代わって入ったFW河野朱里(スポ4=静岡・藤枝順心)がエースの貫禄を見せる。38分、フリーキックのボールを小林が頭で落とし、最後に押しこみ先制点を決めた。この後は相手に連続でセットプレーのチャンスを与えるなど苦しい時間となったものの、アディショナルタイムに突入した47分。長い距離を懸命に走ったDF中田有紀(スポ3=兵庫・日ノ本学園)が供給したクロスに合わせたのはまたもや河野。途中交代から2点を決める活躍を見せ、2-0で前半を終えた。

安定感抜群の守備で相手に得点を与えなかった小林

  後半開始直後から、ア式蹴球部女子(ア女)は畳み掛けるように相手ゴールに襲い掛かる。八神が鋭いミドルシュートを放ったが、これは惜しくも得点とはならなかった。暑さによる疲れもあって流れが停滞し始めた65分、MF村上真帆(スポ2=東京・十文字)がペナルティエリア外から強烈なシュートを放つ。これが見事に決まり、勝利を決定づける3点目を追加した。「前が空いていたから狙ってみようと思った」とはにかみつつ振り返った村上。スーパーゴールで勝利に大きく貢献した。スコアを3-0としても、DF三浦紗津紀(スポ4=浦和レッズレディースユース)が積極的な攻撃参加でCKを獲得するなど最後まで攻撃の手を緩めなかったア女。3-0で関東リーグ10連覇を決めた。

スーパーゴールを決めた村上

 関東リーグ優勝を勝ち取ったア女。今節も盤石の強さを見せ、ライバルに完勝した。ただ、まだ関東リーグは2試合残っている。「2位と大差をつけられるように、結果にも内容にもこだわる」(村上)。8月に行われる13節は秋に向けても重要な一戦になるだろう。優勝を決めたものの、数々の試合が行われる秋に向けて立ち止まるわけにはいかない。ア女の真の戦いは、ここから始まる。

(記事、写真 下長根沙羅)

スターティングイレブン

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第24回関東女子リーグ戦
早大 2-0
1-0
神奈川大
【得点】
(早大)38’、47’河野朱里、64’村上真帆
(神奈川大)なし
早大メンバー
ポジション 背番号 名前 学部学年 前所属
GK 木付 優衣 スポ4 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
DF 24 佐々木 呼子 スポ2 宮城・常盤木学園
→79分 23 源関 清花 スポ3 ちふれASエルフェン埼玉
DF 32 小林 菜々子 スポ3 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
DF 三浦 紗津紀 スポ4 浦和レッズレディースユース
DF 中田 有紀 スポ3 兵庫・日ノ本学園
MF 安部 由希子 スポ4 宮城・聖和学園
→68分 38 桝田 花蓮 スポ1 ちふれASエルフェン埼玉マリ
DF 渡部 那月 社4 兵庫・日ノ本学園
MF 37 並木 千夏 スポ1 静岡・藤枝順心
MF 村上 真帆 スポ2 東京・十文字
MF 18 八神 友梨弥 スポ4 宮城・常盤木学園
→68分 25 阪本 未周 スポ2 大阪・大商学園
FW 12 山田 彩未 スポ4 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU18
→34分 10 河野 朱里 スポ4 静岡・藤枝順心
◎=キャプテン
監督:川上嘉郎(昭51商卒=神奈川・横浜緑ケ丘)
コメント

MF村上真帆(スポ2=東京・十文字)

――きょうで優勝を決められました。今のお気持ちはいかがですか

早い段階で10連覇を決めたかったので良かったです。

――きょうの戦術はどのようなものでしたか

最初朱里さん(河野)がいなかったんですけど、朱里さんがいないから攻撃できないとか点取れないとかじゃなくて、誰が出ても点を取って自分たちの攻撃ができるようにやりました。

――前半を振り返っていかがですか

前半はバタバタした時間も多かったです。ただパスを繋げばいいのに「点を取ろう」と焦って前に前にボールを出しすぎていました。急いで相手にボールを取られてカウンターっていうのも多かったです。もう少し落ち着いて回すのが必要だったかなと思います。

――後半を振り返っていかがですか

後半は相手の足が止まったのもありました。最初はサイドから崩して攻撃にいけていたし、後半は攻められちゃったんですけど、ディフェンスラインの人たちがなんとか体を張って守ってくれて良い戦いができたと思います。

――3点目のシュートは結構距離がありましたよね

そうですね。空いたから狙ってみようって思って(笑)。入ったので良かったです。練習でもあれと似た形がありました。これからはもっとゴールを意識していきたいと思います。

――前半2点入ったことで気持ちの余裕があったのでしょうか

前半2点入ったことで気持ちに余裕ができました。ただ2点差は一番危ないので、後半は3点目を取れて良かったです。

――関東リーグは残り2試合残っています。どのように戦っていきますか

1位はもう決まっているので、2位と大差をつけられるように、結果にも内容にもこだわってやりたいと思います。

――夏の間には何を強化しますか

守備の面では、中央突破してくる相手に寄せていけないという課題があるので、もっとアグレッシブに守備をしたいです。攻撃は、もう1つ2つ質を高めないと上のレベルでは通用しないと思うので、細かいところまでこだわりたいです。夏でチームが伸びるか伸びないかが決まると思うので、伸びるように頑張りたいです。