競走部

2018.07.21

第58回実業団・学生対抗大会 7月21日 神奈川 ・Shonan BMWスタジアム平塚

仲野が優勝!小山も収穫得る

 日本のトップ選手たちが実業団チームと学生チームに分かれて競うこの大会。早大からは、学生チームの女子主将に選ばれた仲野春花(スポ4=福岡・中村学園女)と、小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)が出場した。仲野は日本選手権連覇の実力を見せ優勝、7月上旬に体調を崩してしまったという小山は5位という結果で終わった。明暗が分かれる結果となったが、二人とも収穫を得ることができたようだ。翌日に控えるトワイライト・ゲームスでも早大選手の活躍を期待したい。

(記事 平松史帆)

★小山、前半の走りに自信をつかむ一戦に

ラストスパートで苦しそうな顔を見せる小山

  女子400メートル障害に出場したのは早大の誇る女子ハードラー・小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)。スタートから飛び出した小山はバックストレートの追い風に乗って加速していく。「1、2、3台目は日本選手権よりも体感的には速かった」(小山)と話すように、実力者の青木沙弥香(東邦銀行)を引き離して200メートルを通過した。しかし後半は前半のスピードに乗った走りを生かすことができずに失速してしまう。体調不良による練習不足もあり、徐々に先頭は遠のいていく。59秒70の5位でフィニッシュした。

 後半の走りが課題として残った小山。記録こそ自己ベスト(57秒80)や日本選手権のタイム(57秒94)には及ばなかったが、「前半にしっかりと走るレースが久々に出来た」と記録以上に収穫のある一戦となった。このレースで自信を深めた小山は、あす行われるトワイライト・ゲームスにも出場予定だ。連戦の中でどのようなパフォーマンスを見せるか注目したい。

(記事 岡部稜、写真 藤岡小雪)

★安定の跳躍で、仲野が優勝を果たす!

バーを越える仲野

  関東学生対校選手権での3連覇、日本選手権での連覇など、今季も好成績を残している仲野春花(スポ4=福岡・中村学園女)。今大会には学生チームの女子主将として、優勝を目標に挑んだ。

 1メートル76までを軽々とクリアしていった仲野は、1メートル79に挑戦。1回目の試技ではバーに体が触れてしまい、一発で跳躍を成功させることはできなかった。しかし続いて挑んだ2本目で安定の跳躍を見せ、見事この高さをクリアする。そしてバーの高さは上がり、シーズンベストと同じ1メートル82に。「(1メートル)80台は最低限跳んでおかなければ」と意気込んでいた仲野であったが、残念ながらこの高さを跳ぶことはできなかった。しかし同じく1メートル82を失敗した福本幸(甲南大職)に試技数で差をつけ、見事優勝を果たした。

 仲野の次戦は、翌日に行われるトワイライト・ゲームス。この大会で仲野は昨年、自己ベストを果たしている。今年も好記録を出すことができるのか、引き続き注視していきたい。

(記事 藤岡小雪、写真 岡部稜)

結果

▽女子400メートル障害

小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)  59秒70(5位)

▽女子走高跳

仲野春花(スポ4=福岡・中村学園女)  1メートル79(1位)

コメント

仲野春花(スポ4=福岡・中村学園女)

――日本選手権で優勝してからこの大会までどのように過ごしてきましたか

休養をメインで過ごしていました。体を休めながら、この大会に向けて練習してコンディションを合わせてきました。

――今大会の具体的な目標は

今回学生チームの女子主将を務めることになったので、最低限優勝して得点を取るということを目標にしていました。あと自己ベストも更新できたらいいなと思っていたんですけど、それはあすに持ち越しということで、切り替えて頑張りたいと思います。

――本日の調子は良かったですか

ここ最近の試合の中ではいい方だったと思います。ただちょっとしっくりきていない部分もあるので、これからさらに練習していかなければと思っています。

――1メートル79で優勝という結果についてはどう考えていますか

(1メートル)80台は最低限跳んでおかなければと考えていたので、記録としてはまだまだかなと思います。

――トワイライト・ゲームスに向けて、目標などありましたら教えてください

きょうの感覚は悪くなかったので、この感覚を持ったまましっかり修正して、きょう以上の記録を狙っていきたいと思います。

小山佳奈(スポ2=神奈川・橘)

――きょうのレースの狙いは

前半をしっかりつめていくレースをして、結構それがはまったんですけど、後半の方で生かされずに終わってしまったので、それが今後の課題だと思います。でも前半しっかり走るというレースが久々に出来たのでそこは収穫があったと思います。

――日本選手権のレースと比べるといかがでしたか

タッチなどのタイムを測っていないのでわからないのですけど、日本選手権のときよりも体感的には1、2、3台目は今回の方が速かったかなというふうに感じて、後ろの青木選手(沙弥香、東邦銀行)に対しても、日本選手権のときよりも自分から離せていたのでその面では自信になったと思います。

――後半に課題があるとのことですが、具体的には

前半をスピードに乗っていったのですが、後半に失速してしまって。これは体力不足だと感じています。ラストの10台目は詰まったのではなくて、(ハードルから)少し遠くて。それは前半で力を使いすぎて後半に余力が無くなってしまったのが現れたのだと思います。

――体力不足というのは、何か原因があったのでしょうか

2週間前の南部(南部忠平記念陸上大会)のときもカゼを引いてしまって練習がうまくできていなくて。その後はしっかり練習したのですが、練習できなかった一週間が大きかったかなと思っています。

――あしたもトワイライト・ゲームスに出場されると思いますが、どのようにつなげていきたいですか

体力という部分に関しては、あしたも同じような感じになると思います。きょう私が負けてしまった選手もあしたは出てくるので、そこでしっかり結果を出せればいいと思っています。