ボクシング部

2018.07.20

第53回関東学生トーナメント 7月14日 東京・後楽園ホール

主将土田が意地を見せ優勝!

 関東大学トーナメント3部(トーナメント)もついに決勝戦。ボクシングの聖地、後楽園ホールで行われた一戦に早大ボクシング部からはライトウェルター級土田大輔主将(教4=富山・呉羽)が出場した。残念ながら2部昇格の可能性はなくなってしまってはいたが、ワセダの看板と部員の期待を背負いリングに上がった。序盤は苦しんだものの徐々にペースをつかみ、 第3ラウンド(R)終盤にRSCで見事勝利を決め、優勝を果たした。

 決していい試合の入り方ではなかった。本人も「体が全く動かなくて、負けると思った」と語ってくれたように、相手にペースを掴まれてしまう。一回戦、二回戦から継続して意識していたパンチをもらわないボクシングスタイルをなかなか実行することができない。相手の素早いジャブを貰う回数も多くなってしまい、足でかわすよりガードで耐える時間が多かった。それでも徐々にカウンターなどで相手の顔面に何発かいいパンチを入れ、立て直した状態で第1Rを終えた。

力強いボクシングで優勝を果たした土田

 迎えた第2ラウンド、試合開始直後に比べ明らかに動きが良くなった土田はうまく足を使い、相手のパンチが空を切る回数も増える。しかし、相手の右が顎に入り1度ダウンしてしまうもあまりダメージを感じさせない。2Rの中盤、相手が少し疲れを見せてきた時間にすかさず攻める。土田の理想とは違うかもしれないが、撃ち合いの時の強さは今回のトーナメントでは突出していた。最終第3R、土田は攻め続ける。疲労と蓄積されたダメージで動きの鈍くなった相手を畳み掛ける。2分過ぎのラッシュで会場のボルテージは最高潮に。最後まで攻撃の手を緩めなかった土田は、2分47秒でRSCでの勝利を決め、見事優勝を果たした。

チーム一丸となって戦った早大ボクシング部

 唯一の4年生、そして主将という立場で挑んだ今大会。勝って当たり前と思われるプレッシャーも感じていた土田だったが、しっかりと優勝を勝ち取ってくれた。パンチを受けても動じずに戦う主将の背中はとても大きく、逞しかった。チームとしての目標であった2部昇格という目標は果たせなかったものの、2年生を中心とした若いチームにとってはまだまだこれからも戦いが残されている。強く頼れる土田主将を中心にさらなるレベルアップを期待させる早大ボクシング部から目が離せない。

(記事 森田和磨、写真 石井尚紀 島形桜)

結果

▽決勝

ライトウェルター級 ○土田大輔 RSC(3R47秒)

コメント

土田大輔(教4=富山・呉羽)

――試合内容を振り返ってみて どう思われますか

気持ちで、勝てたかなと思います。

―今日はどのようなボクシングをしようと思って試合に臨みましたか

一回戦、二回戦と打ち合いの試合ばっかりだったので、もっと動いて相手を疲れさせてキレのある動きをしたいと思って試合に臨みました。

――1ラウンド目、相手ペースで試合が運ばれていましたがそれについてはいかがですか

1ラウンド目に体が全く動かなくて、動きが堅くて、うわ、やばい、これは負けると思ったのでとにかく打ち続けないと、と思って打ち続けて、2ラウンド目気持ちで負けないようにやりました。

――3ラウンド目の攻撃が印象的でしたが、意識された点はありますか

3分打ち続けても疲れないようにしっかり練習はしてきたので自信持って、打ち続けました。

――最後に次の大会に向けての意気込みをお願いします。

毎回頭でイメージしていた試合内容と実際の試合内容が違うのでイメージ通りのボクシングをして頑張りたいと思います。